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店舗基本情報
| 店名 |
お好み焼いきな亭
|
|---|---|
| ジャンル | お好み焼き |
|
予約・ お問い合わせ |
082-815-0122 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
広島交通、広島バス 可部中央停留所 徒歩1分 可部駅から423m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 駐車場 |
有 4台 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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可部線可部駅から徒歩8分、「いきな亭」というお好み焼き屋さんへ行った。「いきな」は「活菜」という造語（？）をひらがな表記にしたものらしい。
調理鉄板前のカウンター席のうち、鉄板から直に食べられそうな席は1席しかないが、そこに着席することができた。
「肉玉そば」（700円）に「いか天」（120円）を入れていただくことにした。
店員さんは3名。キリリとした口数少ない中年男性が主たる焼き手さんで、鉄板前から基本的に動かない。そのお母様かと思われる女性と若い女性とが、調理の一部、接客などを分担。
生地をやや小径の円形に薄く展ばし、2種類の粉を振る。魚粉と、もう一つはよくわからなかったが、昆布粉だったのだろうか。
生地の上にキャベツを大量に盛り、塩胡椒、天かす、ネギ、もやし、豚肉、と重ねていく。
ラードを垂らし、つなぎの生地は垂らさない。
全体をひっくり返して生地が最上面にきたら、その生地を剥ぎ取り、鉄板の脇に置く。飛び散ったキャベツを寄せ集めて本体に戻すときに肉などのキャベツ以外のパートを埋めるようにする。そしてステンレスのドーム状の蓋を被せて蒸し焼き。ときどき蓋をあけて注油注水したりシャッフルしたりするが、炒めるのではなく、あくまでも蒸し焼き。
イカ天は、鉄板上で熱してからキャベツに埋める。
そばは、升萬の細生中華麺。四角い大きなテボで1分ほど茹でて湯切りし水に晒してから鉄板へ。
野菜のパートをそばに載せ、脇に除けていた薄焼き生地を最上部に再び載せる。
卵を鉄板に割り落とす。見るからにおいしそうな質の良さそうな卵。これを潰し、生地に較べるとかなり大径の円形に展ばす。
卵に本体を被せて合体。ひっくり返して最上面に来たこんがりした綺麗な卵の面に、オタフクソース、青海苔、黒胡麻で仕上げ。所要時間は11～12分ほどだっただろうか。
ヘラで一口大に切り取りながらいただいた。ヘラもお好み焼きも切りやすいほうだったと思う。食べる位置の鉄板の温度はやや低めか。最初のホロホロ感から、次第にしっとりした滑らかな口触りへ、という変化が面白かった。卵の旨みと、こだわりの蒸し焼きで最大に引き出されたこの季節のキャベツの甘みと、ソースや調味料やいか天の甘みとの相乗効果に、陶酔するような心地だった。バランスが悪ければ厭な甘さとして感じられることだってありえるところだろうから、これには絶妙という言葉がぴったりきた。