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違う意味での駅前蕎麦
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蕎麦 大盛り¥800
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蕎麦アップ
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そばがき、（奥）返しと蕎麦湯
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菜根蕎麦 冷￥800
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餡を乗せたデザート仕立てのそばがき
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付き出しの塩蕎麦腕
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菜根蕎麦 冷 ¥800
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無料のあげ玉
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はくノリ
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
そば 菜根
|
|---|---|
| ジャンル | そば |
|
予約・ お問い合わせ |
090-7939-5151 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
郡山駅から150m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
席・設備
| 席数 |
15席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 |
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駅徒歩1.5分の駅前そば屋、といってもスタンドそば屋では決して無い。
〈そば さいこん〉
営業日や営業時間から考えると訪店難易度が高い十割蕎麦の店で、水・木・金・土曜日の午前11：30～午後14：30（頃）までしか営業されていない、昨年9月に引き続き今回も伺えてよかった。
完全禁煙の店内はネオ和風のウッディなしつらえ、やや狭いながら清潔感のある内装で、小上がりやちょっと個室っぽい4人席も備えてます。
店名を冠する菜根蕎麦は温/冷のぶっかけ蕎麦、あとは盛り蕎麦といなりのみのシンプルなラインナップ。
写真の菜根蕎麦は半年前に頂いた時のもの、よってレビューするには記憶が今ひとつですが、大根とキャベツの千切りに揚げ玉とかいわれ大根をちらし、そのシャキシャキした根菜感と蕎麦のもっちり感？が面白い印象を受けました。
普通十割のイメージはと問われれば
→ 香りに優れる
→ ゴワっとする
→ 割りとぼそぼそ切れやすい
で間違いないかと思うのですが、しかしこちら菜根のお蕎麦はもっちりって何故。
次回来たら是非もり蕎麦を頂かねば…と言うのが前回の宿題だったんです、よって今回のオーダーは
◯ 十割そば 大盛り ¥800
ポットに入った香りの良いだったん蕎麦茶を飲みながら配膳を待っていると程なく、まずは小椀に入れた塩蕎麦が出されます。
お店の方いわく「風味を味わってください」ということで、少しきつめの塩汁に浸かった蕎麦をつるりんと頂きます。
「ん、美味い！」いわゆる喉越しが良い。
でも蕎麦の実から水分の抜けたこの時期の蕎麦にしては、そんなに野趣溢れる芳香は感じません、柔らかな感じの香りです。
お蕎麦は割と繊細なタイプ、細く長くそして切れない、年越しそばにはうってつけのタイプでしょう。
詳しくは知りませんが蕎麦の実の外側か内側を使うかで、同じ十割打ちでもまったく印象が異なるらしい。
ボソついてすぐに切れる十割のイメージと異なるこちらの蕎麦は、実の芯に近い部分で打った生粉打ち（きこうち）でしょうか？
色はそんなに白くないながらも緑色でもないし、更科の趣きと評しても許されるかも。
返しは少しだけ甘さを感じるくらいで、基本辛めのすっきりしたつゆ。
わさびはおろし、そば湯のとろみはそれほど強いタイプではありません。
デザートにそばがきが出てきます、こしあんを乗せたもので瑞々しく、舌に乗せると少しざらつく塩のつぶを感じます。
「人はよく菜根を咬みえば、すなわち百事をなすべし」 菜根譚からの引用ですが
「堅い菜根を咬みしめると歯茎の弱ってきた己の歳がよく判るだろう？老い先はもうアホのように長くは無いんだしハッスルしろよな、頼むからさ」って意味です、ウソです、しかし当たらずしも遠からず。
ちなみに男性の場合、老いは歯・目・マラの順にやってくるのです。
菜根ではなく、蕎麦を咬んだら意外と自分の歯茎に老いを感じちゃったので、とりあえずは目先の午後の紅茶、じゃなくて午後の仕事にせっせと励むことにしましょうか…
（終）