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「にぼふじ」の淑やかな煮干の香りにうっとり♪
木曜日限定『金舌』提供「金の素」
通常営業では、煮干しラーメンを売りにしているラーメン店なのだが、木曜日限定イベントとして、店名を『金舌(きんのした)』と名乗り、現在、麺3種類に絞った営業を行っている。
景勝軒グループが母体となっている店だが、これもまた枠外の変わり種の一つと言えよう。
『金舌~kinnoshita~』〔『にぼ神 角ふじ』内〕
群馬県前橋市小島田町27-3
027-289-6063
木曜日限定 11:30~15:00、18:00~22:00
R50 上の、群馬県前橋市小島田町の「小島田町」交差点を南折し、群馬県道40号藤岡大胡線に乗って、450m 程南進すると、道路左手(東側)に、木曜日のみ『金舌~kinnoshita~』と名を変える『にぼ神 角ふじ』はある。桃の木川にかかる「笂井橋」の手前 100m にある。
2017.4.6(木)から始まった木曜日限定イベントなのだが、現在の提供品は以下となっている。
「金の肉汁つけ麺」800円
「金の素」550円
「金の鰹」550円
「ミニまかない丼」150円「肉増し」150円
「シメメシ」50円「生卵」50円
メニューポップ上には以下の内容が記載されている。
…………………………………………
『にぼ神 角ふじ』木曜日限定イベント
金舌~kinnomoto~
…………………………………………
ラーメン屋人生10年目
第1弾「つけめん」800円
「麺」
小麦の香り、舌触り、喉越し、茹で加減などあらゆる「麺」に対しての感覚を研ぎ澄ませて創ります。
「空間」
只食べるだけの空間にはしたくない。
お腹も心も満たせる様な空間を作る事が僕の使命だと信じて、空間作りをしていきます。
今回は特別な思いを込めて味作り、空間作りを目指していきますので、是非体感してください。
…………………………………………
麺のうまみを味わう一杯
~kinnomoto~
「金の素」
金舌自慢の自家製麺の旨さを最大限に引き出した究極なシンプルまぜそばを完成させました。
麺の喉越し、啜り心地の良さを体感してください。
タレの旨味と卵のコクが一体となり箸が止まらない。途中でレモンを絞って後味まで旨い。
また食べたくなる、そんなやみつきの一杯です。
木曜日限定販売 550円
…………………………………………
この木曜日限定イベントは、『碧の豚二郎』(群馬県伊勢崎市日乃出町)の店主、金澤洋介 氏(@JBZKanazawa)が出張して開催しているのだそうだ。
麺は『金舌』のために創ったオリジナルの自家製麺で、” 啜る旨さ ” がそのコンセプトだと言う。啜り心地を重視してつるつるシコシコの茹で加減で茹で上げ、最後に氷水で麺を締めることで、麺のコシを最大限に引き出している。
この「金の素」とポップが、LINE を通じて毎週配信されていたので、いつかは行ってみようと思っていたのだが、今回、2017.11.16(木)、ようやく訪問する機会を得た。
通常の職務を終え。18:30 に現着、食券販売機で「金の素」を購入して、カウンター席に着席、店員の訪れるのを待つ。この木曜日限定イベントはけっこう人気なようで、カウンター席がほぼ満席になっていた。店員に食券を手渡すと、
「『金の素』は、『金の素』と『金の鰹』の2種類がありますが、どちらになさいますか」
と聞かれた。ここで、思い切って
「両方お願いしちゃおうかな」
と伝え、食券を再度購入しに行こうとすると、「現金で構いませんよ」と言うことで、更に550円を手渡した。続いて、
「麺の量の方が、200g、250g、300g とありますが如何なさいますか」
と言うことなので、迷うことなく、
「両方とも 300g でお願いします」
と伝えて、配膳を待った。
この 300g は恐らく茹で前重量であろう。更に量がお望みの向きには、大盛 100円〔麺プラス 200g〕、男盛 150円〔麺プラス 300g〕もある。
この間、厨房の方では店主が、「凄いなあ、どんな人だろう」と思っていたのだそうだ。
私が食しているところに、麺作りが一段落した店主がやってきて、「向こう(厨房内)では分からなかったですけど、こっち(ホール)に来たらすぐ分かりました、『豚二郎』にいらしてくれた人ですよね」と、私をすぐに見分けて戴いたのは嬉しかった。木曜日限定イベントは『碧の豚二郎』店主 金澤洋介 氏が出張開催。この店主には『碧の豚二郎』でもツーショットを撮って戴いたのだが、今回も帰り際に、女性店員さんと別のお客さんも含めて5ショットを撮影した。
この店主、ツーショット系写真を撮るのが何しろ大好きなのだそうだ。ご自身の twitter ページ(@JBZKanazawa)に日々アップしているようである。(笑´∀`)
食券手交から、待つこと10分程で配膳となった。さて、そろそろ実食に入ろう。
「金の素」550円
梳ったかのように丁寧に配置された麺のビジュアルが実に美しい。
コシのしっかりとした麺の、冷麺バージョンなので、噛みごたえが抜群に増して実に心地よい。
麺は自家製、機械打ち角刃麺、ストレートのかなりの極太麺である。
食感はもちもち感が強く、持ち重りもするほどで、「まぜそば」の醤油ダレと生卵を撹拌させ、よく麺に絡めて戴くわけなのだが、麺同士が絡まるようなこともなく意外と食べ易い。
確かに喉越しは心地よく、これほどの極太麺がするっと胃の腑に落ちていくのだから不思議である。
具材は、「生卵」と「カイワレダイコン」に「レモン」だけと言う、兎に角シンプルなもの。しかしながら、この醤油ダレと卵の相性の良さに加えて、麺のつるつるシコシコ感が相乗効果を呼び、余計な具材は要らないと心底思わせてくれる。卵のコクを存分に生かし切るあっさりとした醤油ダレだ。
使用されている「生卵」は、群馬県前橋市の赤城山南面にある『有限会社 髙井養鶏』の「赤城名水の雫」なのだそうで、ビタミンE・Dなどの栄養価に優れ、エサを植物性に近づけた身体にやさしい卵であるとのことだ。確かに、黄身を割って麺と混ぜ合わせると、コクの深い味わいが即座に伝わってきて、「おお! 旨いな !!」と、口中が大いに喜んだものである。
半分ほど食し終えたあたりで、付属するレモンスライスをさっと絞って麺にかければ、或いは絞らなくても混ぜ合わせるだけで、レモンの芳香が芳しく香り、とても爽やかな味変となる。
これはもう「大盛」の 300g を食し切るなど正にあっという間のことである。
Simple is best !!
これを王道で貫いているかのような「まぜそば」であった。
「金の鰹」550円
こちらも麺は同じ。醤油ダレも同一であろう。違うのは、「生卵」の代わりに、「花かつお」と呼ばれる鰹節の荒削りが麺の上に、「山葵」が丼の縁にトッピングされていることだ。こちらにはレモンはトッピングされない。
因みに「花かつお」とは、カビを付けていない鰹節、鰹の「荒節」のみを削ったもののことだそうだ。カビ付けを施した「枯節」に比べ、製造の工程が少ないので、製造にかかる期間はおよそ1カ月と短期間で仕上がるため、価格も安価であるが、その分、鰹の魚の風味がしっかりと残っているのだと言う。
鰹節とカイワレダイコンのみの勝負。何ともはや、実にシンプルな出で立ちだ。
が、鰹節由来の旨味、イノシン酸が直接舌を襲って来るのだから堪らない。旨味と甘味のコラボレーションで、それこそ箸が止まらない。麺リフト写真を撮りながら、店内の照度の関係からか、なかなかフォーカスが決まらず、どんどん食したいのに手を止めなくてはならない間に、少々いらついてしまったくらいで、なかなかの美味であった。
うむ、なかなかに美味しうござった。
この麺の喉越し、確かに好い。また戴きたいと、木曜日が楽しみなる味わいであった。
さて、本日の実測値は
「金の素」550円「麺300g」無料
総重量(実測値)604g
器サイズ
直径 22cm、高さ 8.5cm、器重量 733g
「金の鰹」550円「麺300g」無料
総重量(実測値)527g
器サイズ
直径 21.5cm、高さ 8.5cm、器重量 710g
実食総重量 1,131g
完食時間 : 計測せず
Simple is best !!
これは確信を持って正しいと言える鉄則だ。但し、飽くまでも「Simple」の意味は「簡素」であって「質素」ではない。価値や品位を落とすことではなくて、究極の質を極めることが「Simple」なんだと思う。言わば華美を避けた上質なのだろう。
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店名 |
掲載保留
にぼ神 角ふじ
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
駒形駅から1,428m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
28席 (カウンター10席、座敷18席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 7台 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
備考 |
●「群馬のうまいラーメン2015→2016最新版」に掲載。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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【 (262) メガ盛行脚レビュー その187】
その昔、こちらの店が木曜日限定イベントとして、店名を『金舌(きんのした)』と名乗り、麺 3種類 に絞った営業を行っている折りに訪問したことがある〔2017.11.16(木)〕。今は独立して別店舗を経営しているが、かつては『碧の豚二郎』〔群馬県伊勢崎市日乃出町〕の店主をしていた、金澤洋介 氏(@JBZKanazawa)が出張して開催していたイベントで、その麺 3種類 の中、「金の素」550円(税込)「金の鰹」550円(税込)の 2杯 を美味しく戴いたのであった。
今回は、こちらの店の通常営業の品である、煮干しラーメンを戴きに上がった次第である。景勝軒グループ全体の中でも絶大な人気を誇るこちらの味わいは如何なるものか。しっかりと味わってみたい。
【再訪】
『にぼ神 角ふじ』
群馬県前橋市小島田町27-3
027-289-6063
twitter Page : https://twitter.com/niboshinhiyama
R17 と「県庁前通り」との交点でもある群馬県前橋市「本町一丁目」交差点を起点とし、JR 常磐線水戸駅北口にある、茨城県水戸市「水戸駅前」交差点に至る、総延長 161.5km の一般国道 R50。その R50 沿線上、群馬県前橋市の「小島田町」交差点を南折し、群馬県道40号藤岡大胡線に乗って、450m 程南進すると、道路左手(東側)に『にぼ神 角ふじ』はある。
桃の木川にかかる「笂井橋」の手前 100m にある店舗であり、「笂井橋」手前で道筋が橋に向かって上り始めてしまったら、通り過ぎてしまったことになるので注意されたい。
こちら『にぼ神 角ふじ(にぼしん かどふじ)』をグループ店舗に含む、群馬県を中心に店舗展開する『景勝軒』グループの概要説明が以下となる。
――――――――――――――――
『景勝軒』について
――――――――――――――――
『景勝軒』グループ、その基本は、「上州もりそば」「ふじもりそば」「ふじ麺」を中心とする、つけ麺 及び ラーメン 店の、直営グループチェーン店である。代表取締役社長 櫻岡 一生 (さくらおか かずお)氏が、2004年 23歳 の時、「麺屋こうじグループ」〔茨城県龍ケ崎市佐貫3-14-14、URL : http://www.kouji-dream.com/〕を基盤とする『茨城 大勝軒』にて、現「麺屋こうじグループ」代表の 田代浩二 氏 に弟子入りし、その修行後、「麺屋こうじグループ」による群馬県進出 1号店 として『常勝軒 伊勢崎店』を 2005年10月 にオープンしたのが始まりとなっている。その後、2009年9月 に、「麺屋こうじグループ」から群馬県下の 5店舗 全てを買収して独立し、『株式会社 景勝軒』を設立、2009年10月に『景勝軒』ブランド 1号店 となる『景勝軒 前橋総本店』〔前橋市公田町677-1〕をオープンし、以来出店数を伸ばしつつ、『中華そば特製もりそば満帆』を買収するなど、直営 27店舗、14ブランド、プロデュース店舗 6店舗 で展開する現在へと至るわけだ。
『景勝軒』と言うブランド名には、群馬県の美しい景観としての「景勝」と 櫻岡 一生 氏 の修行先であった「麺屋こうじグループ」の 田代浩二 代表 の意思を「継承」するという二つの意味が込められているのだそうだ。
田代浩二 は『東池袋大勝軒』にて、山岸一雄 氏 に弟子入りしして修行した後、 茨城県佐貫に 1号店 を開店し、以来、『牛久大勝軒』『麺屋ゆう』などを手がけ、更に『中華蕎麦とみ田』『麺屋一燈』『麺処ほん田』などの有名店を次々と輩出してきた人物である。
そんな 田代 氏 の意思を継がんとする『景勝軒』グループでは、その大元のルーツとなる『東池袋大勝軒』山岸一雄 氏 へのリスペクトを欠かさず、山岸 氏 由来の品々が、店内に展示されたりしているのである。
――――――――――――――――
そんな『景勝軒』グループ内にあって、こちら『にぼ神 角ふじ』、やや異質な色彩を有する店舗でもある。『景勝軒』グループの代名詞とも言える、ガラを長時間じっくり煮込むことによって、素材の持つ本来の旨みをとことん抽出した「濃厚スープ」は、どちらかというとコッテリ系だが、『にぼ神 角ふじ』のスープは、店名の意味する通り、煮干しをベースとした独自のスープが特徴となっていて、『景勝軒』グループオリジナルの豚系のスープに、煮干し出汁をさらっと加えた感じの品となっている。そんな作りのベーススープは口当たりが好いのが一番の特徴だ。
そこへ加えられるたっぷりのラードは、大量の煮干しにラードを併せたもので、煮干しの香りと旨味をじっくり弱火でラードの中に抽出した「自家製煮干しラード」である。そこへ更に大量の「A脂」背脂を投入して、濃厚なコクを与えたスープが提供されるわけだ。
実際に使用される煮干しは、魚粉系ではないようで、どろっとしたニボニボ感はないが、ふんわりと烟るように匂い立つ淑やかな煮干しの香りが、何ともうっとりさせてくれる逸品となっている。
『にぼ神 角ふじ』の中心的な提供品は以下の2品だ。店舗内に置かれているメニューポップに記されている内容を記載しておく。
…………………………………………
・にぼふじ
『にぼ角ふじ』は代表の櫻岡が千葉・茨城で修業時代に学んだ『天神角ふじ』『明神角ふじ』『匠神角ふじ』『山勝角ふじ』などのレシピを元に作り上げたスープに『煮干し出汁』と『自家製煮干しラード』を加えた新しい一杯。
また使用する背脂は煮干しの香りを生かすための上質な『A脂』を使用、口当たり、甘味が違います。
麺は強力粉を使用した自家製麺で、コシが強く、歯応えの良い弾力と、小麦の風味が
愉しめる太麺です。
更に野菜の上にはふじ麺でお馴染みの『醤油漬けにんにく』と『刻み生姜』の2種類をお選びいただけます。
拘りの角ふじ系『にぼふじ』是非ご堪能下さいませルーツとする独自のスープに煮干し出汁、「自家製煮干しラード」を加えた口あたりの良いスープが特徴。麺は群馬県産の小麦粉を使用したもちもちの太麺で噛み応えは抜群。たっぷりの野菜と豪快な煮豚がトッピングされたボリューム満点の品となっている。
・にぼ中華
刻んだネギを浮かべてから自家製煮干し油と煮干し感タップリのスープを注いだ、優しい味わいの一杯。
試行錯誤したのはフレッシュな煮干しの香りをどう感じて頂くか悩んだ末、煮干しの香りを飛ばさないための工夫として、あえて電子レンジで加熱させて頂いております。
このひと手間により、いつどのタイミングでお食事頂いてもフレッシュな煮干し感を味わって頂ける一杯に完成致しました。
アツアツのスープにより刻みたてのネギの香りもフワッと立ち上がります。
にぼふじとは全く異なる優しい煮干しラーメン
是非ご堪能下さいませ
…………………………………………
さて、以上で『にぼ神 角ふじ』の概要紹介を終わりにしたい。
それでは、早速に実食へと移ろう。
当日の現着は 11:30。『産直 ゆうあい館』〔群馬県前橋市富田町2400-1〕で「長ネギ」「茗荷」等を購入した帰りにふらりと訪問してみた。
あいにくの曇天で、どういうわけか iPhone X のカメラの具合が今ひとつで、店舗外観撮影から暫くの間、露出が上がらず暗めの撮影となってしまった。。。(T^T)
取り敢えず、そのまま入店し、食券の購入をと考えたが、たまたま 1,000円 札 が切れてしまい、こちらの食券販売機は 10,000円 札 非対応なため、店員に両替を依頼しての購入となった。
常々、野菜トッピングに不足感を覚える『景勝軒』グループ店であるので、「ゆで野菜」100円(税込)の食券ボタンを発見し、個人的に心の中だけで密かに狂喜乱舞♪ 大喜びしてボタンを押した。続いて「男盛」150円(税込)、「にぼふじ」790円(税込)とプッシュ。そそくさと入店し、店員が席まで来るのを待った。食券手交時に、以下の三点を確認される。
「ニンニク」「ショウガ」 ……→ 両方投入
「脂」の量 ………………………→ 多め
「麺」の量 ………………………… 並盛 200g、中盛 250g 選択可〔今回は「男盛」ゆえ確認なし〕
上記の確認後は、配膳を待つのみ。食券手交から配膳までは 8分 余り。先ず先ずのスピード感であろうか。
「にぼふじ」790円「男盛」150円(税込)〔茹で前麺量 200g+300g〕
「ゆで野菜」100円(税込)
支払額総額 1,040円(税込)
てっきり丼にトッピングされて配膳されるかと思った「ゆで野菜」は、別丼での提供となった。お蔭で、配膳時には大迫力の野菜量とならず、少々がっかりしたが、まあ、そこは致し方なし。別々にそれぞれに計量を行った。配膳写真撮影もしっかりと終え、早速に実食へと移る。
そんな「ゆで野菜」の総重量(実測値)は 337g。直径 18cm の中丼に盛られての配膳であったが、思いの外に少ないイメージ。「二郎系」では当たり前の「無料トッピング」でもないわけで、100円(税込)を取るのであれば、500g は、正直、欲しいところであった。
まあ、そんなこんなはぐっと飲み込んで、配膳された「ゆで野菜」を「にぼふじ」に自分で載せてはみたのだが、矢張り、崩れた見映えとなるためか、迫力は全く出せなかった。ここは、配膳時での盛り付けを何としてもお願いしたいところである。
さて、「にぼふじ」「男盛」のてっぺんには、「ふじ麺」でお馴染みの『醤油漬けにんにく』と『刻み生姜』の 2種類 がタップリと載っている。どちらか一方の選択ではなく、両方ともトッピング出来ると言うのが嬉しいところだ。
その下には「茹で野菜」がたっぷりと載り、そこに寄りかかるかのように厚手の煮豚チャーシューがごろっと載せられている。そうやって大量に搭載されたチャ-シューは、ほろほろと蕩けるタイプではないものの、箸で持ち上げることが難しい柔らかさで、じっくりとよく煮込まれた品だ。その柔らかさ故に今回はチャ-シューリフト写真の撮影が出来なかったくらいなのであった。
味わいの方は、醤油感は程良く、肉質感を微妙に残したなかなかの絶品チャーシューである。チャーシュー総重量(実測値)は 81g、「チャ-シュー麺」でないわけだから、充分に満足いく量が載せられていると言えよう。
一方、たっぷりの「茹で野菜」とは記したが、そこは飽くまでも『景勝軒』グループの「茹で野菜」である。常々感じているが如く、満足感の高い量は搭載されてはいない。結果として、麺が隠れて見えないというようなこともなく、いわゆる天地返しの技も不要な仕様となっている。
まあ、この点に目くじらを立てているようでは、『景勝軒』グループ愛好者として初心者同様になってしまうから、ぐっと堪えていつものように飲み込むわけである。。。
麺は、機械打ち角刃麺、やや縮れの入ったストレートの中太麺で、エッジは左程強くは出ていない。二郎系麺のようなワシワシ感はなく、中程度よりやや高めの加水率独特のもちもち感に加え、コシがなかなかに強く、噛み応えを愉しみつつ嚥下時の喉越しも心地好い麺となっている。当然のように、スープとの絡みも良好である。
並盛の「にぼふじ」が、茹で前麺量 200g、「男盛」は、麺量プラス 300g と言うことで、茹で前麺量 500g となる。他の『景勝軒』グループ各店同様『常勝軒 伊勢崎総本店』〔群馬県伊勢崎市境上渕名575-1 〕に併設する自社製麺工場『麺工房KAZUO』での麺製造と聞いている。
乳化度低めの甘口系スープに、大量の「自家製煮干し油」が上澄み1cm近くを占めて豊かな香りを醸し出し、更にそこへ良質な背脂が加わり、甘味とコクをより一層、際立たせている。今回は「脂多め」を指定したが故に、「にぼふじ」本来の煮干し感を存分に感得することが適わなかった。次回再訪時は、「脂少なめ」で食してみたいと思う。
まあ、総じて、「脂多め」に関しては置いておいて、先ず先ずに「にぼふじ」の有する淑やかな煮干し感は感じることが出来た。
思いの外に上品な香りとコク♪ この「にぼふじ」、、、ううむ、なかなかに美味しうござった。
さて、本日の実測値は、
「にぼふじ」790円「男盛」150円(税込)〔茹で前麺量 200g+300g〕
総重量(実測値)1,699g
うち麺・具材重量 1,217g
うちスープ重量(麺・具材等完食後)482g
チャーシュー総重量(実測値)81g
器サイズ
直径 25cm、高さ 9.5cm、器重量 1,138g
「ゆで野菜」100円(税込)
総重量(実測値)337g
器サイズ
直径 18cm、高さ 7.5cm、器重量 456g
支払額総額 1,040円(税込)
実食総重量 2,036g
完食時間 : 7分37秒0
訪問日 : 2019.6.23(日)
全体を鑑みて、今回の失敗は、「脂多め」でオーダーしてしまったことだろう。
日頃から「家系ラーメン」であれ「二郎系」ラーメンであれ、「脂多め」がデフォルトの私であれば、当然そう言ったオーダーになるのだが、こちら『にぼ神 角ふじ』では、その常識は通らなかったようだ。
そう言うこともある。。。一つの気づきが、次回に生きることであろう。そうやって人は、一歩一歩成長していくのである。ってゞ( ̄∇ ̄;) オイオイ、何もそこまでのことでも、、、baku爆baku