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広島に移転した一休軒本店の暖簾
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ラーメン:700円
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焼めし:500円
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スープ
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麺リフト
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チャーシューアップ
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一滴のスープも残さず、完食完飲
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瓶ビール:600円
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店頭です
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店頭の、お店の説明書き
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メニュー
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2014年5月に創業当時を今に残す南京千両屋台の訪問を皮切りに大調査を開始した豚骨ラーメンの来た道。
出張の途中下車を利用して豚骨ラーメンの源流を調査した。
2017年3月の香春口三萩野来々軒のレビューで最終回を迎え、完結していた。
少し振り返ってみたい。
贔屓レビュアryu5papa様の豚骨ラーメンの歴史のレビューにいたく感激し、調査の旅はスタートした。
ryu5papa様の豚骨ラーメンの歴史に関する記載部分を以下に勝手に転記させていただく。
昭和12年:九州ラーメンかつ久留米ラーメンの元祖、南京千両が創業される(ペコえもん訪問済み)
昭和22年:屋台三九で豚骨白濁スープが失敗作から偶然に誕生する
昭和25年:屋台三九の杉野勝見氏が四ケ所日出光氏に店を譲渡し、
:杉野勝見氏自らは小倉に香春口三萩野来々軒を出店する(ペコえもん訪問済み)
昭和27年:四ヶ所氏の三九が熊本に出店。熊本ラーメン(「桂花本店(ペコえもん訪問済み)」「こむらさき」等)のルーツとなる
昭和31年:四ケ所氏、屋台三九を畳み、佐賀に移転(三九中華そば専門店を創業)
三九の元従業員が佐賀の一休軒本店にラーメン作りを伝授
--ここまで、ryu5papa様のレビュー内容を独断でまとめて転記
平成10年:一休軒鍋島店で修業した方がいちげんを創業(ペコえもん訪問済み)
平成23年3月:新星ペコえもん、さっそうと食べログレビュアデビューヾ(・・ )コラコラ!!
平成23年8月:佐賀の一休軒本店が廃業
平成23年9月:広島で一休軒本店が大復活(←★★★今回の訪問がここ)
平成24年:一休軒鍋島店が「もとむら」と店名変更(ペコえもん訪問済み)
平成25年:三九(中華そば専門店)が火災のため消失(現在休業中)(ペコえもん出撃待機中)
以上から、白濁豚骨ラーメンの元祖『屋台三九』は現在でも、3つの流れで歴史をつないでいる。
①杉野氏自身が北九州に店を構えた「来々軒」の流れ
②三九の元従業員が佐賀に構えた「一休軒」の流れ
③四ヶ所日出光氏が佐賀に構えた「三九中華そば専門店」の流れ
本レビュー前までの調査状況は以下の通り。
①は香春口三萩野来々軒での「豚骨ラーメンが来た道(最終回)(2017年3月)」のレビューで調査済み。
②は佐賀の一休軒はほとんど制覇し、調査済みのつもりでいた。
③は火事消失で現在休業中なので、それ以外の三九というお店の調査レビューは済み。
といったところで、愛する読者様の97.63%が読むのを止めた頃にレビューに入りたい。
胡町の一休軒本店の前にすっくと佇むオヤヂ一匹。
決していかがわしいお店に行こうとして、その存在に偶然気がついたのでは断じてない(力説)。ヾ(・・ )コラコラ!!
佐賀から広島に移転した一休軒本店に2020年3月某日21時頃に出撃した。
店内に入ると、やさしそうな大将と女将?がいらっしゃった。
カウンター席に座り、以下を注文した。
・ラーメン:700円
・焼めし:500円
・大瓶ビール:600円
すぐ出た瓶ビールを呑んでいると、注文後5、6分程度でラーメンと焼きめしが着丼した。
スープは久留米ラーメンの元祖と思わせる中白濁度の豚骨スープ。
具はチャーシュー4枚、タップリネギ、海苔。
麺は細ストレート麺だった。
さっそくスープからいただいてみた。
豚骨の本来の旨みとキレを感じた。また、少ししょっぱいスープは佐賀ラーメンだと実感させる♪
麺は細く、来々軒の麺によく似ていると感じた。
麺とスープのバランスも素晴らしいと感じた。
チャーシューは自慢だと思うが、脂身がものすごく美味しいと感じた。
一滴のスープも残さず、完食完飲した。
完成度の高い、白濁豚骨ラーメンの歴史を感じさせる一杯だった。
また、焼めしも意外とパラパラ感もあり、ラーメンのお供として合っていると感じた。
現在の主流の豚骨ラーメンは久留米ラーメン、熊本ラーメン、長浜ラーメン、博多ラーメン等だが、鹿児島以外の全ての九州ラーメンは杉野三九からの流れを汲んでいる。
いやそれだけではない。徳島中華、和歌山中華などの豚骨醤油ラーメンも当然この系統樹の下流にある。
恥ずかしながら、それを完全にパクりながら、オリジナルを装っている地元の家系ラーメンも同様である。
最後に、会計をしながら、大将にお店の歴史について伺ってみた。
ペコ:佐賀で平成23年に閉店した一休軒本店とはどのような関係れしゅか。
大将:佐賀の一休軒本店の大将がお店を閉めて、息子さんのいる広島のここに移転してきました。
が、オヤジさんは体を壊して3年前に引退しました。
オーナーとなった息子さんが、佐賀ラーメンの修業経験を見込んで私を雇われました。
ペコ:そうなんれしゅね。ここが佐賀の一休軒本店の流れを汲むお店らと確認れきましゅた。
大将:いや、実は佐賀にオヤジさんの弟さんがやっている一休軒がまだあります。
その弟さんのお店こそが本店筋になるのではないかと思いますよ。
ペコ:(正直だな、こここそが本店筋なのに・・・・自分は血がつながってないという遠慮かな)
そんな会話をして「ごーっそーさん、また来ます」とご挨拶して、お店を後にした。
「豚骨ラーメンが来た道(番外編②)」として、再び佐賀にも行ってみたくなった♪
(食べログ評価3.38点(2020年4月3日現在))