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頗る美味なる「冷やし中華」です
本日、昨日に續き、廣島・幟町にある「俺の豚骨 橋本」さんにて、御晝を頂きました。當店に就いて、詳しくは前囘のレヴューに於て言及しましたので、宜しければそちらも御覽下さい。
昨日、頂いた魚介豚骨ラーメンはとても美味しく思ひました。加へて、「魚介豚骨」と云ふラーメンのスタイルと言葉自體とから、東京の事を懷かしくも思ひました。さう云ふ理由がありまして、(私には珍しく)二日連續で、當店へ伺つた次第です。
正午過ぎに御店に到著しました。先客は然程、見當たりませんでしたが、私が食事を始める頃には、滿席となり、その旨、店員さんがお客さんに説明されてゐました。人氣の程が窺へます。
本日は、冷やし中華(870圓、200グラム)の食券を購入し、ホールのお姉さんに食券を渡し、案内されたテーブルに著席します。因みに、冷やし中華は、大盛・特盛は不可との事です。
數分程で、冷やし中華が屆きました。何時ものとほり、詳しくは畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。上述しましたやうに、當店に就いては、二囘目のレヴューですので、詳述はしませんが、初めて頼む冷やし中華に關しては、結論を簡單に申し上げますと、大變、美味しく頂けました。
「冷やし中華」と云ひますと、平皿に冷水で〆られた中華麺が、まづは盛つてあり、その上にチャーシューもしくはハム、錦糸卵、各種の野菜、紅生姜邊が、具としてトッピングされてをり、甘酸つぱい風味のタレが、適量掛けてある、と云つた、昔ながらの在り方を聯想する方々が多いものと思はれます。
が、畫像を御覽になればお分りのやうに、當店の冷やし中華は、さう云ふ「オールドスタイル」とは見た目を異にしてゐます。當店の油そばは未食ではありますが、一言で云ふならば、油そばの「冷やし」版が、當店の冷やし中華と云へませう。東京・高田馬場にある二郎系の御店「ピコピコポン」さんの冷やし中華も、ほゞ同じやうなスタイルであると思はれます。
「俺の豚骨 橋本」さんの冷やし中華ですが、丼の表には、中心に温泉卵、そのまはりに、サイコロ状のチャーシュー、天かす、青ネギ、メンマ、刻み海苔がトッピングされてゐます。その下に、冷たい麺が盛られてをり、タレは、矢張り、いはゆる「汁なし」ですとか「油そば」に於けるそれの「冷やし」版と云へませう。「よく混ぜて、お召し上がり下さい」と店員さんからは云はれます。
麺にせよ、具にせよ、共通するものは、昨日、頂きました魚介豚骨ラーメンと同じものが使はれてゐると思はれます。
麺は、中細から中太麺の中間ぐらゐで、加水率はやゝ低めか中庸ぐらゐに私には思はれます(※食べログにてフォローさせて頂いてゐる方には、多加水寄りと書かれてゐる方もいらつしやいます)。噛むと心地好い齒應へを感じ、パスタで云ふアルデンテのやうな状態です。麺のサイズや(私が推測する)加水の傾向からしても、タレとの絡みは良好です。
そのタレは、濃厚且つそれでゐてしつこくはない甘辛の味はひで、ピリ辛な感じもします。いはゆる昔ながらの「冷やし中華」に特有の酸味は感じません。
具に就いては、サイコロ状のチャーシューは、個々の厚みある脂を、數個、纏めて食すと、その甘味を堪能出來ます。加へて、豚肉本來の旨味や、それを損はない程度の下味としての醤油系の味附も、同時に樂しめます。天かすは、お好み燒き文化である廣島らしさが出てゐると云へませうか。こちらもサクサクとした食感と控へめな甘味とが、好印象です。メンマも、昨日と同樣、美味しく感じました。温泉卵は、廣島式の汁なし担々麺のトッピングとしても有名ですが、冷やし中華にまろやかな印象を與へて呉れます。
麺、具、タレの一體感も良く、美味な一杯だと思ひました。御馳走樣でした。
廣島では貴重な濃厚「魚介豚骨ラーメン」です
本日、廣島・幟町にあります「俺の豚骨 橋本」さんにて、御晝を頂きました。今年、開店された御店で、廣瀬町にある「夢を語れ 廣島」さんの系列店との事です。
十一時半まへに御店に到著しますと、既に席の六割くらゐの客入りです。まづは券賣機にて、食券を購入しますが、その際も、少しだけ竝ぶ事を餘儀なくされました。
一般的に、券賣機の左一番上が、その御店のお奬めメニューであると云はれてゐます。當店に就いては、つけ麺(850圓、200グラム)ですので、それが一押しと云ふ事だと思はれます。が、私は、事前に御店のレヴューを讀み、今囘は魚介豚骨ラーメン(750圓、150グラム)にしようと豫め決めてゐました。
つい最近迄、東京のラーメン界にて、一世を風靡したのが、魚介豚骨ラーメンであります。譬へば、東京・高田馬場の渡なべさんが、著名な御店の一つとして知られてゐます。私も昨年か一昨年、同店のラーメンを食しましたが、慥かに美味しいとは思ひますし、クオリティの高い一杯だとも思ひましたが、長らく、そのやうなスタイルのラーメンを、樣々な御店で食べて來た爲、若干、厭きのやうな感じを覺えたのも、また事實であります。
最近は、そのやうな傾向を踏まへての事か、東京では、いはゆる”淡麗”系(白湯系ではなく清湯系)の醤油や鹽と云つたラーメンが好まれるやうでありますし、實際、そのやうなラーメンを扱ふ御店が増えたやうに思へます。
然し乍ら、(私を含める一部の)人の心とは、頗る我が儘なものでして、さう云ふ傾向であればこそ、卻つて、濃厚な魚介豚骨を、時に求めると云ふ天邪鬼も、世の中に一定數、存在する訣です。
廣島に於ては、東京で流行してゐる、今日向けにアップデートされた清湯の一杯を提供する御店はないものと私は認識してゐますが、昔ながらの「小鳥系」と云はれる廣島の豚骨醤油とは、思ひの外、あつさりとした風味のスープでして、東京でラーメンを食べ歩いた經驗を有する者からすれば、時に物足りなさを感じて了ひ勝ちです。
其處で、本日、パンチあるラーメンを求めて「俺の豚骨 橋本」さんに初めてお邪魔した次第です。上述しましたやうに魚介豚骨ラーメン(750圓、150グラム)、そして、チャーシュー(2枚、220圓)の食券を購入し、ホールのお姉さんに渡します。
案内されたテーブル席に坐り、待つ事、八分でラーメンが屆きました。何時もの如く、詳しくは畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。
まづはスープのみ口に含んで見ますと、最初の一口に於ては、豚骨に由來すると思はれる、動物系の匂ひを、若干、感ずるものゝ、直ぐに氣にならなくなる程度です。魚介と豚骨とのWスープとの事ですが、魚介に就いては、何が用ゐられてゐるのか、たゞ食すだけでは、殘念ながら私には判斷出來ません。が、スープの味はひを下支へする役割の出汁自體が、非常に濃厚な旨味を伴つてをり、之は廣島に於ては珍しい傾向です。
その出汁に加へて、醤油ダレなどが用ゐられてをり、殊に若い男性が好むやうな力強い味はひのスープです。人によつては、少し許り、鹽味が強いと感ずるかも知れません。が、左記した出汁の旨味は、甘味をも含んでをり、決して單純な味はひのスープではありません。タレの主張は感ずるものゝ、スープ全體としてはまろやかな印象も感じ、舌触りとしては、天下一品の「こつてり」に近いやうな、粘り氣の強さをも確認出來ます。
後、註文の際には何も聞かれませんでしたが、スープには、因よりニンニクが用ゐられてゐるやうに思へます。それゆゑ、食事の後に、誰かと會ふ豫定がある場合は、要注意です。
麺は、中細麺から中太麺の中間と云ふのが、實際に近い表現でせうか。加水率は低めです。さうであれば、スープとの絡みが良好である事、小麦の風味を感じ易い事が、麺の特徴としては舉げられませう。たゞ、上述した濃厚な風味のスープであれば、麺自體の小麦のかをりは、スープのそれに打消されて了ふ嫌ひがありますし、加水率は高くして、麺にモチモチとした食感を附與したはうが、スープと麺と、雙方の特徴がより生きるやうな氣も致します。
具は、チャーシューが六枚(七枚?)ぐらゐ、メンマ、青ネギに「大判」な海苔が一枚です。チャーシューは、やゝ薄めにスライスされてゐます。豚肉自體の旨味を殘しつゝも、下味としての醤油系の風味が見事に合はさつてをり、脂身からは甘さも感ぜられて、とても美味しく頂けました。之は、トッピングで枚數を追加して、正解でした。メンマも、コリコリとして食感が樂しいですし、スープや麺に對して主張し過ぎない程度に、アッサリと味附けされてをり、好印象です。メンマ好きな方は、追加(110圓)して見るのもいゝかも知れません。
個人的には、麺に就いて、少しだけ思ふ處がありましたが、全體としては、美味しく頂く事が出來て滿足です。廣島にて、このやうな濃厚な味はひの「魚介豚骨」を食せるのは、貴重だと思ひます。
女性の店員さんの接客が素晴らしかつた事を、云ひ添へて置きます。御馳走樣でした。
※六月四日、「總合」と「味」の評價を、3.8から4.2へとアップしました。
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早稻田の文士
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店名 |
移転
俺の豚骨 橋本
|
---|---|
ジャンル | つけ麺、ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
銀山町駅から122m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
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貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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公式アカウント | |
オープン日 |
2021年3月28日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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本日(令和3年11月21日、日曜日)、廣島市中區幟町にあります「俺の豚骨 橋本」さんにて、御晝を頂きました。
何時もの如く、樂屋話と云ひますか、まへ書きが長いです――。
「食べログ」にてレヴューを書くのは、3囘目であり、前囘記したのは今年の6月のやうです。詳しくは覺えてゐませんが、そのあひだ、御店は休業期間を經て、何やらメニューも變更されてゐるやうです。
久し振りに同店をたづねた訣ですが、月日が空いて了つたのには、私なりの理由があります。と云ふのも、もう何ヶ月もまへだと思ひますが、とある臨時メニューとしての定食が、私の好みに合はず、と云ふ事がありまして、以降、足が遠のいて了つたのです。
以前は、東京スタイルの「魚介豚骨ラーメン」を提供されてをられて、東京のラーメンを好む私としては氣に入つてゐたのですが、メニューの更新に伴ひ、左記しましたラーメンは廢止されて了つたやうです。
その理由を御店の方に聽いた訣ではなく、飽く迄も私の憶測ですが、廣島には魚介系のラーメンを苦手とする人々が、一定數ゐるやうな印象を受けます。「らぁ麺 むろか」さんの「中華そば」に就いて、私は非常に癖のないスープと感じてゐますが、Facebookの廣島ラーメンに關するグループの投稿を讀むと、それにもかゝはらず、同店に就いて、魚介が苦手、と書いてゐる人がゐる事には驚きます。魚介と云つても、節系の風味だと思ひますが、さう云ふ人は、蕎麥のつゆも苦手なのでせうか。
然し、良くも惡くも食に關しては保守的であるのが、田舎である廣島市の特徴であり、私のやうに何でも好む人間は、それこそ「異端」なのかも知れず、「多勢に無勢」と云ふ事でせうか。「田舎」抔と云ひますと、「地方を馬鹿にするな」と御立腹される方もいらつしやいませうが、私は東京にも田舎者はゐると思ひます。それは地方出身者ではなく、東京しか知らないローカルな東京人と云ふ意味です。
夏目漱石の「坊つちやん」なんて云ふのは、今で云ふローカルな東京人が、地方に行く羽目になつた、と云ふ御話と云へない事はありますまい。が、これ以上、話すと切りがない爲、この邊で止して置きます……。
――まへ書きはこのぐらゐにして置きまして……、
その「魚介豚骨ラーメン」のかはりにレギュラーメニューとして提供されてゐるラーメンが、「豚骨ラーメン白」(替玉1玉附、750圓)と「豚骨ラーメン黒」(替玉1玉附、780圓)のやうです。
12時10分過ぎに御店に到著すると、先客は、3組5名ぐらゐで、後の客は多數です。まづは券賣機でチケットを買ひますが、その際、「白」と「黒」の違ひに就いて、店員さんにたづねます。
どうやら、基本の豚骨ラーメンが「白」であり、それに焦がしにんにくを用ゐたマー油を加へたのが「黒」との事です。「白」よりも「黒」のはうが30圓高いのは、その爲なのですね。また、「白」には「Aセット」、「Bセット」と云ふ御晝限定のメニューもあるやうです。
濃いめのラーメンが食べたい氣分ですので、「黒」を擇びます。食券を店員さんに渡して、案内されたテーブル席に著席します。初めて擇ぶラーメンですので、トッピングはなし、サイドメニューも控へて置きます。
註文して10分ぐらゐでラーメンが屆きます。上述しましたメニューに就いて、詳しくは何時ものとほり、畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。
【スープ】
基本であるスープは、非常にクリーミーな色合ひの見た目ですが、丼の表面に於て、半分近くの面積を、マー油による黒が占めてゐます。スープのみ飮んで見ますと、基本の「白」としてのスープは、見た目に違はず、とてもクリーミーでまろやかで、適度に甘みをも伴つてゐる味はひです。其處に、自家製と思はれるマー油が加はる事により、マー油特有の香味油としてのコク、ニンニクの風味、ニンニクを敢へて焦がした事による苦味とが、適度に加はります。
その「黒」としてのマー油に由來する、上述しました風味によつて、卻つて、「白」としてのスープのまろやかさと甘みとが引立つやうに感じます。スープの土臺としてのだしの旨みも強い存在感を示してゐて、この旨みを、何らうま味調味料の類ひを用ゐずに實現されてゐるのであれば凄いなと思つたのが、正直な私の印象です。
決して鹽つぱい訣ではなく、まろやかな味はひでありながら、且つ、濃厚な旨みをも伴つてをり、私好みのスープであり、後述します麺との相性も良好です。
話が前後しますが、最後にスープを飮み干した際、幾つかニンニクのかけらを確認出來ました。
【麺】
麺は、恐らくは低加水率寄りの細麺です。初囘ですので、麺の硬さは「普通」にしました。マー油を用ゐたスープに、麺が絡んでゐる爲、小麦のかをりは確認し難いのですが、「普通」の茹で加減でも、過度に柔らかい事はなく、靱やかな舌觸りが特徴です。替玉が1玉サーヴィスされる豚骨ラーメンだけに、1玉の量は、若干少なめではありますが、少食な女性であれば、その1玉でもいゝと感ずるかも知れません。私のやうなヲッサンにして見れば、1玉サーヴィスなのは嬉しい限りです。替玉の際は、二番目に硬い「ハリガネ」で註文して見ました。私としては、「普通」よりはやゝ硬いと云ふ感じです。これならば、一番硬いと云ふ「粉おとし」に挑戰するのもアリかも知れません。
【トッピング】
トッピングは、薄めにスライスされた大きめのレアチャーシューが一枚、青ネギが適量、比較的大きめの海苔が一枚です。そのうち、レアチャーシューは、同店に於ける自慢のトッピングでもあるらしく、「レアチャーシュー丼」と云ふメニューもあるやうです。そのレアチャーシューですが、私は後半迄、食べずにゐた爲、スープの熱で、幾らかチャーシューが加熱されて了ひました。好みにもよりますが、折角のレアチャーシューですので、之は早めに食べて置くべきだつたと少し後悔しました。それでもとても美味しく頂けました。肉の旨みや脂のコク、甘みを活かす仕上がりではありますが、下味も適度に附いてゐると云ふ印象です。
總じて美味しく頂けましたし、之だけの味のラーメンが780圓で、替玉が1玉サーヴィスなのですから、可也御徳と思ひます。
とまれ、御馳走樣でした。