昔懐かしき味わいを追いかけて。。。『ラーショ』巡礼の旅 その4♪ : ラーメンショップ 藪塚店

  • 料理・味 3.08
  • サービス 3.06
  • 雰囲気 3.06
  • CP 3.07
  • 酒・ドリンク 3.06
  • 行った 93人
  • 保存 257人

評価分布

この口コミは、kazutansさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

kazutans

kazutans(938)さんの口コミ[携帯電話番号認証済]男性・群馬県

1

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999
1回目

2018/11訪問

  • lunch:4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0
    使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999

昔懐かしき味わいを追いかけて。。。『ラーショ』巡礼の旅 その4♪

【 (223) メガ盛行脚レビュー その157】

ここ最近のマイレビ各氏のレビューをきっかけに「ラーショ」にドンと嵌まってしまったこの私。一店舗のみの訪問では飽き足らず、今回で何と 4店舗目。特にこちらは人気店とのことで、何としても行かずにおくべきかと考えていたのだが、日曜・祝日定休のこちらへは、なかなかにその訪問のチャンスが訪れない。たまたま本日は午後出張となり、お昼ご飯を戴きついででの訪問が、こうして叶った。これは有り難い限りと、喜び勇んでの初訪と相成ったわけである。


『ラーメンショップ 藪塚店』
群馬県太田市大原町1213-9
0277-78-9858


群馬県桐生市「本町五丁目」交差点を起点とし、伊勢崎市「本町四丁目」交差点を終点とする主要地方道、群馬県道68号桐生伊勢崎線を伊勢崎市街地方向から桐生市方向に向けて東北東進し、北関東自動車道高架下を通過、更に 3.5km 余り東北東進した地点、群馬県道315号大原境三ツ木線の起点でもある、群馬県太田市大原町の「大原上西」交差点を左折(北折)し、300m 足らず道なりに北進した最初の信号交差点南西角に『ラーメンショップ 藪塚店』はある。店舗付近の道路構造が複雑で、この信号交差点を左折(西折)した後に、20m 足らず西進して直ぐ左折(南折)する形で、やや回り込んでの店舗駐車場への入庫となるので注意されたい。


これまでに、3店舗の『ラーメンショップ』を訪問し、こちらにて 4店舗目となった。
これまでに訪問した、群馬県内『ラーメンショップ』、それぞれのレビューページへの target_"blank" によるリンクを貼ってみたので、以下により、ご覧戴けると嬉しい。〔スマホアプリは設定上リンクを切られてしまうため、リンク設定は PC による閲覧のみ〕

『ラーメンショップ 東大室店』〔群馬県前橋市東大室町87-1〕: 背脂溢れるスープと大量「ラーショ」ネギ
『ラーメンショップ 太田店』〔群馬県太田市安養寺町302〕: 驚愕の弩級大盛 1.7kg 超
『ラーメンショップ 藤岡店』〔群馬県藤岡市森342-4〕: 和風出汁と返し醤油のオリジナリティ
『ラーメンショップ 藪塚店』〔群馬県太田市大原町1213-9〕: 正統派「ラーショ」安心の味わい


「『ラーショ』巡礼の旅」と題して、群馬県内『ラーメンショップ』を訪問してきた。こうして各店を訪問してみると、それぞれの店舗にそれぞれのオリジナリティがあって、一店一店愉しませてくれる『ラーメンショップ』のありようが実に素晴らしい。何とも魅力的なフランチャイズチェーンであると、この巡礼の旅を通じてその思いをますます強くした。


今回、『ラーメンショップ』巡礼をするに当たり、私自身で『ラーメンショップ』に関して調べてみたものが以下の内容となる。これは、過去のレビュー内容と重複するものでもあるので、一度ご覧になった向きには、読み飛ばしてもらうことを推奨したい。
飽くまでも、私の『ラーメンショップ』レビューを、この記事で初めてご覧になる方用のものとお考え戴けると幸いである。

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『ラーメンショップ』
――――――――――――――――
『椿食堂管理有限会社』〔東京都大田区羽田1-3-7〕を本部とするラーメン店のフランチャイズチェーン『ラーメンショップ』、通称「ラーショ」は、赤い大きな看板がシンボルとなっていて、看板には赤地に白字で『ラーメンショップ』と書かれ、その左右に「うまい」と書かれているのが目印だ。

「ネギラーメン」が看板メニューである『ラーメンショップ』、ラーメンのベースは「東京豚骨ラーメン」とも呼ばれる、醤油ラーメン(東京ラーメン)の豚骨ダシを濃厚にしたものだ。1980年代から90年代にかけて、環七ラーメン戦争の時代と時を同じくするように爆発的に勢力を広げていった『ラーメンショップ』、甘辛いタレで和えた白ネギと、赤身肉を主とした肉質感満載の食べ応え抜群のチャーシューを売りにしている店舗が多いようだ。

とはいえ店舗毎にその特徴が異なり、独自のセットメニューや丼モノを用意していたり、「呑み」に特化した店舗や、ラーメンの表面に浮かぶ油でさえ、背脂がたっぷり振り掛けられた店舗もあれば、全く固形油の浮かない店舗まで、千差万別だと言われている。

フランチャイズ店としての捉え方に於いても、加盟店同士の結束力と言うか、上部組織からの締め付けめいたものは皆無に等しく、基本的には個人経営店の集まりと言った側面が強い。本部からは、豚骨醤油の作り方のノウハウと、麺・タレ・水色の丼が提供されるのみと言うことで、フランチャイズチェーンでありながら売り上げにかかるロイヤルティーはなく、本部から仕入れる食材等にロイヤリティー相当額が含まれているとのことのようだが、全ての食材を本部から仕入れる必要は無く、購入を義務づけられてもいないのだと言う。

そんな自由度こそが、『ラーメンショップ』通称「ラーショ」の魅力の最大の理由なのかも知れない。が、基本ベースにある「醤油ラーメン(東京ラーメン)の濃厚豚骨ダシ」は、どの店舗でも頑なに守られていて、その濃度や脂分こそそれぞれに異なるにせよ、醤油豚骨スープの濃厚さと言う点に於いては、共通しており、揺るぎない人気を誇る主因となっている。

「横浜家系ラーメン」の元祖である『吉村家』創業者の 吉村 実 氏 が、平和島のトラックターミナルにあった『ラーメンショップ』〔現在は閉店〕で修行をしたというのは有名な話で、『ラーメンショップ』は、「家系ラーメン」誕生のルーツとも言われている。確かに、「横浜家系ラーメン」の根幹は「醤油豚骨スープ」であり、『ラーメンショップ』との共通項は多い。

一方で、「横浜家系ラーメン」といえば脂分のメインは「鶏油(ちーゆ)」だが、『ラーメンショップ』はラードと背脂だ。ほんのりスープに感じる甘味はラードがベースとなっているようである。「横浜家系ラーメン」とは似て非なる、矢張り少々異なるスープ、これこそが『ラーメンショップ』の根強い魅力の一つであるのかも知れない。

『椿食堂』〔東京都大田区羽田1-3-7〕が最初に『ラーメンショップ』の名を使い始めたとされ、現在は『GOOD MORNING ラーメンショップ』〔東京都大田区羽田1-3-7〕と言う名で営業している。『ラーメンショップ』発祥の地として、一部「ラーショ」愛好家からは聖地化して崇められている側面もあると言う。
なお、「ラーメンショップ」の名称は『椿食堂管理有限会社』により商標登録〔商標登録番号 : 第4650026号、登録日 : 平成15年3月7日(2003)〕されており、無断使用は許可されていない。


水色のラーメン丼が『ラーメンショップ』の定番であるが、器直径に比べて器高がやや短いのもその特徴だ。他店と比して、浅く広い丼が大いに印象的だ。器高が低い分、直径は通常丼よりも若干大きめになっている感じで、配膳品のボリューム感がいや増しとなる。


『ラーメンショップ』の一番の売りとなっている「ネギラーメン」のトッピングであるが、このネギ、ベースとなるタレを除いて『ラーメンショップ』各店舗毎の手作りの品である。

白髪ネギをザルなどに移し、一瞬だけ(2~3秒程度)湯通しして直ぐに冷水で締める。但し、湯通しはネギの辛さを取るためのものなので、一般的には水に浸すだけの場合が多いとのことである。その後、水気を良く切ってかき混ぜやすい器に移し、チャーシューの細切りを加えたものに、胡麻油、出汁粉(顆粒)、すりおろしニンニク、白胡麻、特製「調味粉」を入れて良く和える。これを毎日の仕込みで作り置いておくわけだ。この特製「調味粉」に当たる部分が、フランチャイズ店に対して本部から送られてくる秘密の「調味粉」であるのだが、その精製方法等の詳細は全く以て不明である。

いずれにしても、このネギの味わいが『ラーメンショップ』の象徴の一つであり、堪らない魅力となっていることは確かだ。

因みに、ネギと和えるこの薄い褐色の調味粉、特製「調味粉」は、通称「熊の手」と言うのだそうだ。これが『ラーメンショップ』で最も重要な調剤とも言え、仕入れ値も割高であるとの情報をマイレビさんから戴いた。マイレビさんの言によると、これをケチる店舗と、本部のレシピ通り忠実に決められた量を守る所とでは、その味わいはもちろんのこと、客の入りまでもが大きく左右されるとのことであった。


スープは、豚骨醤油が基本になっているのだが、その味は『ラーメンショップ』をそのルーツとすると言われている「横浜家系ラーメン」の発祥以前から、『ラーメンショップ』でずっと貫かれてきた味わいだ。
『ラーメンショップ』では、その豚骨のイノシン酸に加えて、和風出汁である、昆布と鰹節のグルタミン酸が使用され、旨味の相乗効果を作り出しているとのことだ。この出汁との比率に関しては、店舗おのおのの裁量に任されており、この辺りが店舗毎の大きな味わいの差異ともなるようだ。

そうして、そこに加えられる『ラーメンショップ』の象徴ともなる、もう一つの秘伝、は、ネギの記述部分でも解説をした特製「調味粉」通称「熊の手」と同様、門外不出どころか加盟店店主も、その精製方法は本部から知らされていないとのことである。また、専用の機械で分析をしても成分が分からないとも言われている。全て「羽田」の本部で作られているとのことらしい。この特殊なラーメン用「醤油ダレ」は、正に『ラーメンショップ』の象徴的な味わいであるし、何年たってもファンを唸らせる味であり、絶対に真似の出来ない味とも言われているのである。豚骨スープと秘伝の特殊なラーメン用「醤油ダレ」が合わさることで、爆発的な味の広がりが生まれ、「旨味」が口腔内一杯に広がる。。。この魅力に取り憑かれた者は最早逃れることはままならない。

前述の通称「熊の手」は「醤油熊の手」と呼ばれており、ネギの調味の要であるが、「ミソラーメン」の調味に加える「味噌熊の手」と言うものもあるそうだ。双方とも、羽田で全て作り、各加盟店に配送しているとのことである。

一方、「ニューラーメンショップ」なるグループ系列もあるらしく、もともと『ラーメンショップ』をやっていた者が本部を新たに立ち上げたのだそうだが、その本部所在地は神奈川県だとのことで、そちらの系列では「熊の手」の代わりに「パウダー」を使用しているとのことであり、その生産も「ニューラーメンショップ」神奈川本部で一手に行っているとのことであった。


なお、麺などのその他食材に関しては、各地域ごとに本部があって、そちらでの製造、配送が行われているとのことである。因みに、北関東4県は、『ラーメンショップ北関東地区本部』〔栃木県小山市犬塚7-11-20 TEL 0285-27-9991〕が本部となっているようだ。

と言うことで、麺は『ラーメンショップ』フランチャイズ店に直送される、本部で製造された『ラーメンショップ』オリジナル麺が存在する。が、これは本部からの強制ではなく、各店舗ごとにその採否は自由に任されていて、地元の製麺所の麺を使用しても良いとのことである。麺ケースに『ラーメンショップ』の名入れがあるか否かで、『ラーメンショップ』オリジナル麺であるか否かを知ることが出来よう。

そのオリジナル麺の仕様は、機械打ち角刃麺、やや縮れの入ったストレートの中細麺である。通常のお任せでで茹で上げた麺は、やや柔らかめの仕上がりとなって配膳される。多くの常連客が注文時に、「麺固め」をオーダーし、5人に2人くらいは「麺固め」との声を掛けての注文となっているようだ。
『ラーメンショップ』のオリジナル麺は「低加水率麺」である。加水率 30~35% が一般的な中華麺であるが、これを越えると多加水麺、下回ると低加水麺とされる中、『ラーメンショップ』の麺は、無添加・加水率 30% となっている。加水率を下げたことで、小麦粉の味わいが濃厚となり、小麦の芳醇な風味が香る仕様となっている。更に、低加水率麺であるために、スープを吸収し易くなるため、スープの味わいが麺によく絡む。豚骨醤油の味わいを充分に吸い上げ、濃厚な味わいを堪能出来るわけだ。その一方で、水分吸収力が高い分、延び易いという欠点もあるので、小食な方は「中盛(1.5玉)」「大盛(2玉)」は避けた方が良いかも知れない。
――――――――――――――――

さて、そんな歴史を有する『ラーメンショップ』であるが、2018年現在、群馬県内には 10店舗も存在していない。こちら『藪塚店』〔群馬県太田市大原町1213-9〕を初めてして、太田市内は、比較的店舗数が多く、旧尾島町の『太田店』〔群馬県太田市安養寺町302〕、通称『キリンラーメン』〔群馬県太田市八重笠町335-1〕と 3店舗が存在している。その他、前橋市の『東大室店』〔群馬県前橋市東大室町87-1〕、『藤岡店』、みなかみ町の『月夜野バイパス店』〔群馬県利根郡みなかみ町上津973-1〕、『下仁田店』〔群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧5870-1〕の計 7店舗のみとなっている。

前橋市内には『ラーメンショップ時計台』〔群馬県前橋市国領町1-11-3〕と言う店名も、『ラーメンショップ』の文字列検索で掛かってくるが、こちらは『ラーメンショップ』とも『味の時計台』とも無縁の店舗のようである。
更には、高崎市内にも『ラーメンショップ 力屋』〔群馬県高崎市下豊岡町49〕なる店舗もあるようだが、こちらは看板が縦の黄色であることと、提供メニューの内容や使用丼が異なるなど、そもそもが『ラーメンショップ』と無縁の店のようである。


今回は、「『ラーショ』巡礼の旅」と題し、その第四弾として、こちら旧藪塚町の『ラーメンショップ 藪塚店』を選んでみたのだが、看板メニューの「ネギラーメン」を中心に据えつつも、比較的自由度の高いフランチャイズチェーンの『ラーメンショップ』、その『藪塚店』のメニューは以下の通りとなっている。こちらのメニューは、実にオーソドックスで、正に『ラーメンショップ』の定番品を戴くことが出来る仕様となっている。


しょうゆ味・みそ味

「ラーメン」600円(税込)
「ネギラーメン」750円(税込)
「チャーシューメン」800円(税込)
「ネギチャーシューメン」900円(税込)
「つけめん(ネギ入り)」900円(税込)

「学生ラーメン」350円「中盛」450円「大盛」500円(税込)「
※ 小学生~高校生までです

「大盛(2玉)」「中盛(1.5玉)」各100円増

「ライス(半)」100円(税込)

【トッピング】

「のり増し」「もやし増」50円(税込)
「ワカメ増し」「メンマ増し」100円(税込)
「ネギ増」「チャーシュー増」200円(税込)

「味付き玉子」100円(税込)


こちら『ラーメンショップ 藪塚店』の営業時間は「AM 8:00~PM 8:00」となっている。定休日が日曜・祝日となっていて、平日営業のみと言うところが、私には辛いところだ。それゆえ昼時間に関しては、そうそう訪問機会を得ることはないだろう。今回、運良くこうして昼時間の訪問が叶ったわけだが、流石に大人気店、ピーク時はほぼ満席状態が続き、店内待ち客が数名ずつ常にいる状態であった。

現着は、お昼時間の弩ピークを避けるべく 11:30 の少し前。いつものように店舗外観撮影をして入店し、早速に写真撮影許可を戴いた。こちら『藪塚店』は食券販売機によるオーダーシステムとなっている。店舗東側に置かれている食券販売機メニューを見る限り、こちらの最大量は「大盛(二玉)」と思われ、「ネギチャーシューメン」「大盛」の食券を購入し、女性店員の案内を受けてカウンター席に座った。いつも通り、初見ゆえに当然の如く「しょうゆ味」とした。

注文から配膳までは 8分余り。先客多数でほぼ満席状態、後客も続々来店し、店内待ち客が出る中、先ず先ずのスピーディーな配膳だ。


「ネギチャーシューメン」900円「大盛(二玉)」100円(税込)


配膳された「ネギチャーシュー」「大盛(二玉)」、その量が 1.5kg を越えているのか否か微妙なところであった。配膳写真撮影の後に直ぐ様スケールに載せて計量してみると、器とも重量は 2,602g! 『ラーメンショップ』の「大盛」用丼は 1kg 程度の重量であることは分かっているが、1,100g 程度から 1,200g 程度まで様々であることから、何とも微妙な数値であった。まあ、『メガ盛行脚』としての訪問ではなく「『ラーショ』巡礼の旅」としての訪問でもあるので、気にせず戴くことにしてみた。


こちら『ラーメンショップ 藪塚店』、今まで食した「ラーショ」4店の中で、スープの作りに於いて最も過去の記憶に残る『ラーメンショップ』の味わいを感じさえてくれた。「ああ、この味」、、、一口スープを啜っただけでそう思わせてくれたのであった。

丁寧な作り、飾らない味、スープはこってりとしていて、それでいてクリーミー。
ラードの量がかなり多いことは、「チャーシューリフト」写真から見て取れるその色艶をご覧戴ければお分かりかと思うが、これだけの「ぬめり」と「輝き」を含んでいるのにも関わらず、全く以てしつこさは一切ない。
更には大量に浮く背脂、その量は多過ぎず少な過ぎず、程良い量が使用され、しつこさよりも甘みを感じさせてくれる風味に仕上がっていて、実に見事であった。
ベースとなる豚骨もしっかりと利いていて、インパクトを感じさせてくれる中、その背後から節系の和風出汁の風合いも、わずかながら香ってくる。これは見事なバランスと言って良いだろう。
恐らくは、素材の良質さと品質の高さ、新鮮さがもたらす味わいなのだと思う。このスープは正しく絶品である。


麺ケースには「ラーメンショップ」の刻字があり、本部で製造された『ラーメンショップ』オリジナル麺を使用していると言うことが分かる。いつもの機械打ち角刃麺、やや縮れの入ったストレートの中細麺は、矢張り、お任せでで茹で上げると、やや柔らかめの仕上がりだ。それはもちろん、いつもの「ラーショ」の味。。。但し、そのいつもの「ラーショ」の味も、茹で上げの技量一つで、その味わいが大きく変わってくる。
同じ時間、茹で上げたのだとしても、茹で鍋の温度、沸騰状態、ラーメンてぼの中で茹で上げ中の麺を掻き混ぜるタイミング、湯切りの技術、それらによって、ラーメン自体の味わいが実際に変わってくる。一番の違いは、その日の気候温度で茹で上げ時間を微妙に調整する「勘」の様なものの有無だろう。麺茹では誰がやっても同じかと言うと、決してそんなことはない。麺茹での料理人によって、麺の食感そのものが大きく異なってくるわけだ。まあ、実際、食べる側の私自身、そこまで細かく分かるわけではないが、それでも、「あっ違うぞ」と言う位の差異は、意外と気づけるものである。
その点、こちら『ラーメンショップ 藪塚店』店主の技術は、なかなかのものがある。程良く食べ応えのある麺茹でで、固過ぎず柔らか過ぎず、こう茹でるのが「ラーショ」の麺だと思わせてくれるような絶妙な茹で上がりであった。

加水率 30% の「低加水率麺」の小麦の芳醇な風味がふんわりと香り、濃厚豚骨醤油スープが程良く絡んだその麺を、ずるっと吸い上げた瞬間に、スープと麺の味わいが一気に口腔内を駆け巡る。この麺の固さ、表面も芯も、この固さが良い。そう感じさせてくれる美味なる麺だ。


トッピングは、豚バラ肉のロールチャーシュー 4枚、6切の海苔2枚、ワカメ、メンマに、ネギだ。

ネギは、『ラーメンショップ』オリジナルの調味粉、秘伝の「醤油ダレ」=「醤油熊の手」がきっちりと適量使用され、その味わいは模範的なものである。ただ総量としてのトッピング量は、これが定番の量なのだろうが、どうしても『東大室店』の大量「ラーショ」ネギと比較して考えてしまうので、これだけの量であっても、やや少なめに感じてしまうのであった。それほどに『東大室店』のネギは満足の量であったと言うことなのだろう。

チャーシュー1枚当たり重量(実測値)は、1枚目 31g、2枚目 35g、3枚目 36g、4枚目 30g の合計重量 132g と、先ず先ずの量が載せられている。この豚バラ肉のロールチャーシューは、肉質感が中々にあって、『ラーメンショップ』ならではの噛み応えと味わいであった。いわゆる「ラーショ」のチャーシュー、そんな感じの美味なる味わいだ。

その他のトッピングである、海苔 2枚、ワカメ、メンマは、取り立てて大きな特徴はない。極々一般的な味わいで、可もなく不可もなし。先ず先ずの味わいを素直に堪能出来る品となっている。


総じて、こちら『ラーメンショップ 藪塚店』の「ラーメン」は「ラーショ」の定番の味だと言える。平均的と表現するよりも模範的と表現した方がふさわしい程に、きっちりと出来ているような気がする。それゆえに、27年前の懐かしい味わいを思い出させてくれたのだろう。


完食後、直ちに器重量を計量。その重量は 1,084g であった。器とも重量の 2,602g からこの数値をマイナスをすると、総重量(実測値)は 1,518g となる。ギリギリとは言え、私独自のラーメン等汁物の『メガ盛』基準 1.5kg、カレー等「固形物」の『メガ盛』基準 1.0kg、の数値をクリアした。今回の『ラーメンショップ 藪塚店』の「ネギチャーシューメン」「大盛(二玉)」、これもまた晴れての『メガ盛』入りである。


「ライス(半)」100円(税込)


「ライス」は、総重量(実測値)189g。『ラーメンショップ』「半ライス」通常価格 100円 での提供だ。こちら『藪塚店』ではこの一種類しかライスのメニューがないのは、ちょっと残念で、矢張り「大盛ライス」が欲しいところではある。

いわゆるお茶碗 1杯(中盛)が、0.4合 炊飯後ご飯重量 150g 程度と言われているのだが、こちらの「ライス」の提供量は、一般的な「大盛」が 200g~240g と言われている中、それに近い量の提供であり、これを「ライス(半)」100円 として提供してくれるのは、サービス精神が高いと言える。
仮に「大盛ライス」200円 なる代物があったとしたら、その予想重量は 370g 超となるわけで、これは、炊き上がりのご飯 1合が一般的に 330g 程と言われる中、それを遙かに越える量である。その半ライスとしての提供品である「ライス(半)」100円 のこの品もまた、破格の量が提供されていると考えて良かろう。

「ライス(半)」の味わいの方に関したは、特に際立った特徴、拘りはないようだ。また、食していても取り立てて不満もなく、極く普通の味わいであった。もちろん、濃厚豚骨醤油スープにはぴったりのライスで、当然の如く美味しく戴いた。


全体として、『ラーメンショップ』王道の味わいを醸し出してくれる作りの『ラーメンショップ 藪塚店』。その一番の理由は、少なく絞られたメニュー数ではなかろうか。サイドメニューは一切なし。「ラーショ」定番の、「ネギ」「チャーシュー」を使った「しょうゆ味」「みそ味」の「ラーメン」と「つけめん」のみに特化し、「大盛」「中盛」は同一料金という単一化まで図っている。

これは、中心となっている「ラーメン」への自信、自ら日々炊き出しているスープへの矜持の表れなのだろう。正に正統派、王道の店と言って良い。


ううむ、『ラーメンショップ 藪塚店』、「ラーショ」の「かくあるべし」を、直接その目に見せてくれ、それを見事に味合わせてくれる店と言えよう。30年近く前に感じた味わいを、ものの見事に体験させてくれるのだから、それだけで素晴らしい。

いや、相当に美味しうござった。


さて、今回の実測値は、

「ネギチャーシューメン」900円「大盛(2玉)」100円(税込)
総重量(実測値)1,518g
うち麺・具材重量 1,092g
うちスープ重量(麺・具材等完食後)426g
チャーシュー1枚当たり重量(実測値)
1枚目 31g、2枚目 35g、3枚目 36g、4枚目 30g〔合計重量 132g〕
器サイズ
直径 27.5cm、高さ 7.5cm、器重量 1,084g

「ライス(半)」100円(税込)
総重量(実測値)189g
器サイズ
直径 12cm、高さ 5.5cm、器重量 191g

支払額総額 1,200円(税込)
実食総重量 1,707g
完食時間 : 8分1秒0
訪問日 : 2018.11.7(水)


『ラーメンショップ』における自由度の高さは、各店舗にあらゆる可能性を与えてくれる。その可能性の幅の中、「かくあるべし」〔『藪塚店』〕と「かくもあり得る」〔『藤岡店』〕、その二つの店舗を味わうことが出来た。時間は間を置いたものの、連続しての訪問であったので、その特徴の差を如実に感じられて、実に愉しかった。『ラーメンショップ』、矢張り恐るべしである。(笑´∀`)

  • ラーメンショップ - 「ネギチャーシューメン」900円「大盛(2玉)」100円(税込)

    「ネギチャーシューメン」900円「大盛(2玉)」100円(税込)

  • ラーメンショップ - 「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」上から。ベースとなる豚骨もしっかりと利いていて、インパクトを感じさせてくれる中、節系の和風出汁の風合いも、わずかながら香ってくる。これは見事なバランスだ。

    「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」上から。ベースとなる豚骨もしっかりと利いていて、インパクトを感じさせてくれる中、節系の和風出汁の風合いも、わずかながら香ってくる。これは見事なバランスだ。

  • ラーメンショップ - 「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」接写。この豚バラ肉のロールチャーシューは、肉質感が中々にあって、『ラーメンショップ』ならではの噛み応えと味わいであった。いわゆる「ラーショ」のチャーシューである。

    「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」接写。この豚バラ肉のロールチャーシューは、肉質感が中々にあって、『ラーメンショップ』ならではの噛み応えと味わいであった。いわゆる「ラーショ」のチャーシューである。

  • ラーメンショップ - 「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」麺リフト。店主の麺茹で技術は、なかなかのものがある。程良く、固過ぎず柔らか過ぎず、こう茹でるのが「ラーショ」の麺だと思わせてくれるような絶妙な茹で上がりであった。

    「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」麺リフト。店主の麺茹で技術は、なかなかのものがある。程良く、固過ぎず柔らか過ぎず、こう茹でるのが「ラーショ」の麺だと思わせてくれるような絶妙な茹で上がりであった。

  • ラーメンショップ - 「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」チャーシューリフト。ラードの量がかなり多いことが見て取れる。これだけの「ぬめり」と「輝き」を含んでいるのにも関わらず、全く以てしつこさは一切ない。

    「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」チャーシューリフト。ラードの量がかなり多いことが見て取れる。これだけの「ぬめり」と「輝き」を含んでいるのにも関わらず、全く以てしつこさは一切ない。

  • ラーメンショップ - 「ライス(半)」100円(税込)

    「ライス(半)」100円(税込)

  • ラーメンショップ - 「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」ネギ接写。ネギは、『ラーメンショップ』オリジナルの調味粉、秘伝の「醤油ダレ」=「醤油熊の手」がきっちりと適量が使用され、その味わいは模範的なものである。

    「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」ネギ接写。ネギは、『ラーメンショップ』オリジナルの調味粉、秘伝の「醤油ダレ」=「醤油熊の手」がきっちりと適量が使用され、その味わいは模範的なものである。

  • ラーメンショップ - 「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」ス-プに浮く背脂(A脂)大量に浮く背脂、その量は多過ぎず少な過ぎず、程良い量が使用され、しつこさよりも甘みを感じさせてくれる風味に仕上がっていて、実に見事であった。

    「ネギチャーシューメン」「大盛(2玉)」ス-プに浮く背脂(A脂)大量に浮く背脂、その量は多過ぎず少な過ぎず、程良い量が使用され、しつこさよりも甘みを感じさせてくれる風味に仕上がっていて、実に見事であった。

  • ラーメンショップ - 「ライス(半)」上から。仮に「大盛ライス」200円 なる代物があったとしたら、その予想重量は 370g 超、1合以上 となるわけで、その半ライスとしての提供品である「ライス(半)」100円 のこの品もまた、破格の量が提供されていると言えよう。

    「ライス(半)」上から。仮に「大盛ライス」200円 なる代物があったとしたら、その予想重量は 370g 超、1合以上 となるわけで、その半ライスとしての提供品である「ライス(半)」100円 のこの品もまた、破格の量が提供されていると言えよう。

  • ラーメンショップ - 「ライス(半)」接写。「ライス(半)」の味わいの方は、特に際立った特徴はない。また取り立てて不満もない、極く普通の味わいであった。もちろん、濃厚豚骨醤油スープにはぴったりの白米である。

    「ライス(半)」接写。「ライス(半)」の味わいの方は、特に際立った特徴はない。また取り立てて不満もない、極く普通の味わいであった。もちろん、濃厚豚骨醤油スープにはぴったりの白米である。

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』メニュー表

    『ラーメンショップ 藪塚店』メニュー表

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』メニュー表拡大

    『ラーメンショップ 藪塚店』メニュー表拡大

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』メニュー表食券販売機拡大

    『ラーメンショップ 藪塚店』メニュー表食券販売機拡大

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』メニュー表食券販売機

    『ラーメンショップ 藪塚店』メニュー表食券販売機

  • ラーメンショップ -
  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』店舗外観「北東から」

    『ラーメンショップ 藪塚店』店舗外観「北東から」

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』店舗入口フード

    『ラーメンショップ 藪塚店』店舗入口フード

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』店舗入口

    『ラーメンショップ 藪塚店』店舗入口

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』店舗営業案内

    『ラーメンショップ 藪塚店』店舗営業案内

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』営業時間

    『ラーメンショップ 藪塚店』営業時間

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』店舗内観「お座敷席」

    『ラーメンショップ 藪塚店』店舗内観「お座敷席」

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』店舗内観「カウンター席」

    『ラーメンショップ 藪塚店』店舗内観「カウンター席」

  • ラーメンショップ - 『ラーメンショップ 藪塚店』テーブル付属の各種調味料類

    『ラーメンショップ 藪塚店』テーブル付属の各種調味料類

  • ラーメンショップ - 「ネギチャーシューメン」900円「大盛(2玉)」100円(税込)総重量(実測値)1,518g。うち麺・具材重量 1,092g、うちスープ重量(麺・具材等完食後)426g。

    「ネギチャーシューメン」900円「大盛(2玉)」100円(税込)総重量(実測値)1,518g。うち麺・具材重量 1,092g、うちスープ重量(麺・具材等完食後)426g。

  • ラーメンショップ - 「ネギチャーシューメン」900円「大盛(2玉)」100円(税込)チャーシュー1枚当たり重量(実測値)1枚目 31g、2枚目 35g、3枚目 36g、4枚目 30g〔合計重量 132g〕

    「ネギチャーシューメン」900円「大盛(2玉)」100円(税込)チャーシュー1枚当たり重量(実測値)1枚目 31g、2枚目 35g、3枚目 36g、4枚目 30g〔合計重量 132g〕

  • ラーメンショップ - 「ライス(半)」100円(税込)総重量(実測値)189g。

    「ライス(半)」100円(税込)総重量(実測値)189g。

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店舗基本情報

店名 ラーメンショップ 藪塚店
ジャンル ラーメン、つけ麺
予約・
お問い合わせ

0277-78-9858

予約可否
住所

群馬県太田市大原町1213-9

交通手段

最寄駅 東武桐生線「藪塚駅」
桐生ー伊勢崎線沿

阿左美駅から3,080m

営業時間

8:00~20:00

定休日

日曜、祭日、第2火曜日

予算(口コミ集計)
[夜]~¥999 [昼]~¥999

予算分布を見る

支払い方法

カード不可

席・設備

席数

18席

(カウンター10席、座敷8席)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙 全面喫煙可

混んできましたら禁煙にご協力下さい。

駐車場

20台

空間・設備

カウンター席あり、座敷あり

携帯電話

au、docomo、Y!mobile、SoftBank

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

一軒家レストラン

お子様連れ

子供可

Ok

ドレスコード

ない

備考

【太田市大原町1267-3より移転】
●「群馬のうまいラーメン2015→2016最新版」に掲載。

初投稿者

マキくんマキくん(1014)

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