こ、これは水牛の耳なのかぁ～:(；ﾞﾟ'ωﾟ'): : 初ちゃん

　新年「明けまして」の広島飲みの一軒目は初ちゃんに決定した(*￣∀￣)
開店５分前に到着するも既に暖簾が出てるので入店ＯＫみたいね♪

　まずは生ビール＆自家製のらっきょう。　初ちゃんのらっきょうは美味しいからね。
毎年４０樽くらい漬けるらしい。

　開店直後だけにおでんの色付きがまだ甘いですな。
ここは初ちゃん名物のレバニラ炒め。相変わらずレバーが肉厚で美味しい。タレも濃いのでビールがススム（汗）

　いつもはこの辺で大名物のステーキですがこの日は何故かステーキ抜きの初ちゃんを楽しみたい気分だったのでまだ注文したことが無かった豚の耳を注文。

　女将が冷蔵庫から豚の耳を一枚取り出す。

　デ、デカい！(ﾟДﾟ；)　　まさかあれ一枚が一人分ということはあるまい！

　しか～し！　一人前だったのだ！(ﾟДﾟ；)　　女将が塩胡椒して焼く。完成。

　こ、これは！　一切れがデカすぎる！(ﾟДﾟ；)　

　これは豚ではなく水牛の耳ではないのかぁ～(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
女将がしっかり炒めていたのに肉厚すぎて中心部がまだ冷たい(￣▽￣;)

　美味しいというよりも凄いと言った方が・・(￣▽￣;)
私は咀嚼力に関しては自信のあるほうですが私の強靭な顎をもってしても苦戦を強いられる分厚さである(；￣皿￣)　

　量も多い！　なかなか減らん！(￣▽￣;)
耳で腹が一杯になってとてもステーキを食べる元気がなくなってしまった(￣▽￣;)

　生ビール３杯飲んだ後レモンチューハイにスイッチ。生レモン４分の一個付きの大サービスですな(￣▽￣;)
正月に作ったという数の子と蕪の酢の物はサービス。

　いやぁ～初ちゃん、相変わらず豪快な店だね。合計で４４００円。
しかし改めて感じたのは初ちゃんってステーキを食べてこその初ちゃんだってこと（笑）

　この次はやっぱりステーキを焼いてもらおう(￣▽￣;)

　寅造を出て何処に行くかと逡巡したのも束の間！　脳裏に浮かんだのは初ちゃんである。
焼くんじゃでお好み焼きを食べているのでそれほど腹が減っていた訳ではありませんがね(´･ω･`)　

　スマホをいじっている間に見たマイレビュアー氏のレビューを読んだら急に初ちゃんステーキが無性に食べたくなったのだ(*￣∀￣)

　しかし人気店ゆえわざわざ店まで行っても入れない場合もあるので念のため電話してみると、
「まだだ～れもおらんわいねぇ～」という懐かしきオカンの声。

　しかし油断は出来ない！　初ちゃんは５時の開店と同時に満席になることも考えられる。
本通から初ちゃんまで普通に歩けば２０分前後！　その間に席が埋まるかも知れない！

　とっさに「今から５分後に覗くけぇ席一個取っといて！」と嘘をついてしまった。(￣▽￣;)
「え～よ」とオカン。　ヌォ～　今から５分で初ちゃんまで移動せねば！

　私は走った。久しぶりに走った。でもやはり５分では無理だった＿|￣|○
１０分くらい走ってヘロヘロになって到着。　
もうこの時点で燃え尽きてしまった・・・＿|￣|○

　すでにカウンターには一組座っていた。
とりあえず生ビール。　心から欲した生ビール！

　初ちゃんはいきなりステーキを注文するとオカンが嫌がるのでまずビールを注文するのが鉄則であるが今回は本当に飲みたかった。

　まずは自家製のらっきょうをいただく。
これがウマい！　初ちゃんのらっきょうは本当にウマい！
土付きの自家製はやはり歯ごたえが違うし絶妙の辛味がたまらん！(ﾟ∀ﾟ；)

　さて、ステーキを注文したいところであるが初ちゃんに来ればどうしてももう一品食べたいものがある。
　そう、それはレバニラ炒めである。
初ちゃんのレバニラ炒めは広島で一番美味しいのではと個人的に思っている。
そのウマさはある意味初ちゃんの代名詞でもあるステーキすら凌駕する。

　あっという間に完成したレバニラ炒め！
　クゥ～こいつはウマすぎる(*≧∀≦*)

　場末の中華料理屋で見かけるレバニラなのに何故かもやしでカサ増しさせたインチキレバニラではなく純度１００％のレバニラ！　分厚い新鮮な豚レバーがたっぷり。　ニラもたっぷり。　そして何よりもこの味付け。
この甘辛い絶妙な味付けが他店の追随を許さぬほど美味しいのだ。

あまりに美味しいのでこの段階で生ビールを３杯飲んでしまった。
しまった～　特大のステーキを食べに来たのだった｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

　しかし初心貫徹。　ハイボールと特大ステーキを注文。
既にドリンク４杯とレバニラとらっきょうを注文していたのでオカンは機嫌よくステーキを焼いてくれよりますな。

　久しぶりの初ちゃんステーキ。　相変わらずデカいですな。
肉の厚みは若干薄くなったような気もするがそれでも十分美味しい。
それにしても肉以上に野菜で腹が一杯になるような気がする(；￣皿￣)　

　お一人様で５８００円と食っちまった(￣▽￣;)

　人気が出ても手抜きのない料理はさすが！
やっぱり初ちゃんはナイスですわぁ～(*´∀`)♪　

　こちらも遠来の客人のリクエストにお応えしてお連れした。

「４人？無理！」といきなりダメだしを食らったが、
「大阪や九州から来てる人もいるんですよ～（泣）　何とかなりませんかねぇ～（号泣）」と涙を浮かべて嘆願すると奥のグループが「俺らもう帰るけえ入ってもらいんさい。」と神の声が！

　自らの演技力に確かな手ごたえを感じたのは言うまでもない(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

　こちらの名物は何と言っても和牛のステーキである。　１５００円から２０００円に値上がりしていたがいささかもサイズが縮小していないのはさすがであった。

　その他、チャーシュー、豚足などといつも通りのラインナップであったが、毎度中華そばを食べ忘れるのが玉にキズである。
本来は中華そば屋らしいのだが未だかつて一度も食べたことが無いのは言うまでもない(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

　ちなみにレバニラは今回初めて食べたがレバの厚みはさすが初ちゃん！と思わせるに十分なものであった。

　しかも「レバニラ炒め」と称しながらモヤシばかり入れてカサ増しする「なんちゃってレバニラ炒め」の料理店が多い中、
自慢の「もやし」を一本たりとも入れていない潔さは見事である。

　ちなみに私が「レバニラ炒め」という食べ物を初めて知ったのは小学生の頃見ていたテレビアニメ「天才バカボン」の中でバカボンのパパが食堂で注文しているシーンであったのは言うまでもない(￣ー￣)ﾆﾔﾘ


　２０１４年１月・・・・・・　
再訪だよん。

　大坂から広島へ戻った。
　
　「亭主元気で留守がいい！」　せっかく家で羽を伸ばしている妻に晩飯を作らせるのは気の毒だから飲んで帰ろう。
妻を思いやって不本意ながら飲んで帰る優しい夫。(￣ー￣)ニヤリ

　というわけで向かったのは久々の初ちゃん。
大坂でもしこたま飲んだが、ここ以上にインパクトのある店は無かった(笑)

　相変わらず満員。　ちょうど帰るお客さんがいたので一人身の気安さ、何とか滑り込ませていただいた。
やっぱここに来たら名物のステーキでしょう。　と一枚注文。　相変わらず鍋の蓋のようなデカさだ（＾＾；）　

　これがウマいんだよね。　前回腹が裂けそうになったので今日はステーキだけ。
しかし左右のお客さんの食べている豚足やレバニラもウマそう～

　最初は生ビールで２杯目からは芋の湯割り。　これがデカくて濃くてイイんだわ。
となりのオッサンは思わず「な、何やこれ！　デカいし濃すぎるわ！　もっと小さいコップにして。　焼酎も多すぎるわぁ！」と勿体ないことを言いよる。

　それにしても左右に座っているオッサンや兄ちゃんとワイワイガヤガヤ楽しく飲んだ。
右に座っていた兄ちゃんは神戸から単身で来ているそうな。「こっちで愛人見つけるんや～」って怪気炎上げとった。

　ま、まぁ頑張ってちょんまげ（＾＾；）
それにしても何回来ても腹が一杯になってラーメンに辿りつけん・・＿|￣|○　ハハハ・・・（；＾_＾Ａ;;;


　２０１３年５月・・・

　昭和町界隈で終日講習会があり、５時前にめでたくお開きになるや、流川方面に勇躍歩を進めたのは言うまでもありません。

　流川に向かう途中の東平塚町には以前から行ってみたかった「初ちゃん」があります。
スマホでチェックすると、開店は５時。
ルンルン気分で店を探しながら向かいます。　この時間帯から飲めるのは例えようもない喜びです。

　さて、該当する地区に到着しますと、成る程（笑）　間違いようがないと言うべきか、毒々しいと言うべきか、微妙なデザインの達磨の看板が出迎えてくれます（笑）

　京橋川沿いの静かな場所です。　川の対岸には、比治山の麓のラブホテル群の照明が灯り始めております。
「ジュピター」「ＬＩＴＺ」「スターダスト」「タイヨー」「銀河」etc・・・ふむふむ

　それにしてもラブホテルの名前ってパチンコ屋みたいな名前が多いんですね。
もう少ししたら仕事帰りのオニーサンやオネーサンが、あんな事やこんな事をして楽しく過ごすんだろうなぁ・・・・　ああぁぁ羨ましい～（笑）
　くそぉ～、今日は飲むぞ～ッ　って何のこっちゃ（＾＾；）

　５時頃に到着すると、既に開店準備ＯＫです。　カウンターの中央に腰をかけると、目の前のケースのドデカイ肉の塊が否が応でも目に入ります。　これこそが名高いステーキ用の肉に違いありません。
横にある牛や鶏の串もかなり大きなものです。　自家製のチャーシューも見事な存在感で、辺りを睥睨しております。

　店内はおばあちゃん一人ですが、ポテトサラダ造りの真っ最中です。　ドデカイボウルに入っているポテトサラダに、これまたドデカイ業務用マヨネーズを逆さまにして絞り出し、引っ掻き回している最中です。
いやぁ壮観です。　この瞬間ポテトサラダを注文しようと決心したのは言うまでもありません。

　しかし何と言っても、この店はステーキです。　３００ｇ級のステーキが１５００円前後で食べれるらしい。
ＵＳビーフにしても安いですし、そもそも私はＵＳビーフが大好きです。
もっとも目の前にある肉の塊は国産牛にも見えますが・・・・

　瓶ビールを注文、同時にステーキも注文します。　タレか塩、どちらにしますか、と聞かれたので、迷わず塩で。
おばあちゃんが後ろ向きになってフライパンでジュウジュウ肉を焼き始めます。　時々チラッと肉が見えるのですが、フタのようなデカさです（驚）　あれを喰うんか（＾＾；）

　ほどなく出来上がったステーキは噂通りのデカさです。　そして実に美味しそうです。　そして更に驚いたのは付け合せの野菜の量です。　写真では解りにくいですが、キャベツとレタスのブレンドで、ちょっとありえない量です（笑）

　さてステーキの味は。　一切れ口に放り込みます。　　ウマッ！
なんじゃ　このウマさは（驚）

　これは一介のラーメン屋で出されるステーキではありません。　この柔らかさ、この熟成加減、この旨み、そして私好みの塩加減、何から何までジャストミートです。　過去に食べたステーキと比べても間違いなくトップレベルのウマさです。

　それにしても赤身のウマさが尋常ではありません。　しかも柔らかい。　ＵＳビーフとは味が違う気もしますが・・・・　国産牛かな・・・・
「凄く美味しいんですけど、一体どこの肉なんですか？」　と聞けば
「美味しいでしょ。　うちの肉は佐賀牛なんですよ。　色々買ってみたですが、佐賀牛が一番美味しいと思うとですよ。」と何故か九州なまりのおばあちゃん氏。

　ギョエ～　ほんまでっか　　国産牛どころじゃありません。　佐賀牛と言えば黒毛和牛の超高級銘柄牛肉ではありませんか！　　ちょっと信じられません。　佐賀牛の３００ｇが１５００円なんてことは日本中で探してもないのでは。　もちろんＡ５ランクではないにせよ・・・

　おばあちゃん、私が一元客だから適当なことを言ってるのでしょうか（笑）
いずれにせよ尋常でないウマさのステーキであることは間違いない。
とにかく赤身も脂身も本当に美味しい。　　瞬く間に完食。　肉だけならまだ食べれそうですが、大量の野菜がまだ残っています（笑）

　これだけ野菜を食べた後、更にポテトサラダを注文する私です。　これまた大き目の皿にたっぷりです。　こいつも中々無くなりません（笑）
ここまできたら、ついでに大振りな串も３本。　牛串、鶏串、砂ずり串を１本づつです。
生ビールと酎ハイをお代わり。
ラーメン屋なのにラーメンを食べる前に腹が一杯になった。

　九州出身のおばあちゃんがご主人と開業して５０年。　現地で３８年。　ご主人は昨年亡くなったそうだ。
厚焼き玉子もラードで焼きよるね。　持ち帰りのお客さんも結構多い。　みんなステーキは必ず注文している。

　いずれにせよ、あの直ちゃんすらブットンデしまうほどのインパクトであった。
初ちゃんのステーキ。　こいつは遠方からでも食べに来る価値はある。
再訪は超確実である。