群馬の名物チェーン店、発祥のお店を訪ねて・その3　上州御用 鳥めし本舗 登利平本店　～上州の美味しいお店を巡って～ : 登利平 本店

2016.4.9に寄らせて頂きました。
前橋市の天川原町の信号を南へ100Ⅿ程の所にあります。

群馬には活気のあるローカルチェーン店が多数あります。
群馬に住んでいる自分にはいつでも食べに行けますが他県の方には中々行けないと思います。
なので、群馬を中心に展開しているローカルチェーン店の良さを伝えたいので3つ程、紹介させて下さい。
ただ、それだけでは普通なので敢えて第一号店にこだわって寄ってみる事にしました。
最後は鳥めしの登利平様です。

登利平様と言えば自分も「鳥めし」が最初に頭に浮かぶほど鳥めしは大好きです。
「上州の人々に深く愛され食べて頂きたい」との思いで、上州人全ての方の御用達を願って「上州御用鳥めし」と命名されました登利平様は2016年4月現在、群馬県内を中心に32店舗も展開しております。
特に登利平様の「鳥めし弁当」は学校や会社の行事では定番弁当になっており、自分も「鳥めし弁当」が出る時は「やった！」と思うほどです。
群馬県内のスーパーには鳥めしと似たようなお弁当が売られており、鳥めしは群馬では浸透度がかなり高いソウルフードの一つと言っても過言ではありません。

17時過ぎにフライングガーデンの新桐生店様から高崎に戻りました。
ミミー号MK-2(自転車)で往復したのでさすがに太ももが筋肉痛になりお風呂に入ってから十分にストレッチをして少し休んでから車で登利平本店様へ向かう事にします。
登利平本店様は前橋市の六供町なので自宅から遠くはなく自転車で行ける距離なので本来なら「ウサギのミミーの自転車でお店に訪問」なのですが夜間走行は危ないので・・・車にしました(汗)。
おかげで家から15分程でお店に着く事ができました。

20時半頃にお店に入ったので夕飯のピークタイムを過ぎていたせいかそんなには混んでいませんでした。
メニューを見て今回も定番料理を頼むつもりでしたので一番人気の「鳥めし」は決まっていたのですが問題は「竹重」にするか「松重」にするかでした。
会社の行事ではほぼ値段の手ごろな「竹重」なのですが、今回も画像映えの事も考えて(笑)豪華な「松重」の大盛を注文。
一人で登利平様の中で食べるのは初めてで、いつもなら同じく「鳥めし」の大好きな彼女のウサ子ちゃん(仮名)がいるのですがウサ子ちゃんは
「さっき牛伏山(高崎市吉井町)の夜桜を見て来ました♪桜より夜景の方が綺麗でしたよ♪」
と連絡と画像が送られて来て
「見えるよ、ウサ子ちゃん・・・見えるよ、牛伏山の桜が夜景が・・・」
とア・バ○ア・クーを脱出寸前の連邦のニュータイプみたいにウサ子ちゃんと交感を経ていたら(笑)鳥めしが運ばれてきました。

鳥めしの「松重」はあっさりな胸肉とコクのあるモモ肉を一品で2種類の鶏肉の異なる美味しさと食感が楽しめる贅沢な一品です。
うっすらと切られた柔らかい胸肉は適度に甘さのあるまろやかな秘伝のタレが美味しさを演出してふっくらしたご飯とも合い、大変美味しいのです。
冷めてもしっとりとして美味しいのですがやはり出来立てですと温かくて格別の美味しさがあります。
丁寧に焼かれたモモ肉は焼き目が十分についており、脂がしたたり出て一口食べますと歯応えの良さ、モモ肉の濃厚な旨味、そして自慢のまろやかな秘伝のタレが三位一体で口の中を駆け巡り、香り高く味わい深い感覚を感じる事ができます。
タレがほどよく染み込んだ炊きたてご飯も胸肉、モモ肉両方に合っていてこの美味しさはクセになるほどです(笑)。
「もう一つ頼めばよかった・・・」
と思いましたが昼食に3連食したので泣く泣く我慢して完食させて頂きました。

お店の中は奥の方はわからなかったのですがテーブル席のみだと思います。
和風の落ち着いた内装でゆっくりとくつろぎながら食べられます。
ちなみに大盛にしたのですが値段は変わらないのもサービスがいい所です。

登利平様も久しぶりに寄らせて頂いたのですが
「やっぱり鳥めしは美味しいよな・・・」
と思い、改めて完成度の高さを認識致しました。
秘伝のたれをまとった鶏肉とつやつやご飯のハーモニーは温かくてもお弁当でも至高の一品です。
「上州御用鳥めし」・・・群馬の方はもちろんの事、群馬に観光に来られた方も是非一度食べてもらいたいです。
又、群馬に来て食べたくなるほどの魅力がありますよ♪

美味しい料理は人に元気をくれます。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。