故郷の友人と「山本家」で待ち合わせて一献！ : 山本家

　GWに故郷の友人と「山本家」で待ち合わせて一献。ここで呑むのも久しぶり。郡山駅中で呑んでほろ酔い気分の中で登場。友人三人は何故かお茶を呑んでいる。何やら予約した友人は鰻重を予約してたらしい。予約するなら「う巻」や「肝焼き」とかだろう。いきなり鰻重頼んでどうすんの（笑）

　まぁ鰻重が出来上がる寸前だが、取り敢えずビールと肝焼きを注文。鰻重が届いたが後回し。ビールで乾杯し、女将さんの手作りの小鉢とお新香をつまむ。肝焼きは苦みも無く絶品。ハイボールを注文。程なく酔いも回り、いつもの他愛のない話で盛り上がる。鰻重も美味しく頂いて店を後にした。

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　台風の被害があって見舞いに来よう来ようと思っていたが中々タイミングが合わず。店内は道路拡張に伴い全面的に改装されて高級店の雰囲気だが、相変わらず大将と女将さんの庶民的な対応が好い。厨房では倅が黙々と仕事をこなしているのも好感が持てる。何やらコロナの影響もあって昼だけしかやってないとか。

「うな重（上）」を注文。連休の昼ということもあり、ひっきりなしに客が訪れる。焼いて蒸してまた焼きを繰り返す蒲焼きは香ばしく、タレの感じも自分の好みの味わい。さっぱりした中にも老舗の奥深さが感じられる逸品です。県内には多くの人気鰻店が在るが、愚生的にはここの鰻重が一番のお気に入り。

　できたての鰻重が届き、蓋を開けた瞬間に漂う鰻の香りが何とも言えません。山椒をかけて香ばしさを楽しみながら頂く。ん～うまし。肝吸いとお新香、小鉢が付きます。4000円に値上がりしてた。

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　友人との酒乱会にはちと早いので「山本家」で時間調整。店は暗かったが暖簾が出てたので覗くと「どうぞ」とのことで、奥の座敷席で店主夫婦とサブちゃんの演歌ショーを観ることに。つまみは肝焼きと蒲焼。高清水の辛口生貯。演歌は大学時代に散々歌わされたので余り好きじゃないが、サブちゃんは好い（笑）

　肝焼きが登場。いつもより味がイマイチだが、年末年始、連日の酒で飲み疲れている此方の味覚の所為だろう。続いて蒲焼。やはりご飯が欲しい。ここ「山本家」はその昔、郡山市に在った鰻屋「山本屋」の本家で、その山本屋で修業したのが「山尾」や「大伴」「水国」、その中でも水国はここ山本家さんとは親戚関係にあたる。そういう意味では「山本家」は、郡山市の伝説の鰻屋さんの流れを汲む本家といって好いだろう。近々に鰻重を食べに来よう。

※ブログ「爆ちゃんのふくしまグルメ探訪」も閲覧してみてください！原発事故での風評被害にもめげず、県内に留まり、懸命に頑張っている飲食店を中心に綴っています。福島県には美味しいものが沢山あります。愚生の口コミや画像が一助となり、福島の地を訪れ愉しんで頂ければ幸甚の極みです♪ http://blog.livedoor.jp/cordial8317-gourmet/archives/22311832.html

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　知人でもある作家の山平重樹の著書「児玉誉志夫伝」という本に、幼少の頃の児玉少年がこの店で川で獲って来たどじょうや鰻を捌いて食べさせて貰ったということが書かれてあり、興味があって訪れたのが最初。以来通い続けています。県内の鰻屋さんでは一番のお気に入り。焼いた鰻の香ばしさとタレの感じも自分の好みの味わいで、さっぱりした中にも老舗の奥深さが感じられる蒲焼と鰻重です。

　何より大将と女将さん、そして息子さんの人柄が最高。日本酒の種類が少なく、大将も「飲みたい日本酒を持って来ればいいですよ。うちは鰻を食べてもらえりゃいいですから」という言葉に甘えて、毎回持ち込んで呑まさせて頂いてます。

　肝焼きも、他店にありがちな苦さもなくホント美味です。どじょうの蒲焼や唐揚げ、女将さんの作る酒肴も最高で、通しで営業しているので自分の様な早い時間から飲みたい呑兵衛には堪らない店です（笑）

＞「山本家」の蒲焼はつまみよりやっぱりご飯との相性がいい。今回は「肝焼き」が少ないので、「珍しいの出しますよ！」と大将。出て来たのは「かぶと焼き」。これがコリコリとした食感と焼いた香ばしさが日本酒と相性バッチリ。女将さんの焼きナスの上に味噌がかかった「ナス田楽」も美味しく頂きました。御馳走様！

＞大学時代の同級生と暑気払いをやろうと来たのはいいが、酒を飲むのは愚生一人。つまらないので地元の友人を呼び出した。呑まない連中は「鰻重」を。つまみは取り敢えず「蒲焼」を注文。大将が「肝焼きでも焼きましょうか？」と店にあるだけ焼いてくれた。

　鰻重の前に肝焼きが登場し、飲まない連中までも食べたのであっという間に無くなった。「いや～コレ、うまッ」。まぁ未だ「おかわり」なんて言い出さないから好かったが、肝焼きの価値を分かっていないのは間違いない。

　人間５０過ぎて世間知らずは恐ろしい。まぁ世間知らずを、江戸っ子が「田舎っぺ」とバカにしたが、田舎に住んでるヤツが本当に田舎っぺじゃシャレにならん。ということで、学生時代の話しやら、近況やら、他愛もない話で盛り上がり、解散。でも、チョッと盛り上がりに欠ける暑気払いでした。

＞久しぶりに立ち寄った。女将さんの「なんだって久しぶりじゃね～」の一言に恐縮するも、「引っ越して遠くなったんだばい」の一言に、誰が愚生の情報をバラしたんだ（笑）

　鰻も最近は値上げ、値上げで手の届かない感じになってるが、それでもここは鰻重の上で３２００円。並で１８００円。良心的だと思う。皆さんも是非、老舗の鰻重を味わってみては如何ですか。