汁あり実食 : 中華そば くにまつ

来月には10周年を迎えます。

先日、安芸区中野に新店を出されましたが、もはや行けてない店は東京沖縄はもちろん、市内でも増えました。

かねてより本店には汁ありが有るのは聞いていたのですが、ようやく食べに来ました。
汁ありKUNIMAX。
追い飯をしたら私にとって間違いなく塩分過多でしょう。
血圧の薬が増えます。
だから、温玉のみ追加しました。

看板メニューの1つ、KUNIMAXの汁ありです。
店員さんは、「激辛です。」と言われるが3辛を食べられる人なら大丈夫だと思います。

まず、スープを飲みますと美味しい。
たまに食べるカップ麺はエグいので後口が悪いのですがさすがくにまつのお店で食べるスープです。

スープを飲みすぎたのを反省しながら、麺と具との調和を楽しめました。

自家製麺で、スープもほとんどの調味料も自家製だから消費税増税後も値上げしていないことはありがたいことです。

本気中華そばが、マイナーチェンジをしたと聞いて伺いました。

社長は、私より歳下ながら在広島市に於けるラーメン店を真面目に探求する尊敬するかた。

まず、ビール。

あらかじめ、選んでいたドイツのイエバー・ピルスナーを飲みます。
説明には、爽やかでフルーティ。

マイケル・ジャクソンがピルスナーで1番好きなビール。

ハートランドは以前何回か飲んだけどいつも自分の求めるビールとは違うと感じる。
しかも、エールビールや黒ピールは苦手。

ピルスナーグラスとともに提供されます。

結構軽くなく苦いかな？

やはり、圧倒的にアサヒスーパードライが好みです。

ラーメン

まず、一口。
このスープは、魚介系を省き鶏ガラ出汁の口当たりの良い醤油ラーメンに仕立てています。
黄金色のスープに、汁なし担担麺と比べて太くて弾むようなストレート麺が入っています。
太いメンマとゆがきたてのホウレンソウ。
三枚肉のチャーシューが箸にもほろほろ崩れるような柔らかさ。

ハッキリ言って、隣りの花椒が注文をしたことの迷いを感じます。

でも、中華そばの完成度はたまに浮気する価値があります。
ああ、美味しかった。

広島では、2015年より始まったラーメンスタジアムでシャモのスープに鶏むね肉のチャーシューの塩ラーメン。
2016年は、ラーメンも本格的に作る当時J1の愛知出身甲府所属の盛田氏をブレーンに迎えほうとうをヒントにしたきしめんみたいな中華麺を使用したベジポタ担担麺。
この時、特製プリンが出来ました。
2017年は、尾道の有名店さえ凌駕する尾道ラーメン。(これは、しばらく店で販売)
昨年は、他県のイベント出店で広島は完全に他店に任せていました。

ここで、信州松本時代のメイン中華そばを昨年12月から販売しています。

自家製麺だけあって、小麦粉は中華麺用以外にパン用も入っているのかな？
太さは普通でも弾力に富み、少しちぢれています。
かんすい以外は無化調(うまみ調味料無し)です。
スープは飽きの来ない醤油味。
手の込んだ三枚肉の小さなチャーシューがたくさん入っています。
ネギはここの専用ですね。

元々、ほとんどは中華そばだったが汁なし担担麺が比重を占めたことによりメニューから消えたと聞きます。

これも、限定とするには惜しい1杯です。

また、食べに来たいと思います。

辛いもの苦手な私がクニマックスに挑戦したいと思って少しずつ克服する過程です。
もちろん、美味しくないと挑戦しません。

(初訪)
2016.1
近所に来たので、初訪。
13:00過ぎてるから官公庁の人がいなくスムーズに着席。(それでも満席近い)
あらかじめ、予習をしたので初心者コースで注文しました。
汁なし担担麺 1辛(ここの基準)と玉子とミニライスです。
辛いもの苦手の人コースですよー。
かすかにBGMが流れ雰囲気が良いからか女性客もいます。
胡麻と白ネギを使用しているのはこの店独自だそうです。
というのは、他の担担麺店さんはすべて青ネギで東京に出店しているところは広島からネギを運んでいるそう。
まず、担担麺を混ぜ混ぜ。
10回以上混ぜます。
ラーメンのように汁は飲みません（笑）
しっかり混ぜて2.3口食べた後、花椒の追加をお願いします。
テーブル上には一味と七味しかありません。
花椒もあれば良いなと感じました。
担担麺は2軒目なのでイマイチ勝手がわかりません。
香龍で辛いラーツァイを入れ過ぎた苦い思い出があるので、ちょっと怖さもありました。
でも、舌を刺すような心地良い刺激と良い香りがして入れて正解でした。
大半を食べたところで、ライス投入です。

ここで、お腹いっぱいなのですが、ラーメンスタジアム以来作られているプリンをいただきました。
舌の痺れを癒すような甘さは、とても美味しいうえにホッとしました。

ご馳走様でした。

(再訪)
2016.8
昼間に行こうかとした店の前に血圧を測るとやばい数値。

夕方は落ち着いたので、会社の懇親会の後に1人で参りました。

まだ、してたんだ！
200円ラーメン。

スープを味わうラーメンではありません。
自家製麺の麺を味わうもので、松本時代はヒントをくれた人に因んで社長ラーメンと言ったとか？
私はいつもスープは飲み干さないけど、このスープはそのため淡白であっさりしています。
こちらの評価はしません。

本店は、担担麺でも山椒(花椒)は売り物なのでか追加は頼まないと出してくれません。
大手町は最初からテーブルセットにあります。

(再訪)
2016.11

今日は、レベルアップの日です。
普通、2辛までなのですが3辛に挑戦です。
エクセラが2辛なのですが、ここは3辛が普通と有ります。あれ？気づかなかったな。

時間待ちをして13:00越えた入店なのですが、満席でした。

後から来た女性が、「うーん、良い匂い」
……。

中国山椒(花椒)に惹かれ始めた程度の私は感心します。
1人で入店する女性も多く綺麗なお店ですね。

券売機の裏に気になるオブジェがありましたが（笑）

さて、3辛はクリアしましたよ。


(再訪)
完結編
2017.10

弟子が独立した武蔵坊さんでデスマックスに撃沈した私は、いつも2辛か3辛を食べていました。
でも、入店して他の人がさらに辛いモノを注文したらなんか悔しいんです。
わかりますかね？
で、西区のexpress好きでクニマックスが大好きな知人から辛さを抑えてくれると聞いてexpressで辛くないのを食べたらかえって辛さが足らずに五香辣油と花椒を足したんです。
店長が、クニマックスは大丈夫ですよと言うので今日は本店で挑戦です。

やたら多い倉橋ネギ(普通と違い青ネギ)と自家製麺を二郎系でいう天地返しで何回も混ぜます。
ご飯を頼んだらレンゲも付いてくるから、いつもレンゲと箸でグルグル混ぜ、端に寄った具やスープを麺に乗せてまたかき混ぜます。

食べたら、普通の汁なし担担麺より食べやすいんですよね。
辛さは、3辛らしいです。

とりあえず、デスマックスはともかく目標のクニマックスは制覇しました。

テーマ
とろみを付けない。
ニンニクも使わない。
鶏ガラスープ
醤油ベース
うま味調味料なしだそうです。
普通は芝麻醤(胡麻)ベースです。

しかも、気にいりました。

追記:
1.先日東京神田に支店が出来ました。
本店でなくexpressと同じ味のようです。
expressは、豆豉(とうち)の辛さです。
expressの店長が行ったらしいです。

2.汁なし担担麺と表記されます。

◯担担麺×担々麺×坦々麺

しかし、業者が店のサインを坦坦麺としたようでプププ。

汁なし担担麺は、四川飯店の陳建民さんが汁あり担担麺として日本人用に取り入れたのが日本における嚆矢では？

そして広島における汁なし担担麺。

きさく、麻辣商人、そしてくにまつ他花山椒梵天丸など啓発された2次ブーム、今の3次ブーム。

今や渋谷のスーツァンレストラン陳も汁なし担担麺を扱っています。
陳建一さんの兄弟子、熊本ホテルキャッスルの桃花源は扱ってないようですが。

味噌、醤油はもちろん日本だけです。
胡麻や芝麻醬等、独特の研究をされた店もあります。

で、今日は武蔵坊さんのデスマックス(クニマックスといい芝麻醤(胡麻))を使わない)で撃沈した私は辛さの追求には100万年早いと自覚し、3辛が精一杯なので本日は3辛温玉&小ご飯にしました。

たまたま、店長が近くを通りかかったので卓上に山椒は無いのですか？と聞いたのですがやはり置いてないですね。

今日は、多少咳き込みながら追加の中国山椒(花椒)ももらわず完食。
やはり、ここは美味しいですね。

女店員さんが「辛くなかったですか？」と気遣ってくれました。
平気な顔をしながら、しばらく舌が痺れていました（笑）