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「大盛チャーシューメン」1,230円(税込)
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「大盛チャーシューメン」上から。丼の直径は 23cm、左程大きなものでもないが、たっぷりと 7枚もの豚バラブロックチャ-シューが載せられていて、絢爛豪華な感じがした。
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「大盛チャーシューメン」接写。チャ-シュー1枚当たり重量(実測値)は、1枚目 24g、2枚目 27g、3枚目 23g、4枚目 19g。更に3枚の合計7枚がトッピングされている。合計予測重量は 162g となる。
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「大盛チャーシューメン」麺リフト。多加水の手打ち麺として、驚く程にコシがあるのは、極太麺であるからだと思われる。麺幅 5mm の極太麺は、ビジュアル的にも食感的にも、正にうどんそのものだ。
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「大盛チャーシューメン」チャーシューリフト。豚バラ肉をロール状にはせずに、ブロック状に仕上げたものを糸で繰り、その繰り方をやや強めて軽く曲げた感じで仕上げられたチャーシューだ。
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「大盛チャーシューメン」手打ち麺の不揃い感が見て取れる。その上での、半端でない麺の不揃い感! 極太麺から細麺まで、もちろん極太麺を中心にしてだが、麺のごった煮のような感じだ。
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『森田屋支店 太田店』店内表示メニュー
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『森田屋支店 太田店』夏季限定「冷し中華」870円「冷しチャーシュー」1,320円
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『森田屋支店 太田店』店舗外観
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『森田屋支店 太田店』店舗入口
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『森田屋支店 太田店』大看板
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『森田屋支店 太田店』店舗内観「テーブル席」
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『森田屋支店 太田店』店舗内観「お座敷席」
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『森田屋支店 太田店』テーブル付属の各種調味料類。
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『森田屋支店 太田店』各テーブルに置かれている団扇、必需品だ。
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「大盛チャーシューメン」1,230円(税込)総重量(実測値)1,734g。うち麺・具材重量 1,166g、うちスープ重量(麺・具材等完食後)568g。
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「大盛チャーシューメン」チャ-シュー1枚当たり重量(実測値)1枚目 24g、2枚目 27g、3枚目 23g、4枚目 19g、更に3枚の合計7枚〔合計予測重量 162g 1枚平均 23.25g〕
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【 (193) メガ盛行脚レビュー その138】
本日は、太田市運動公園陸上競技場まで出向いての練習指導であった。余裕を見て自宅を出発したつもりが、現着まで一時間以上を要し、危うく遅刻するところであったが、太田市内でも東に位置する競技場であることを失念していたわけで、反省しきりであった。
取り敢えず、38℃と言う強烈な暑さの中の練習を終え、せっかくここまで来たのだからと、今回は2店舗、連食で訪問してみた。その 1店舗目は『手延ラーメン 喜満』〔群馬県太田市内ケ島町779-1〕、2店舗目がこちらである。
『森田屋支店 太田店』
群馬県太田市龍舞町3969-4
0276-46-6066
栃木県日光市「神橋」交差点を起点とし、から群馬県東毛、埼玉県東部を経由して東京都豊島区の「西巣鴨」交差点を終点とする一般国道 R122 の沿線中、群馬県太田市の「竜舞東」交差点では、主要地方道の群馬県道2号前橋館林線と交差し、ここから R122 と群馬県道2号前橋館林線は、重複路線として館林市の「北成島町」交差点まで東進しながら併走する形となる。この「竜舞東」交差点から、館林市方向とは逆方向の、桐生市方向に向けて R122 を 1.5km 足らず西北西進すると、道路左手(南側)に『森田屋支店 太田店』はある。位置的には、太田市立休伯中学校の真北 200m 程の位置となる。
前々から、こちら『森田屋支店 太田店』、何とか訪問したいものと念願してきた店である。栃木県佐野市の本店『森田屋総本店』〔栃木県佐野市堀米町70〕 へは既に訪問しており、昔ながらの手法に拘り、麺幅のばらつきを敢えて守っている老舗の味を存分に堪能してきた。
2018.1.8(月)成人の日の『森田屋総本店』の大行列は相当なものであったが、こちら『森田屋支店 太田店』の混雑もなかなかのもので、平日昼、ピーク時間を外した 13:20 現着であっても店舗前駐車場は満杯、車を停める場を探しつつぐるんと回っては見たものの見つからず、諦めて帰ってきたところにちょうど店を離れる車が一台あって、運良く停めることが出来た。ε-(´∀`*)ホッ
いつものように店舗外観撮影をし、静かに入店した。席は4人掛けテーブルが一つ空いていて、奥のお座敷席も何席か空いている状態であり、とっつきのテーブル席に着席、メニュー表を探すものの見当たらず、こちらは厨房方向に向かって壁上方にある「店内メニュー表示板」を見ての注文なのだろうと悟る。
手書きで加えられている「冷し中華」870円(税込)、「冷しチャーシュー」1,320円(税込) に心惹かれるも、初見でもあり、前々から戴きたかった「チャーシューメン大盛」1,230円(税込)を注文した。
配膳を待つ間に店舗内感撮影をしていると、卓上の調味料類には「胡椒」と「一味唐辛子」のみしか置かれていないことに気づく。これは、店主の、自らが作るラーメンの味に対する矜持の象徴なのだろうと思った。
更にゆっくりと店内を見回すと、それはもう目を見張る程のカレンダーの数、自席から見えるだけで優に 20枚 は越えた量が下がっている。「なんでこんなに!」思わず声に出しそうだったが、じっと堪えた。この膨大な数のカレンダー、その意図や如何に??? ヽ(゚Д゚;)ノ!!
そんなことを考えてる間にあっという間の配膳となった。注文から配膳までは6分余り、なかなかに素早い配膳である。それでは早速に実食に入ろう。
「チャーシューメン大盛」1,230円(税込)
配膳された丼の直径は 23cm、左程大きなものでもないが、たっぷりと 7枚もの豚バラブロックチャ-シューが載せられていて、絢爛豪華な感じがした。
今回は連食でもあり「チャーシューメン大盛」のみの注文で、手元に取り皿系のものがないために、チャーシューの計量を小皿に移し替えて行うなどの工夫が取れなかった。そこでどうしたのかと言うと、何とまあ、実にもったいない食し方、、、チャーシューを 1枚取り上げてパクリ、計量撮影、2枚目を取り上げてパクり、計量撮影、3枚目を取り上げてパクり、計量撮影、、、これを繰り返したのだった。途中、4枚目までそれを行ったところで、余りにももったいないことをしていることに苛まれ、全枚数の計量は諦めることにした。よくよく考えて、いくら何でもこれはもったいなさ過ぎると気づいたわけである。(;^_^A
豚バラ肉をロール状にはせずに、ブロック状に仕上げたものを糸で繰り、その繰り方をやや強めて軽く曲げた感じで仕上げられたチャーシューだ。くるりと半円形に曲がった形態のチャーシューは、ことによると初めて見たかも知れない。
味わいの方は蕩けて解れる系ではなく、しっかりとした肉質感があるチャーシューである。噛み応えもなかなかのもので、柔らかい肉質の中、豚バラ肉の旨みを存分に噛み締めることの出来る食感である。
チャ-シュー1枚当たり重量(実測値)は、1枚目 24g、2枚目 27g、3枚目 23g、4枚目 19g、であり、更に3枚の合計7枚がトッピングされているが、1枚当たり平均重量が 23.5g の計算なので、7枚の合計予測重量は 162g と言うことになる。量的には先ず先ずの量と言えよう。
この量ゆえにビジュアルも魅力的で、この様態を一目直接この目で見てみたいものと、こちらへの来訪をずっと祈念していた次第なのであった。
チャーシュー以外のトッピングは、太めのメンマと刻みネギのみ。佐野らーめんならではのあっさりとしたものだ。メンマのシャキシャキ感は先ず先ずだ。
スープは、さっぱりとしていて優しさを感じさせてくれる、自己主張が強く出ていないものだ。鶏がらメインにチャーシュー煮出し、いわゆるラーメンらしいラーメンスープである。スープ表面にはキラリと輝く脂も載っていて、あっさりとした中に濃厚な旨みも感じられる。やや濁りの入ったスープなので、鶏がらを煮沸するタイプのスープであろうと思われる。脂身豊かな豚バラチャーシューとの馴染みは完璧なマッチングであった。
兎に角、こちら『森田屋支店 太田店』、何と言っても特徴的なのはその麺であろう。『森田屋』の流れを汲んでいる以上、もちろん青竹手打ち麺であろうが、多加水の手打ち麺として、ある意味驚く程にコシがあるのは、基本的サイズが極太麺であるからだと思われる。さらに佐野らーめんならではの平打ちの形状と比較すると、やや麺帯厚が厚く、通常の佐野らーめんの麺よりも平打ち度が低いところもその理由と考えられる。麺幅 5mm は確実にあるその極太麺は、ビジュアル的にも食感的にも、正にうどんそのものだ。
そのごん太のもちもちの弾力と、麺を噛み切る際の歯応えは、手打ち麺としては他の類を見ない。いわゆる佐野らーめんのピロピロ感とは、確実に一線を画しているその味わいには度肝を抜かれた。
その上での、半端でない麺の不揃い感! 極太麺から細麺まで、もちろん極太麺を中心にしてだが、麺のごった煮のような感じで、当然のこと茹で上がり状態は一本一本異なるから、色々な固さを感じることが出来る。私はこの麺の博物館的な色彩が大好きだが、この固さの違いを、食しながら愉しめる方でないと、この麺の高評価はしないのではなかろうか。間違いなく好き嫌いによって大きく評価が分かれる麺であろう。
このごん太のもちもち麺、食していながら、丼の底の方にまでかなり量的盛られていたので、
「この大盛、なかなかに量があるなあ」
と感じつつ啜っていたのだが、完食後に器重量を計測し、総重量(実測値)を計算してみてビックリ!
2,642g〔器とも 麺・具材・スープ重量〕- 908g〔器重量〕= 1,734g
何とラーメン単体の重量が、私独自のラーメン等汁物の『メガ盛』基準 1.5kg をオーバーしていたのであった。1,500g をわずかに出るくらいならまだしも、今回のそれは 1,700g 越えである。この量は、普通の食量の方であれば、悲鳴を上げるような重量だ。確かに、「食べログ」レビューのいくつかには、「大盛を注文したことを後悔」なる文面が散見される。。。
こちら『森田屋支店 太田店』、なかなかに半端でない盛り量の店である。ヽ(゚Д゚;)ノ!!
総じてこちらは、『森田屋総本店』とは異なる独自の路線を歩んでいるような気がした。チャーシューの雰囲気や、スープの様態などの基本ベースは本店志向ではあるが、メインとなる麺、その太さに対する取り組みが余りにも異なっている。
支店が独自の路線を歩むことは、本店の味わいを裏切らない限り許されるのではなかろうかと私は考えている。そう言った試行錯誤こそが、ラーメンの味を高め、日本人の心を魅了する原動力となってきたのだ。
『森田屋支店 太田店』、これはこれでありだ。佐野らーめんの新境地を見させてもらったような気がする。
なかなか面白い味わいで、実に美味しうござった。
さて、今回の実測値は、
「チャーシューメン大盛」1,230円(税込)
総重量(実測値)1,734g
うち麺・具材重量 1,166g
うちスープ重量(麺・具材等完食後)568g
チャ-シュー1枚当たり重量(実測値)
1枚目 24g、2枚目 27g、3枚目 23g、4枚目 19g、更に3枚の合計7枚
〔合計予測重量 162g 1枚平均 23.25g〕
器サイズ
直径 23cm、高さ 9.5cm、器重量 908g
完食時間 : 10分3秒4
訪問日 : 2018.8.2(木)
太田市でも地理的に東に位置する地域は、実際のところ、なかなかに訪問する機会は得られない。その昔、今から20年以上も前に、太田市内で暮らしていたことがあったのだが、そこは太田市内でも西寄りの地域であった。
平成の大合併で、その昔の市町村区割りが訳も分からなくなってしまった昨今でもあり、地図上、各市は広範化し、全体が一つになったような気にさせらもするが、それでもなお、行き易いところと行きにくいところは変わらずに存在している。今回訪問の太田市東部の2店舗、念願通り行くことが叶って、本当に嬉しい限りである。