これぞ100年の歴史を感じる「仙台屋食堂」の中華そば : 仙台屋食堂

　県内には個性的なラーメンが食べられる店も多いが、ここ小野町の「仙台屋食堂」は福島県の至宝ともいうべき老舗食堂で歴史は100年を越す。メニューは「中華そば（普通盛りと大盛り）」のみ。今どきのラーメンに比べれば格別に旨いという訳ではないのだが何故か食べたくなる。これこそが100年続く理由なのだろう。

　煮干しの香りが仄かに香る。鶏ガラも入っているのだろうが殆ど油が浮いてはいない透き通ったスープに歴史を感じる。具も歯ごたえのある脂身の無いチャーシューが二枚とメンマ、ナルト、刻みネギと至ってシンプルな盛り付け。常連さんは注文の仕方が「ネギ多め」「ニンニク」「麺少なめ」「麺硬め」など手慣れたもの。麺を半分ほど食べると飽きるので味変にニンニクは好いかも。それに自家製ラー油を多めに入れれば辛いラーメンとして楽しめる。

※ブログ「爆ちゃんのふくしまグルメ放浪記」も閲覧してみてください！原発事故での風評被害にもめげず、県内に留まり、懸命に頑張っている飲食店を中心に綴っています。福島県には美味しいものが沢山あります。愚生の口コミや画像が一助となり、福島の地を訪れ愉しんで頂ければ幸甚の極みです♪http://blog.livedoor.jp/cordial8317-gourmet/archives/71849048.html

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http://blog.livedoor.jp/cordial8317-gourmet/archives/71849048.html

　県内には個性的なラーメンが食べられる店も多いが、ここ小野町の「仙台屋食堂」は福島県の至宝ともいうべき老舗食堂で歴史は100年を越す。メニューは「中華そば（普通盛りと大盛り）」のみ。今どきのラーメンに比べれば格別に旨いという訳ではないのだが何故か食べたくなる。これこそが100年続く理由なのだろう。

　メニューは中華そばの普通盛りと大盛りのみ。店内に入った瞬間に中華そばの美味しさが漂ってくる。中華そばを待ちわびる客の表情がまたいい。並並と入ったスープがお盆にこぼれながら運ばれて来れば、どの客の表情もほころぶ。実にいい風景だ。

「中華そば」は、煮干しの香りが仄かに香る。鶏ガラも入っているが殆ど油が浮いてはいない透き通ったスープに歴史を感じます。具も歯ごたえのある脂身の無いチャーシューが二枚とメンマ、ナルト、刻みネギと至ってシンプルな盛り付け。さっぱりとしたスープに醤油の甘さがなんともいい。徐々に麺にスープが浸み込んで、これがまた好い。量が多いので途中で酢や自家製ラー油を入れて味を変えて食べると最後まで楽しめます。

　普通盛りでも他の店の大盛りはある。量も御馳走のひとつというこの店の思いやりを感じます。でもその気になって「大盛り」を頼むとエライ目に遭いますからご注意を（笑）

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　年に何度か食べたくなるラーメンに「仙台屋食堂」の中華そばがある。今風のラーメンではなく、格別に旨いという訳ではないのだが何故か食べたくなるんです。これこそが１００年続く理由なのだろう。

　醤油の香る店内に入った瞬間に中華そばの美味しさが漂ってくる。中華そばを待ちわびる客の表情がまたいい。そこになみなみと入ったスープがお盆にこぼれながら運ばれて来れば、皆さんの表情がほころぶ。実にいい風景だ。

　「普通盛り」でも他の店の大盛りはあるだろう。量も御馳走のひとつというこの店の思いやりが見えて来る様だ。でもその気になって「大盛り」を頼むとエライ目に遭いますよ（笑）

＞　夏井川渓谷の紅葉を愛でに小野方面へ。時間は10時チョイ過ぎ、「仙台屋食堂」の前に車が1台。「何時からですか？」と聞けば、「どうぞ！」の嬉しい一言。既に客は2名。注文は「中華そば2つ」。半年ぶりの訪問だったが50円値上げされて600円。それでも安い。

　その後、地元の人と思しき客がどんどん入って来た。待つこと10分ほど、暖簾も出され、注文した中華そばが運ばれる。お盆はスープでびちゃびちゃ、そりゃそうだ、溢さないで運ぶのは到底無理（笑）

　ラーメンは出来立てのスープに限る。相変わらず旨い。麺はそれでも多いのに、時間と共にのびるから量が減らない。徐々に麺にスープが浸み込んでくる。これもまたいい。今どきのラーメン屋では食べられない、ここ「仙台屋食堂」の味。なんか懐かしいホッとする堪らない味なのだ。

＞小野町長選挙が始まったので取材を兼ねて立ち寄りました（笑）

　先ずは、小野町出身の大学の後輩から奨められた「宍戸分店」のサンドイッチを購入。小野町の名物らしく、シンプルな家庭的なサンドイッチ。メンチカツサンドも購入。そして用足しを済ませ、約一年ぶりにいざ「仙台屋食堂」さんへ。

　でも、まだ１０時半、「店の駐車場で待つか」と行ってみたら、既に営業してて、店の中に入ると３人がもうラーメンを啜っていました。店の中は醤油の香ばしさが漂ってる中、「普通ひとつ！」３分ほどで運ばれて来たが、お盆の中はこぼれたスープが（笑）

　これも名物の一つで、テーブルも当然スープがポタポタと。ラーメンは鶏ガラも極少量でつくるのだろうか、殆ど油が浮いてはいない。具も歯ごたえのあるチャーシューが二枚、メンマ、ナルトと至ってシンプル。煮干しの香りとさっぱりとしたスープに醤油の甘さがなんともいい、これぞ１００年の伝統の味。

「　何だこの味は」「再訪はない」とかグルメを気取って評価してるが、この店の味を何処と比べているのだろう、此処は此処の味で、これこそが「仙台屋食堂」の伝統の味なのだ。

　テーブルにはコショウが二種類、自家製ラー油、酢が準備されていて、お好みでラー油をどうぞ。自分の場合は、半分ほど食べたら酢をかけて頂きます。これがまた美味いんです。酢をかけたら思い出した。そういや、このスープ「平安食堂」にやや似ている気がするなぁ、でも、平安食堂のあの量と比べたら、ここの麺は３倍以上ある（笑）

　小野町に行く機会がありましたら、「仙台屋食堂」と「宍戸分店」のサンドイッチをお試し下さい。