わざわざ来る価値のある最高のお寿司屋さん！ : 小判寿司

前回訪問した際の感動が忘れられず、東北の旅を計画した際もちろん予定に入れ19時からの席を予約。

気さくな大将と女将さんの素敵な笑顔で迎えられスタートです。
とりあえずビール、後は冷酒をお任せで。

いただいたもの。
●空豆
薄皮ごといけます。
●相馬　毛蟹の茶碗蒸し
味噌の濃厚な旨味。
最高です。
●お造り
神経〆3日熟成のイシガレイとエンガワ。
ボタン海老と海老味噌。
殻ごと使用した濃厚な海老味噌ペースト。
店主は「大人のカッパえびせん」と表現していたがもちろんそんなレベルではない。
これで日本酒へ切り替えさせられた（笑）。
●ホタルイカの味噌漬け焼
●真蛸の柔らか煮
●雲丹とイカの握り
宮城県洋野町産のキタムラサキウニを殻ごと。
一つはイカの握りに乗せていただきます。
北三陸の良質な海藻で育ったキタムラサキウニは口の中でとろけます。
●和歌山県　初鰹
藁で燻してあります。
さっぱりとしていつつ旨味があり藁焼の香りが鼻に抜けます。
絶品です。
●あん肝
いつものヤツや〜。
あん肝と奈良漬けのおつまみ。
●天草　太刀魚の塩焼きと自家製カラスミ
脂乗りもふわふわな食感も最高な太刀魚もさることながらカラスミが美味しい。
噛むと一粒一粒が弾ける絶妙な食感。

ここから握り。
●茨城　真鯛
●千葉　鳥貝
●塩竈　本鮪赤身
●煮蛤
●塩竈　本鮪中トロ
●キス
自家製芝海老のおぼろ乗せ。
●才巻海老
車海老の小さいやつ。
●南相馬　メヒカリの炙り
●根室　馬糞ウニ
●穴子
半分にき煮詰めと塩で。
●鯵
●お椀
●玉子焼き
●鮫川村のジャージー牛乳アイス
苺のソース。

今回も最高でした。
店主は「私は普通のお寿司屋さん」と謙遜なさるが常に進化を遂げておられる。

米酢と赤酢をブレンドしたまろやかなシャリは口の中でほろほろと解れ、東北地方の海の幸を最高の状態で合わせてくれます。
分け隔てない接客もさる事ながら店主の醸し出す雰囲気はいつの間にかお隣さんと一緒に呑んでいるかのような和気藹々な空間に。

わざわざこちらまで来る価値のある最高のお寿司屋さんです。
また伺います。
ごちそうさまでした！

南信州から東北への1人旅、初日の夜はこちらへ。
福島県は20年前に郡山で合宿免許取りに来て以来だな〜。
訛りが凄すぎて聞き取れない教官が1人いたな〜（笑）。

私の地元と同じく山に囲まれた静かな町にあるお寿司屋さん。
近くには一之宮神社が三社もあるし何だかとてもいい所じゃないか。


金曜日、20時からの席を事前に予約していたが、思いの外早く宿に着いたので電話すると19時で入れるとの事。
明日は5時起きで岩手まで行く予定なので変更させていただいた。

5分前に到着すると先ずは入り口横で招き猫がお出迎え。
L字カウンターの大将の前の特等席！

とりあえずビール、後は冷酒をお任せでお願いした。

いただいたものは以下の通り。

●水だこのさくら煮
●いくら丼
●タラの白子蒸し
●まつかわがれい
神経〆1週間熟成。
えんがわは炙ってあり歯応えもあり最高。
肝ポン酢でいただいた。
●香箱蟹
蟹味噌ソースと蟹酢のジュレ。
この時期だけのスペシャリテ！
●あおやぎ
●あん肝と奈良漬
これのせいで冷酒が進みすぎてやばい！
●鮑の肝ソース
●からすみ
あん肝と同様冷酒が進む！
●鰆の塩焼き
中はレア。
脂乗りも最高。

ここから握り
●クエ
●ホッキ貝炙り
●こはだ
最高。
●鰹の藁焼き
最高！
●中トロ
●鮑の肝ご飯
●きんかさば
白板昆布を巻いた棒寿司。
●さい巻えび
小ぶりの車海老。
茹でたてで甘みも旨味も凄い！
●煮はまぐり
●蝦夷馬糞ウニ
●穴子
煮詰めと塩の2種。
●鰆の燻製。
これは先程の鰆の塩焼きの半身を燻して1日目のものをおつまみで。
お隣さんのおかげで食べれました（笑）。
最高。
●鉄火巻き
手渡しで。

●しじみ汁
●玉子焼き
だし巻きとふわとろ玉子焼きの2種。


最高のひと時。
肝やらからすみやらで冷酒が進みすぎてベロベロです。
最高のおつまみもさることながら、握りも絶品。
米酢と赤酢、3種類をブレンドしたシャリはまろやかで絶妙な解け具合。
内陸というハンデなどなんのその。
余りある満足感。
しかもお会計は散々食べて飲んで2万円以下！

大将も女将さんも1人である私とも終始気さくに話していただき、幸せな時間が過ごせました。
宿まで送迎もしてくれたし（笑）。
もう千鳥足じゃ〜。

また絶対に伺います。
ごちそうさまでした！