Happy Pleasant(幸せで楽しい)230gの大ロースかつ！　とんかつ幸楽も良質な群馬県産豚を使用した美味しいお店でした♪　～上州の美味しいお店を巡って～ : とんかつ幸楽

2017.10.14に寄らせて頂きました。
安中市の国道18号の磯部入口の信号から東へ800Mほどの所にあります。

安中市の磯部温泉入口の側にあります「とんかつ幸楽」様。
お店は国道18号沿いにあり、通る度に気になっていました。
先日に横川の関所食堂様と松井田のふくろう様に寄った帰りにも一緒に行った心が傷つく度に愛する意味を知っている(笑)彼女のウサ子ちゃん（仮名）にも
「ミミーはこの幸楽には行かないのかしら？私も前をよく通るけど・・・いつも車が沢山停まっているよ♪」
と言われて
「まだ行ってない・・・西毛方面は最近あんまり行かないから」
と彼女に言いましたら
「あらっ？ミミーは群馬のウサギだから西毛も攻めないとね♪富岡や安中、吉井こそが真の群馬なんだから♪」
と休日に出掛けるのが西毛が中心で安中が大好きなウサ子ちゃんにそう言われてしまい
「了解・・・十月は西毛遠征を中心にするかな？」
と言って「とんかつ幸楽」様に行く決意をします。

下仁田の名店きよしや食堂様で美味しいカツ丼を食べますと・・・秋雨の中、磯部へ向けて下仁田を出発します。
下仁田から「とんかつ幸楽」様までは直線距離ですと10キロぐらいしかなく、当初はミミー号MK-2(自転車)で妙義山の山道を越えて磯部へ向かう予定だったのですが・・・車で通るのですがつづら折りの坂道でアップダウンが大変激しく
「自転車で行かなくて良かった・・・」
と心底、安堵しました(汗)。
松井田を抜けて国道18号線に入るのですが・・・西毛方面は沼田や東毛方面に比べますとトンカツのお店が少なく
「西毛はトンカツが盛んじゃないから・・・大丈夫か？」
と正直心配してしまうのですが12時15分頃にお店に到着します。
ウサ子ちゃんの言う通りでお昼時なので車が多数置いてありますが・・・「西毛のトンカツのレベルが低いかも？」という心配は全くの杞憂で終わる事になるのはそれから数十分後でした。

中に入りますと中からは賑やかな声がしてきて、土曜なのに仕事をしていた人や夫婦の方々が美味しそうに食事をしていました。
カウンター席に案内されますとメニューを見ますと・・・トンカツもあるのですが美味しそうな創作カツやタンシチュー、ハヤシライスも有り
「これは・・・二品頼みたくなるよ」
と通常のカツとは別に他のメニューも頼む、必殺の二個食いをしようと考えたのですが・・・更に魅力的なメニューがあり
「特醸ロースかつ・訳210g　玄人向き、脂身の好きな人向き」
と書いてあり、脂身が好きなのは群馬ではトップ3に入る(笑)自分は急いで店員様を呼び
「すいません！特醸ロースかつ定食、ライス大盛で！」
と頼んだら
「今日は売切れてしまったんですよ・・・」
と申し訳なさそうに店員様に言われてしまい
「しまった！西毛のトンカツ事情を舐めていた！」
と激しく後悔してしまいました(泣)。
ですが・・・いつも一緒のウサギのキーホルダーが
「過ちを気に病む事はない、ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ」
と妄想内で丸裸を意味する仮面をつけた謎の男みたいな事を言うので(笑)、二個食いもやめて一番大きいサイズで約230gもある「大ロースかつ定食セット」を注文。
もちろんライスも大盛にして貰ったのですが・・・新たな問題は連食の二食目で一時間前に大盛カツ丼を食べたばっかで
「食べ切れるか・・・？」
との心配でした。

カウンター席の前で丁度、お肉の叩く音がして
「自分のを作っているな」
と思わず「赤い彗星の再来」と呼ばれる男みたいにニヤリと笑ってしまいました(笑)。
待っている間にウサ子ちゃんから連絡が着て
「知り合いの子供が出ている幼稚園の運動会を見に行きましたが・・・雨で早く終わりました(~_~;)おチビちゃんは参加賞だけ貰ったけど・・・お試し参加だから♪」
と連絡が着て
「なに？お試し参加って？」
と返信したら・・・その子供は来年に入園で招待状が来たらしく
「ここから先は競争だ・・・という事か？」
とウサ子ちゃんに連絡するのですが・・・返事はありません(汗)。
「もう少し時が緩やかであったなら・・・」
と思いながら待っていましたら「大ロースかつ定食セット」が運ばれて来るのですが・・・煌く金色の衣を纏うトンカツは大変美味しそうで自分は杞憂した事を謝罪して
「ははぁーーーーー！」
と静まりながら、その神々しさに平伏してしまいました(笑)。

「大ロースかつ定食セット」のトンカツは大サイズなので約230gもあり、食べ応えある厚みもピンク色の絶妙な火の通り加減も画像を見てもわかる通り全く申し分ありません。
ドキドキしながら食べてみますと・・・脂が程良く旨味のあって柔らかいロース肉は口の中で肉汁が溢れ出し
「これこそ・・・本物のトンカツだ！」
と思ってしまう程に美味しく、胸のつかえが吹っ飛んでしまう様な心地良さを感じるのです。
今回の美味しいポイントは群馬県産の最上級の豚肉を完熟させてから使用している事でお店が1本1本厳しく選び抜いていますから熟成させる事により旨味が増し、火を通す事によって更に旨味が増し、脂身も心地良い甘みになって群馬のトンカツの名店と遜色無い美味しさが生み出されます。
粗目の衣も立っていますから、サクサクでボリュームあるロースかつの良いサポートしていますし、お店に置いてあるピリ辛ソースも掛けて食べますと甘い脂身と適度に中和して美味しいマトリックスを生み出してました。
ご飯も大盛なので食べ応え抜群ですし、箸休めの漬物、たっぷりでカツと一緒に食べると美味しい千切りキャベツ、ハズレの無いホッとする味の味噌汁も素晴らしく
「幸楽様は良い仕事をしている！」
と感激してしまい・・・連食の二食目でしたが「ペロっ」と完食してしまい「Happy Pleasant(幸せで楽しい)」な気分を味わえました(笑)。

お店の中はカウンター席とお座敷があり、かなり広いです。
平日の13時半までに定食を頼まれればドリンクは無料で土日や夜でも料理を注文すればドリンクは100～150円と大変安く、自分も追加でアイスティーを頼んでしまいました。

「西毛のトンカツのレベルはどうなのか？」
とお店に入る前は心配していたのですが・・・自分も群馬県内各地のトンカツの名店には行きましたが「とんかつ幸楽」様もその名店に勝るとも劣らない素晴らしい美味しさがあり、何度も行ってしまうと思います。
良質な群馬県産豚を熟成させて使用したお店おススメの「大ロースかつ」はボリュームも旨味も柔らかさも段違いの美味しさがあり、拘りのお店の前に自分は
「豚肉王国群馬・・・ここにいて本当に良かった」
と感じ
「美味しかったです。ご馳走様でした」
とお会計の際に店員様に言ってお店に感謝して後にしました。
超薄切り肉を何層にも重ねて揚げてジューシーそうな「ミルフィーユ」、オリジナルガーリックピリ辛味噌を入れた「北京風味」、そして肉料理用に仕込んだデミグラスソースに牛スジ、牛骨で取ったブイヨンで野菜やトマトを煮詰めて足した拘りのソースを使った「タンシチュー」も大変美味しそうで気になる所です。
この後、すぐにプールで3時間泳いだのですが・・・「大ロースかつ」のボリュームが凄く、運動した後でもすぐには夕飯は食べに行けなかった程でしたが「とんかつ幸楽」様の「大ロースかつ」を食べた事に全くの後悔は無く
「もっと早く行くべきお店だった・・・」
と思いながらも美味しさに大満足する土曜の夜でした。

美味しい料理は人に元気をくれます。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。