【再訪】“江田島軍鶏”を食べながら広島地酒で一杯♪　明らかにレベルUPしています☆ : 居酒屋 一のや

H25年05月04日（土）　18:00訪問


GWで地元広島に帰省中のわたくし、近年恒例なのが高校野球部時代の同級生と会って飲んで昔のことを語り合うことです。実家が呉市のわたくしはこんな機会がないとなかなか広島市内には行かないわけで。新たなお店に行ってもよかったのですが、前回すごく好印象だった流川の“隠れ家居酒屋 一のや”で飲むことに。

数多の居酒屋さんで密集する広島歓楽街の流川ですが、コチラのお店はビルの脇の通路を進んだ奥まったところにあるので、なかなか一見さんは気づかないようですね。18:00でまだ人通りの少ない流川ですが、入店してみるともう奥のテーブル席は盛り上がってます！

遅刻している同級生を待つほどわたしも人間は出来ていないので、さっそく店主さんに●「モルツ樽生（中）」４８０円をお願いしてグビグビィ～～っとv(^^)v
お通しの茄子の煮びたし等をつまみながら飲んでると同級生も店着し、未だ独身の残念な男たちの会がスタートです。


料理ですが、こちらの店主さんが多くの自然に囲まれた“江田島”のご出身ということで、以前はどちらかというと海鮮物が旨いというイメージがありました。
が、今回新たなお店の顔が加わっていました。それが江田島軍鶏（しゃも）です。
わたくし江田島軍鶏なんてものがあるとは知らなかったのですが、店主さんに聞くと広大な敷地で平飼いされた軍鶏だそう。
そんな軍鶏料理は、「もも肉の炭火焼」８００円・「ムネ肉のタタキ」７００円・「肝炭焼セット」６５０円・「手羽の炭焼セット」６５０円・「ササミの刺身」６８０円とラインナップされてます。

◆「ムネ肉のタタキ」　７００円
薄く丁寧にスライスされたムネ肉のタタキ、ムネ肉らしく非常にさっぱりとしているのですが、肉の持つ旨味が半端ないです！　やや酸味を利かせた醤油ダレと大根おろしを添えて食べてもいいし、柚子胡椒をつけてたべても旨いですが、そのままが一番旨いです。

◆「もも肉の炭火焼」　８００円
ムネ肉のタタキとは対照的に、このモモ肉の炭火焼はしっかりとした歯ごたえがあってどっしりしていて、噛むと中から肉の旨味がブワァ～っと口の中に広がります。味付けは塩と胡椒のみ、あれこれ手を加えずにシンプルに食べるのが一番美味しいと思います。

◆「七輪焼えいひれ」　５５０円
小型の七輪で卓上でセルフで焼くエイヒレ、セルフならではの超焼きたてをそのまま頂けるエイヒレで、もう日本酒が飲みたくて飲みたくて手が震えてきます。

◆「手羽先から揚げ」　５００円
同級生が注文したこの手羽先のから揚げ、これが甘辛いタレにつけられていて、「しもぅた～ビールの時にこれ注文しとくんじゃったわ。」とちょっぴり後悔。肉厚なタイプの手羽先で食べ応えありますね。

途中から●「角ハイボール」３８０円にスイッチしていましたが、エイヒレを食べながらもうそろそろ日本酒が飲みたくてたまらず日本酒メニューを見ると、広島の地酒を中心に種類が倍ぐらいに増えています！　しかも升酒タイプで量が多いのに銘柄問わず１杯５００円は嬉しすぎます。
とりあえず最初に頂いたのは山口県が誇る銘酒でわたしも大好きな●「獺祭（だっさい）」５００円。獺祭は一升瓶が１０，０００円以上する磨き二割三分というのもありますが、こちらのお店では純米大吟醸磨き５０。つまり米を５０％磨いて作ったお酒ですが、すっきりとした香りとキレがあってあ～やっぱり旨い！

そして次に頂いたのが店主さんの地元江田島の●「島の香」５００円。THE JAPANESE REFAINED SAKEと英語で書かれてあったりなぜか富士山のイラストが入った瓶に入ったお酒ですが、これが結構甘味を感じますね。

さらにレアな酒なのが呉市のだいぶ奥にある倉橋島の●「三谷春（みたにはる）」５００円。これは先ほどのとは違って少々辛口。こうやって飲み比べてみると面白いですね。

だいぶ酔っ払ってきて気付けばいつのまにか●「ソウルマッコリ」４００円を飲んでいたわたくしたち、同級生に最近の東京ラーメン事情の話をしていると店主が、「ウチも実はラーメン出せるんですよ。メニューに載せてない裏メニューなんですが。」と(°θ°；) 　これでこっちも〆ラーのお店を探す手間が省けました(笑)
数分待って提供された丼の中身はまさにこれこそ広島醤油豚骨らーめんというビジュアル！　茶濁した醤油豚骨スープに細麺、そして豚バラチャーシュー２枚・ブラックマッペ（細もやし）・小口青ネギとシンプルです。
早速頂くとこれが全然重くなくてあっさりしていてお酒が入って弱った胃を包み込んでくれるような感じです。「やっぱり普通が一番ですよ」と店主さんは仰ってましたが、わたしもほんとその通りだと思います。


安価な値段設定でしっかりと手をかけた料理を提供し、清潔感溢れる店内で落ち着いて気軽に酒がのめる店、それがこのお店のイイところだと思います。こちらに行った方にはぜひ江田島軍鶏は食べてもらいたいですね。
わたしも広島に帰省して広島市内で飲むときには、お財布事情からも（？）ここから浮気することはなさそうです。


●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯　以下、過去レビューです　●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯●◯


【タイトル】　広島“流川”の隠れ家居酒屋♪　瀬戸内の素材を使った料理が安くて旨い☆


H24年05月04日（金）　18:00訪問


連休もまもなく終わる本日、高校の野球部時代の同級生と広島市内で飲もうということで年末に訪問してすごく感じの良かったこちらのお店に行くことに。

場所は広島の歓楽街「流川」、広電「銀山町」駅から胡町郵便局の横の「薬研掘り通り」を南下し３つ目の路地を左折、中華そば◯の横のハーベストビルの奥にあります。
一応ビルの前には「一のや」の看板が出ているのですが、ビルの入口の寿司屋さんの横の通路を真っ直ぐ奥に行ったところに入口があるので、まさに隠れ家という感じです！

お店の営業時間が18:00～03:00ですが、丁度18:00に訪問したので一番乗り(^^)ｖ　店主と男性店員、そして和装の女性店員の３人が迎えてくれました。


我々体育会系の男２人、「たちまちビール２つね！」（たちまち＝とりあえずの広島弁）と●「サントリーモルツ」４８０円で乾杯♪
ちなみに本日のお通しは、◆「大根と白菜の漬物とモヤシのナムル」でした。
いつも通りビールをとりあえず３杯飲んで、●「角ハイボール」３８０円にスイッチです。


店主手作りのメニューブックには、地場の素材を使ったメニューが豊富にのってます。
呉市音戸町の牡蠣や広島鉄板焼屋名物うにホーレンなど、お酒が進みそうなメニューがたくさんありますね。


◆「小鰯の天ぷら」　５５０円
揚げたてホクホクの小イワシには天ツユ・大根おろし・藻塩がついてきます。これを藻塩だけにつけて食べるとビックリするぐらい旨い∑ヾ(￣０￣;ﾉ　店主に聞いたら蒲刈町の名品海人の藻塩だとか。わたしも家に常備してますが、この小鰯をこの塩で食べたらこんなにウマいんですね。

◆「七輪焼　えいひれ」　５５０円
焼いたものを出してくれるのではなく、炭火燃える七輪で卓上で自分で焼きます。自分で炭火で炙るの楽しいっすね♪　お店の方は手間が増えると思うのですが、こっちの好きな間合いで一番美味しい状態でいつも頂けるのが◎です。

◆「あさりの白ワイン蒸し」　６２０円
あさりが旬ということもありますが、白ワイン蒸しでなんとも言えずいい香りで美味しいです。

◆「マグロとアボカドのタルタル」　５５０円
アボカド好きなら絶対注文するでしょう！アボカドとマグロのコンビはまず間違いないです。

◆「しそぎょうざ」　５５０円
興味本位で頼んでみましたが、餡を皮で包む代わりに紫蘇で包んで揚げたもの。餡は少なめですが、香りがいいです。

◆「揚げ出しあつあつ肉豆腐」　５２０円
これ名前の通りアツアツです！揚げたての豆腐の上に肉そぼろがタップリとのって、さっぱりしながら肉星人のハートをキャッチします！

◆「牛こうね」　５５０円
「こうね」って何だろう？と思って店主に聞くと、「牛の肩バラの一部ですよ」とのこと。結構厚みのあるカットで、細モヤシ（ブラックマッペ）と共に炒められたものですが、脂が多目なのですがしっかりと食感があって、うわ～肉くってんなぁ～って感じです。


そしてつい日本酒に手を出してしまいましたが、スッキリ辛口の●「久保田千寿（新潟）」６００円をはじめ、●「雨後の月（広島呉）」６００円、●「賀茂泉（東広島西条）」６００円と飲み、最後はなぜか●「ソウルマッコリ」４００円で〆ました(笑)


カウンターとテーブル合わせて３０席程のお店、我々が一番客でしたが、アレヨアレヨという間に21:00頃にはほぼ満席ヾ(。￣□￣)ﾂ　去年の11月末にOPENしたばかりのお店だそうですが、もうしっかりとお客さんをつかまえています。
カウンター席もあるせいか、一人客でも気軽に入れる感じですし、この日は女性の一人客もいました。ディープな界隈ですが、お店の雰囲気がそうさせているのでしょう。
すると偶然ながら高校時代以来に会う同級生が店内にΣヾ(ﾟДﾟ)ﾉ　広島も広いようで狭いですね☆　大の男２人がふらふらになりながら、２軒目へと向かうのでした。。