創業明治38年、老舗が作るたれかつ丼弁当！ 藤岡市たれかつ丼三番勝負 Ⅱ : 甘楽亭

お昼に頂いた「ぱ○り亭」のたれかつ丼の余韻もまだ冷めやらぬ中、
急きょ思い付いた「藤岡市 たれかつ丼三番勝負」の為、
夕飯のお弁当を求めて二件目のこちらにGo～！
(家売るオンナ:三軒家まち風)


・味 基礎点3.0+加点0.1=3.1

夕飯には相当早い16:50分にお弁当窓口へ到着。
平日なので流石に誰も居ません・・・。

16:00開店後の一番客ぽかったので、油の温度が気になりました。
「どれ位掛かりますか？」との私の問いに、
「すぐにお出し出来ますよ」と若い女性従業員さん。
当然の事ながら、しっかり準備は出来ている様です。

どれも美味しそうで目移りしましたが、ここは公平を期する為にグッと抑え、
たれかつ丼の並(￥650込)を注文。
「魚介系も食べたかったなぁ・・・」とメニューを見ながら写真を撮っていると、
「お待たせいたしましたぁ～」と声がする。
「えェ～、もう出来ちゃったの？？？」
たったの3分足らずです・・・(驚)

お昼は低温でじっくり揚げての10分程だったので、脳裏に疑念が駆け巡ります(汗)
いくら下準備は出来ているとは言え、流石に早すぎ・・・。
高温で一気に揚げているのは間違いないと思われますが、
ついカラッカラの焦げた苦い揚げ物を想像してしまいます(汗×2)

とにかく冷めないうちに味見だけと思い、コソコソ車内で頂きます(苦笑)
先ずはたれかつを一口パクっと・・・。
想像した衣が口内に刺さる様なカラッカラの揚げ過ぎ感.苦味もありません。
食感はお昼と比べ若干固めですが、中目のパン粉もカラっと揚がって悪くありません。
肉の食感もたれのお味も先程とは違いますが、詳細は後程・・・。

とりあえず作りたての確認は出来たので、じっくり味わう為に急いで自宅へGo～‼
(本日二回目・・・)
一通り雑務を済まし、落ち着いたところで改めて実食です。

先ず目に付いたのが白い袋にオレンジの印刷で、
「お陰様で110余年 創業明治38年 老舗の味 甘楽亭 たれかつ丼弁当」です。
お弁当の包装紙にも箸袋にも印刷してあります。

「こんなの前あったかなぁ？」と思いつつ、弁当の蓋をパカっ・・・。
先程は車内で暗くて分かりませんでしたが、揚げ色は茶色です。
と言っても揚げ過ぎの茶色ではなく、ごく標準的な揚げ色です。

改めてたれかつを一口パクっと・・・。
お昼と同じで薄切りの豚肉ですが、食感が明らかに違います。
柔らかい、一瞬肉がないのか？と思う程柔らかいんです。
肉質が良いから柔らかいのとは違い、かと言って冷凍のジャンクな感じとも違います。
叩いて伸ばしたせいなのか？部位の違いのせいなのか？
薄過ぎて庶民の舌には判断出来ませんが、先程とは違い肉の繊維質を感じないのはOK。

たれですが、醤油ベースの甘くもさっぱりとしたたれで、出汁とのバランスも上々です。
しかし先程のたれと明らかに違うのは、何かが主張してくる様な個性がない事。
継ぎ足しではないでしょうが、伝統のコクとか旨味みたいな物は感じられません。
と言ってもご飯はススム君ですけどね(笑)
十分美味しいたれだと思います。

付け合わせのQちゃんみたいな漬け物は、ちょっとピリ辛でこれ好みです(+0.1)


・サービス 基礎点4.5+加減点0=4.5

もうこれは驚愕の提供スピードに尽きますね。
ほか弁でももう少し掛かりませんか？

カウンター越しでの受け渡しだけですが、接客は明るく丁寧で好印象です。


・雰囲気 基礎点3.0+加減点0=3.0

これは「老舗」って言葉が逆に首を絞めてる気がします・・・(汗)
和風感はしっかり出ているのですが、老舗的な重厚感はありません。
何も知らなければ落ち着いた広い店内で、居心地も良いと思えるのですが、
やたらと老舗をアピールされちゃうと、かえって見る目が厳しくなるのは私だけ？


・CP 基礎点3.5+加減点0=3.5

お弁当で￥650は決して安くはないですが、まぁ納得です。
勿論ほか弁やコンビニなんかとは当然揚げ物の格が違うので・・・。


・総合評価平均点 3.525

サービスも味のうちと言う事ですかね？

そうそう、そう言えばやたらともつ煮アピールしてました。
何やらTVで紹介されたんだとか・・・。
レジ横の冷蔵庫にサラダとかと陳列してあったのでちらっと拝見しましたが、
塩味のもつ煮っぽかったです。
私は味噌味の濃い目が好きなのでやめときましたが、
気になる方はついでにどうぞ！

色々生意気言ってすみません、ご馳走さまでした(ペコリ)

次回藤岡市たれかつ丼三番勝負は柿○木食堂です。
引続きチェック&いいね、よろしくお願いしまぁ～す(笑)

お弁当として再訪問、再評価です。

・味　基礎点4.0+加点なし＝4.0
　お値打ちなメガかつ丼￥850と迷いましたが、付合せのある甘楽亭弁当￥1200を電話予約。
　何故か冷めても美味しいこちらのお弁当は、値段の割には人気です。
　店内はガラガラなのに、お弁当コーナーは頻繁に人の出入りがあります（笑）
　粗びきのパン粉に、甘楽亭おなじみのタレカツのタレがたまりません。
　叩いて程々に伸ばした柔らかタレカツ2枚、サラダ、煮物、漬物と結構なボリューム感。
　もちろん店内で揚げ立てを頂いた方がより美味しいのですが、何故かお弁当が人気です（笑）

・サービス　基礎点3.0+加点0.1＝3.1
　夜の部は16：00開店なのに、引き取り16：00でしたが、ちゃんと準備してありました。
　従業員の方々は15：50分頃に続々と出勤して来たので、店長さんが早出してくれたのかな？　
　ありがたいですね（+0.1）

・雰囲気　基礎点3.0+加点0.1＝3.1
　一応待合室もあるので、雨の日でも安心です（+0.1）

・ＣＰ　基礎点3.5+加点なし＝3.5
　ランチなら更にボリューミーなのに￥1000以下で食べれれる事を考えるとお高く感じます。
　「だったら店内でランチで食えよ」って店主の声が聞こえてきそうですが、
　何故かお弁当が大人気なんです・・・（笑）

・総合評価平均点　3.425
　お弁当としては確かに￥1200は高いのですが、冷めても美味しい甘楽亭弁当はおすすめです。


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味カツと言うタレカツが美味いです。

桐生で有名なソースカツとはまた違う甘めのタレは非常に好みですね。

肉には特別感は感じませんが、何故かまた食べたくなるタレカツです。

意外にも魚貝類も肉厚でタレとの相性抜群で美味いです。

普通のトンカツソースもありますが、私は全てタレに浸けてもらって頂いてます。

普通のトンカツとメンチはあまりおすすめではありません。

お弁当としてはちょっとお高いですが、何故か時間が経って冷めても美味しいタレカツ弁当(魚貝類含む)はおすすめです。

日曜祭日長期休暇期間は店休と言う強気のお店ですが、肉質やサービス、雰囲気にも特別感は感じられず、決して繁盛店ではないものの、タレカツについては一度食べてみる価値はあるかと思います。

お弁当窓口は店舗入口とは別にあり、ご飯時になると頻繁にお客が来ているようですが…