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こういう店が成立する広島になって欲しい
広島では数少ないタイ料理のお店です。
ミシュラン広島にも掲載されています。
そんで、現在、★1点評価しか付いてないので、
擁護のために口コミ投稿しました。
もちろん、タイ料理は、まだまだ広島に浸透していませんし、
その味の特徴から、食べる人にとって好き嫌いはあると思います。
値付けについても、こちらのお店は、料理人がタイまで直接足を運んで、現地業者を視察し、
自分が納得できる食材をタイから直輸入されているので、どうしても原価がかかり、高めの値段設定になってしまうのだと思います。
しかし、それはこちらのお店が「タイの王宮料理の味を広島に伝えたい」という強いポリシーがあるので、曲げられない部分なのでしょう。
味が甘いというレビューが投稿されていましたが、
タイ料理は砂糖を多用するのが本流です。(タイ人は出来上がった料理に更に直接砂糖をふりかけて食べたりします。)
それがタイ料理の文化なのです。
香りだって、タイ料理を食べ慣れない人からすれば、特異な香りに感じるでしょう。(バジル1つとっても、日本とタイのバジルは品種が違います)
タイ米についても、長粒米ですから、日本人好みの短粒米とは異なるでしょう。(旨味が濃いのは確かに短粒米です)
目玉焼きもタイ現地では必ずウェルダンです。(世界的に見て、半熟を出す国の方が少ないでしょう)
しかし、そういった、他国の文化を頭から批判するのはいかがなものでしょうか。
現在、韓国料理に唐辛子やニンニクが多用されているからと言って、それを辛いとか臭いとか批判する人は少ないですが、
それは韓国料理に対する理解が一般に浸透してるからです。
韓国料理を辛いとか臭いとか批判する方が逆に叩かれるのじゃないでしょうか。
それはマジョリティとマイノリティの違いですよね。
結局、それだけタイ料理がまだ一般に浸透していないという事なんでしょう。
昔は、本格イタリア料理店がアルデンテを出して、客が「生煮えの料理を出すな!」と怒っていた時代がありました。
そういう事なのだと思います。
自分の主観や好みと異なるからと言って、公に相手の事をボロクソに書いて良いとは、私は思いません。
最低限の商道徳じゃないでしょうか。
例えば、フランス料理店やイタリア料理店に行って、ご飯と漬け物に味噌汁を出せ、と言って怒っているように私には思えます。
もちろん、この店が、常に100%のポテンシャルを客に提供できているかというと、残念ながらそうではないと感じている部分もあります。
ビジネスの観点から、収益がしっかり上がって客が回転しないと、食材の回転率も悪くなるでしょうし、
タイから直輸入の食材という事で、輸送や保存により、フレッシュな味や香りを損なう面もあると思います。
また、受け取る対価の範囲内で、提供できる料理を作らないといけませんし、
メニュー作りの上で、マニアックな料理を記載しても出ない、というジレンマもあると思います。
正直、料理人が本来表現したい味の100%は表現できていないと、私も感じています。せいぜい6割程度が現状じゃないでしょうか。
広島には、タイ料理の店は現在数件ありますが、
流行している店ほど、日本人向けのアレンジが工夫されていると感じます。(見せ方のアプローチも含めて)
そういったお店のタイ料理と、こちらのお店のタイ料理は、少し異なっているんです。
イタリアでも北イタリアと南イタリアで料理が異なるように、
中国でも北京、広州、四川など地方ごとに料理が異なるように、
タイ料理も北部南部で異なりますし、屋台料理と王宮料理では、また異なります。(広島のタイ料理店は屋台料理が主流)
そして、広島で、タイ王宮料理を出す店は、唯一、この一店舗のみです。
王宮料理の中でも、こちらの料理人は、タイ国の王族から直接に王宮料理の指導を受けているので、
そういう意味で言えば、日本全国を見渡しても、数軒あるかどうかだと思います。
中国料理の世界で言えば、歴家菜と同じなんですよ。そういう店が広島にあるってすごい事だと思うんです。
客から見て、いろいろと思う部分はあるかもしれませんが、
貴重な店を、客が潰すような事は避けて欲しい、というのが、正直な意見ですね。
広島でタイ王宮料理というのは、正直ビジネス的には苦しいだろうな、と思います。
東京なら、また違った受け入れられ方をするのでしょうが。(東京でスポンサーを付けて開業すれば良いのになと思います。)
ジャンルの面での不利がどうしてもあると思います。
相対評価で、国内の食材を多用して原価が抑えられる他ジャンルの飲食店と、客視点からはどうしても比べられてしまう。
夜の食事の観点から言えば、タイ料理はお酒との相性が悪いですし。
確かに、同じ価格を出して、もっと満足度が高い店は、他にいくらでもあるでしょう。
フレンチやイタリアンなら1500円でランチコースを出していて、それで内容も良い、という店もあります。
ですから、そういう意味で、他のお客さんが(他ジャンルの店と比較して)辛口レビューを書いてしまう気持ちも分からないでもないですが、やはり節度は持って欲しい。
こういう良い店を、客が一緒に育てていける広島になって欲しいと思っています。
ですから、今回、応援のために★4を私は付けましたが、これはちょっと甘めに採点してます。
点数の内訳については、なるべくフェアー、フラット、相対的に評価したつもりです。
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孤独のグルマー
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店名 |
まな~む ぴぃすぅあ
|
---|---|
ジャンル | タイ料理、カレー |
予約・ お問い合わせ |
082-261-5554 |
予約可否 |
予約可 ご予約時にご注文をいただけますと当日お待たせせずにご提供できます。 |
住所 |
このお店は「広島市安佐北区可部8-14-10」から移転しています。 |
交通手段 |
広電「稲荷町」駅下車、徒歩1分。 稲荷町駅から164m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
36席 (屋内22席、テラス席14席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 緑地帯すべてが禁煙区域となっております。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、オープンテラスあり、バリアフリー |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ペット可 |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2016年5月1日 |
備考 |
可部店から5月に稲荷町へ移転しました。新しいお店では京橋川沿いのオープンテラスでゆったりくつろいだ時間をお過ごしください。 |
初投稿者 |
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私はこちらのタイ料理を高く評価しています。
繊細な味付けです。
居酒屋などの他店と比べると、コストとボリュームの問題が今後の課題ではあるでしょうが、タイ料理用の素材の仕入れコストがどうしてもかかるのでしょうね。