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店名 |
丸デブ 総本店
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
058-262-9573 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
・JR東海道本線「岐阜」駅(北口)より、徒歩13分 名鉄岐阜駅から848m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
33席 (6人掛けテーブル2卓、5人掛けテーブル1卓、4人掛けテーブル2卓、座敷4人掛けテーブル2卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 南側に30分200円のコインパーキング |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1917年 |
備考 |
メニューは「中華そば」「わんたん」の2種類のみ。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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岐阜の老人ホームに入っている恩師を訪ねる際、毎回ついでに岐阜駅周辺の食べ歩きをしています。
今回は岐阜駅から徒歩20分ほど、高島屋百貨店のすぐ近くにある大正6年創業「丸デブ」さんに伺いました。すごい名前ですね(笑) 地元の方に親しまれる繁盛店だそうですよ。
こちらの中華そば、400円なんです。シンプルな見た目がいかにも昔ながらの中華そばを思わせ、とても美味しそうでずっと気になっていました。
思えば私の地元尼崎市にある「現存最古の中華そば」を出すお店も大正創業なので、いい勝負してます。大正6年といえば1917年。世界史的に見れば第一次世界大戦後期にあたり、我が国もその影響の只中にあった激動の時代。この年にロシアでは革命によってロマノフ王朝が滅亡するなど、思いを馳せるほどに凄まじい時代背景だと思う。今も凄いけど・・・
この時期の日本はいわゆる大正デモクラシーと言われ、いまの日本に繋がる様々なモダン文化が花開いた時期にあたります。文化史的に見れば、志賀直哉が「城崎にて」を著したのがこの年。食文化などもそれまでとは大きく変化する時代であったと思われ、こちらの丸デブさんもそのような背景の中で生まれたわけですね。
さて、そんなことを考えつつお店に到着。
入るといきなり「いらっしゃいませ、どっちにしましょ?」と聞かれます(笑)。まだ私は立ったまま。そう、丸デブさんのメニューは「中華そば」と「わんたん」のみなんです。私のような観光がてらの一見は予習して行かないと面食らうことになりますね(笑)
店内はお客さんも店員さんも多くて賑やかです。この方たちは必ず「中華そば」か「わんたん」のいずれかを食べているのですね(笑)。おかみさんにお店の歴史などを聞こうと思っていたのですが、さすがに忙しそうなので今回は遠慮しました。せめて味は当時のままかだけでも聞けばよかったと後悔・・・まあ、さほど変わってないのでは・・・(笑)
おっと、なみなみとスープが張られた中華そばが運ばれてきましたよ。見た目がシンプル過ぎて逆にインパクトがあります。
まずスープを飲んでみてびっくり!想像と全く違いました。直感的に思ったのは「そんめんつゆ!?」
そうめんつゆに生姜を溶いて温めたような味と香り。和風の「おつゆ」ですね。
酸味があります。
生姜とねぎが香る独特のスープ。無化調でしょう。油はよく見れば浮いている程度で、舌では感じません。なるほど、お年を召した方や小さな子供でも食べやすそうです。あくまでも私の印象ですが、昔の中華そばって確かにこんな風に酸味があった気がするなあ。
赤身のチャーシューは厚く小ぶりにカットされたものが3枚。あっさり頂けます。かまぼこの色合いが風景を良くしていますね~、こういうの好き。
プリっとした中太麺。弾力やモチ感は殆ど無いタイプで、断面が丸くて口あたりが良く、つるつるしてます。いわゆる「やわ麺」
全体として、これを「中華」と呼べるかというと、いまの概念では違うと言われてしまうかもしれません。普段目にする中華そばとは全く違うルックスと味わいです。しかし当時はこれこそが「ハイカラ」「モダン」であり、新しい時代の流れに喜び高ぶる庶民の感情を写した言葉だったのではないでしょうか。
いまの私などからすると羨ましくもある、大正ロマンが匂う素敵な中華そばとの出会いでしたが、いかんせん酸味のある個性的なスープがいまいち馴染めず、評価としては微妙になってしまいました。
ただクセになりそうなお味だし、値段も魅力ですよね。お店の雰囲気もとても気に入りましたよ。ご馳走様でした!