リピートします‼︎ : お食事の店 キッチンカロリー

ランチを食べに【キッチンカロリー】へ。
老齢の店主が相変わらず一人でがんばっておられる。
今回は「フライ定食（税込980円）」を注文。
カキフライ5ケと海老フライ3尾と結構ボリューミー。
ご飯の炊き上がりやフライの出来栄えからすると以前のように「美味い！」とは言えないが、いつまでも元気で営業して欲しいし、また来たくなってしまう。

まだ営業してるかな？と心配しながら店先まで行ってみると、営業中‼️
嬉しい気分。
本日のランチ、天丼（税込650円）を頂き、
他にお客もいなかったので、食後は店主と20〜30分世間話。
まだしばらくはランチタイム（12:00〜14:00まで）のみはお店を続ける由。
また来よう！

8年ぶりに大牟田の【キッチンカロリー】へ。

数ヶ月前にも一度伺ったのだが、その時は残念ながら休業？なのか開いていなかった。

今日は19時前に行ってみると営業中〜
入店すると他にお客は居らず好きなテーブルに。

注文は「ハンバーグステーキ（税込750円）」
これが食べたかったのだ！

ジューシーなハンバーグ。
半熟の玉子をデミグラソースに合えて頂く。

追加で「ナポリタン（税込680円）」
具には海老がふんだんに入っておりちょっと豪華なナポリタン。
ソースはデミグラっぽい味わい。

サービスで筍とレンコンの煮物も頂く。
それぞれにサラダが付いていたので、結構ヘルシーな夕食となった。

食後、他にお客もいなかったので店主とひとしきり世間話。
店を出る頃には外は真っ暗。

昼食同様の理由で、今夜（５日）も外食しようと思っていたところ、先日一緒に『炭角』で焼肉を食べた同僚が、たまたま来牟田中。
捲土重来、再度、二人で『キッチンカロリー』へ。

風向きのせいか、店に近づくにつれて、デミグラソースの香りが漂ってくる。
空きっ腹にこの香りは堪える。
今日は、このソースを使った料理を注文しよう！と意見が一致。

注文は、単品料理を二人で取り分けて食べることにし、
いろいろと迷ったが、店主の奥さんお勧めの「グリルチキン ７００円」と、「ハンバーグステーキ ７００円」をまずは注文。
先日も二人で来たら、定休日で入れなかったとの話に、同情してくれたのか、
本来は定食に付いている「冷奴」と「ひじき」の小鉢をサービスで頂いた。

「グリルチキン」
香りに釣られてのデミグラソースだったが、旨い。
このソースで、ハヤシライスが食べたいくらい。
チキンは皮の僅かな歯応えがよい感じ。
肉は、焼いただけでこんなに柔らかいのか？と思う程柔らかい。
少し煮込まれているのかな？
本格的な洋食だ。

「ハンバーグ」
中に赤身を残しており、レアな焼き。
フォークで刺すと、崩れてしまいそうな感じである。
この方が、ソースが活きるのだろうか。
挽き肉が、ソースに逃げ出して・・・という食感だった。

次に、「チキンライス ６００円」を注文。
バターの香りと味がして、明らかに ”ケチャップご飯” とは違う。
この塩加減はバターだけ？
ケチャップの甘酸っぱさと上手くバランスしている。

同僚は、次回の出張時にも、また来ると言う。

『キッチンカロリー』
私にとっては、懐かしい洋食屋の名前である。

高校・浪人時代に、東京・御茶ノ水の予備校に通っていた。
その際、よく食事に行ったのが、『キッチンカロリー』。
料理が出てくる間も惜しんで、英単語を暗記したり、数学の問題を解いたり・・・

この懐かしい店に、まさか、大牟田で出会うとは・・・！

暇潰しに、大牟田の食堂をネットで検索していたところ、ある方のブログで、この定食屋さんのことが書かれていた。
好意的な記載だったので、名前の懐かしさも手伝い、週末の夕食に行ってみた。

金曜日の夕刻だというのに、周辺のお店にはシャッター。
この辺りも日増しに寂れて来ているようだ。

入り口のショーケースには、各種定食の書かれたカードが置いてある。
大牟田の定食屋さんでは常識の手動ドアを開ける。

店内は、４人掛けのテーブル席が３つ、２人掛け席が１つ。
畳敷きの座敷には、４人掛けテーブルが２つ。
明るくて清潔な感じである。

３組のお客さんが食事をしていた。

さて、注文、洋食系のメニューが豊富でかなり迷ったが、
ここ久しく外では食べていない「生姜焼定食 ８８０円」にした。

メニューをみて感じたのは、大牟田の定食屋さんには珍しく、「チャンポン麺」や「うどん」といった麺類がないこと。
もしかして、東京の『キッチンカロリー』と関係あり？まさか。

出て来た「生姜焼定食」は、小鉢が２つ、冷奴豆腐とひじきの煮物も付いていた。
メニューを見たときは、ちょっと高めの価格設定と思ったが、料理をみて納得。
これなら決して高くない。

味は文句なし。
肉は脂身や筋もなく、一口サイズの柔らかいヒレ肉が使われている。
胡椒を効かせた醤油ベースのタレが甘辛くて美味い。
これは、残すのがもったいなく、最後にご飯にかけてしまった。
それに蕩けるように柔らかい玉ねぎも、香ばしくて存在感がある。

蒲鉾が添えられたひじきの煮物も、薄味で美味かった。
これもご飯に合う。

食べ終わった後、頻繁にお茶を入れてくれる奥さんに、
「キッチンカロリーって名前からして、東京のキッチンカロリーと関係があるのですか？」と何気なく話し掛けたところ、これが大有り！
他にお客さんもいなかったことから、厨房から出て来た店主と３人で、それから３０分近く話しに花が咲く。

何でも店主は、東京の『キッチンカロリー』に昭和５０年頃まで居た由。
私もその頃から、同店に通ってましたよ！　名物の「カロリー焼き」を食べに！
こんな具合で話が拡がって行った。
委細は思いっ切り個人情報となってしまうので、記載できないが・・・

週末の大牟田の夜。
何とも言えぬ嬉しさと幸せな気分。