素晴らしいお料理の数々 : 丸新

友人がここのお店で修行してしばらく訪問していないから、一緒にいかがですか？と言われ行くことにしました。
当初は昨年の9月に行く予定でいましたが、嫁さんがコロナになっちゃって急遽中止して改めての出直しとなりました。
ちょうど１年ぶりの訪問。
今回は車ではなく新幹線で。
大宮駅からおおよそ１時間弱で到着できちゃうのは良いですね。
さて予約時間の１８時にお店に向かいます。
郡山駅から歩いて１５分弱でしょうか。
入り口を入ると大きなお花が飾ってあってとても印象的です。

カウンター席の真ん中に座らせてもらいました。
オーナーであり大将の熊倉さんとご挨拶。
相変わらずキリッとしてて良い感じです。
さて生ビールで喉を潤してスタートです。
まずはハマグリが出てきてくれます。
大ぶりのハマグリ。塩と酒だけで作られているとは思えない素材の味わい。
のっけから美味いです。
そして宮城県東松島のおしゃれ牡蠣。
つまみとしては最高ですね。これも素材の力強さが感じられる逸品です。
次に銀杏餅、カラスミ。
銀杏餅は初めて食べましたが、これも手間がかかってます。
銀杏を剥いて、蒸して練って、蒸して練って、蒸して練ってと３回やられているそう。
味が濃厚。こんなの凄すぎ！って思います。
それとカラスミも写真の通りの大きさと厚み。薄味に仕上げてあってこれもすごく美味いんですわ。びっくりです。
そして定番の大根餅。
香りと良い味わいと良い、酒と合いますわ〜
そして熊倉さんから「かにかま」と言われて出されましたが、これがカニの足をまとめてかにかま風にアレンジされてて、これもすごい手間がかかっているのがわかる逸品。
ギャグというか仕事の奥深さの凄さを感じちゃいます。
そして蟹しんじょうと竹の子のお椀。
出汁の味わいが素晴らしいんです。蟹の香りと筍がまた良い。
そして長崎県天草のクエと橙酢。酢の物で口の中のスッキリとさせてくれます。
クエはこうやって食べてもすごく美味しいと実感です。
そして〆鯖。皮面を炙ってあって香りがまた良いんです。
日本酒が止まりません。
そして甘エビ 自家製の甘エビ醤油。
甘エビの味わいが濃縮されていてこれまたびっくりな味わい。
酒に合わない訳がありません。
そして海老スープ。
先ほどの甘エビ醤油をベースにお湯で伸ばしたものですが、奥深い味わいが良い感じです。
差し物 八丈島マグロ。これも良い部位で口の中でとろけていく感じです。
蒸し物は金目のかぶら蒸し。金目鯛の香り豊かな味わいと蕪の香りが口いっぱいに広がります。
そして蒸し鮑のせんべい揚げ。柔らかに炊かれた鮑の表面にあられを付けて揚げたもの。
一捻りどころじゃない腕前を見せつけられているようです。
そしてホタテ肝味噌。こちらはあっさりとしていて良い感じ。
白菜と和牛のしゃぶしゃぶ。肉が柔らか、そして白菜の甘さが素晴らしい味わいでした。
〆にあん肝まで出してもらっちゃって、も〜飲みすぎちゃいましたって感じでした。
最後に会津の蕎麦をいただいて、デザート食べて終了です。
いや〜〜今回も食べたし飲んだ。
こんなに素晴らしい料理の数々はなかなか無いと思います。
周りのお友達は静岡のお店に通われていることが多いですが、郡山も凄くいいと思います。

また半年後くらいに伺いたいな〜って思います。
もし行かれていないようでしたら是非オススメします〜〜

年度末。有休消化を会社から命令を受けてお休みを取る予定に。
１ヶ月くらい前からどこに行こうか悩んでました。
そうだ東北へ行こう！と思い立ちつてを使ってあちこち予約をお願いをしてもらいました。
そうしたら3月11日に東北沖地震が発生。
新幹線も宮城蔵王あたりで脱線。あっちゃ〜〜これじゃいけないかもしれない。
地震があってからすぐに航空便もいっぱいになっちゃうし困ったな〜〜。
ギリギリまで待って、最終手段。もう自分の車で行っちゃおうと、一人旅のスタートでした。
１軒目は昨日アップしたPHO368さんへ。
東北道から幸手駅方向って想定より時間がかかってしまって。。
それはさておき、１３時に幸手を出発して１５時半過ぎには郡山駅のホテルにチェックインすることが出来ました。遠出は慣れてないからちょっと疲れますね。
さて予約時間の１７時に訪問。木曜日だったこともあって、郡山周辺のお客さんは皆無でした。

口開けでお店に入る。綺麗なお庭。入り口も素晴らしい。
もうちょっと小さなお店かと思いきや大箱なのもまたまたびっくり。
さて名前を告げてカウンター席に座ります。
店主の熊倉さんとご挨拶。
良い雰囲気のお店です。
そしてお料理のスタートです。
お酒は全てお任せでお願いをしちゃいました。
まず出てきたのがえんどう豆のすり流し 人参の揚げた物をトッピング。
口の中がスッキリとさせてくれます。人参の食感も面白いですね。
そして大根餅とふきのとうが出てきてくれました。
モチモチの食感と大根の香りが栗いっぱいに広がります。
ふきのとうの苦味がアクセントになっててこれまた美味しさを増強してくれます。
そして相馬の北寄貝の煮浸しが出てきました。
出汁の感じがても良く、北寄貝の食感と香りとマッチしてました。
そして新物　福岡県産筍と白子。
香るの良い筍と白子が合わないわけないじゃないですか〜〜
そして炊き合わせは海老しんじょ、筍 貝出汁。
ふんわりえびしんじょと筍で合わない訳が無い！
マハタとネギの自家製ポン酢で。
自家製ポン酢が凄く酸っぱいのですけど、マハタと凄く合うんです。
キリッと酸味がここまできても合わせてくる辺りが凄いです。
そして刺し物は赤貝、サワラ、マグロ、ブリ、アオリイカ
どれも鮮度良くて美味しいです。
次に焼き物はサクラマス、クワイ、ホタルイカ、黄味焼き
サクラマスをこんな感じで出してくるなんて面白いですね。それも黄身焼きというのが良かったです。
間を挟んで会津蕎麦。会津産の蕎麦を手打ちしてくれてます。
硬めの麺線が美味かったです。
そして地物のホワイトアスパラを半分にカットして先端が焼き、根の方を揚げという変化球。
これは面白いです。素材の良さをしっかり理解しているからこそできる料理なんだと思いました。
そしてウニとアワビのキモソース、アワビと相馬のえびいも
鮑の肝とウニが合わない訳がない！絶妙の味わいでした。
これに追い飯もしてもらって食べました！最高です。
そしてお肉は大和牛 ステーキ。
至福の味わい。も〜お腹パンパンになってきました。
マテ貝の炊き込みご飯が出てきましたが、これも凄く香りが良くて美味しい。
こんなにお腹がいっぱいなのに入っちゃうのが凄いと思います。
最後のデザートはイチゴシャーベットと餡子
甘さスッキリで美味しかった。

いや〜これは都内でも出せない味と技量、
ここは郡山で遠いけど絶対四半期毎に通いたいお店。
次は夏に行けると良いかな〜
誰か誘って行きたいと思います。