うなぎ100名店の実力 : しげ吉

関の有名な鰻屋さんの1つで食べログうなぎ100名店に選定されているコチラのお店。
ほぼ1年ぶりの訪問です。

【お店について】
常に混んでいるイメージなので開店30分以上前にお店に到着。すでに前に数組待ちがありましたが1巡目で入れました。

【うなぎについて】

◎うなぎ丼(特上)　4200円
1年前から僅かに値上がりし、ついにしげ吉も4千円超え。常に値上がりするのが鰻屋の常なのでまぁ致し方ないところです。
うなぎを沢山食べたいので、丼の特上にしました。
コイの洗いがあまり得意ではないので定食にはしません。

炭火で直焼きした鰻は相変わらず皮までコンガリ香ばしいです。鰻の身も今回はしっかりしていました。噛むとジュワッと脂が出て実に美味。
しげ吉は安定して美味しいです。

ちなみに鰻の質は上と変わらないです。うな丼の上から1切れ貰って食べてみましたが、むしろ微かに上の鰻の方が厚みがあるような気がしました。
これは鰻の僅かな個体差だと思われます。

メニューには
並･･･1匹
上･･･1匹と4分の1
特上･･･1匹半
と記載ありました。

特上と上、そして並の違いは鰻の切れ数と思われます。
沢山食べるなら、やはり特上です。

【まとめ】
関市の別のお店に行ったとき、焼きにムラがあったりしたことも有りますが、ここ しげ吉 はムラはなく安定して美味しいので、最近は専らココです。

値上がり必須の今年の鰻。早いうちに食べに行くことにしました。

【お店について】
昼11時前の開店前にお店に到着しましたが、既に前に20人程度は並んでいました。こりゃダメかと心が折れかけましたが、諦めずに並んでいると意外にも1巡目で入れました。
その後来たお客さんには呼び出しブザーが渡されていたので、クルマの中で待つことも可能。

【鰻について】

◎うなぎ丼（特上）3900円

せっかく来たので特上を注文。
並と特上の鰻に違いはあるのか？
聞いたらやはり載っている鰻の数の違いとのこと。
特上は丼の上に沢山載ってきて、さらにご飯の間にも申し訳程度ではなく、かなりのキレ数が入っています。
丼 の 長焼きめし に対するメリットはご飯の熱で鰻が冷めないので、鰻の風味を長く楽しめることです。あとはご飯の中に入っている鰻がご飯の水蒸気で蒸らされてフワッと感が増すことかも知れません。いつもは 長焼きめし派でしたが、今回改めて丼の良さを認識しました。

ただ今回、ジブンのうなぎ丼に載ってきた鰻は、ココしげ吉にしては珍しく薄めでした。もちろん炭火直火なのでコンガリして皮はパリっと香ばしく、素晴らしい焼きでした。しかし、いつもならその後でくるジューシーさやふわっとした感があまり無かったです･･･。
ツレの長焼めし（特上）の方の鰻を1切れ貰い食べたところ、肉厚でカリッとフワッとジューシーないつものしげ吉の鰻だったので、とても悔しい気持になりました。
今年、国産シラス鰻の漁獲量が激減したことによる影響が、早い時期から何らかの形でこんなとこにも出ているのかも知れません。やむを得ないと言えばやむを得ない、のかも。


◎うなぎ長焼めし（特上）3900円

うなぎがお皿に盛られているので、時間の経過とともに冷めていきますが、その分ずっとカリカリ感が持続します。香ばしさ重視で食べるならコチラがオススメです。
ジブンはよく迷います。
また、ご飯の量は丼と比較すると控え目なので小食な方にもオススメです。

【まとめ】
このしげ吉で、鰻によって厚みにムラがあったのは、まぁやむを得ない事情なのだと思います。

これから夏にかけて鰻の仕入れ価格はどんどん上がっていくと思われ、国産鰻だけでは到底間に合わないはずなので輸入モノも増えるはず。輸入モノでも焼き方次第で美味しいものは美味しいので別に構わないのですが、粗悪な品が増えるのが心配です。
ここのお店はそんな粗悪な品は使わないと思いますが、そうすると値上がりは必然。まだ安いうちに食べられてよかったです。

　関市に対するふるさと納税の返礼品の中に、なんとも素晴らしい「うなぎ食事券」があります。関市内のうなぎ屋さんで使える優れものです。どこにしようか悩みましたが、やはりしげ吉をチョイスしました。

【うなぎについて】
◎長焼めし　特上　3900円

　ここ最近は値段の上昇はなかったみたいです。
　近頃、しげ吉で選ぶのはもっぱらこの　長焼めし　です。
　特上になると鰻の量が半端なく、8切れはあるので、丼にするとご飯のあいだに入れられた鰻がどうしても水分を吸ってクタっとしてしまいます。フンワリを楽しめるのでアリと言えばアリなのですが、ずっとパリっと感を楽しみたい自分には、鰻が別の皿で出てくる　長焼めし　がベストなのです。
　そしてご飯の量も丼に比べれば少ないようで、お腹が苦しくなりません。
　また、白飯なので口の中をサッパリさせることもできます。

　長焼めしにも　並、上、特上　とありますが、わざわざ関市まで来る交通費及び時間を考えれば、そんなに差はないので、思い切り鰻を満喫できる特上をおススメします。

《2016年4月》　
　無性に関の鰻が食べたくなり、連休のさなか混んでいることを覚悟して訪問してみました。

　今回は夜の利用であったので、早めに行こうと17時より前の16時50分に店につきました。にもかかわらず既に行列。しかも、車の中で待っている人も合流するので、あれよあれよという間に店内は人で埋まり、１巡目で入れませんでした。
　まぁ、土曜日、しかも連休のさなかというとこなので、致し方ないです。30分ほど待ったら店に入れました

【鰻について】

◎うなぎ長焼めし(特上)　3900円

　今回は丼にはせず、あえて、鰻がご飯とは別の皿に乗って提供される、長焼めしにしました。

　別の皿にもられた鰻は、8切れか9切れほどでなかなかの量。間違いなく一匹分以上あると思われます。
　丼との大きな違いは、ご飯の上や中で水分を含まない分、パリパリ感がずっと楽しめる点です。

　そしてご飯の絶対量が丼に比べて少ないので、腹八分目で食べ終えることができます。
　また、ご飯にはタレがかかってなくて、ただの白飯というのも、さっぱりしていいかもです。
　
　ガッツリお腹いっぱいになりたいなら丼、米は適度な量で鰻を存分に楽しみたいなら長焼めし、と言ったとこです。


《2015年10月》

　関と言えばうなぎ。しげ吉、辻屋、みよし亭など有名なお店があり、どこも好きなのですが、しげ吉はとにかく混んでいる印象が強く、どちらかと言うと避けていました。
　今回は平日に行ける機会があったので、たまには待ってみるのもいいかな、と気合いを入れて久しぶりに訪問。
　平日の11時半頃にもかかわらず、既に外に人が何組か待っていました。今回はそんなに待つこともなく、20分待ちくらいで店の中に入れました。

【お店について】
　一度店の中で人数などを告げると、呼び出し用のブザーを渡されます。
　店内はそんなに広くなく、辻屋に比べると客席が少ないです。そこにこれだけの人が来る訳ですから待つのも仕方ないかな、と。

【鰻について】

◎うなぎ丼　特上　3900円

　せっかく関まで来たので(特上)にしてみました。うなぎ長焼めし（上）と鰻を比較してみましたが、（上）との違いは、うなぎの量の違いかと思われます。
　
　そんなに大き過ぎない、適度な大きさのうなぎが丼の上一面に乗っかって、ご飯の中にも二切れ入っています。

　肝心のうなぎのですが、蒸さずにそのまま焼き上げる関西風。皮はパリっとしてかなり香ばしいです。パリっとしてから、ふわっとします。（ふわっふわ　ではなく　ふわっ　という感じです。）少し焦げを感じるくらいに焼かれたうなぎ、やっぱり美味しいです。

　ご飯の間に入ったうなぎは、ご飯の水分で少し蒸されていて、こちらは、ふわっふわ、という違った食感です。違った食感が楽しめます。

【まとめ】
　ここ最近、蒸してから焼き上げる関東風の　ふわっとトロッと　のうなぎに傾いてましたが、やはり、このお店のようにそのまま焼き上げる　パリっと香ばしい関西風のうなぎも捨て難いです。
　
　ここのお店、パリっと系うなぎではベストと言えるくらい美味しいうなぎでした。