わんたんつけそば(塩) : 支那そば なかじま

高崎市の名店、支那そばなかじまへ、久しぶりの訪問。
ありがたいことに外待ちはなく、店内待ち少しでいただくことができました。
今回は夏期限定メニューから、わんたんつけそばを塩で、あと、外せない角煮丼をつけて。

わんたんは別皿提供となるつけそば。
なかじまでは、わんたんも外せないトッピングで、プルプル感と中から溢れる美味さがたまりません。
スープは動物系の旨さがスッキリと、しかし豊かな味わいにあふれたもの。煮干をはじめとする魚介の味わいが、強く感じられる美味なもの。香りも素晴らしくて、五感にぐいぐい迫ります。
パッツリとした中細麺は、小麦感満載の旨さ。スープとの馴染みがまた素晴らしく、いただけます。
赤いチャーシューは厚めで食感よし、美味さよし。
優しさ、旨さ、豊かさ、調和された一杯、ごちそうさまです。

角煮丼は、トロトロの食感とタレの美味さも相まった極上もの。

人気の名店らしさを存分に感じたなかじま、またお邪魔します。

2015年10月。
高崎市の支那そばなかじまさん。はや二年ぶりと期間があいてしまいました。昼過ぎに到着は、ラッキーなことに行列はなし。軽く店内待ちのみで席に着くことができました。
前回はわんたん支那そばをいただき大満足。
今回は、わんたんしおそばと、角煮ごはん(平日は180円とお得)をオーダー。

キラキラ輝くスープが印象的な一杯。
スープは煮干し等魚介系の味わいがあまりにも豊か。ふわふわ襲ってくる旨味に感動です。煮干系の旨さをストレートに味わうなら醤油よりしおの方がよいかな。前回も感動でしたが、それ以上の感激です。そして、焦がしねぎの風味が豊かに添えられます。
素晴らしいバランスですね。
トッピングのわんたんはしっかりした餡とともに楽しめます。こちらも香り豊かで非常に美味。
自家製麺は手もみが加えられて食感よく、小麦感の強さも特筆もの。スープとの相性が抜群です。
ずずずっと箸がまったく止まらない一杯です。

角煮ごはん。豚角煮の味付けが最高です。甘く芳醇。ごはんに合わないわけもなく、ただただ美味い！この角煮をいただき、感じるのは煮玉子トッピングをしなかった後悔なり。

すべてに丁寧な、そして豊かな味わいのなかじまさん。また、お邪魔します。


2013年12月。
支那そば なかじまさん。
寒い日でしたが、行列はなし！って喜びは、店内の背後霊待ちでかけ消されました。まあ寒い外で(風も強い)待つよりは、全然いいですけど。席数と待ち数はほぼ一緒。完全な背後霊待ちです。12～14席(フレキシブルに変更可能)で、一回に４～５杯を作られてるので、３ターン待ちです。日曜日ということもあってか、いわゆるラーメン客でない方が多数。必然と回転は鈍ります。
さて、しばらく待って着席。
メニューは、
支那そば、
味玉そば、
わんたんそば、
焼豚そば、
しおそば、
つけそば(夏季限定)。

豚角煮ごはん(平日ランチタイムは170円)、
ごはん。

基本的に支那そばか、しおそばの２つです。

オーダーは、わんたんそば大盛。
今回、一緒にお邪魔した方は、新潟から山形は酒田までワンタン中華そばをいただきに遠征した方。たしかに酒田市は中華そば処ですし、自家製麺比率も高く、美味なワンタントッピングを出される店が多い素敵なエリアですから。ケンチャンラーメンの総本店もありますし。

わんたんそば登場。
大鍋で茹でた麺を、平ザルの上で半ロール状に纏められた麺がモリッと、器の中に鎮座。芸術的な業ですね。外から、中からスープが麺を包み込んでます。熱々のスープは、動物系の旨味があっさり、スッキリした超淡麗スープ。個人的には、もう少し魚系が強い方が好みですが、あくまで個人の好みですからね。この、スッキリ芸術的スープに魅了されるのも頷けます。
大正解のワンタントッピング。ジュワっと旨味が溢れる具材は、スープのスッキリさを損ねることもなく、ただただ旨味を増してます。ワンタンのほろっとした食感も、また楽し。やや厚みがあるワンタンがスープの旨味を吸い上げて完璧な調和です。
チャーシューはしっかりした食感。ワンタンとは逆にスープに溶け込むことを拒むチャーシュー。
ワンタンのトロッと感と、チャーシューのがっしり感が、楽しい一杯です。スープに融合しないことで、スープのスッキリ感は残り、チャーシューの美味しさを純粋に楽しめるってなんか新しい？ですね。でもスープとも合ってんですよね。
麺は中細ストレート。既述のようにスープに包まれた、いやスープを囲いこむ麺。しっかりした食感と、これが麺だよ！な、主張。小麦の美味しさを楽しめる麺でした。
スッキリした中に、いろんな要素が調和した一杯でした。ほんの少しだけ魚系が強ければ、ど真ん中なんですが好みの問題ですから。