-
「大チャーシューメン」870円(税込)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581478 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581478","content_type":"ReviewImage","content_id":84581478,"voted_flag":false,"count":14,"user_status":"","blocked":false}
-
「大チャーシューメン」接写。油分は、鶏ガラと豚の背脂由来だろうか、しっかりと出ていて、スープ表面に多量の油膜が見られる。が、しつこさは全くなく、あっさりとしていて、まろやかさを感じさせるスープだ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581488 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581488","content_type":"ReviewImage","content_id":84581488,"voted_flag":false,"count":10,"user_status":"","blocked":false}
-
「大チャーシューメン」麺リフト。麺は機械打ち角刃麺、平打ちの縮れ中細麺だ。際立った特徴こそないが、この『風来軒』独自の味付けのスープとの相性は抜群で、モチモチ感があってスープと良く馴染む。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581499 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581499","content_type":"ReviewImage","content_id":84581499,"voted_flag":false,"count":11,"user_status":"","blocked":false}
-
「大チャーシューメン」チャーシューリフト。分厚く切られたチャ-シューは横長で、1cm 近い厚さに、横幅 15cm 余り、縦長 4cm と、かなりの大きさだ。肉質感を十分に楽しめる。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581504 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581504","content_type":"ReviewImage","content_id":84581504,"voted_flag":false,"count":10,"user_status":"","blocked":false}
-
「半カレーライス」480円(税込)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581512 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581512","content_type":"ReviewImage","content_id":84581512,"voted_flag":false,"count":9,"user_status":"","blocked":false}
-
「半カレーライス」接写。具材は、豚肉、玉葱とシンプルな物で、一見、家カレーの延長か給食カレーのように見えるのだが、味わいの方は、ガラムマサラが効いているのだろうか、そこそこに辛口で、コクが深い。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581516 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581516","content_type":"ReviewImage","content_id":84581516,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
「大チャーシューメン」上から。丼一杯に注がれたスープは、鶏ガラベースで、豚、香味野菜からバランス良く出汁が取られたものだ。コクが深く、動物系の出汁を前面に、節系の出汁もしっかり抽出されている。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581520 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581520","content_type":"ReviewImage","content_id":84581520,"voted_flag":false,"count":8,"user_status":"","blocked":false}
-
「半カレーライス」上から。ライスとルーの量バランスもちょうど好い感じで、私好みのカレーである。たっぷりご飯にたっぷりカレー、実に美味であった。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581524 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581524","content_type":"ReviewImage","content_id":84581524,"voted_flag":false,"count":8,"user_status":"","blocked":false}
-
「半カレーライス」半分量達成時点断面。この盛り量が「半カレーライス」とのことだが、「半」でない「カレーライス」を戴けるものなら戴いてみたい私なのであった。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581531 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581531","content_type":"ReviewImage","content_id":84581531,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』メニュー表
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581532 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581532","content_type":"ReviewImage","content_id":84581532,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』メニュー表裏に書かれている「ようこそ風来軒へ」
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581535 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581535","content_type":"ReviewImage","content_id":84581535,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』店舗外観1。おばあちゃんの自宅部分も含めた全体写真。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581540 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581540","content_type":"ReviewImage","content_id":84581540,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』店舗外観2。店舗側のみの写真。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581544 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581544","content_type":"ReviewImage","content_id":84581544,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』店舗入口
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581577 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581577","content_type":"ReviewImage","content_id":84581577,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』店舗内観「お座敷席」
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581590 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581590","content_type":"ReviewImage","content_id":84581590,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』店舗内観「テーブル席」
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581598 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581598","content_type":"ReviewImage","content_id":84581598,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』店舗内観「お座席席」には、大量の貼り紙がある。注文用のメモ用紙に、数多くの方々が書き寄せたものであろう。子どもの描いたイラストが大半だが、それを捨てることなくこうして掲示しているわけだ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581606 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581606","content_type":"ReviewImage","content_id":84581606,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』テーブル付属の各種調味料類。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581610 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581610","content_type":"ReviewImage","content_id":84581610,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』このメモ用紙に各自が注文を記入し、おばあちゃんが待っている厨房まで持参する注文システムだ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581620 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581620","content_type":"ReviewImage","content_id":84581620,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』店舗内観。厨房内の様子。一生懸命調理するおばあちゃん。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581625 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581625","content_type":"ReviewImage","content_id":84581625,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』駐車場案内
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581631 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581631","content_type":"ReviewImage","content_id":84581631,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』「おつりがありませんのでこまかいのご用意おねがいいたします」味のある文字だ。恐らくおばあちゃんの直筆であろう。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581635 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581635","content_type":"ReviewImage","content_id":84581635,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』店内表示メニュー1
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581643 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581643","content_type":"ReviewImage","content_id":84581643,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
『風来軒』店内表示メニュー2
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581651 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581651","content_type":"ReviewImage","content_id":84581651,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
「大チャーシューメン」870円(税込)総重量(実測値)1,287g。うち麺・具材重量 684g、うちスープ重量 603g。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581659 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581659","content_type":"ReviewImage","content_id":84581659,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
「大チャーシューメン」チャ-シュー1枚当たり重量(実測値)1枚目 37g、2枚目 51g、3枚目 53g、4枚目 31g、5枚目 44g × 5枚〔合計重量 216g〕
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581664 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581664","content_type":"ReviewImage","content_id":84581664,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
-
「半カレーライス」480円(税込)総重量(実測値)764g。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-84581667 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-84581667","content_type":"ReviewImage","content_id":84581667,"voted_flag":false,"count":7,"user_status":"","blocked":false}
「利根は板東一の川」坂東太郎の異名を持ち、関東平野を流れ下る大河、利根川の西岸地域〔群馬県前橋市北部〕を食べ歩く今回、『拉麺 しのざき』〔群馬県前橋市総社町総社1640-5〕からの連食として、こちらを訪問してみた、近隣の群馬県道15号前橋伊香保線は、10数年前には毎日通勤路として使用していたが、JR上越線「群馬総社駅」へ向かう道筋は、乗用車に乗っては先ず使用する機会がなかったので、少々迷ってしまった。。。
『風来軒』
群馬県前橋市総社町植野464
027-251-3799
R17 と繋がる、群馬県前橋市国領町の「群大病院東」交差点から、高崎市箕郷町「西明屋」交差点までを結ぶ群馬県道6号前橋箕郷線に乗って、利根川に架かる「大渡橋」を西進し、「大渡橋西詰」交差点の次の「総社町総社」交差点を右折(北折)して、群馬県道15号前橋伊香保線に乗り、北進すること 700m 程で、群馬県道15号前橋伊香保線は道なりに左折(西折)し、西進するようになる。その左折地点から、550m 余り西進した、JR上越線 踏切直前の、信号のない交差点を右折(北折)し、群馬県道107号群馬総社停車場線に乗って、JR上越線「群馬総社駅」方向に 30m 程北進すると、道路左手に『風来軒』はある。
『風来軒』は現在、暖簾を出さず看板もなく、それどころか店名表示すらどこにも見当たらない。見た目には、そこが店舗であることが非常に分かりづらい店である。初見では「本当にここで良いのか」と先ず間違いなく誰もが迷うことだろう。そこで、「JR上越線 踏切直前の、信号のない交差点を右折(北折)したら 30m で『風来軒』になる」と言うことを、強く信じて向かうことが望ましい。決して疑わないことだ。そこには必ず『風来軒』が存在する。(笑´∀`)
また、店舗すぐ北隣は『立石公民館』になっているのも目印となっているのでご参考まで。。。
とてつもなく高齢のおばあちゃんが、たった一人で切り盛りしている店『風来軒』。恐らく年齢は80歳を越えている。これはもの凄いことである。訪れるお客さんも、一目でそれが分かるから、店内には温かい空気が漲り、片付けやら、テーブル拭きやら、席の譲り合いやら、調理以外その全てを、客の方で率先して行う形式になっている。
もちろん、たった一人での「オペレーション」…… 何やら、この言葉ではどうも不適切に感じる。やはりここは、たった一人で「切り盛り」との言い方がふさわしかろう …… たった一人で切り盛りしているので、調理には相当の時間を要する。混み合って満席状態だったりすると、20分やそこらの待ち時間は当たり前だ。そんな中、誰もが、不快な顔一つせずに、自分のメニューが出来上がるのを、大人しくにこやかに待っている。
因みに、今回、日曜のランチタイム訪問の私の場合、席は満席だったので、自分で交渉して相席させてもらい、入店・着席 11:50、注文用メモ用紙厨房持参 11:53、注文品受領 12:40 であった。この間、注文品が出来上がるまで 45分余り。普通ならいらいらしてくるであろう時間だが、不思議と全く不快感もなく、ゆったりとした時間の中で過ごせた。
こちらの注文のシステムは、そんな関係から、卓上の調味料類の脇に置かれているメモ用紙〔無造作に切られた紙の端切れ〕に鉛筆で自分の注文内容を書き込み、それを厨房まで持参するシステムだ。厨房にメモを置く際は、横置きにメモを並べているようなので、おばあちゃんが見易いように、横書きでの記入がお奨めである。
調理が上がると、メニュー名がおばあちゃんから告げられて、注文の順番と照らし合わせつつ、自分のメニューと思われる者が、厨房まで受け取りに行く流れになっている。
メニューの中、「半カレーライス」「半チャーハン」に関しては、「半」と言う言葉に引かされて、量的に侮ってはならない。飽くまでもラーメンに付属してと言う意味からの「半」なのであろう。「半」とはついていても、どちらのメニューも充分に通常の一人前量以上のものが提供される。いわゆる「半」をイメージしての注文であったら、「半々カレーラース」のように「半々」の文字が冠されたメニューがあるので、そちらを注文するのが無難であろう。
因みに私は、「大チャーシューメン」と「半カレーライス」の注文であったので、
「お客さん、こちら初めて? もしそうなら、『半々カレーライス』にしてもらっていい?」
とのお声掛かりがおばあちゃんからあった。もちろん、私のことを常人としてお考え戴き、そう言ったお話をしてくださったのだろう。
「あっ、大丈夫です。絶対に残しませんから」
「そう、どうしても食べたい? 残さないようにね。余計なこと言ってごめんなさいね」
「そんなことないです。却ってすみませんでした。絶対に残さないのでご安心ください」
「はいよ、ありがとうねえ」
確かに、実食総重量を計算してみれば、当然のご心配である。何と驚愕の 2.0kg 越え ! 「半カレーライス」単独で、総重量(実測値)は 764g あったのだが、これは通常の「カレーライス」の一人前量〔550g 程度(ご飯 250g・カレールー 200g)〕を軽く越えている。二品合わせた総量的には、最早『メガ盛行脚』並の総重量なのであった。
そんな風に「半」や「半々」に関するやりとりもまた、何となく心温まるものであり、幸せな気分に包まれたような気がした。
『風来軒』の店内に入り、小上がりとなっている「お座席席」に座るとすぐに目につくのが、大量の貼り紙である。この貼り紙は、通常の注文用のメモ用紙に、この店を愛する数多くの方々が書き寄せたものであろう。子どもの描いたイラストが大半だが、訪問客からのメッセージも数多い。それを捨てることなくこうして掲示しているわけだ。こんなところに、おばあちゃんの愛情と言うか、客を大切に思っていてくれる優しさを存分に感じ取ることが出来よう。
また、テーブル席のフロア壁には、
「おつりがありませんのでこまかいの ご用意おねがいいたします」
と言う貼り紙がある。書かれている文字は、実に味のある文字だ。恐らくおばあちゃんの直筆であろう。本当に、店内の各所で、心がふわっと温かくなってくる。
更に、メニュー表の裏面には、以下のような文面が記載されている。
…………………………………………
ようこそ風来軒へ!
こんにちは、おばあちゃんです。
ご来店まことにありがとうございます。
いつも上げ膳や下げ膳にご協力下さいまして本当に助かります。
すごく嬉しいです!本当に感謝致してます!
これからも皆さんをお待ち致しております。
…………………………………………
兎にも角にも、実に素敵な店なのである。
これを一読すれば、店主の呼称は「お婆ちゃん」ではなく「おばちゃん」 であると、深く深く納得する私なのであった。
配膳待ち時間は、この際置いておいて、早速に実食へ入ろうと思う。
「大チャーシューメン」870円(税込)
一見すると、昔ながらのオーソドックスな醤油ラーメンとして軽くまとめられてしまいそうだが、一口食してみると、誰しもがその違いに気づくはずだ。単なる昔ながらのラーメンとは一線を画す、丁寧な作りの品である。
丼一杯に注がれたスープは、鶏ガラベースで、豚、香味野菜からバランス良く出汁が取られたものだ。コクが深く、動物系の出汁を前面に、節系の出汁もしっかり抽出された本格的なスープである。
油分は、鶏ガラと豚の背脂由来だろうか、しっかりと出ていて、スープ表面に多量の油膜が見られる。が、しつこさは全くなく、あっさりとしていて、まろやかさを感じさせるスープの出来上がりは秀逸である。
「返し」の醤油は、醤油自体のキレを保ちつつ甘めに仕上げられていて、一口啜る毎にその旨味が増してくる感じだ。チャーシューの煮汁を使用した「返し」かと思われるが、口当たりの優しい、心温まるスープに仕上がっており、完飲可能なスープであろう。
チャーシューメンのメインとなる「チャーシュー」は、豚バラ肉使用のもので、標準で 5枚載せ、チャ-シュー1枚当たり重量(実測値)は、37g、51g、53g、31g、44g × 5枚で、合計重量 216g と、大満足の量だ。通常店であれば、1,000円はする代物と言って良い。これを、1枚 70円で追加トッピング出来るとは、最早、驚愕のコストパフォーマンスである。
分厚く切られたチャ-シューは横長で、1cm 近い厚さに、横幅 15cm 余り、縦長 4cm と、かなりの大きさだ。肉質感を十分に楽しめる上に、脂身の部分は蕩けるような柔らかさで、実に美味である。大変な人気のこのチャーシューは、無論のこと売り切れ御免、早目の来店をお奨めしておきたい。
麺は機械打ち角刃麺、平打ちの縮れ中細麺だ。際立った特徴こそないが、この『風来軒』独自の味付けのスープとの相性は抜群で、モチモチ感があってスープと良く馴染む。
その他の具材は、メンマ、青菜、刻みネギと至ってシンプルなものだが、安心して食せるもので、全体的なバランスもよく、最後まで美味しく食すことが出来た。
「半カレーライス」480円(税込)
「半カレーライス」半分量達成時点断面の写真をご覧戴けると、このメニューの盛りの良さが一目瞭然なのだが、この盛り量で「半カレーライス」とのことで、何とも驚愕の「半」であろう。
現在はメニューとしては存在しないものの、その昔は、このカレー「大盛」があったらしく、密かに「半」を冠さない「カレーライス」、否、「大盛」を冠した「カレーライス」を、戴けるものなら是非とも戴いてみたいと考える私なのであった。(笑´∀`)
何れにしても、このコストパフォーマンス、これは半端でない!
具材は、豚肉、玉葱とシンプルな物で、一見、家カレーの延長か給食カレーのように見えるのだが、味わいの方は、ガラムマサラが効いているのだろうか、そこそこに辛口で、コクが深い。が、辛過ぎるようなことはなく、程良い辛さにスプーンの進みがなかなかに良かった。
ライスとルーの量バランスもちょうど好い感じで、私好みのカレーである。たっぷりご飯にたっぷりカレー、実に美味であった。
さて、今回の実測値は、
「大チャーシューメン」870円(税込)
総重量(実測値)1,287g
うち麺・具材重量 684g
うちスープ重量 603g
チャ-シュー1枚当たり重量(実測値)
1枚目 37g、2枚目 51g、3枚目 53g、4枚目 31g、5枚目 44g × 5枚〔合計重量 216g〕
器サイズ
直径 21.5cm、高さ 9cm、器重量 800g
「半カレーライス」480円(税込)
総重量(実測値)764g
器サイズ
直径 21cm、高さ 4cm、器重量 390g
完食時間 : 計測せず
支払額総額 1,350円(税込)
実食総重量 2,051g
訪問日 : 2018.4.22(日)
暖簾も看板も無い、全てがセルフサービス。。。が、これほどまでに繁盛し、「食べログ」評価点は驚愕の 評価点 3.51。群馬県前橋市内ラーメン店「食べログ」評価順位は、堂々の 第13位〔2018.4.26.現在〕 である。ここに来れば心を洗ってもらえる。。。そんな、おばおあちゃん一人で切り盛りしている、思い遣りと温かみの店『風来軒』。
「食べログ」の過去レビューを紐解いてみたら、2010.11.~2011.1.当時はご夫婦で営業されていて、2011.3.当時は暖簾も出されていたようだ。一方で、注文をメモに記入して厨房へ持参するシステムは当時からあったようである。それが、2012.12.のレビューには「おばあちゃん一人」の記載があり、その頃には、もう暖簾を出さなくなったらしい。2013 以降は、システム的には現在のものとほぼ変わらないらしいことが分かる。
この 2011~2012 の二年間、、、2011.3.11.には、東日本大震災が起こり、計画停電やら何やら世相は大いに暗かった。2011.7.24.正午、東北3県〔岩手・宮城・福島〕を除き、TV 放送がアナログからデジタル放送に完全移行。2012.5.22.東京スカイツリー開業〔高さ:634m〕、そうして、時代はアナログからデジタルへと変革されていった。そんな歴史的な大変動を経ている最中に、こちら『風来軒』でも、おばあちゃんに変革をもたらす一大事が起こっていたのだろうか。。。
80の齢を過ぎてなお矍鑠(かくしゃく)として、一人踏ん張るおばあちゃん、こちら『風来軒』、世相の荒波に負けることなく、間違いなしの名店である。末永く、、、そう願わずにはいられない。。。