可愛い黒猫のケーキは黄金の焼き色の名を持つパティスリー・キュイドールの刺客⁈ 接客も素晴らしかったです♪ 〜ミミーの上州スイーツ、甘い誘惑〜 : パティスリー・キュイドール

2017.7.1に寄らせて頂きました。
桐生駅から北へ150M程の所にあります。

Can't you see that you are sweet? oh let me love you so～♪
(貴方って自分で自分が可愛いっていうのわからないの？ああ、そういう貴方がたまらなく好きだよ）

桐生のソースカツ丼の中でも双璧の名店である志多美屋本店様と藤屋食堂様でソースカツ丼を連食しますとスイーツが食べたくなりました。
次の日に彼女のウサ子ちゃん（仮名）と一緒に太田へ行くので桐生のお土産を買って渡したいのもあったのです。
調べてみますと・・・桐生駅の側にある「パティスリー・キュイドール」様が美味しそうで雨の中、赤い彗星の歌を聴きながら颯爽と車で行ってみる事にしました(笑)。

シ○ア！シ○ア！～♪
今はいいのさ全てを忘れて 一人残った傷ついた俺が～♪
この戦場で後に戻れば地獄におちる～♪
シ○ア！シ○ア！～♪
ビーム輝くフラッシュバックに 奴の影～♪
シ○ア○ャアシャ○ ○ャアシ○アシャ○～♪(笑)

お店は末広通り沿いにあり、ポップでカラフルな色合いは女性が好むお店でオッサンな高崎のウサギには大変似合いません(笑)。
ですが「今はいいのさ全てを捨てて」(笑)、入ろうとしますと・・・黒板にお勧めメニューがあり
「プリンスメロン」
と美味しそうな名前が書かれていて、狙いを定めてターゲットにしました(笑)。
中に入りますと
「いらっしゃいませ～♪」
とウサ子ちゃんより百倍可愛らしい(笑)パテシエさんが愛想良く迎えてくれてますが、いつも一緒のウサギのキーホルダーが妄想内で
「私はミミー。ご覧の通りただのウサギだ」
と初めて連邦のニュータイプと会った時のシ○アみたいな事をパテシエさんに言うので、奴を雲を裂く煌くビームで宇宙の塵にしてやりました(笑)。
ウサ子ちゃんの家族用に「チョコレートメレンゲ」と「いちごのメレンゲ」、「抹茶のマドレーヌ」を買い、ケーキのショーケースを見て「プリンスメロン」を頼むのですが・・・とある可愛らしいケーキに目を奪われてしまうのです！
「くろネコのチョコレートケーキ」
ウサ子ちゃんはウサギなのにネコ・・・特に黒猫が大好きでカバンや抱き枕まで黒猫なので彼女を喜ばせる為に買ってみる事にしました。
帰ってからウサ子ちゃんに
「明日は朝食は抜いて家に来て下さい」
と連絡して自分もお楽しみのケーキは翌日まで取って置く事にしました。

翌日の日曜。
朝にウサ子ちゃんは家に来るのですが・・・来てすぐに
「藤屋食堂は私は行った事ないから・・・あのソースカツ丼は美味しそうで正直に言うとミミーに嫉妬してしまうわ！」
と自分が「藤屋食堂」様に行ったのが気に入らないみたいでご機嫌斜めです(汗)。
なので
「ウサ子大佐、そんな貴女様の為に桐生で買った物を献上しとうございます」
と言って、まずは焼き菓子を渡しますと
「ミミー♪中々気が利いているじゃない♪」
少しはご機嫌が直りました。
「ウサ子大佐、もう一つ献上したい物がありますからお好きな方をお食べ下さいませ」
と言って、「パティスリー・キュイドール」様の可愛らしい「くろネコのチョコレートケーキ」を見せますと・・・案の定ウサ子ちゃんは
「何！・・・この私好みの黒猫のケーキは♪」
とネギを背負った鴨の様に食いついてきて、完全に機嫌が直りました(笑)。

ウサ子のプチ情報・「くろネコのチョコレートケーキは本当に可愛らしくて食べるのが勿体無いぐらいでした♪チョコはパリッとしていて、中にはトロッとしたクレームブリュレがたっぷり入っていてますが甘さは軽やかなのに深く舌にしみこむ美味しさがあり、至福の美味しさがありました♪メレンゲも抹茶マドレーヌも家族には好評で今度、桐生に行った時は私も寄ろうと思います♪」

「プリンスメロン」はメロンの中をくり抜いてロールケーキとカスタードクリームを入れて、上にメロンの果肉を貼り付け、頂点に生クリームと苺を乗せた大変ゴージャスな一品でまさに王子の様な貫禄がありました(笑)。
食べてみますと・・・メロンの瑞々しい爽やかな甘さとカスタードクリームの滑らかな甘さ、美味しい生地のロールケーキの味の妙が憎く、美味しくて至福の一時に浸りました。
中にも苺が入っていて、ボリュームもありますが女性の方でも「ペロっ」と食べてしまうを思いました。

ウサ子ちゃんも自分も「パティスリー・キュイドール」様の美味しいスイーツに大満足して、通常の三倍で食べ切ってしまいました(笑)。

お店の中は販売のみです。
ケーキだけで無く、美味しそうな焼き菓子に可愛らしい雑貨も売られており、地元の方でなく遠くからも買いに来られる方がいるそうです。

今回、特筆すべき事は店員様の大変気の利いた接客態度です。
値段も手頃で店員様の愛想も良くて、自分はそれだけでも満足でしたが・・・お会計を済ましお店を出ようとしたのですが、自分の様な高崎のウサギにもパテシエさんはわざわざお店の扉を開けて待っていて下さり、これは中々出来る事ではなく、大変接客が良かったので今回は高評価にさせて頂きました。
「パティスリー・キュイドール」様の名物はパティシエ夫妻が修行を積んだ東京赤坂しろたえ様直伝の「レアチーズケーキ」やふわふわスポンジの「キュイロール」、パリパリ食感の「シュークリーム」らしく、それも是非チェックしたいと思います。
店名の「キュイドール」とは「黄金色に焼く」という意味らしいのですが、これからも桐生一・・・そして群馬一のスイーツ店を目指して黄金色に輝いて貰いたいと思い、是非とも他の方にも寄って貰いたいと心から思うのでした。

人間は辛さだけでは生きていけず、時には甘さも必要です。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。