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店名 |
小魚料理 とみ助
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
082-247-9903 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
バス停胡町・広島電鉄胡町から徒歩2分。 胡町駅から138m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA) 電子マネー不可 |
席数 |
15席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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【2016.06 訪問時】
法事で広島に帰省していた際に、再訪。
こちらは広島に帰ると友人とほぼ毎回伺っています。
6/3に来店したのですが、広島での小鰯解禁は例年だと6/10。ってことで、小鰯は残念ながら食べられませんでしたが、こちらの魚は安定した美味しさ。
今回、初めて合鴨のローストを頂きましたが、これもいい味ですね。
しっとり感を残した火入れに、やや濃いめのタレがマッチしています。
【2010.07 訪問時】
広島に帰って何が一番食べたいかというと、実はお好み焼きではなく、小鰯。東京ではなかなか口にすることが出来ない小鰯は是非押さえたくなるのです。しかし若い頃に広島を出てしまったため、いい魚を出すお店なんて知ることもありませんでした。
今回の帰省では呑助さんのレビューで気になっていたとみ助に伺うことにしました。この日は地元の友人と一緒にお店に伺いました。当日予約でしたが、何とか席を確保することに成功です。カウンターのみのお店ですが、あっという間に店内は満席になり、飛込みできたお客さんは断られていました。週末などに伺う際には予約しておいたほうが無難でしょう。
注文したのは
・小鰯の刺身
・鱧の湯引き
・皮はぎの刺身
・きんきの煮付け
・おこぜの刺身
小鰯の刺身を見て、これが食べたかったんだよ、と思わず得心してしまいます。小指程度の大きさの大変小さな鰯ですが、これを広島ではよく食べるのです。これだけ小さな魚だと足も速く、家庭では天ぷらにしたり、生姜煮にして食べることが多いですが、折角こういうお店に来たのであれば刺身に限ります。鮮度も上々で脂も乗っています。小鰯は6、7月が丁度旬。いい時期にめぐり合えました。
鱧の湯引きは味の乗りがいまひとつ。鱧にはいい時期のはずなんですが、少し水っぽさを感じました。ちょっとこれはハズレという感じです。
皮はぎの刺身、これは実にいい味でした。薄造りにした身の美味しさもさることながら、やはり肝の濃厚な旨みがたまりません。たぷたぷに肥えた肝を醤油に溶かして身と一緒に頂く、皮はぎの醍醐味です。
きんきの煮付け、これが素材の良さだけでなく、味付けも素晴らしいものでした。脂をたっぷりと蓄えた身の味はとても豊かです。煮汁の味付けは若干甘辛さの立ったものですが、私の好みにばっちりはまってしまいました。付け合せの豆腐にもいい味が染み込んで、煮物としてとても魅力が高いです。
おこぜの刺身も文句なしの旨さ。活きたものを捌いてくれたので鮮度はけちのつけようがありませんでした。ぶりんぶりんとした触感は、噛んだ瞬間に歯をはじき返してしまうほどの弾力で、上品でありながら味わい深い白身に完全にやられました。
この日は刺身ばかり食べてしまいましたが、どの料理も素材の良さが際立っており、刺身として食べてもとても満足感がありました。きんきの煮付けもいい味だったので、手をかけた料理ももう少し頂いてみたい気になりましたが、それは次回の宿題としてとっておきたいと思います。広島で魚を食べたいという時にはいいお店だと思います。
この日は友人、それにその奥さんと我が夫婦4人でさんざん食って呑み倒し、終始下らない話をして広島の夜は更けていきました。この友人とは妙に馬が合い、かれこれ20年以上の付き合いになりますが、もう30過ぎのおっさん同士だというのに、ひとたび顔を合わせれば、学生だった頃の関係性が一瞬にして戻ってくるのは不思議です。久々にはめを外して楽しんだ一時でした。
ちょっと呑みすぎてお会計のことを覚えていなかったりしますが、多分そんなにお高くはないと思います。多分。