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【尾瀬】 尾瀬大湿原の真ん中あたりの山小屋です。
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燧ヶ岳と龍宮小屋
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夕食
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小さいけど風呂アリ みんな順番に入ります
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至仏山
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山の鼻から始まる湿原は真っ白です
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水芭蕉の赤ちゃんの群生
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燧ヶ岳
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夕陽の尾瀬 至仏山方面
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明け方の湿原
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朝霧に霞む湿原
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オニギリ弁当
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最高のランチです
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富士見峠から尾瀬ヶ原方面
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アヤメ平も真っ白でした
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asakusa777
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
龍宮小屋
|
|---|---|
| ジャンル | 旅館・民宿 |
|
予約・ お問い合わせ |
0278-58-7301 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
群馬県群馬県利根郡片品村戸倉652 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 戸倉の竜宮旅館に無料駐車可 |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、一軒家レストラン |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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G,W,を利用して尾瀬にやって来た。
至仏山と燧ヶ岳という2つの百名山に挟まれた日本最大級の高層湿原の尾瀬ヶ原、ここはその丁度中間辺りの竜宮分岐点近くに建つ山小屋だ。
尾瀬といえば美しい湿原に延々と延びる木道の光景を思い浮かぶが、5月上旬の尾瀬はまだそのほとんどが雪に覆われている。
大湿原も一面真っ白、何処までも雪の平野が続いている。
夏は植生保護のために木道の上しか歩けない尾瀬だが、こうなると何処でも好きな方向に好きなように歩ける。
スノーシュートレッキングには最適な環境、普通の雪山だと重かったり滑ったりするスノーシューだが、全く傾斜の無い雪原ではスノーシューの天下だ。
なので今回の尾瀬歩きはスノーシュートレッキングに重きを置き、鳩待峠→山の鼻→龍宮小屋（泊）→富士見峠→アヤメ平→鳩待峠というルートで歩いた。
ほぼ全ての行程が雪の上を歩くことになったが、難所は龍宮小屋から富士見峠の高低差500mの登りだけなので、良い天気の下、景色を楽しみながら快適に歩く事が出来た。ただ、照り返しによる日焼けはハンパなく、みんな日に焼けて真っ赤になったが。
この小屋に関して、と言うか尾瀬に在る多くの山小屋に共通して言える事は、一般的な山小屋と比べて明らかに違う点に「湧き水が豊富」「下水完備」の2つの大きなメリットがある。
結果我々利用者は、水が好きに使えたりトイレが水洗ウォシュレット付きだったりお風呂があったりするという恩恵に授かれる。
更に、尾瀬ヶ原の標高が1400mちょっとなのでご飯も圧力釜ではなく普通の炊飯器で炊けるのでとても美味しい。尾瀬の名水も手伝って夕食も朝食も白飯が美味しかった事がとても印象的だった。
ただ、尾瀬に在る山小屋の多くがまだ営業を始めていないので、この小屋はとても混んでいた。混んでいると言っても繁忙期の北アルプスの小屋のように一つの敷布団に2人で寝るなんて事はないのだが、この日僕達が泊まった10畳の部屋は7人が泊まる相部屋となっていた。
燧ヶ岳を登る人、至仏山を登る人、山岳スキーやテレマークスキーを楽しむ人、多くの人にとって位置的に都合の良いこの小屋は人気のようだった。
歌で有名な尾瀬の水芭蕉は雪溶けと同時に咲き始め梅雨に入るまでがその見頃となる。
一面真っ白な雪に覆われた湿原だが、ほんの少し雪が消えた箇所が幾つかあって、そこには既に水芭蕉が顔を覗かせていた。
また、山小屋に泊まってこそ楽しめる景色も素晴らしかった。
夕陽に照らされる至仏山、満天の星空、朝の霧に霞む大湿原、まさに別天地の景色を思う存分楽しめた。
翌日は長澤新道を富士見峠まで登った。
ただ、全行程が雪に覆われていたので道がさっぱり分からない。
この間はマーキングも少ないのでGPSをこまめにチェックしながらの登山となったが、登りきった富士見峠〜アヤメ平の景色は格別で、燧ヶ岳の雄大な姿や片品村方面の絶景を楽しみながら小屋で作ってもらったオニギリ弁当を食べた。そこまでかなり悪戦苦闘した事もあり、このオニギリは最高に美味しかった。
普段はいろんな飲食店の「アレは旨い、この店はダメだ」なんて言っているが、結局は疲れて空腹の時に食べるオニギリに勝るご馳走は無いと思い知らされた。
友人が持参したガスストーブで雪を溶かして味噌汁を作ってくれた。その味もまた格別だった。
そこからは鳩待峠まで尾根伝いにゆっくり標高を下げていくスノートレッキングを楽しめる。この間はマーキングも沢山あって道迷いの心配もなく、途中コーヒーを淹れたりパンケーキを焼いたりしながら春の残雪の森をゆっくりと楽しんだ。
至仏山や燧ヶ岳も登ってみたい山ではあるが、それは雪がなくなってからで良い。残雪期ならではの尾瀬歩きを思う存分楽しめて僕も相方も友人カップルも皆大満足だった。
鳩待峠へ下山したら乗り合いタクシーに乗って麓の戸倉温泉でお風呂&宴会が待っている。
皆最後まで笑顔が絶えない楽しいトレッキングだった。