明るくおしゃれな空間で、激旨汁なし担々麺を堪能！！ : ヤマネ

２月の終わり、そろそろ春が来ようかという、とある日のこと。
この日は、グルメと趣味の写真撮影の両方を目的として、広島の街を訪れていました。
明るく晴れ渡って、雲一つない青空のぽかぽか陽気。
空を見上げているだけで、気持ちが上向いてくるようでした。


この日の昼は、最初からここ「やまね」さんで、汁なし担々麺を食べようと決めていました。
広島では、汁なし担々麺を提供するお店は結構多いのですが・・・。
事前情報で、特に評価が高くおいしそうなお店を探した結果、ここに落ち着いたのです。
あとお店の名前が、何と自分の名字と同じ（笑）であることに、何か不思議な縁を感じていたりもして。


お店ですが、福屋八丁堀本店の西側へ出て、１本目の路地を曲がったところにあります。
本通りから行くのであれば、パルコ前を過ぎて本通りに入り、すぐの１本目の路地を右に入っていけば、左手にお店が見えてきます。
周囲は雑多な商店街で駐車場もないので、クルマの時は近くのコインパーキングを利用するしかないですねー。
あと、お店自体が少しだけ奥まったところにある感じなので、見過ごさないように注意した方がいいかなと。


期待を胸に、お店の前へとやってきました。
外装はほぼ全面ガラス張りで、中華料理店によくある薄暗さなどは一切感じさせません。
一見すると、カフェか何かと見間違えてしまいそうな外観です。
果たしてどんな汁なし担々麺が食べられるのか、ますます期待が高まってきます。


お昼時ということもあり、お店の前には数人の行列ができていましたが。
お客さんの回転は早いようで、比較的すみやかに、お店の中へ案内してもらえました。
さすがは人気店、お店の中はたくさんのお客さんでにぎわっています。
店員さんに案内され、壁と向かい合わせのカウンター席に座って、一息ついたのでした。


メニュー表に目を通します。
メニューは比較的にシンプルで、ラッピングされた紙が１枚、それも片面のみ。
ラーメンもありますが、今日は汁なし担々麺を食べに来ているので。
汁なし担々麺を食べることを前提に、オーダーを考えます。


汁なし担々麺は、２種類あり。
通常のものと「激辛汁なし担々麺」があったのですが・・・。


これをどちらにするか、結構な時間迷いました。
自分はどちらかといえば辛い物好きなので、激辛の方でもよさそうな気もするのですが・・・。
あまりに辛いと、その他の複雑なうま味を味わう余裕がなくなるのではないかという気もして。
しばしの間、どちらにするか考えていました。


結果的に、辛さが足りない場合は、テーブルの上の「担々麺専用調味料」で調整できることが分かり。
激辛ではない、普通の「汁なし担々麺」の方を、オーダーしたのでした。


待っている間、店内の様子を、じっと眺めていました。
見た目は完全に白で統一されており、外観に負けず劣らずきれいな内装。
多くのお客さんが、このおしゃれな店内でおいしそうに担々麺やラーメンを食べていらっしゃいます。
中華料理といえども、やっぱりこういう清潔感のあるお店で食べたいよなあ、なんて、ひとり考えたりしていました。


やがて、頼んでいた汁なし担々麺が、目の前へと運ばれてきました。
作法通り、よーくかきまぜてから、一口。


美味しいっ。☆｡.:*:･'☆Ｏ(≧▽≦)Ｏ☆｡.:*:･'☆
自分好みのストレート細麺に、何種類もの香辛料の味わいが複雑に絡み、この上ないおいしさを作り出しています。
デフォルトでは辛さはさほどでもなく、辛い物が苦手な方でも十分にいけそうっていう程度。
汁なし担々麺ってこんなにおいしかったかなーと思いつつ、すっかりその味わいのとりこになってしまいました。
とんこつラーメンみたいに替玉ができればいいのになー、なんて思いながら、すっかり夢中で食べてしまっていました。


途中、もうちょっと辛くてもいいかなーと思ったので。
「担々麺専用調味料」の中の「激辛ラー油」を数回振りかけてから、改めて一口食べてみました。
すると・・・。


辛さがグーンとアップして、思いっきり自分好みの味付けに！！
香辛料の香りとラー油の辛さがコラボして、まさに極上の汁なし担々麺に変身しました。
貼り紙に「少しでも辛くなります」と書いてありましたが、これは本当です。
数回適当にたらした程度だったのですが、デフォルトとは別物の辛さになっていました。
自分は大満足できましたが、辛い物が苦手な方は、少しだけ注意が必要かもしれませんねー。


大満足で、お店を後にしました。
食べ終わった後も、しばらくあの独特のうま味が余韻として残って、いい感じ。
また、この味わいで５９０円とは、コストパフォーマンスも抜群に高いです。
これからも、広島のソウルフード「汁なし担々麺」を、この抜きんでたおいしさで提供し続けてもらいたいです。