［再訪］日本全国津々浦々でおにぎりを食べたが、ここが一番好きだね。アハハハハッ！ : たけや

◼︎ 基本情報
□ 地域：福島県＞郡山・三春
□ ジャンル：おにぎり
□ 食べログでの評価
(2018/03/20)★3.55/42口コミ［1位/8軒］
(2016/12/13)★3.53/33口コミ［1位/6軒］

◼︎ ディテール
□ 福島県郡山市にある惣菜屋兼和菓子屋。
□ 最寄駅はJR郡山駅(徒歩15分弱)。
□ ここよりは駅に近いうすい百貨店の地下食料品街にも出店している。
□ 看板メニューは何と言ってもおにぎり。
□ 毎回と言っていいほど、地元の方が大量に購入されていく姿を目にしている(そのため、見た目よりも待ち時間が長い…)。

◼︎ 訪問時の状況

□ 訪問時間：土日祝日10時50分頃
□ 予約有無：なし
□ 混雑状況：先客4組6名［レジ待ち約10分］

◼︎ 西島兵庫の感想

□ 料理・味：★3.5/ この塩梅はどんな高級具材にも勝る！
□ コスパ　：★4.0/ コンビニよりも安い
□ 総合　　：★3.8/ 日本一といって過言ではないおにぎり
(3.55)

□ オススメ：高菜おにぎり(120円＋税)

各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。

◼︎ 料理詳細

［2018/02］
□ たらこおにぎり(110円＋税)
□ 高菜おにぎり(120円＋税)
□ 味噌おにぎり(110円＋税)

⚫︎ 本店・うすい百貨店合わせて、鮭(2回)・高菜・味おにぎり・木の子・生姜・赤飯・味おこわをいただいているので、今回は新たにたらこと味噌を選択。
⚫︎ たらこは他のおにぎりと海苔の巻き方が違うのが目を惹く。
⚫︎ たらこは至って普通なのだが、やはり塩加減と握り加減が良いとおにぎりは旨く感じる。
⚫︎ 味噌も具材はシンプルで、トータルでやや塩辛くはあるもののやはり旨い。
⚫︎ 二度目となる高菜は芯が固く、食べづらさはあるものの、シンプルイズベスト。
⚫︎ 中に仕込まれた高菜漬けがまた嬉しい。
⚫︎ 日本全国津々浦々でおにぎりを食べてきているが、ここのものが一番好き。

◼︎ 基本情報
□ 地域：福島県＞郡山・三春
□ ジャンル：おにぎり
□ 食べログでの評価
(2016/12/13)★3.53/33口コミ［1位/6軒］

◼︎ ディテール
福島県郡山市のJR郡山駅から徒歩15分程度のところにあるにある惣菜屋兼和菓子屋だね。

郡山市は人口34万人、北に福島市、南に白河市、西に会津若松市、東にいわき市と福島県の主要都市の中央に位置するよ。
そのため、あまり知られてはいないが、郡山市を中心に形成される郡山都市圏は東北第二の規模を有しているね。

そんな郡山の名物には、クリームボックスや柏屋の薄皮饅頭の名前が上がるが、それらと並んで市民の皆さんに愛されているのが、たけやのおにぎりだそう。

駅に近いうすい百貨店の支店にはお伺いしたことがあるが、今回は満を持して、前回定休日で振られた本店にお伺いしたよ。

◼︎ 訪問時の状況

□ 訪問時間：土日祝日11時45分頃
□ 予約有無：なし
□ 混雑状況：先客2名［待ち時間約5分］

◼︎ 西島兵庫の感想

□ 料理・味：★3.5/ 細かな積み上げによるバランスの良さ
□ コスパ　：★4.0/ コンビニすら上回るCP
□ 総合　　：★3.7/ 東北気質を感じられる実直なおにぎり
(3.50)

□ オススメ：鮭おにぎり(110円)

各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。

◼︎ 料理・味

［2016/12］
□ 木の子おにぎり(110円)
□ 鮭おにぎり(110円)
□ 生姜おにぎり(110円)

こちらのおにぎりは柔らかめで調律されているので、個人的なオススメは型崩れしづらい海苔で巻かれたタイプだね。
逆にもち米を使ったものは、自重で変形してしまうので、肩が崩れちゃう傾向にあるよ。

さて、お味の方だが、ご飯に塩をつけて握り、海苔を巻くというシンプルな料理ではこれ以上は望めないだろうと思わせる美味しさだね。
「これが…」という特徴によるのではなく、塩加減や握り加減等、細かなことの積み重ねによるものだろう。

味めし系も美味しいが、鮭やこんぶ、おかかといったオーソドックスな具の似合う、トラディショナルなおにぎりだよ。

◼︎ CP
大きさの違いはあるが、こちらでは110円の鮭おにぎりで比較すると、

□ おむすび村(福岡中洲)：220円
□ にぎりめし(札幌すすきの)：250円
□ 大野屋米店(東京新富町)：160円

と、こちらの価格が圧倒的に安いことがよくわかるね。

◼︎ 総合
優れた商品には新技術や新コンセプトをものにするパターンと、既存技術を時間をかけて熟成するパターンに大別されるが、こちらのおにぎりは後者だろう。
新しいものを好む大衆に媚びて、奇抜な具や大きさで人の目を引くのではなく、王道を堂々と往くのは難しいことだが、ここはそれを完全にものにしているよ。

まるで、水平対向エンジンや4WDといった既存技術を時間をかけて熟成し、ブランドを構築した富士重工のようなものだね。
水平対向エンジンは戦前に開発されたフォルクスワーゲンビートルにも採用された枯れた技術だが、戦後普及した前輪駆動車ではタイヤの切れ角を確保しづらく、整備が難しいこともあって、多くの会社は採用しなかった技術だよ。
それを長い間をかけて熟成し、日本車には稀有なブランドにまで育て上げた同社には頭が下がるね。

そんなスバルにも通ずる実直で真面目な東北人気質を感じさせるおにぎりだったよ。アハハハハッ！