親元は同じ福岡中洲の「一竜」だし店名も「一竜」の「横川店」だけど、この店・・実は本通りと坂町の「一竜」とは全く別系列FCの全く資本関係の異なる別の「一竜」チェーンの店だった!!! : 一番一竜 横川店

この口コミは、ジャン ギャバンさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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~¥9991人
  • 料理・味-
  • サービス-
  • 雰囲気-
  • CP2.4
  • 酒・ドリンク-
2014/01訪問1回目

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親元は同じ福岡中洲の「一竜」だし店名も「一竜」の「横川店」だけど、この店・・実は本通りと坂町の「一竜」とは全く別系列FCの全く資本関係の異なる別の「一竜」チェーンの店だった!!!

この店・・・

「一竜」という屋号である。

ご存知の方も多いと思うがこの「一竜」とは実は福岡は博多の中洲屋台街に出ていた同名のラーメンが
有名だった人気屋台が本元。


屋台の出る(出ていた)場所は春吉橋のたもとの角っこの・・・いわば中洲屋台街の入り口ともいうべき場所。


ラーメンがとりわけ有名だったが実は、かしわでとった出汁(と聞いたようなおぼろげな記憶・・・)で炊いた、
おでんとかがもう一つの看板メニューだったように記憶している。


そして福岡の屋台に「おでん」「ラーメン」と並んでつきものの、焼き物も当然あった。

だがとにかく自分的に「一竜」と言えば一番に思い浮かぶのは、やはりラーメンであった。

このラーメン、大盛りはあったが替え玉は無かったのも印象的だった。
そして6~7年前に自分が行った時点で既に一杯が700円だったのも印象的だった。


当時、屋台のラーメンなんて一杯500円が平均だった。

だから福岡の地元の人(この場合の地元民は、自分の身内限定)は500円でも充分高いから高い値段
出してまで屋台でラーメンなんて食わないよ・・・なんて言っていたものだ。


それだけに一杯700円なんて値段のラーメンは当時の福岡市内では珍しかった。
あと、何と言っても人の多さ・・・


まあ、ほとんどは観光客の方ばかりだったように思うが・・・
それでもあの人の数は印象的だった。


まあ、兎に角そんな名物屋台であった。


で・・・

広島市及び周辺にはこの屋台の屋号とラーメンのレシピを使う事を許された(要は契約した)会社が運営
する店舗が数件、もうかなり以前から存在している。


かつては3店舗あったが一昨年に1店舗減らして今は2軒となっている。

そんなおりの、つい最近・・・


「一竜 横川店オープン」という話が聞こえてきた。
聞けば昨年2013年の10月だという。


おや?また3店舗に戻したのか?


そう思っていた。
ところが・・・


この横川の「一竜」は確かに、あの中洲の「一竜」の「支店(ある意味で)」に間違いはないが・・・


広島に既にあるあの「一竜」とは経営母体や組織自体が全く異なる事にひょんな事から気が付いた。


既にあった2軒は広島市を中心に飲食店や観光ホテルを運営する企業グループが運営母体である。


だが、この横川の「一竜」を運営するのは、どうやら福岡市に本拠を持つレジャー産業の会社のようで
この会社は福岡県内をはじめとして近畿や各県に「一竜」ブランドのFC店を展開しているようだった。


ちなみに前者は「博多屋台 一竜」が正式名称。


対して後者は「元祖 中洲屋台ラーメン 一竜」が正式名称。


調べてみると本家本元の中洲の屋台の「一竜」なき後(屋台は廃業したらしい)の現在の本家筋は後者
の様だ。


つまり両者の店は言わば母親を同じくする「異父兄弟」の関係にあるという事のようだ。


だが単に「一竜 ○○店」と聞けば大多数の人は、これは同じチェーン店だろうと誰でも思うだろう。

まあ双方共に色々と企業の事情はあるのだろうが少々、紛らわしい話ではある・・・


・・・・・・というか・・・


ビックリだ!!!!!


同じ店(屋台)からの暖簾分けFCチェーンが、ほぼ同じ名前の看板で同じ広島に2種類というか2系列
あるのだから!!!!!!


名称で異なるのは「一竜」の前につく「博多屋台」と「元祖中洲屋台ラーメン」の部分の違いだけとわ!?


なんとまあ・・・


これって大丈夫なんかいな?・・・・・


なんかこれって・・・


福岡の通称「ガンソ」の、あの例の「屋」とか「家」とかの3店の件みたいな・・・?
・・つか、ちょっとそれとは違うかいな?・・・


・・・って・・・・・まあ、どうでもええか・・・


・・・・・と言いながら・・・

その部分に気が付いたせいで気になって矢も楯もたまらず早速行ってきた!(笑)


場所は横川駅構内?にある小さなアーケードの商店街の中。

2メートルあるかないかの通路の向かいには広島風中華そばの店の支店と、その隣に立ち食いうどんの店。
しかも立ち食いうどんの店も広島風中華そばを2枚看板の一つにしているから・・・


思えば、まあ大変なラーメン激戦区?ではある(笑)

訪問したのは広島エリアで飲食店が開店する平均的時間の午前11時。
だが・・・


確かにこの店も午前11時から開店になってはいるが、まだ「準備中」のまま。
10分前後近くで暇つぶしして店が開店するのを待っていたが、一向に開店となる気配も無く仕方なく近隣を
散策。


この横川という街は実は自分にとっては非常に好きな街。
久々の横川散策は心地よく全く苦にはならなかったが店が何時に開店するのかは非常に気になっていた。

再度、店の前にたどり着いたのはもう12時前。


開店している。
どうやら名目上は「昼営業11:00~14:30」だが実際は「11:30~」の様である。


何はさておき入店。


店内の雰囲気やその他諸々の部分は先発の広島本拠のFC店「博多屋台」とは全く異なる。

メニューも料理内容も価格設定も全く違う。
こちらの「元祖中洲屋台ラーメン」の方はどちらかというと、かつての中洲のあの屋台に極めて近い感じだ。


つまり広島のFCの「博多屋台」チェーンと、この「元祖中洲屋台」では方向性が少々違うのだ。

見ると壁に「ビール250円」なる張り紙がしてある。

また違う方向に目を移せば「ラー麦」のポスター。


これは先発のFC「博多屋台」の方には無い。

この「博多屋台」の方には無い、いかにも福岡っぽい雰囲気の演出は非常に面白いと感じた。

店内も新しい店なのに何故か少々野暮ったい、というか?雑多っぽい?というか何だか少々うらぶれた?
雰囲気を醸し出していてなんとなく屋台風味である。


ちなみに広島で先発の方のあの「一竜」チェーンにある無料トッピングは・・・

この店には設定なし。


ちなみにラーメン(ノーマルのとんこつラーメン)は580円。

これは同じ一竜を名乗る「博多屋台」チェーンより70円安い。


替え玉は確か・・・100円(だっただろうか?)

これも「博多屋台」のそれより安い。


で・・・

注文は「ラーメン バリカタで」

余談だが広島の大多数の人は、これほど「博多ラーメン」に慣れ親しんだにも関わらず・・・いまだに店側
から「麺の硬さは?」と聞かれるまで麺の硬さ指定を自分から言わない。しかも聞かれても「ああ・・え~っ
と・・・じゃあ硬めで・・」とか答える人が多いから、この点は「なんでだろう?」と思う事が多い・・・


余談はともかく・・・

しばらくのちにラーメン登場。


黒いドンブリに「一竜」の文字。
これは確か福岡の西中洲の店(現在の本店格の固定店舗の方。かつての屋台のとは異なる)のと同じだった
記憶が・・・


この黒に金文字のドンブリは広島に以前からある先発の「一竜」チェーンで使われている物とは完全に異なる。


そして肝心要のラーメンの「本体」(?・・・←っていう表現はどうかと思うが)


スープの色合い、濁り具合、脂の感じに全体の盛り付け方・・・


ビジュアルは広島風味にアレンジされてしまった「博多屋台」の方と違って往年の中洲の屋台のそれとよく
似ている様な気がする(とはいえ何せ中洲の屋台へ行った最後が5~6年くらい前なので怪しいもんだが・・・)


つまり見た目からして以前から広島にある「(あの)一竜」とは全く違うラーメン。


このラーメンのビジュアルからして、この「横川店」が、あの広島の観光グループが運営する方の「一竜」の
横川店ではないという事が一目瞭然であった。


ますます店名の紛らわしさが気になりつつも箸を進めた。


だが食しながらよく見てみるうちに、何か違う様な気がしてきた。
それは味もしかりで・・・


「う~ん?・・・こんな見た目のこんな味のスープだったかなあ?・・・」


食べ進むうちに何かしら?どこかしら?広島風身に感じ始めてきた。
なんか徐々に広島風とんこつ醤油っぽく感じ始めてきたのだ。


これは・・・やはり「博多屋台」FCチェーンと同様に幾分か広島風アレンジが加えられているのかもしれない。


帰宅して調べてみたところ他県の「元祖中洲屋台ラーメン」チェーンの店も各店で味が異なる事が判った。
他県のみならず本拠の福岡市内の店でさえ各店で味が異なるらしい。


今、あの往年の屋台の味に一番近いのは福岡の西中洲の店だけらしい。

まあ、これは仕方ないのかもしれない。
今の「一竜」の総本山的存在は西中洲の店なのだから当然と言えば当然である。


ただ・・・

広島の2つの「一竜」


双方ともに「福岡は中洲の行列が出来る人気名物屋台のラーメン」と謳うのであればもう少し元祖の「あの
屋台」のあの味、あの見た目に近づけるべきではないか?と正直思う。


今の現状は正直な感想としては、双方とも、あの「一竜」の看板を掲げながらも中身はあの「一竜」のラーメ
ンとは少々異なるラーメン・・・つまり「別物」という感じ。


やはり「別物」ではあまりよろしくないと思う。


訪れる客は看板を見て「中洲の行列のできる人気屋台 一竜のラーメン」を期待して行くのだから。


まあ、値段については、かつての屋台の一竜の700円よりははるかに安いのでこの点だけについては「別物」
大いに結構とは思うが・・・

「値段については」の部分限定だけど(笑)


結論・・・


ちょっと辛い感想になったが別系列FCの「博多屋台」よりは若干・・・ほんの若干だけなれど・・・本家本元に
近いのではないか?と。


別系列の先発の広島のFCの「博多屋台」の方は・・・今の物は本来の「一竜」のラーメンからは、もう少々か
け離れすぎなので・・・(そうせざるを得ない事情があったのを実は以前関係者から聞いて知っているけれど・・・)


ただし、やはり「本場」の物とはちょっと・・・いや?かなり?違うのは正直否めない。

福岡のとんこつラーメンを他県でそっくりそのまま再現する事って極めて難しいものなんだなとつくづく。


何にしても今回はラーメンについてのみの感想。


それと・・・


この店は昼よりも夜に訪れた方が絶対いい。


何せリーズナブルな値段のビールであれこれ食って〆にラーメン・・・ってのが真骨頂な店らしいので。

ラーメンもいいが、あの「もつ鍋」って張り紙も気になったなあ・・・と。


まあ、こんな感想。


しかしそれにしても・・・

ああ・・・あのビール凄く飲みたかったなあ・・・車で行ってなけりゃ絶対飲んでたんだがなあ・・・(笑)
夕方からバスと電車で出直してもう一回行ってみようかなあ・・・


酒飲みはこれだから困る(笑)


なんかグダグダになっておちゃらけ気味になってしまったが最後に大真面目に・・・

これだけは絶対忘れてはいけない事。

どんだけビールが美味そうでも・・・
例え夜であっても・・・


飲酒運転は絶対止めましょう!自転車であっても飲んだら乗ってはいけません!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2014/4/3補足


同店を運営するのは他の同名2店を運営する広島に拠点を置く某「T・K」グループ・・・

というか・・・この際、恐らく何も差し支えないと思うので企業名を明示するが・・・

「東洋観光グループ」さんではなく


やはり福岡の(株)光興産さんで間違いがない様だ。
参考の為、以下に同社のHPのアドレスを掲載する。


(株)光興産「元祖中洲屋台ラーメン 一竜」HP
http://www.hikari21.jp/franchise.html

事業内容(加盟店一覧) 
http://www.hikari21.jp/business.html


以上である。

こちらの方の「一竜」チェーンさん・・・
北は北陸・金沢、南は沖縄に至る広範囲に「一竜」の店舗を運営しているという。


なんとまあ・・・
あの中洲のちっぽけな屋台の暖簾が今や全国展開とは。


もう一つ参考までに同名(ほぼ)の「もう一つの」の「一竜」さんの方はこちら

http://www.food-toyokanko.jp/ichiryu/ (東洋観光グループ)


さて皆さんは、果たしてどちらの「一竜」さんの味がお好きだろうか?

ちなみに自分は・・・

どっちかというと・・う~ん・・・


こっちのお店の方かな?
直系?というか今現在の本家筋?という「気持ち的」というか「気分的」な部分も加点するとだが。

何せ今やあの本家本元の屋台が存在しなくなった?だけに今となっては本店格?の福岡の
「一竜 川端本店 」の系列・直系であるだけに。

飲食というのは味もさりながら「気持ち」というのも大きな要素の一つではあるので(東洋観光さん
ゴメンナサイ・・・)

・・・とはいうものの川端「本店」のも実は・・・かつてのあの屋台のとは、かなり感じが違うのだ
けど・・・

正直なところ初めて川端本店なる、あの「一竜」の看板を揚げた固定店舗を偶然発見し訪れた時・・
そして、そこのラーメンを口にした時「う~む・・こんなんじゃなかったよなあ屋台の一竜のは・・
・」と一発で思ったので。

結局あのかつての中洲の屋台の中でひときわ目立つ存在だった「一竜」さんそのものは、もはや「か
つてあった」存在・味となってしまったという事だろう。店および、その店の味という物は人が作る
物。

作り手たる「人」は必ず歳をとる。
歳をとれば後継者でもいない限りいつかは店をたたまざるを得ない時が来る。ゆえにこれも全て自然
の摂理というか仕方のない事かもしれない・・・

残念だけど暖簾は残れども、もうあの中洲の屋台の一竜さんの味そのものズバリはこの世に存在しな
いという事だろう。


それを考えると時の流れというのは何とも実に寂しいものではある。

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店舗基本情報

店名
一番一竜 横川店
ジャンル ラーメン、居酒屋、餃子
予約・
お問い合わせ

不明の為情報お待ちしております

予約可否
住所

広島県広島市西区横川町3-3-11 1F

交通手段

横川駅から52m

営業時間
    • 11:00 - 01:00

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
~¥999 ~¥999

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席・設備

禁煙・喫煙

全席喫煙可

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空間・設備

カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ホームページ

http://www.hikari21.jp/franchise.html

初投稿者

Difficult to cureDifficult to cure(107)

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