日本一の親子丼…。 : 比内やこうめ 安積町店

昔はそこまでではなかったが、なんか凄い混んでるという噂を聞き、もしかしたら改善したのかな？

と思って、行ってみた。

結論からいうと、な～んも変わってなかった(苦笑)

お店に行ってみると、たしかに混んでる。外に待ちが‼
と思ったら、タバコを吸っていた人だったけど、店内に入って聞いてみたら、二組待ちとのこと。
ウェイティングボードは店員が管理していて表には出ていない。
なので、並んでも食べられないので、店員さんに名前を言わないと、予約した事にはならないので、注意が必要だ。

店内は、調理場を囲むようにカウンター、テーブル席、座敷もあり、状況を選ばないお店作り(^-^)

程なく案内されカウンターに。
目の前ではないけど、調理場近く。
詳細は書かないが、あれまぁ…という扱い。
最初から見ていた訳ではなく、二口ぐらい食べてから、どう作ってる？と不思議になったからなんだけどね…。
ランチだから仕方ない。と言えば、それまでだけども…。

頼んだのは、男ランチセット プリン付き。
￥1950円

両方小盛りではないものですね(^-^)

提供されたものは…

のびてはいけないので、そばから。
厭らしく色の着いたそばも興醒めするけど、真っ白なそば。
箸で持ち上げると、不思議な感覚…
会津産の十割蕎麦らしいけど、更科系にみえるし、良く見ると、太さも違うそばもあるのだが…
機械打ちにしても、会津産十割蕎麦。というのが、まったく信じられないような希薄な、稀薄と言っても良い味わい。
もちろん、食感も独特…
これに関しては、調理場が見辛かったので、冷凍麺なのか、なんなのかはわからないが、何にしてもけっこう酷い仕上がり(^_^;)
つゆが中途半端に悪くないから、より悲惨さを感じる。
会津産のそば粉を使ったからといっても、それが美味しいわけではない。
ロール挽きといっても、こんな香りも味もないのもなかなか珍しい。
ロール挽きとは、うすらが覚えて知ったかぶりして喜んで使っている金臼挽きのこと。

さて、日本一を謳う親子丼だが…
見た目、黄身の色が目立ってるように見えるが、濃いかえしの色に思える。
熱のかかりかたはさすがに悪くない。

見た目通り、かなりしょっぱめな出汁の丼ものですね～。
炭火焼きの香りをまとった鶏肉も入った丼もの。

色々なものがあるけど、これを親子丼って言うかい？

この炭火焼きの香りをまとった鶏肉が…
濃厚な黄身のお蔭で、気が付かない人も多いだろうが、薬臭い…(T_T)

そして、厨房では焼いてない。
そこで、不思議に思った。

どうやって作ってる？

そこで、食べながら、そばも含めて見ていたのだけど…

まぁ…

そりゃそうなるわな。
という感じもするし、薬臭いのはまな板が悪いのか、はたまた保健所推薦の食品添加剤を使ってるのかはわからないが、駅前でもお得意の炭火半焼きした後に加工してるんだろうか。

焼き鳥なんかも、午後に半焼きして、後に夜本焼きしてたからね～(^o^;)今はわからんけど。

そんなんで、美味いはずなかろうが‼

プリンに関しても、比内地鶏の卵は黄身の色ではなく、"味"が濃いはずだが、なぜか卵の味が薄い(笑)

鶏肉の扱いは、この近くの下らない宮崎地鶏というじどっこでも地頭鶏でもない、さして美味しくもない鶏肉を扱ってる企業系居酒屋とレベルが変わらない。

ホント、比内地鶏が可愛そうだ。

これは、本店もそうだけど、焼き鳥に関してもまったく同じ。鶏刺しにいたっては、言うまでもなく。
薬臭いか、扱いが良くなく、臭みが出ているか。
味自体が濃いので、あまり目立たないが、洒落た雰囲気の中で、ブランド鶏肉を食べてるという事に、自己陶酔したい、他に誇示したいのならうってつけではあるけどね。
それだけの金額も払うわけだし。

絶対味覚があったり、味覚が優れてるなんて言ってんなら、そのぐらいの物理的に理にも敵ってないことぐらい、食べてわかりそうなもんだけどねぇ…
そこに信憑性など微塵もないし、欠損した部分を補うのに、憑依的に血眼になって経験にもない能書きをWebや、本を調べ倒して公表したところで無意味なのよねぇ。
一部は、知らんことだから、頓珍漢なことを語っていても、それに熱狂するけどね…。
因みに比内鶏を食べることは、法律上の規制がかかり、食べることはできない。
ただそれは、種の保存として認定され、飼育されている鶏に関してだ。
ほとんどないが、農家さんで家畜として飼われていたり、食用に飼育されている比内鶏に規制はない。かなり稀少だが食べれるのだ。
それが現実。

〇〇地鶏というのは元種の地鶏は生産性が良くなく、食用として向かないから、強く、育成時間が早い外来種を掛け合わせたものが〇〇地鶏として販売されているもの。此方で扱っているのも、そういった鶏。
さすがに単価は高いし、扱いさえ間違わなければ、かなりの美味しいもの。
平飼いと言っても、普通の方が想像するものと、現実はまったく別で、ゲージに入ってないだけで、今の国産ブロイラーと然程違いはない。
品種と餌が違うということ。
その辺の野っぱらで飼ってたら、色んなものを食べ、それは良いとしても、害獣もいるし他の野鳥と混同し病気になって生産性も落ちる。

違うのは農場さんの設備投資や人件費の額が違うということだけだ。
厳密に言えばそこで、味も変わるんだけどね。
そのぐらい、畜産の技術は進んでいるとも言える。
温度管理に関してもそうだが、それによって味覚の感じ方も変わる。
良く勘違いしてる人も多いが、料理人が全て味がわかる。と思っている人がいるが、それはまったくの間違い。
一流処出身で、味は覚えていて材料があれば、同じものは作れるが、厳密に言えばそれ以外は作れない。などという人などゴマンといるというのも現実としてある。
ちゃんと考えてるお店は、温度管理にかなり気を使っていたりするものだ。
それは寿司屋だろうが、ラーメン屋だろうが変わらない。

お客が入り、繁盛するのは良いことだ。
それは良いが、ブランドや、講釈だけ立派だ。というのは止めてほしいね。
残念ながら越えるお店がないから、それでも良いんだろうけど、比内地鶏の扱いは食通が気が付かないぐらいだから良いとしても(笑)そばは、そばの吉野家の蕎麦や、十割そば会よりもレベルが低いからね。
原価が高いのは理解できるけど、これで、この値段はないよねぇ…
焼き鳥も含めて、金額に見合ったものにしてほしいね。
ま、変わらないだろうけど…。