ミミーの奇妙な冒険　承太郎オラオラ盛り☆土鍋ラーメンクルセイダース　 ～上州デカ盛り行脚～ : 承太郎

2016.5.14に寄らせて頂きました。
佐野中学校から北東へ50Ⅿ程の所にあります。

この口コミは群馬・高崎から発掘された承太郎の『オラオラ盛り・土鍋ラーメン』にまつわる1人のウサギの数奇な運命を追う完食までの冒険譚である！(笑)

承太郎様の麺の量5倍のオラオラ盛り。
ジョジョの奇妙な冒険の第三部の主人公から取った名前のお店からの挑戦状ともいえるメニュー。
麺の量5倍というのは文字だけでも恐ろしさを感じますが(笑)、なぜか笑ってしまいます。
「いや・・・・・・楽しみの笑いさ。これですごーく楽しみが倍増したってワクワクした笑いさ。承太郎のオラオラ盛りへの完食ターイムがやってくる楽しみがな。」(笑)

万全な体調でないと完食が難しいのでこの日は群馬各地への遠征はしませんでした。
まずは櫻(さくら)様で昼食を済ませますと浜川プールで3時間泳いでカロリーを消費します。
浜川プールは家から近い為に16時過ぎには帰る事が出来たのですぐに昼寝をして体を休める事が出来ました。
19時にお店に入れば閉店まで2時間近く取れる為に時間を気にせずに食べる事が出来ます。
30分前に筋トレをして最後の調整をして万全に近い体調にする事に成功して、空条承太郎一行が母・ホリィを救い出す為にジョースター家の宿敵DIOのいるエジプトを目指すような決意でいざ承太郎様に向かいます(笑)。

高崎市上中居町・PM19:00。
遂に決戦の地、承太郎様の中に入ります。
土曜の夜でしたので混んではいましたが壁際の席が空いていたのでゆっくり食べる事が出来そうです。
看板メニューの山盛りラーメン・承太郎は普通のラーメンタイプと汁なしタイプがあるのですがデカ盛りラーメン挑戦で最後のスープを飲み干すのにいつも苦戦しているので今回は汁なしタイプにして少しでも負担を軽くします。
いつも一緒のウサギのキーホルダーに
「ドゥー・ユゥー・アンダースタンンンーンドゥ？(理解したか？) 」
と言いながら説明をしたら奴は
「『ジョースター家には、伝統的な戦いの発想法があってな………… ひとつだけ残された戦法があったぜ。それは！『逃げる』』みたいですね」
と承太郎の対イエローテンバランス(黄の節制)戦のやり取りで返されてしまいました(もちろん妄想です、笑)。
山盛りラーメン・承太郎(特製)の汁なしオラオラ盛りを注文しましたら店員様は元気よく応じてくれました。

待っている間に店内の至る所にあるジョジョグッズを見ていたらフィギュアの他に恐ろしい物を見つけてしまいます。
『石仮面』(笑)
食べ切れなけらば、お仕置きにこれを被らされて吸血鬼へと変貌させれてしまい、太陽の下では二度と生きていけなくなると恐怖を感じながら待っていたら(笑)、店内にこの曲が流れます。

賽ッ！は投げられた 進むしかない～♪奇妙な螺旋の中 転がり続ける～♪
永遠を彷徨う 冒険者～♪
恐怖乗り越え立つ者に 黄金の魂を～♪そして出会った二人のために 戦いを～♪

ジョジョの奇妙な冒険の第一部の主題歌である『ジョジョ ～その血の運命～』が流れてこれにはテンションが上がりました(笑)。
そしたら、店員様が
「ラーメンに敷く布巾を失礼します」
と言って敷いていき一抹の不安を感じ、それから数分後。

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・。

力を感じる擬音と共に『普通サイズの土鍋に入ったラーメン』が
「ズキュウウン！」
とインパクト十分で運ばれてきました(笑)。
「あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ！『おれは大きい丼ぶりのラーメンと思ったら、いつのまにか土鍋ラーメンだった』、な・・・なにを言っているのかわからねーと思うが、おれもこの量がどの位かわからなかった・・・頭がどうにかなりそうだった・・・特盛だとかデカ盛りだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・・・・」(笑)
こうして命がぶつかる火花と青春の日々を照らす、絡み合った運命の終わりなき実食の物語が幕が上がるのでした。

山盛りラーメン・承太郎(特製)の具はチャーシューが6枚に細切れのチャーシュー、もやしとキャベツの野菜、揚げニンニク、半熟卵を3個に味玉が1個、海苔が8枚に紅天(紅生姜を荒みじんして練りこんだ鮮やかな紅色の揚げ玉)と見ただけで震えるほど心が燃え尽きるほど熱くなってしまいます(笑)。
スープも汁なしなのですが普通サイズのラーメン並に入っており、これは笑ってしまいました。
まずは混ぜるのですが・・・これだけでも一苦労でスタープラチナ(星の白金)並のパワー、スピード、精密動作性が必要です(汗)。
麺は極太の縮れ麺で背脂たっぷりの濃厚スープにもとても良く絡んで
「んマーイ！ 」
とポルナレフみたいに叫びそうになってしまいました(笑)。
この極太の縮れ麺に混ざって一緒に食べるチャーシューや野菜、半熟卵に海苔は様々な味の変化を生むのですが、最初の今回の美味しいポイントは承太郎様オリジナルの具材である紅天で
「うむむむ～～～んんんんんん、予想どおりこれらの具材はなじむ、この紅天は実にしっくりなじんでパワーが今まで以上に回復できたぞ、なじむ、実に！なじむぞ、フハハハハハ、フフフフ、フハフハフハフハ」
とプールで泳いだ疲れは回復して、DIO様みたいな事を思ってしまいます(笑)。
次の美味しいポイントは柔らかくて食べやすいチャーシューでこれが6枚も入っているので
「最高に『ハイ！』ってやつだアアアアアア、アハハハハハハハハハハハハーッ」
と余裕もないくせに笑いたくなるほど美味しかったです。
ですが、さすがに麺の量5倍のオラオラ盛りは恐ろしい量で残り1/3ほどから少しずつペースが落ち始めてしまい、土鍋をみたらこう言っているように見えました。
「フン！食べ切ることはできんッ！ きさまはチェスや将棋でいう『詰み(チェック・メイト)』にはまったのだッ！」(笑)

幕が開いたような 終わりなき物語～♪命がぶつかる火花 青春の日々を照らせよ～♪
君という未来に「幸運」をッ！～♪ ～その血の運命～ ジョジョ～♪

お店の中はカウンター席を中心にお座敷もあります。
広くはないのですがジョジョの奇妙な冒険の原作の単行本やマニアックなグッズの数々、お客様の描いたイラストが貼っており自分もジョジョの奇妙な冒険をリアルタイムで読んでいたので本当に雰囲気を楽しめて店長様のジョジョに対する熱き思いに迷いない喝采です(笑)。

ですが、ここで強力な援軍が助けに来てくれました。
「特製ラー油・魔術師の赤(マジシャンズレッド)」
この「クロスファイヤーハリケーン」級の味の変化でサポートをしてもらうと食欲は回復して
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ！」
1時間ちょっとかかりましたが完食する事が出来て『石仮面』を被らず、「俺は人間をやめるぞ！」にならずに済みました(笑)。

お会計の際に店長様から
「お店のツイッターに載せたいので写真を撮ってもよろしいですか？」
と言われて快く応じました。
翌日に彼女のウサ子ちゃん（仮名）から連絡があり
「承太郎のツイッターに出てたミミーの画像、見たよ♪いつも以上に疲れ切った顔をしてたね♪」
ウサ子ちゃんも自分と同じ感想でした(笑)。
再訪の時は「汁ありの承太郎・オラオラ盛り」に挑戦したいと思いました。
「やれやれだぜ」

To Be Continued…

店長様を始め、お忙しいにもかかわらず今回はゆっくり場所を取っても嫌な顔を一つせずデカ盛り挑戦に協力して下しましたお店の方々に厚くお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

量がたくさんある料理はとても幸せな気分にしてくれます。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。