マーディナ ■ 第３次北関東 編［02］■ 伊勢崎市の超有名インドパキスタン料理店で定点観測！ | ☆やみちゃんの富山食べ歩き☆ : マディナ カレーレストラン

マーディナ■第３次北関東編［02］■伊勢崎市の超有名インドパキスタン料理店で定点観測！2018年12月12日(水)NEW!
テーマ：・[群馬県]の調査報告 
カレー探偵、やみちゃんです。
 
 
 
『もう、ごめんよ。とは言わせない』

 
◆◆カレー遠征 2018冬
　『第３次　北関東　カレー警察　忘年会！』編
 
 
 

 
ディルシャッド
（群馬県伊勢崎市八斗島町1589-9）
 
 
 
 
 
佐久市での調査をさくっと終えた私は、北関東カレー警察本部がある群馬県伊勢崎市に到着しました！
 
 
 
かつて私はこの地を舞台に2013年、2014年と、２度に渡る北関東カレー遠征をしております。（遠い目）
 
 
 
第１次　北関東カレー遠征（全18話）

■カレー遠征2013ミッドサマー・漢（おとこ）たちの挽歌（信州・北関東編）■もくじ
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12245853403.html?frm=theme

第２次　北関東カレー遠征（全16話）

■カレー遠征2014晩秋・第二次北関東編（伊勢崎・太田・足利・館林）■もくじ
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12226809954.html?frm=theme
  
 
 
 
つまり、今回の遠征は「第３次」にあたるわけ。
 
 
 
過去２回の遠征で（諸事情により）燃え尽きた感があって、北関東とは疎遠になっていたのですが、、
 
それでもやっぱり北関東のことは意識せざるを得ない憧れの地でもあり。
 
 
 
とにかく（さまざまな国籍の）外国人が数多く居住し、混沌とした近未来的な様相を呈している北関東。
 
具体的には群馬、栃木、埼玉、茨城。
 
 
異国の食文化に興味があるひとには天国のようなエリアなのです。
 
 
 
食べログに載ってない店がザクザク残っていて、
日本人客が誰も利用していない店が大量にあって、
駅前には外国人しか歩いていないようなエリアなんです。
 
 
 
 
 

 
常にスクラッブアンドビルドな状況につき、この４年間に知らないカレー店も多く出来ていましたね。
 
 
ここ、「ディルシャッド」も、前は「シンドバット」というカレー店だったらしいのですが、最近「ディルシャッド」という名前になってケーララ人がケーララ料理を出しているというから訪問したのに、もう閉店してしまったようでした。
 
 
辞めちゃうのが、はやっ！
（※たぶん数ヶ月で閉店）
 
 
ぶわっ！
 
 
 
 
 

 
まあ、だったら隣りのタイ式マッサージ店にでも行かんなんまい！？
 
 
 
 
 

 
やみ「リサーーーー！！」
 
 
 
＊＊＊
 
 
 

 
マーディナ・カレーレストラン
（群馬県伊勢崎市柳原町1-1）
 
 
 
 
すみません！
リサ活動はしてません！
 
女性恐怖症ぎみの私がそんな店に入れようはずもなく、ですちゃ。ぶわ。
 
 
 
 
けっきょくは伊勢崎を代表するカレー店の１つ、「マーディナ」にやってきたのでした。
 
こちらは過去２回の遠征でも訪問していますね。
 
 
意外と歴史は古く、もう20年近くこの地で営業しているんじゃないかな？
 
イミズスタンでいうと「カシミール」とかと同じころに出来た老舗ですちゃ。
 
 
 
 
 

 
メニューは20年前からこんな感じと思われ。
 
 
イミズスタンの店の多くが、日本人客に親しまれ、ときにはＪＫの集団が利用していたりもするような現状になっている今日でも、北関東ではそのようなこともなく、20年前と客層がそう変わらないところがワクワクします。
 
 
 
 
 

 
嫁ねえし！
 
・・あ、いや、読めねえし！
 
 
 
ぶわ。
 
 
 
 
 

 
それでも、かつて日本人のバイトさん（※）がメニューを整備したり、ツイッターで情報を流したりしてくれてた時期もあったので、オーダーに不自由することはありません。
 
 
※現在、前橋市で「チャラカラ」を経営されている岡田オーナーシェフ。
 
※なお、実はこの遠征において「チャラカラ」で食べる気まんまんだったのですが、ちょうど帝都でミールスのイベントがあってそちらに行かれてしまい臨時休業中でした。。ぶわ。
 
 
 
 
 

 
なんと、グルテンフリーなロティもありまぁーす！！
 
 
※私はグルテンダイスキー！
 
 
 
 
 

 
ゴゴゴゴゴ・・・
 
 
 
 
 

 

 
ターリーセット　ロティ替え　　1300円
 
 
 
 
 
全日本ロティ普及促進委員会（ロティサークル）、
お豆チャン好き好き同盟、
大日本ターリー普及促進隊、
 
の活動を１度に満たすプレートですちゃ！
 
 
 
 
 

 
ほんまにグルテンフリーなのかは知らないけど（ぶわ）、急速に硬化してアゴが疲れるロティ！
 
材料がアター粉と塩ぐらいで混ぜモンが少ないことの証ですね。
 
正統派です。
 
 
 
 
 

 

 

 
ケーララ人シェフがつくったインパキカレーの３連チャン！！
 
（※オーナーがパキスタン人）
 
 
 
チャナチキン、
ビーフハリーム、
パラクゴーシュトです。
 
 
 
 
・・塩加減、よし！
 
ガーリック、ギンギンに入ってる！
 
 
パワーを我に、
 
ぐいいーーーーーーーーーん！！！
 
 
 
 
伊勢崎の夜に吠える探偵さん！！
 
 
やみ「リサーーーーーーー！！！」
 
 
 
 
 

 

 
伊勢崎のカレー店で手喰いしないやつなんていませんよ。
 
 
 
 
 

 
てか、すげえボリュームだな。。
 
 
 
私、けっこう胃が小さくなってきたのかもしれん。
 
ロティは１枚でもよかったかも。
 
 
 
・・いやいや、
 
いっぱい食べて戦車にならんなん！
 
 
 
 
 

 
諸行無常。
 
 
 
 
 
というわけで、伊勢崎にきたら定点観測しなきゃね、って店ですわ。
 
 
 
 
＊＊＊

http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12241378532.html

カレーFlie #073-2■マーディナ / 伊勢崎市 ■ 第二次北関東編[07] 伊勢崎の人気店でニハリスト活動！
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12241378532.html

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カレーFlie #073-1■カレー遠征2013ミッドサマー[10]■マーディナ（群馬県伊勢崎市）■国交樹立の巻。

善良なるカレー市民の皆さん。

カレー探偵、やみちゃんです。

2013.7/31-8/2に実施したカレー遠征記、
「カレー遠征2013ミッドサマー・漢（おとこ）たちの挽歌（信州・北関東編）」
つづきます。

＜ここまでのあらすじ＞

北陸の雄、富山カレー王国。

そのカレー首都・射水市（いみずし）でカレー探偵事務所を構えるカレー探偵やみちゃんのもとに、北関東カレー共和国（カレー首都・伊勢崎）のＳ卿からカレー遠征の依頼が届く。
それは南方の脅威（帝国）に対する共同戦線への打診であった。

元老院の派遣命令を受けたやみちゃんは持病のチャナ欠乏症にさいなまれながらも北関東に向け遠征を開始、カレー峠（佐久～高崎）越えに成功する。

ついに伊勢崎入りを果たしたやみちゃんは共和国・最重要人物、Ｓ卿と邂逅、いよいよあの名店でのカレートップ会談に臨まんとしていた・・。

＜９．探偵、マーディナでＳ卿と歓談する＞

・外観

いろいろな中南米系の店を巡回しているうちに日も暮れてきた。
さすがにこれほどの長期間カレーを絶つと手指がビクンビクンと痙攣しそう。

それはまずいというわけで「マーディナ」（伊勢崎市柳原町）である。

じつは店名が同じ店がもう１件、クルマで10分ほどの場所に存在する。（※オーナーは別別）

便宜上、今回の店を「マーディナ柳原」、もうひとつの店を「マディナ八斗島」と呼んで区別したい。
（※なお、Ｓ卿は前者を「駅に近いほう」、後者を「バイパスに近いほう」と呼んでおられた）

・外観２

富山県の「カシミール」にも通じるようなスパルタンな外観。
ライト級カレー女子には敷居が高め。→「マハトマ」（高崎市）にいってらっしゃい。

・看板

この色が渋すぎ！
でも日本語なのでアウェー感は、やや低下。

＜入店＞

・店内風景１

中に入ると随分明るいし、さっぱりした食堂の風情なのでアウェー感は著しく低下。
これならライト級市民にも安心だ。

・店内風景２

壁には”日本語”で、やたら親切な説明やら案内が貼りまくり。
なんでも日本人のアルバイト店員さんがいて日々パキスタンカレーの啓蒙につとめているのだとか。

そういえばマーディナの公式ツイッターも日本語でつぶやいていたが、実態はその店員さん個人なのだろう。

・店内風景３

手取り足取りとはこのこと。
甘やかしすぎるのは良くないのだが。。
（※ちなみに当の日本人店員氏はその日休暇中だった）

＜メニュー、オーダー＞

・メニュー

何といってもカレーが激安なのがすごい。
丸いナンとカレーがセットで500円。

・カレーいろいろ（一部）

それでいて、常時すべてのカレーに対応しているようだ。
これは素晴らしい。
富山では「今日はこれとこれがあります」という感じなので。

＜オーダー、食べる＞

・ひよこ豆とチキン　400円

私は持病がもう限界だったので「ムルグ・チャナ」。
量は200g程度？
富山基準よりも少なめ。
それにしても400円は激安。
これならば２種類注文してＷカレーも容易ではないか。

・拡大

チャナはホクホク、チキンはドラム１本。
味はコリアンダーとブラックペッパーがガツンと効いた王道のパキスタンカレー。
パキスタニ指数=100。
パッキパキ。

・じゃがいもとグリーンピース　400円

Ｓ卿は「アル・マタール」を注文。
こちらも香り高くホクホクで。
ドライなマサラ感が素晴らしい一品であった。

・ロティ　200円

ロティはアタ（全粒粉）100％で香ばしく、旨い。
１枚につき200円なのが無念（※）だが、これはオーダー必須であろう。

※富山県射水市のパキスタン店ではロティ、ナン、ライスは料金込みで食べ放題がデフォルト。

・丸いナン　100円

こちらも当然オーダー。
全国に冷凍で配達されている、マーディナの代名詞「丸いナン」だ。

実はマーディナの利益の大部分は（レストランではなく）、このナンの卸売りで得られているとか。
（※業界通のＫ氏による裏情報）

もはやメインは製パン業といってもいいだろう。

味はおなじみであるが、冷凍の焼き直しであるがゆえのパサつき感は否めない。
それを補って余りある安さと利便性があるのは事実。

・探偵たちの食卓

ライタはなにも言わなくても出してくれた。
素晴らしい。

・ライタ

味はマヨネーズとヨーグルトのミキシング風。

＜国交樹立＞

Ｓ卿「どうですか、伊勢崎の味は・・」

やみ「いや～、想像以上にすばらしいちゃ！これは旨いカレーやわ～」

Ｓ卿「それは良かった。富山（射水市）と比べてどうですか？」

やみ「射水市は、セットで1000円。まずは価格ありきなが。・・で、各店がいかにその1000円のなかにサービスを盛り込むかで競争しとるわ。だからロティも食べ放題だったり、ビリヤニとドリンクがサービスだったり、カレーがお代わりできたりする感じやねぇ」

Ｓ卿「なるほど。味はどうです？」

やみ「味はさすがやちゃ。マーディナ柳原は原点に帰った王道の味がするちゃ。実に素晴らしいわ。近くに住んどったらカレー２品とロティ１枚で1000円にして毎日でも食べにくっかもしれんちゃ～」

満足そうなＳ卿。
でも、どこか寂しそうな瞬間があることを私は見逃さなかった。

やみ「そんなに南の勢いちゃ強いがけ？」

Ｓ卿「・・・・。はい。僕は許せないんです。帝都では、ガチなパキスタンといえば埼玉県八潮市や、千葉県野田市など、どうしても南関東にある店ばかりが評価されている。北関東（伊勢崎）には、こんなに素晴らしいリアルなパキスタンがあるというのに・・・」

やみ「・・そりゃ、悲しいちゃねぇ。富山県射水市も帝都にはあまり知られてないから、気持ちはよく分かっちゃ」

Ｓ卿「わかってくださいますか。ならば、今回の全権カレー大使・やみ殿の訪問を機に、われわれ両国が国交を結び、お互いの知名度と地位向上のため、ともに活動していきませんか？」

やみ「もちろんやちゃ！最初から決めとったちゃいね」

・国交樹立之図（奥：Ｓ卿、手前：やみ）

Ｓ卿の手は温かく。
私がギュッとすると、ギュッと握り返してくれた。
この友情があれば、両国はもうダイジョウブ。

・甘くて赤い水

実はこれ、DIL（射水市）でも飲めます。

・諸行無常

Ｓ「では、景気づけにもう何軒か”カレー・ハシゴ”しますか」

やみ「そうこなくっちゃ。にゃはは」

伊勢崎の夜は長い。

＜まとめ＞

・味は正統派リアルパキスタン。
・日本語も通じるし日本人店員さんもいるらしい。
・アウェー感は、それほどでもない。普通にレストラン。
・丸いナンが名物。でもロティが激ウマ。
・単品が安いのでちょっとずついろいろ食べたい乙女ゴコロが満たされる。

＊＊＊

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」