桐生の寿司仙人にまた握って頂き至高の人生 : すし処 さいとう

昨年の8月以来、２回目の訪問です。
今回も素晴らしい体験でした。
ビール、日本酒も頂き、1万円ぽっきり。
申し訳ない気持ちにすらなります。

大将、築地から豊洲に変わっても週3回の市場通いは続けられているそうです。交通の便の関係で余計に時間がかかり大変だそうです。市場に行かれる日は仕込みが間に合わないので予約は7時からにしているとの事。

また、魚の保存状態は確実に豊洲に移転してからの方が良くなっているとの事。夏場にはその良い方向への変化が実感できるのでは、とおっしゃってました。この冬場でもスミイカやさよりは全然違うそうです。

以下頂いたもの。

●ビール(サッポロ)

●おつまみ盛り合わせ
・いかの印籠詰め(とっても美味しい。)
・生のたらこの炙り(外カリ、中はほぼ生。とっても美味しい。)
・菜の花のお浸し(美味しい。)
・うどの皮のきんぴら&うどの白煮(これらが抜群に美味しい。白煮は繊細。皮のきんぴらはしっかりとした味ながらとろける。)

●日本酒『高清水』(スッキリとしてとっても美味しい。)

●お造り
・皮付きのめじまぐろ（ものすごく美味しい。皮炙ってある。大将曰くツマミ向きとのこと。にぎりだと皮がじゃまするそうです。一瞬さっぱりと思いきや、脂のののりたっぶり)
・ほしがれい（こりこりで美味しい。)　
・あおやぎ(実は苦手だが食べられた)
・平貝(美味しい。)
・甘エビ(トロりと美味しい。)
・さより(とっても美味しい。)

●よろいぼうの葛あんかけ(よろいぼうとは鱈の一種との事。これが驚愕の美味しさ。普通の鱈とは全然違う。弾力がすごい。)

●柳ガレイ一夜干し(卵がツマミとして秀逸。)

以下、にぎり

●すみいか(これは凄かった。超肉厚なのに新いか並みにこりこり！大将曰く、今が一番うまいとの事。)

●赤貝(美味しい。)

●ほっき貝(美味しい。)

●アジ（抜群に美味しい。)

●大間のまぐろ(とっても美味しい。)

●青森県三厩(みんまや)の中トロ(なんと３週間熟成。脂があった方が保てるので長期間の熟成が可能との事。とっても美味しい。上品に旨みを閉じ込めた感じ。)

●コハダ(とっても美味しい。味か深い！)

●はまぐり(とっても美味しい。蛤を煮詰めて100ccが30ccになったところにちょい醤油、という作り方だそう。)

●ヒラメ昆布締め（肉厚、噛み進むうちに旨み爆発、写真取り忘れ)

●さより クルマえびのそぼろのせ(とっても美味しい。握る前にさよりを酢洗いしてから。味が引き立つとの事。)

●天然車えび(うまく表現できないけど、肉厚で旨み爆発)

●玉子焼き(優しい味わい。スフレみたい。エビを叩いてから卵をあわせるとの事で、手間が物凄くかかるらしい)

●ミルガイ(歯ごたえシャキシャキ)

●お漬物(キュウリも人参もうまいけど特にかぶが凄かった。)

●白魚酒蒸し（ちびの集合体なのに食感ふわとろアナゴみたい)

●江戸前アナゴ(とろけた)

●鉄火巻き(トロが口の中でふわっと広がる。巻く前にのりを炙っていらっしゃる。)

●すみいか(おかわり)

●(途中で)日本酒『高清水』おかわり

以上、今回も圧巻のおまかせでした。
お腹も結構いっぱい。
幸せでした！

そうそう、そう言えばアイドル並みに可愛いお手伝いの子が入ってました。この方の接客がまたものすごく感じが良く、更にポイントアップ！

ごちそうさまでした！
また桐生におうかがいします！

P.S. 2018/8の私の投稿が昼訪問になっているのは夜訪問の間違いです。

ちょっと時間がたってしまいましたが、8月26日訪問のレビューです。

佐野・桐生1日2日食い倒れの旅、最終ゴール店がこちら『すし処さいとう』さん。
らーめん芝浜さん狙いで、桐生小旅行を決めた際に食べログで桐生市のランキング検索をして上位に表示されたこちらのお店。
皆さんのレビューをチェックすると、私が（勝手に笑）尊敬しているマイレビの『行列のできる』様と『デラホーヤ』様が絶賛なさっている！CPもめちゃめちゃ良さそう！これは行かねば！と随分前に予約して楽しみにしていました。

この日は朝から食いまくりでしたので、大間々の街を散策しお腹の調子を整えます。
夕方その大間々の街中からタクシーでお店に向かい到着したのが予約した18時ちょっと前。
本当に山の中の一軒家な風情。
お店に入るとなかなか予想を裏切りなにやらエキサイティングな内装。
大将にご挨拶します。
予約時に『前の日に前橋に出張しこの日に帰ってくるので・・』とお伺いしてましたが、まだ準備ででお忙しそう。他のお客さんがいなかったので（その後埋まりましたが）カウンターに座って準備作業中の大将からいろいろお話をお聞きすることができました。

ここにお店を出した平成2年は土地が高くてここくらいしかお店を出せなかった、と笑いながらおっしゃっていました。結果的に良かったとも。

また、この大将、なんとこの桐生から週3回月・水・土と電車でクーラーBOXを持って築地に通っているとのこと。素晴らしき寿司変態ですね（笑）
ご自分の目でネタをご覧になりたいということもあるのでしょうが、築地から送ってもらうと、高崎経由になりお店到着が14時になってしまい、仕込が間に合わないとか。

そして、頂いたお任せコースは写真のツマミと握りの数々。
ネタ最高、仕事最高、わさび（御殿場産）秀逸、食器素敵。
いやーー素晴らしかった。
日本酒も2種類計2合頂き、追加にぎりも2種類頂いたのにポッキリ1万円。
コスパがいいとかのレベルを超えてます！

【おつまみ】
・はす、甘長（とうがらし）
・たこぶつ、たこのたまご
・ズッキーニ
・お刺身　竜飛(まぐろ。築地で国産これ一本だったとのこと）、ひらめえんがわ、さば（浦安）
・少し火入れした白イカの青森むらさきウニあえ
・あなご（夏場はアナゴにアブラがのってるので、ツメをしっかりさせないとぼやけちゃう、とのこと）

【握り】
・新いか（あらゆる寿司ネタで一番の好物です）
・昆布〆ひらめ（3日熟成）
・さば（うまい）
・新いかゲソ
・赤貝
・まぐろ
・中トロ
・おつけもの
・こはだ（一枚で肉厚で珍しい、うまい）
・はまぐり（愛知産、うまい）
・車海老
・煮じゃこ
・たまご
・あおやぎ
・むらさきウニ
・アナゴ（大きな半身を折りたたんでまきこんである。とろけた）
・干瓢巻わさび入り（干瓢神業！）
＊追加おかわりで、新イカと干瓢巻。

以上、圧巻のおまかせでした。

ぜひぜひ定期的にお邪魔させていただきます。
ご馳走様でした！！！