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個性的なカウンター居酒屋
■■■ 2016年09月29日 再訪問■■■
●子持ちこんにゃく刺
食感が凍みこんにゃくにそっくりだったので、カラフトシシャモ(カペリン)の魚卵を流し込んだ凍みこんにゃくだと思ったが、店主に確認したところ、「凍みこんにゃくではないと思う」という。
カットする前の状態を二人で確認すると、なるほど確かに凍みこんにゃくではないようだ。
それでも、魚卵のプチプチとした食感だけと錯誤しているわけではない。
気になって調べてみると、広島県は湯来の特産らしい。
●ザーサイのネギ和え
ザーサイに刻み葱を和え、香味胡麻油。
あっさりとしているが、これが酒肴によく箸が進む。
●里芋の唐揚げ
考えてみれば、里芋を揚げてはならない理由はないが、いままで食べたことがないような気がする。
オリジナルというほどのこともないので、普通にあるんだろうけど、これまた面白かった。
感心したのは烏賊腸煮。
「〆は何かあるのか?」と聞いてみると、「それにご飯をっていう方は多いですよ」と烏賊腸煮を指差す。
「なるほど。卵黄なんか入れてくれたら面白そうだな」と返すと、「いえ、チーズなんですよ、それが」といたずらっぽく笑う。
つまりはリゾット風ということだ。
で、登場してきたのは、まさにリゾット風。
冷やおろしも豊富で、今回も楽しい時間だった。
■■■ 2016年09月07日 初訪問■■■
ネット情報では15時から開店となっていたので、16時頃に出向いてみる。
金華橋通り(岐阜県道54号岐阜停車場線)"金町2"信号交差点を東に進んですぐの路地を左折北進、約50m程度の右手にある店舗には、看板も暖簾もなく、もちろん、屋号も出ていない。
店内を窺うと照明は点いていたので、引き戸を開け、声をかけてみると、カウンターの中にいた男性が「すいません、今日は17時からです。」
それならばということで、水谷本店で一杯やって時間を潰すことに。
17時過ぎに再び出向いてみると、さっきよりフロアの照明が明るくなっている。
道路に面した部分はガラス戸になっているため、店内は丸見え。
入口から右手に調理場があり、L字のカウンターのみ。
一番奥の席は予約席とのことだったので、真ん中付近に陣取る。
30代の男性店主が一人で切り盛りしている。
生ビールの銘柄を確認すると、KIRIN 一番搾りとのことだったので、まずはビールを注文。
和とも洋ともいえない不思議な雰囲気。
思えば、この手の店は玉宮界隈に多い気がするし、かつて柳ヶ瀬でもよく見かけた気がする。
それは造りとして類似性があるというよりは、雰囲気が似ているという感じか。
●ドライいちじくとクリームチーズのカナッペ
バケットをカリッと香ばしく焼き上げ、その上に、スライスしたリンゴ。
ドライフルーツのいちじくは、そこまでドライではなく、しっとりとウェット感が残されていて、バケットやリンゴ、クリームチーズと相まって、独特の甘味が楽しめ、調理センスの良さを感じる。
メニューに書かれている通り、ワインの酒肴にはよく合うだろう。
●まいたけの土瓶蒸し
松茸ならぬ舞茸の土瓶蒸し。
燗酒の中に舞茸を入れる手法は知っているが、転じて土瓶蒸しにするというのが面白い。
松茸の代用に舞茸ということで、そのままだったらチープ感丸出しになりかねないが、海老真薯を加えることで充実させているのもいい。
●海老とアボカドのタルタル焼き
小振りのアボカドを半分に切って器に見立て、そにへ海老とタルタルソースを盛り、チーズをかけてオーブンで焼き上げる。
アボカドの皮に熱が通り過ぎないよう、ホイルで巻かれているのも雰囲気。
小振りのアボカドは、必然的に早熟であることが多い。
加熱することにより、熟成を補っているんだな?と店主に聞けば、「そうです。」
これで1個280円で割が合うのか心配になる。
●子持ちこんにゃく刺し
凍み蒟蒻の中にカラフトシシャモ(カペリン)の魚卵が入っている。
それだけかと言われれば、それだけなのだが、これが愉しい。
凍み蒟蒻の独特の歯応えにプチプチ感のある魚卵が二重奏を加える。
驚いたのは添えられた山葵だ。
当然練り山葵と思って箸をつけると、これがおろし山葵だった。
醤油も添えられているが、そんな無粋なものはいらない。
蒟蒻の上に山葵をちょんと乗せてバクリとやれば、鼻に抜ける山葵の香りと食感の二重奏、それだけで十分。
●鉄板イタリアンスパゲティー
あまり好んで食べることはないが、同行した人が注文したのでご相伴に与る。
あんかけスパゲティに用いられるようなもちもちとした食感のスパゲティーに甘めの味つけ。
名古屋的ノスタルジーを感じられる人にとっては堪らないだろう。
饒舌ではないものの、ものの道理を弁えている店主とのやりとりも楽しい。
居酒屋程度の調理経験しかないということだったが、個性的な料理を見る限り、研究熱心であることは間違いない。
本来、「こだわり」という言葉には、あまり良い意味がないけれど、良い意味でのこだわりを感じる。
店が醸し出す独特の雰囲気も、この店主ありきという感じがしていい。
また玉宮界隈をブラブラする機会があれば、是非立ち寄らせてもらおう。
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blueboy
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店名 |
掲載保留
かめやま
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋 |
住所 | |
交通手段 |
名鉄岐阜駅下車徒歩10分 名鉄岐阜駅から247m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
14席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 基本禁煙(一部電子タバコのみ可) |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年8月11日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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長年のファンであるアーティストのLIVEが長良川国際会議場で開催された。
またすぐに訪れる機会もあるだろう…と高を括っていた玉宮界隈だったが、気づけば二年のご無沙汰。
16時にJR岐阜駅改札前で集合して、そのまま玉宮通りを目指してブラブラと歩く。
随分と日没時間は早くなったが、16時過ぎはまだ夕暮れ時。
人通りこそ少なかったが、それでも空いている店がチラホラとあって、酔客が杯を傾けている。
この路地も、間もなく金曜日の夜の賑わいに染まるのだろう。
水谷で一杯やって時間を潰して17時過ぎに出る。
角を曲がればかめやま。
無遠慮にガラリとドアを開けて中を覗くと、懐かしい顔がカウンターの中からこちらを見る。
「ひさしぶり!」
「おー、お久しぶりです」
恐縮しながら、予約で満席と告げる店主の言葉を遮り、LIVEが終わった後、21時頃に顔を出すから、その頃に席を取っておいてほしいと伝える。
「確約はできませんが、空いたら取っておきます」
覚えておいてくれたところが嬉しい。
LIVEを終え、ファン仲間二人と一緒に玉宮に戻る。
終了後の混雑を予想してタクシーを予約しておいたのが奏功し、予定より早く辿り着いた。
金曜日の夜、タクシーは路地への侵入が制限されているというので、水谷の前でタクシーを下りてかめやまへ。
時刻は20時20分。
少し早すぎたようだ。
路地から店内を窺えば、さすが人気店、さすが金曜の夜ってな感じだ。
どこかで一杯やってから電話で確認しようという提案に二人も賛成。
ようやく席が空いたと言われたのは21時30分頃。
押っ取り刀で戻ってみれば、L字になったカウンターの長辺側、入口から三席が空いている。
煮蛸、鯖の燻製焼き、子持ちこんにゃく、それに竹雀 純米 冷やおろし(大塚酒造/岐阜県)。
金曜日の夜ということを差し引いても繁盛しているようだ。
店主は、「たまたまですよ」と謙遜するが、そもそも二年前から繁盛していた。
ものすごく特筆する料理があるわけじゃないが、そつなくという言葉がぴったりくる丁寧さで好感。
何よりも、価格破壊といってもいいリーズナブルさはどうだ。
烏賊の腸焼きを追加、純米酒も房島屋(所酒造/岐阜県)など地元の銘柄を5杯はお代わり。
これでこの値段でいいのか?ってなもんだ。