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食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
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店名 |
てんぷら ひら井(ひらい)
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受賞・選出歴 |
天ぷら 百名店 2023 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
天ぷら 百名店 2022 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2022 選出店 |
ジャンル | 天ぷら、天丼 |
予約・ お問い合わせ |
024-522-7064 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR福島駅東口 徒歩10分 福島駅から465m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、au PAY) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T7380003002767 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
13席 (カウンター7席、個室:テーブル6席。) |
---|---|
個室 |
有 (6人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 制限なし |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
オープン日 |
2005年9月7日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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私の思い込みかもしれませんが、福島市は中途半端なレストランが多いように感じます。
あらゆるジャンルにおいて、その道一筋というような本格的な店が少ないとおもいます。
そんな福島市において、こちら『てんぷら ひら井』さんは「天ぷら」一本で勝負している店です。
カウンターで揚げたてが味わえる天ぷら専門店は県内にそう何軒もありません。
何度となく訪問しましたが、常に混んでいて毎回丁重にお断りされるというのがいつものパターン。
電話予約も試みましたが、行き当たりばったりの当日予約では入れる筈がありません。
今回も諦め気味で電話を入れてみましたが、案の定、満席とのことで丁重にお断りされる。
気持ちを入れ替えて別の店を探していたところ、突然私の携帯電話が鳴りました。
急遽予約がキャンセルになったようで、店主が態々私に電話をかけなおしてきてくれたのです。
「カウンターではなく個室でならOK」とのことでしたが、この機会を見逃す術はどこにもありません。
早い時間帯の訪問でしたが、既にカウンターは満席状態。
改めて人気店であることを実感しました。
奥の個室(テーブル席)に案内されました。
寿司と同じで「天ぷら」も鮮度が命。
カウンターではないというハンデを加味しなければなりません。
天ぷらのコースは3種類。
酒肴になりそうな単品料理は数種類だけで、「天ぷら」が中心。
潔いとおもいます。
「風」3,000円
「舞」4,000円
「おまかせ」5,000円
「おまかせ」を注文しました。
「突き出し」に「お造り3種」、天ぷらは10品という内容。
「突き出し」は「海老しんじょうの揚げ煮」
天ぷらは下記の11品。
「才巻海老(車海老)」
「雲丹(海苔)」
「本しめじ」
「鱈白子」
「蓮根」
「牡蠣(大葉)」
「ホワイトアスパラ(喜多方産)」
「穴子」
「京生麩(もち麩)」
「ふきのとう」
「鳴門金時(さつまいも)」
2種類の塩と天つゆで戴く趣向。
沖縄産の塩と季節で変わる塩は「胡麻塩」でした。
薬味は大根おろしと梅おろし。
「天ぷら」も寿司や蕎麦と同じです。
食材の持ち味を堪能するには「塩」で戴くのがベストだと思います。
「才巻海老」
才巻(車海老z)は活きたものをその場で捌いているようです。
持ち味の強い海老は「天ぷら」では定番の食材。
私が特に美味しいと感じたのは下記の3品です。
「蓮根」
「ふきのとう」
「鳴門金時」
「鳴門金時」だけは「ブランデー」に浸けて食します。
これは私も他店では経験したことのない趣向です。
食材そのものに充分な甘味がありますが、ブランデーの苦味がその自然な甘味を更に引き立たせてくれる。
最後に供されたこの一品が光りましたね。
この「鳴門金時」は一食の価値ありだとおもいます。
油は「白胡麻油」と「大豆白絞油」のブレンドを使用しているそうです。
カラっと揚がっていて、香ばしく軽快な仕上がりで衣には粘りがありません。
中間には口直しのサラダが供されたり、順番も食べる側の味覚を考慮した構成になっている。
野菜に関しては個々の持ち味が引き出されていたとおもいます。
ただし、先行レビュアーの口コミにもあるように魚介に関しては物足りなさを感じます。
個人的には「牡蠣」は文句なしの味。
「雲丹」と「穴子」は、口の中での旨味の広がりが弱かったように思います。
急激に水分を飛ばすことで素材の持ち味を凝縮させ、衣の中に旨味を封じ込める。
空気に触れることで酸化したり、油が染みて食材が草臥れないうちに食す。
私なりの「天ぷら」の極意です。
個室ということもあり、女性スタッフの動きは駆け足状態。
たしかに鮮度には気を遣っているという印象を受けます。
鮮度も大切ですが、素材の良し悪しというのも重要だと思います。
寿司と同じように、「天ぷら」もある程度は「素材の質」が物をいう料理です。
素人がいうのも甚だ恐縮ですが、もっとブランド指向でも良いのかもしれません。
産地が違っても味は同じだという人もいますが、食材によっては超えられない壁があるのも事実です。
福島県は原発事故の影響で、魚介に限らず本来使用している食材が確保できないという現状もあるとおもいます。
それでも、「紛い物」が多い福島市においては数少ない本格的な天ぷら専門店。
その利用価値は高いとおもいます。
なによりも客を大切にしている姿勢が素晴らしいとおもいます。
今回の店主の折り返し電話には深く感銘しました。
本当にありがとうございました。
また利用したいとおもいます。