ていく あうと も可 : すし寅

２度目の訪店の「筑紫野市のすし寅」さん、たどり着いたのが２時近くでしたが、快く招き入れてくれました。

かねてより、課題の「筑紫巻」を持ち帰りにしてもらいました。

御勘定はお店で食べた分を差し引いて、６００円ですね。

自宅に持ち帰り、折り箱の蓋を開けると、綺麗に７切れ並んで美しいですね。

「筑紫巻」という名前ですが、箱寿司というか押し寿司の一種ですね。
中心に〆サバ、胡瓜、大葉、ゴマ、一味？七味？を包み込むように箱寿司にして、外周におぼろ昆布を巻いた物です。

酢飯と〆サバの相性、いいです、当然ですけど。

昆布を巻くことで、口に入れた途端に旨味がダイレクトに来ます。
おそらく、これが「筑紫巻」の最大の魅力ではないかと思います。

喜んで食べていた家族でしたが、２切れ目の途中で手が止まりました。？(´・ω・`)?

香辛料に弱いので、中に入っている一味が無理だそうです。
そうでしたね、次に買ってくる時は、一味抜きでお願いします。

おかげで、ほとんど私がいただきました。

そうそう、名前からして福岡の特有のお寿司らしく、遠方のフォロワー様には、珍しいようです。
ただ、以前の私のレビューに１度出てましたね。
お気づきの方、細かいところまで読んでいただき、ありがとうございました。

ごちそうさまでした。
押し寿司、箱寿司も好きなんで、色んなお店を食べ比べるのも良いですね。

お昼御飯、何を食べようか？
土曜日で、まだお盆休みの人も多いのか、あちこち混んでて、気づけば２時近く。
家族にお土産もお願いしようと、こちらにうかがいました。

福岡県筑紫野市「すし寅」さん、行って来ました。

「筑紫巻」というのが気になってたので、お願いすると、ご主人が快諾して、
「にぎりはいいね？」
と訊いてくださるので、「筑紫巻（６００円）」は持ち帰りの折にしてもらい、私も握って貰う事にしました。
「じゃあ、にぎりをお願いします。予算の都合で、並でお願いします。」

ご主人、ちょっと笑顔、出前が多いと言われてたけど、カウンターのお客様に握るのが、職人の本分ってことですか？

にぎり並（１０００円）すぐに提供されます。

イカ、マグロ、タイ、カンパチΧ２、エビ、サンマ、玉子です。

大きめのネタ（玉子は一口は難しかつた。）で、
十分美味しかったです。
赤だしもいただき、満足、満足。

持ち帰りを受け取って帰ります。

ごちそうさまでした。

P.S.
あぁ、今朝も先輩様に先を越された。
そこ、来週の予定だったのに。
でも、そのお店なら「S.O.H.」作戦やらなくていい。

私の地元に隣接して筑紫野市があります。
その両隣に太宰府市と小郡市。

そして、その３つの市に同じ「すし寅」という名のお寿司屋さんが、それぞれある事も、知っていました。

その中の一つ、福岡県筑紫野市「すし寅」さん、行って来ました。

７月上旬、お寿司屋さん巡りをしていて、直近の筑紫野市の「すし寅」さんに行こうとして、お店を見つけられず、閉店か、移転されたのだろうと思っていました。

数日後、先輩様が太宰府市の「すし寅」さんをレビューされ、ならば私もと、以前から行って見たかった小郡市の「すし寅」さんへ行ってみたのです。

それから半月あまり、今朝食べログを開いて驚きました。
先輩様が「すし寅」のレビューを上げられてます。


最初、小郡市のお店に行かれたのかな？と思ったのですが、すぐに私が見つけられなかった「筑紫野市のすし寅」さんだとわかりました。

先輩様は、同業のお寿司屋さんに教えてもらったよう、小郡市の「ひら田」さんかな？

場所もわかったので、私も向かいます。
私が探した所より、もう少し住宅地の中、入り口が隣の大型マンションとの間、公園と言うか緑地帯に面していて、車道からは見えません。
なるほどです。

車を停め入り口に回ると、ちょうど内側からシャッターを上げられるところ、女将さんが、そこに立っている私に一瞬、たじろいでおられます。

そうですよね、目の前にいきなり人相の悪いオッサン、女将さん、心臓は大丈夫ですか？

招き入れてもらうと、厨房からご主人が出て来られました。
出前の注文が入っているようですが、にこやかに、応じてくださいます、白衣の清潔感が良いですね。

中にぎり（１６００円）を発注です。
私が勝手に思っている事ですが、寿司はランクがいくつかある場合、下から２番目がそのお店のベースだと思っています。

１番安いのは、お店が安く提供する努力をされているもの、２番目からが、お店が提供したいもの、１番上がお店の出したい理想像だと思っています。

カウンター中央に招かれて、にぎりのスタートです。
最初にマグロとイカ、２貫ずつ提供のスタイルのようです。

「よければ、イカはそのまま、食べられて下さい」
細かく包丁が入っていていて、黄色い粉？がのっています。
柚子塩ですね？サッパリして、イカの甘さが際立ちます。

マグロ、色が鮮明できめ細かく、もう少しで中トロといえる辺りですかね？
あ、私、順番を間違えたかも、マグロはお店の挨拶代りで、イカの柚子塩でサッパリして次、それがご主人の意図だったかも？

エビとタイのハラミ、タイは脂がのってますね。
かなりネタは大ぶりです。
最初の２貫より、わずかに握りが強目、私が箸で食べやすいようにアジャストして下さったか、たまたまか、または私の思い過ごしか。

カンパチと大葉を仕込んだ白身はタイの背側、ハラミとはまるで別物、歯応えが強く飲み込み損なうところでした。

ウニとホタテ。
ウニは軍艦でなく、シャリにウニをのせ、海苔で覆ったつくり、海苔に少しだけ付いた切れ目から、ウニが覗いているという、少ししゃれっ気があります。
このタイプは以前に見たことがあります。
旧朝倉町の「綾部」さん、珍しかったのでよく覚えています。

ホタテは軽い炙り、熱が入って旨味が増幅した部分と、レアな部分のジューシーな食感の対比、見事です。

出前の助六とちらし鮨を作り終えると、ご主人に細巻きをお任せでとお願いしました。

博多万能ネギの細巻きです。
数本のネギと少しのマヨネーズを巻かれた物ですが、醤油をちょっと付けて食べると、ネギの辛みが適度になじんで、美味しいです。

アナゴも薦められます。
「うちのは、柔らかいけど・・・」
煮アナゴですね、大好物です。
ご主人自慢のアナゴだけあって、抜群の出来です。

ごちそうさまでした。探した甲斐がありました。
御勘定は、追加分込みで２２００円でした。
これだけは、想定外(笑)


P.S.
博多万能ネギは、旧朝倉町農協の登録商標で、現在合併して発足したJAちくぜん朝倉が、その権利を有しています。
万能ネギの先鞭をつけたといえる、博多万能ネギは、万能ネギの産地が増えた現在でも、その知名度と高いクオリティで、いまだに、特別な万能ネギです。
ちなみに、博多から遠く離れた田舎ですが、私の大好きな田舎です。(笑)