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店名 |
博多一番(はかたいちばん)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、餃子 |
お問い合わせ |
027-234-6717 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
前橋駅北口(エキータ前)から関越交通バス渋川方面行利用で12分、下小出停留所下車、17号線を渡って東側の住宅地へ進み、徒歩約3分。 中央前橋駅から2,867m |
営業時間 | |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
20席 (カウンター12席、4人掛けテーブル×2卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 15台 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ドレスコード | なし |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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前橋駅を降りると、今にも泣き出しそうな空。
クルマばかりが行き交う駅前通りをぶらぶらと歩きながら、昔からの中心街へ。
それにしても、地元のスズラン百貨店が何とか元気で頑張っているのは凄いことですね。
日の暮れた住宅街まで歩いて訪ねたのは、豚骨ラーメンが旨い群馬でも、先駆けだと言われる「博多一番」さん。
二度移転した揚句、今のお店になったというだけあって、瀟洒な住宅に手を加えた小奇麗な外観です。
ドアのあたりなど、ちょっと見には豚骨ラーメン屋さんらしくない、洋食かイタリアンみたいなファサードかもしれません。
偶々なのか、それとも時間が遅いからなのか、店内はがらんと。
外見とはがらっと変わって、カウンターの造りや配色など、ちょっと昔のラーメン屋風。
壁には、結構豊富なセットメニューやちゃんぽん等々目に入りますが、頼むのは、当然ながら基本の「ラーメン」(630円)。
博多ラーメンの店にはたいていある、麺の茹で方の注文区分「ハリガネ、バリカタ等々・・・・」が見当たらなかったのですが、麺は硬めにと一声お願いしました。
まもなく提供された一杯、良い感じの濁り具合ですが、余計な脂はあまり浮いていない。
軽く啜ると、やはり豚骨はしっかりと煮出されて、塩辛さはさほどでないけども、醤油は結構立っています。
トロミも結構ありますが、全体的にくどさを抑えていながらコクは湛えた、旨い豚骨スープだと思います。
店内にはあの豚骨臭さがあまりありませんね。
麺は九州ラーメンの麺は麺なのだろうけど、博多らしい細いストレートとは少し趣が違う。
細めながらも緩やかなウエーブがかかっていて、少し黄色っぽく、滑らかでツルツル。
ご当地の嗜好に合わせたのでしょうが、これはこれで旨いと思います。
チャーシューは小さめなのが2枚ですが、これがいかにも本場の香りがする仕上げ方で旨い。
青葱は、今の時代小口の万能ネギなど群馬に居ながらにいくらでも手に入るでしょうに、太いやつを使うのですね。
木耳が有料なのはちょっと残念ですが、ここは高菜ならぬ「野沢菜」の唐辛子和えが卓上に置いてあります。
飯の友にも最高でしょうね。
此処のご主人、平成初頭まで博多の二葉亭さんで修業をしたのだとか。
前橋に戻って20余年だから、あのだるま大使さんなどよりもかなり早い時期から群馬で豚骨ラーメンを作った、いわばパイオニアなわけです。
ご苦労された話をいろいろ伺いましたが、まず、福岡と群馬では味の好みが全く違うのだと。
福岡はふわーんとした味が好みなのに、北関東では一般的にはっきりした味が好まれる。
これは塩角の立て方を工夫することで解決できるのだそうで、今ではどちらのスープも自在に作れるのだと。
今までに2回お店を移り、そのたびに味を変えたところ、お客さんもがらっと入れ替わったのだとか。
漬物が高菜じゃなくて野沢菜なのは、まさに黎明期ならではのご苦労。
昔、高菜は特にご当地では高くて買えなかったので、やむを得ず隣県長野特産の野沢菜漬けを使ったのだと。
風味が高菜とは結構違うのですが、これはとても旨い。
これなど、もっと多くの豚骨ラーメン屋さんに普及しても良いのではと思いますね。
北関東ならではの工夫を重ねながらも、ベースとなる豚骨スープだけは、しっかり煮出した本格派。
アクの強い博多ラーメンが今日群馬でとても支持されているのには、この博多一番さんのご苦労が少なからず影響しているのかもしれませんね。