質、量ともに大満足 : しおや

　こちら、オープン直後にランチで伺って以来の再訪です。
開店時刻は、メニューによると１７：００。
到着は１７：３０でしたが、先客なし。

　誰も居ない店内に入って行けば、Ｌ型カウンターに余裕をもって６人分のセットが。
こりゃ、先約で一杯か？、と恐る恐る「予約してないんですけどいいですか？」と
声を掛ければ、優しそうなご店主が「どうぞ♪」と。

　前回と比べて随分と印象がいいなぁ、と恐縮しながら席へ。
と言うのは、まあ、これは仕方ないのでしょうが、前回ランチ時に訪問した際は、
超多忙な時間帯だったせいか、再訪を躊躇する程に何となくとっつきにくい
印象を受けていたものですから。

　店内には開店５周年祝いの胡蝶蘭が沢山飾られていることからも、
開店以来多くのお客様に慕われている事が裏付けらる、いいお店なんですね。
大変失礼しました。そして、もっと早く再訪しなかったことへの後悔頻り。

　さて、夜はコースを基本として、後はお好みで追加するオーダーパターン。
最近、夜は、特にお酒が入ると殆ど食べないので、まずはお手頃な「竹」コース。

　瓶ピールを家内と２人でやっていれば、前菜が到着。
お～♪。何と鰹の漬けですよ。
　いい感じに漬かっていて、見た目の照りに裏切られない食感も見事。

　次いで車海老。

　半生で頂きたい身、そしてカリッとした仕上がりを望む頭と別提供な事も嬉しいかぎり。
この一品で唸らされます。

　次いでキス。言う事無しのふっくらとした仕上がり。
紋甲イカの絶妙な食感からは入念な下拵えが伺えます。
椎茸と白身魚のしんじょうは、質量のあるタネなのに均等に熱が通ってますね。
茄子は素材の皮と衣の間に油が動き回る様が見える程に見事な蒸し上がり状態。

　箸休めの酢の物は手を抜かない逸品。
この頃にはお酒も進んで益々いい感じになってきました。
　と、ボリュームたっぷりの穴子がやってきましたよ。

　〆は海鮮かき揚げ。う～ん、海老が美味い！。

参りました。
　いえ、お味は勿論、ＣＰ的にも実に素晴らしい。
だってこのコース、税込￥３８００ですよ。

　適度にお酒を頂きながらでも￥６０００少々。

　伺えば、夜は予約が多いそうなので、いきなり訪問するよりは
電話してみた方が無難かもしれませんね。

　いずれにしても、大満足！。
また来ます。

ごちそうさまでした。

　こちら、改装されているのは店の前は通って知っていましたが、開店
はＣＪ（福島市情報誌）で知りました。
　駐車場は有りませんので付近に点在するコインパーキングを使いま
しょう。私はいつもの稲荷神社西側に停めました。
　開店時刻の１１：３０に訪問です。丁度暖簾を掛けられるところですね。
店内に一歩足を踏み入れると、かなりの高級感が演出されています。
　そしてエントランスから一回曲がってＬ型のカウンター席へ。こりゃ、寿
司屋のようですね。
　そのカウンターも檜模様で素晴らしい。オーダーは天丼と定食をお願
いしました。目の前で揚げてくれるので、提供時間はあっという間です。

「天丼」　→　こちら、まず器が素晴らしい。思わず蓋を開ける前にパチリ。
そして開けてみれば、海老２尾、アナゴ、キス、ピーマン、ナス。
　言ってしまえばどれも少々小振りではありますが、これだけの種類を
￥９００で提供されるので、このサイズは無理も無かろうかとも思います。

　丼汁は濃い目の甘辛さで「ちょいガツン系」（笑）とでも表現しておきま
しょうか。
　天ぷらは汁に潜らせているようで、しっかりとした味が付いていて好み
です。ご飯にも予め汁が掛けられているようですね。
　と、ここまでは良い感じなのですが、ご飯、丼用としては柔らか過ぎま
せんかね。

「定食」　→　タネは天丼と同じです。卓上の塩か天汁で頂くスタイル。こ
うなると天丼では解らなかった天ぷら単独としての仕上がりが問われま
すが、そこは画像からご判断下さい。
　天汁はポットに汗をかくほど冷たく冷やされていますが、これは好みが
分かれるかもしれません。

　しかし、昼間から落ち着いた雰囲気で頂くランチも良いものですね。

　夜はまた違う雰囲気で、色々なコースが用意されているようです。詳し
くは、頂いてきたパンフをＵＰしておきましたのでご参照ください。

ごちそうさまでした。