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雰囲気No.1の蕎麦処
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entified
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店名 |
そばっ喰ひ(ソバックイ)
|
---|---|
ジャンル | そば、天ぷら |
予約・ お問い合わせ |
027-325-0670 |
予約可否 |
予約可 当日予約不可(夜に限り) |
住所 | |
交通手段 |
高崎ICより 10km(車で約25分) 南高崎駅から2,067m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
ディナーコースのみおそばのおかわり可 いろりの席あり |
席数 |
48席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 夜のみ喫煙可 |
駐車場 |
有 9台 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 OK |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
お店のPR |
JR高崎駅から車で約10分。高崎市内、関東を一望できる観音山にあるまさに隠れ家的なそば店。
そばっ喰ひは、高崎市を望む観音山にある本格手打ち蕎麦屋。 信楽焼の壷が点在する庭を進むと、土間と囲炉裏のある空間が広がります。 窓の向こうには関東平野を望め、贅沢な時間を五感で味わっていただけます。 そばのこだわり 北海道幌加内産の蕎麦粉を使い、「挽きたて 打ちたて 茹でたて」にこだわった本格手打ち蕎麦を御賞味いただきます。 器のこだわり 陶芸家の店主「藤屋俊之」が薪窯で焼くすべて手作りの器を使用しておもてなしいたします。 |
初投稿者 |
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高崎観音山の中腹にある蕎麦店。
その昔、小生にとって観音山といえば、なんといっても「カッパピア」であった。
なつかしい・・・・。
こちらのお店、なにしろロケーションがすごい。
なんと、山奥の茅葺の古民家で囲炉裏を前に手打ちの蕎麦を食す・・・・蕎麦大好き人間の多くが一度は夢見るであろうそんな願望が叶う店なのである。
店内は、蕎麦屋として当たり前すぎることだが「完全禁煙」である。
中は板の間スペースと畳スペースに別れているが、お薦めはだんぜん板の間スペース。
そこには古い囲炉裏があり、その囲炉裏端で食べる蕎麦はなんともオツなものだ。
特に「冬」などは赤々と燃える囲炉裏の炭火にあたりながらゆったりと蕎麦をたぐれるうえ、土間に置かれている古いだるま型の薪ストーブから、時折、薪がパチ、パチッとはぜる小さな音が聞こえて来て、がぜん山中の一軒家の野趣にあふれるムードを盛り上げてくれる。
さらに、こちらの板の間側は見晴らしがよく、その窓からは遠くに高崎市街が一望できる。
良い景色は料理の重要な調味料の一つだと思う、清清しい気分で蕎麦も一層美味しくなるというものだ。
置かれているマスコミ記事の切りぬきによれば、ご主人はもともと陶芸家だそうで、自分の焼いた器に盛るものを探して、それまで趣味だった蕎麦を選び、蕎麦屋を開いたとかかれていた。
じっさい店内にある器はすべてご主人の焼いたものだそうで、皿も、猪口も、湯飲みも、いずれもゴロリとして、ぶあつく、おもく、ゆがんで、ざらざらとしていて、いかにも趣きがある。
そして店舗のとなりの土地に焼き窯もある。
厨房は壁に仕切られているため、調理の様子はまったく見えない。
皿盛り蕎麦は、ざるではなく陶器の皿に盛られてくるので水切れが心配に思えるが、じっさいにはカンペキに水が切られている。
遠心式の水切り器でも使っているのだろうか。
やや細めに打たれた蕎麦は、細かく碾かれた粉を、しっかり打ち込んだ感じで、北海道産の蕎麦粉を使った二八打ちだそうだ。
表面がびみょうにぬめる感じがあり、スルリと軽いすすり心地で、あまり長くないこともあり、一息ですすりやすく、スルスルスルーとのどのおくまで一気に滑り込んでくる。
喉の奥で蕎麦がくねくねと動く感じが心地良く、いわゆる喉で味わう、のど越しのおいしい蕎麦だと思う。
しかしそのぶん、噛んでみても、あまり香りや旨味は湧き立たず、甘味も感じられないタイプ。特にこれほど甘味のない蕎麦も珍しいと思うほど、唾液とまじってもほとんど甘くならない。
そのため喉越し重視の人には向いていると思うが、小生は粗碾きで香りの良い、旨味や甘味の豊かな蕎麦を多少よく噛んでたべるのが好きなので、ざんねんながらこちらの蕎麦自体の評価はさほど高くはならない。
つゆはカツオ出汁がよく効いた、やや甘口のもので、旨味が豊かである。
とくに蕎麦を浸けてすするとおどろくほどよく旨味が乗ってくるので薄味の蕎麦が物足りなくならないようよく補強しており、蕎麦との相性からいえば正解の味だと思う。
ただ、黒々した醤油のかえしが良く効いたキリリとした辛口で重い硬派なつゆが好きな人には物足りないかも知れない。
蕎麦湯は、蕎麦粉を溶き足した濃厚タイプ。
たまたまとは思うが、この日のものは甘味がなく、逆に「うっ」と来るナマの蕎麦粉のえぐみが残ってしまっていた。
おそらくは溶いた湯温が低すぎて、加熱が不十分になり、一部の蕎麦粉がナマの状態のまま残っていたのだろう。
天ぷらはなんだか揚げ物特有のこうばしい香りが出ていない事が多い。
ナマの油の臭いが鼻につくので、どう考えても揚げる温度が低すぎるのだと思う。
さらに油切れもイマイチなので、そのナマっぽい油をたっぷりと食べる事になってしまうのでよくない。
くれぐれも天ぷらの命は、食欲を刺激する揚げ油の香ばしさとカラリとした油切れの良さにあるとおもう。
また、タネのカットや衣のつけ方も隙が多く、そのせいかシロートが家庭でつくるような安っぽい天ぷらに感じられてしまう。
野菜類の天ぷらは、自宅で作るとものすごく安く、大量に作れるのでお得感もあまりない。
デザートの蕎麦寒天は寒天が三つ入り、自家製という黒蜜がかかっている。
寒天はサラサラとした粉感があり、それが蕎麦粉なのだと思うが、蕎麦の風味はよく判らない。
ただ、かかっている黒蜜はとても美味しい。
小生は黒蜜はその野暮ったくくどい甘さと粗野な臭いが苦手なのだが、こちらのものはきれいな上品な甘味で後口がすっきりと切れる感じがある。
自家製ということだが、市販のものとは明らかに違うおいしい黒蜜だ。
蕎麦かりんとうも美味しい。
食べてすぐはフツウ?な味なのだが、少しすると自然な甘味と風味がゆっくりと、しかし、とても力強く立ち上がって来て、とても市販品には出せない非常に豊かな味わい。
なお、山の緑の中にあるので、空気もすこぶる付きに美味しいことも付け加えたい。
正直に言えば、蕎麦だけならそれほど印象には残らないのだが、この理想の立地と、希少な古いかやぶき建物と、古い囲炉裏の醸す風情と雰囲気は、他にかけがえのない非常に大きなアドバンテージであり、こちらのお店を忘れられない一軒として決定付けてくれる。
お店の方は、良い意味で商売っ気がすくなく、実に自然体でお店をやられている感じだが、さすがにこの山中でお店を営むだけあって内面的な強さや鋭さも持っている印象をうける。
なお、庭の中には、「タバコの吸殻を庭の中に捨てるのは火災の危険があるのでやめてほしい」というようなことが書かれた貼り紙がある。
乾いた枯草や枯葉が多い庭の中で、喫煙者がその傍若無人ぶりを発揮し、ところかまわず火のついたままの吸殻を捨てまくるのだろう。
ホントウに最悪、ホントウにやれやれである・・・・。
ちなみに、日本の火事全体での出火原因ではタバコは2位なのだが、「死者」の出た建物火災の出火原因ではタバコが1位なのだそうだ。
ガンで人間を殺すだけでは飽き足らず、火災でも人間を殺す第1位とは・・・・まさに人類の天敵、世におぞましきは「タバコ」である。