初夏の柳家を食べ尽くし : 柳家

久し振りの柳家に訪れた、大好きな初夏の味を堪能しに・・・水曜からの長距離自動車移動（1,100km）から帰った翌日、身体はガタピシ言ってるが名鉄～JRと乗り継ぎ11:15集合駅に到着。迎えのバスを待つ。梅雨時期の薄曇り、ジッとしてても額に汗が浮く。駅前には柳家目的と思われる他集団も・・・通された部屋は残念ながら窓が無く、しかし囲炉裏を担当してくれるのは先代女将、お会いするのは実に40年ぶりだろうか？？？囲炉裏中央では正に食べ頃となる串打ちされた郡上産天然アユが我々を迎えてくれた。天然アユの三種（塩焼き、開き、丸干し）に始まり、夏野菜、山菜、天然アユの天麩羅。鹿ヒレとウリ坊の焼物と続き、名物天然鰻の蒲焼（今回は長良川）養殖ブランド鰻の街に住む私もこの味にはノックダウン。ご飯物が天然鰻のタレご飯、天然山菜の炊き込みご飯、一口猪ロースカレーと続くが肉物の少ない献立はジィちゃんの胃にも優しく腹パンとなった♪
やはり柳家は初夏と秋口がイイねぇ。
蜂の子佃煮
前菜三種(ほうれん草お浸し、蕨醤油漬け、寝曲がり竹土佐煮)
蓬莱鱒お造り
天然郡上鮎塩焼き二尾
天然郡上鮎ひらき
天然郡上鮎丸干し
桜鱒のお造り
夏野菜の天婦羅：抹茶塩
（ヤングコーン、ズッキーニ、南瓜、スナックエンドウ、いんげん豆、花茗荷、パプリカ）
天然郡上若鮎天婦羅：七味塩
（山独活、寝曲がり竹、カギ蕨）
鹿ヒレ焼き物
ウリ坊焼き物
長良川天然鰻蒲焼き
一口タレご飯
天然山菜の炊き込みご飯
一口猪ロースカレー
大根抜き菜漬物
柚子餅
（RX100m3で撮影）
トイレ前でまさかの知人と遭遇、奇遇だねぇ♪

マイレビ様のお誘いで柳家へ・・・前回訪問から二年が経ってしまった、シーズン毎に何度もお誘い頂いたが都合が付かず。柳家では一番好きな初夏、コノ時期は山菜と若鮎が堪能できる。金山駅で指定された電車に乗込めば？？？名古屋駅から乗った仲間が既に缶ビールをプシュ―してるし・・・鈍行電車はプチ旅気分。
今回は11名の大所帯、二つの囲炉裏に別れ・・・久し振りの柳家を堪能しよう♪
次女に三女の姉妹がお手伝いに入る、立派なお嬢さんになりましたね♪
立派な形の雨子が既に囲炉裏に刺され我々を迎える。
カンパイする頃にはイイ香りが漂い始める。
お造りは琵琶鱒と櫻鱒、そして櫻鱒のイクラ醤油漬け、脂の乗った琵琶鱒は櫻鱒も霞む美味さ。
鮎は若鮎に限る、和良鮎塩焼が2尾、初夏を感ずる美味さ。
小降りに揃えた夏野菜の天麩羅も爽やかで美味い
山菜の時期は逸したが、箸休めと供された6種の山菜が・・・シミジミ美味い。
肉に行き着く前にお腹が膨れてしまうが、やっぱ小生コノ季節の柳家が一番だな♪
「初夏の旬 若鮎尽くし」
・蜂の子佃煮
・雨子塩焼
・和良鮎塩焼（蓼酢）2尾
・琵琶鱒、櫻鱒、櫻鱒のいくら（安曇野本山葵）
・夏野菜の天麩羅（抹茶塩）
（オクラ、茗荷、空豆、ズッキーニ、山独活、ヤングコーン、小茄子、いんげん）
・若鮎姿、若鮎開き、自然薯の天麩羅（七味塩）
・箸休め山菜
（根曲がり竹煮、みず醤油漬け、行者大蒜お浸し、三つ葉醤油漬け、蕨お浸し、山独活きんぴら）
・郡上鮎丸干し
・幸せ姿焼き
・尾長鴨ロース
・長良川天然鰻蒲焼＆ひと口タレ御飯
・山菜炊込みご飯＆沢庵
・メロン
・シャンパンx2、ワイン（白x3/赤x3）
・小左衛門x1、三千盛りx1
四時間にも及ぶ至福の時間は終わる、〆て￥1,9850-なり。
酒が10本、よぉけ呑んだなぁ～
（＊α-1＆カールツァイスズームで撮影）

＊二度に渡るシステムの入れ替えにて画像の時系列がバラバラになった事をお詫びいたします。
＊画像が多くなり過ぎまして、、「イイね！」をしてくれた皆さんには誠に失礼ながら少し精査しました。
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（2015/6）
この日のコースは「初夏彩々」
・蜂の子佃煮
・馬瀬川天然雨子塩焼き
・長良川五月鱒お造り・安曇野本山葵
・和良川天然鮎塩焼き二本　蓼酢
・和良川天然鮎丸干し
・和良川天然鮎干物天婦羅
・山菜御箸やすめ
・某云々
・仔鹿ロース焼物　柚子胡椒
・天然鴨だしの山菜鍋
・長良川天然鰻丼
・小胡瓜漬け
・静岡産メロン　さくらんぼ
・スパークリング、白、赤、日本酒、ビール
やはり初夏の川魚と山菜尽くしは素晴らしい♪
古い写真を精査し、今回は感動した料理のみUPいたしました。
（＊RX1で撮影）
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（2014/10/某）秋の茸尽くし：写真16枚追加
柳家のオールシーズンを食べ尽したと思っていたが・・・去年の九月に訪れた際にチベット産松茸は食べた、しかし国産が戴ける時期では無かった。春の山菜、秋の木の子、小生にとって一番好きな季節
「柳家の〆として秋の木の子尽くし行きませんか？」のお誘いに二つ返事♪
マイレビさん六人と小生合せ七人での参加、コレだけの人数になると柳家さんのサービス送迎が使えるのも嬉しい。通された囲炉裏端には尺寸の天然子持鮎（長良川＆馬瀬川）が炙られ、我々の到着を今や遅しと出迎えてくれた♪
子をタップリと孕んだ鮎、気の毒だが身の味が薄い分豊潤な玉子が味わえる。湖産と河川産の違いを堪能しつつ顔もほころぶ・・・さて今日は木の子尽くし、店主の揃えた茸は信州産松茸を始め、柳松茸、紅平茸、平茸、舞茸、性賢寺、鮑筍と七種。松茸と老筍を炙りで戴き、後は天麩羅と鍋と炊込みご飯と吸物で楽しむ。中でも木の子鍋は期待した味が期待通りに造られ、既に飽和状態の胃袋をなだめつつ二杯完食♪
締めの木の子ご飯を食べ終えれば喉元まで満腹、呑みも呑んだり食いも喰ったりの柳家、ご馳走様でした。普段からボリュームある柳家だが、今回は格別な気がした♪
・蜂の子佃煮（へぼ）
・五月鱒のお造り（安曇野本山葵）
・馬瀬川天然子持鮎塩焼き（蓼酢、田楽味噌）
・長良川天然子持鮎塩焼き（蓼酢、田楽味噌）
・信州松茸焼物（橘酢）
・信州老筍焼物
・木の子天麩羅（松茸、柳松茸、紅平茸、平茸、舞茸、性賢寺、鮑筍）塩麹
・琵琶湖子持ち小鮎と味女泥鰌の天麩羅（抹茶塩）
・仔猪ロース焼物（粒マスタード）
・仔鹿ロース焼物（柚子胡椒）
・木の子鍋（鰹出汁と地鶏仕立て）
・長良川、付知川、天然鰻蒲焼きとタレご飯
・木の子ご飯（柳松茸、平茸、舞茸、性賢寺、鮑筍）
・松茸と鮎の吸物
・小松菜のお浸し、茄子とインゲン煮浸し、しし唐甘辛煮、紅平茸煮物、山葵漬け、きゃら蕗
・巨峰
・Lanson Black Label Brut
・Domaine Ninot
・Guardiola Terre Siciliane 2012
・Pommard 1er Cru Clos Blanc
・Poggio ai Merli Merlot Toscana IGT 2005
・七笑「豪笑」
＊マクロの弱いα７R＆Vario-Tessar T* E16-70の組合せで試し撮り
翌朝、右明日親指付け根辺りに痛みが？？？
「お父さん、其れって痛風だよ。美食も程々にね」
ガガガガ～ン・・・尿酸値と血糖値が低いのだけが取り柄だったのに（汗）
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（2014/6/某）待ちに待った初夏の旬
かなり画像が増え、見難くて申し訳ゴザイマセン。今回はイイ写真が多くかなり厳選したのですが・・・春の山菜＆川魚、晩夏の茸と獣肉と川魚、初冬のジビエ尽し、厳冬の鴨尽くしと一年を味わった。今回は小生の一番好きなシーズン到来♪。柳家はジビエ料理、マタギ料理と言うが、獣肉に限らず旬の川魚も、自生する山菜も立派なジビエと言えまいか。兎に角小生にとって一番待ち遠しかったシーズンに違いない♪。今回もSpちゃんの計らいにて開催の運びとなる。何時もの様に瑞浪駅集合、タクシー二台に便乗し柳家へ慣れた道程を・・・今日は大女将のお出迎え♪
今回の賄は大将の弟さん、軽快なトークは大将以上？焼きの妙技もキッチリ受け継がれてますね♪
・蜂の子佃煮
・郡上馬瀬川の天然アマゴ塩焼
・五月鱒お造り
・天麩羅（稚鮎、春子：稚雨子、川海老）は岩塩で
・付知川の天然鮎塩焼（二尾）は蓼酢で
・仔猪ロース焼きは粒マスタードで
・仔鹿ロース焼きは柚子胡椒で
・矢作川天然鰻白焼きは山葵で
・　　　々　　蒲焼きは山椒で
・一口蒲焼タレご飯はミニ鰻丼風に
・天然鮎雑炊、小胡瓜（抜き菜）漬け、メロン
・箸休めは山菜お浸し（うるい、胡瓜と冥加和え物、三つ葉、芹、山葵菜、行者大蒜）
は御一人様￥12,900-のコース
・サッポロ黒ラベル
・トスカーナの白
・ブルゴーニュの赤
・女城主
やはりコノ時期の柳家は最高！！！筆舌に尽くせません、大満足です、もうね何時逝ってもイイです♪
以前「花咲かタイムズ」で「柳家」が紹介された時、番組側より小生のレビュー使用の有無確認の連絡が入ったが・・・残念ながらカット（爆）
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（2014/2/某）＊コレにて柳家のワンシーズンを楽しんだ♪
今回は最後の冬の味覚「鴨尽くし」で訪れた。中部地方は折からの大雪に見舞われ・・・市内は溶け始めた雪も多治見トンネルを抜けると雪国？瑞浪駅まで送迎戴いたＫちゃんの大型四駆に救われる♪
店主にお聞きすればこんなに降るのはこの辺りでも珍しい事、朝から娘三人と雪掻きに精出したそうだ。それでもキャンセル客は無く、コノ店が如何に流行ってるかが垣間見えた日でもあった・・・今日は母屋右手奥の古くからの部屋へ通された、太い梁が煙で燻され趣きある部屋。さぁ今日も、厳選された素材と店主の焼きの妙技を楽しむぞ♪
先ずは友との再会を祝しビールで乾杯♪
・へぼ、塩大根と白菜のピリ辛漬け
・○の姿焼き
・天然鴨の葱間、心臓＆肝臓、砂肝、セセリ（首肉）
・天然鴨のヒレ＆笹身
・仔鹿のヒレ（粒マスタード）＆ロース（山葵）
・小鴨の半身焼き
・○の麹漬けブルーベリーソース＆うるか
・鴨鍋（醤油仕立て）
・自然薯とろろ飯＆ろばた漬け（沢庵）
・お茶＆蜜柑
今回店主の合わせてくれた酒は
・トスカーナの赤（カベルネソービニョン＆メルロー）、女城主の鳩燗
やはり鴨は美味いネェ、前回の野生肉尽くしも美味かったが小生の胃には若干負担が・・・
しかし、今回の料理は殆ど自身で平らげた、特に鴨鍋に至っては二度も御代わりし♪
春秋の山菜に次ぐ美味さだった。
〆て五人の総額￥71,085-
ところがだ、サプレマシーさんが何と食べログの食事券四万円に見事当選！！！
その四万円を今回ご提供いただく事に、なんと太っ腹なサプちゃん♪
なので今回コノ料理を八千円弱で戴く事に、サプちゃんご馳走様、愛してるよ～
インフルエンザで急遽欠席となったゾイちゃん、残念だったね～（爆）
大将に春の旬の時期をお聞きすれば、山菜・川魚共に六月との事、既に六月の楽しみが♪
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（2013/9/某）
さて、秋のジビエには少々早い九月の初日、今や欠かせない友の一人となったＳちゃんの計らいでＺ会会食が「柳家」で行われた。前日より松本入りした小生、中津川駅でＺちゃんと合流し瑞浪駅へ向かう・・・瑞浪駅からはタクシーで、ゴルフで走り慣れた山道を柳家へ向います。小生の都合で少し到着の遅れた我々を、大将が玄関を飛び出しお迎え下さる！
今日通された部屋は増設された新築の建屋、旧館の風情を残し、新しい木の香かおる部屋。囲炉裏には煌々と炭が焚かれ、なんと！！！我々の到着に合わせ大振りな天然鮎が食べ頃を迎えてるじゃないですか！
相変わらず素晴らしい演出ですね♪
＊本日のお昼のコース
・蜂の子佃煮
・郡上天然鮎塩焼
・胡瓜の青紫蘇和え
・天麩羅（味女泥鰌、川海老、アマゴの稚魚）
・五月鱒お造り
・若鮎の甘露煮
・焼き松茸
・郡上天然鮎塩焼（蓼酢）
・鮎の一夜干しと丸干し
・仔鹿ヒレ焼き（洋辛子）
・山葵漬け
・仔鹿ロース焼き（卸し山葵）
・天然鰻蒲焼（タレ小ご飯付き）
・キャラ蕗
・松茸入り天然鮎雑炊
・巨峰＆梨
大将のチョイスした酒は
・ブルゴーニュの白、トスカーナの赤、多治見の純米酒
脂の乗った天然鮎は大将自ら釣り上げた物、共釣りの証しの釣針跡が鮎の躯体に残る♪
「私が釣ってくれば仕入れは掛かりません、その分お客様にお値打ちに提供できるし」
「趣味と実益を兼ね、双方大満足ですね」
六月に食べた解禁直後の若鮎も見事に成長し、女性を思われる肉感で魅力的なラインを魅せる。
今回はそんな旬の鮎尽し
塩焼き（塩・蓼酢）、甘露煮、一夜干し、丸干し、雑炊と様々な調理法で味の違いを楽しめた。
店主のチョイスした純米「野に利く、野に知る」も驚く酒だった。酒に惚れ込んだ酒店主が三年掛り、荒野の様な休耕田を酒米の田に蘇らせ、その収穫した酒米で、地元蔵「三千盛」の協力のもと造った酒だそうな。拘りと拘りが「柳家」で合致したんですね。
味も勿論の事だが、大将の人となりと拘りに酔い痴れる事の出来る店
その場で１１月の予約を入れてしまった（爆）
＊今回献立を失念、写真を見ながら思い起したが・・・結局ＳちゃんのＵＰより引用
　　ココのレビューはついつい画像が多くなっちまう、そこで今回は各料理をコラージュした
　　拡大画像は若干小さくなりますが、枚数を押さえ雰囲気を重視したとご理解ください。
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（2013/6/某）
ココ柳家の事は以前より松本に住むデジ友（美食家）より噂は聞いていた。何れと思いつつも、一見は予約が取れない、ご常連の紹介が要る、との話を聞き、縁の無い店と諦めていた・・・今回、まいれびスパちゃんより「柳家行きませんか？？？」とお誘いいただき二つ返事♪
当日名古屋駅で待ち合わせ、中央線快速に乗り込み目指すは瑞浪駅。駅からタクシーにて１５～２０分（￥4,000前後）、山間の集落を入った小高い場所に柳家はある。店主と女将のお出迎えが気持ちいい♪四人では申し訳ないほどの掘り抜き炬燵風の囲炉裏端部屋へ通される
「本日は川魚と山菜、仔鹿、天然鰻をご用意させて頂きました。」
と店主の挨拶から始まり、笊に盛られた新鮮な脂の乗った馬瀬川天然アマゴの登場に一同感嘆の声が上がる。さぁ、店主渾身のショータイム、焼きの妙技を見守る事に・・・肉厚のアマゴを遠火・近火と加減しジックリと火を通し、表面はコンガリ仕上げる。頃合いを見計らい隣に塩振りされた鮎も置かれていく。
「鮎のお腹に針の痕が解りますか？共釣り鮎の証なんです」
小鮎は塩焼・蓼酢・田楽と三種で味わう事に・・・さてアマゴが焼きあがる。程よく脂は炙り落されマス系の独特の香りを残しつつも香ばしい。ああ、ダメだご主人酒下さい。今日の料理を邪魔しない酒を選んで下さい。で、ご主人がチョイスした酒は地酒七笑いの吟醸、七笑いはベタ付く甘いイメージだったが・・・ほほお、サラリと旨味を流す辛口。馬瀬川のアマゴをアッサリ完食し、脂のタップリ乗った長良川鱒お造りにもピッタリの相性を見せる。さて、お次は不知川天然鮎塩焼、塩焼で⇒蓼酢で⇒田楽で、と三種の趣向を楽しむ。こりゃイカン、鮎の風味に酒がグイグイ進んでしまう♪
続いて山菜の天麩羅は三種（タラの芽・こごみ・山うど）抹茶塩で戴く、体が浄化する美味さだねぇ。箸休めとして、三つ葉のお浸し、山うど皮のきんぴら、芹お浸し、行者大蒜お浸し、コゴミぬたが運ばれる。箸休めと呼ぶにはおこがましい一品、各種の山菜はそれぞれの持ち味を最大限に引き出すお浸し、あくまでさり気なく、ソレでいて個性を主張し・・・コレだけで酒が進んでしまう♪
食べ忘れてた蜂の子（ヘボ）と共に酒をやりながら、仔鹿の焼きあがるのを待つ。すると矢作川上流で捕れたと言う、天然鰻の蒲焼が恭しく登場、女将が取り分けてくれる。程よい脂の乗り、天然鰻にありがちなゴムの如き皮の質感は無く、程よい噛み応えで野性味ある旨味が広がる。養殖鰻を食べ慣れた小生、天然鰻に魅力は無かったが・・・目から鱗でしたねぇ、美味い！
仔鹿のヒレ焼きは表面を焦がさぬ様に炭の距離を調節しつつ、何度も特製の醤油ダレに潜らせ炙り焼き。逆にロース肉は強い火力で一気に炙り焼く、素材に合せ緩急させる炙り焼きの妙技にただただ感動した。〆の鮎雑炊、もう食えぬと観念気味の胃袋だったが、鮎の香りが鼻腔を擽ると？？？、不思議に食えちゃうんだなぁ、コレが♪
抜き菜の小胡瓜の糠漬けもイイ味で、なんと雑炊お代わりしちゃい完食、身も心も大満足の料理を堪能した。
＊本日のお昼のコース
蜂の子佃煮
馬瀬川天然アマゴ塩焼
長良川五月鱒お造り
不知川天然鮎塩焼
　　　　　々　　　　　蓼酢
　　　　　々　　　　　田楽
山菜天麩羅（天然タラ芽、コゴミ、山うど）
三つ葉お浸し
山独活皮きんぴら
芹お浸し
行者大蒜お浸し
コゴミぬた
仔鹿ヒレ焼き（山椒）
仔鹿ロース焼き（柚子胡椒）
矢作川天然鰻蒲焼
天然鮎雑炊
小胡瓜（抜き菜）付け
西瓜
タクシーを待つ時間、ご主人と女将のお見送り、沢山の話をお聞かせいただき・・・ココは噂に違わぬ名店と再認識、素晴らしい料理をありがとう。心から言わせていただきます、ご馳走様でした♪

追伸：スパちゃんより戴いたソラチの札幌スープカレーの素、早速戴きました♪