寒風吹込む中、地元産 筑前蕎麦をいただきました : 味由

この日は、福岡では珍しく、日中に小雪がちらつくムチャ寒い日。

天然かけ流し温泉、卑弥呼ロマンの湯でしっかり温まった後は、いよいよランチ。

2㎞先にある「味由」さんへと向かいます。

お店は筑前町なんですが、なぜかマルキョウ朝倉店さんが同じ敷地にあります。

とにかく、駐車場の心配は無用です。 （きっぱり！）

訪問時刻は、ほぼ12時。

店内に入ると8割がたの客入りです。

出入口の一番近くにあるのは、1辺が3人で使用する大きな正方形の共用テーブル。

テーブルの3辺がお客さん用として使われ、残り1辺は取り放題のお総菜4種が置かれています。

共用テーブルの奥には、小上がりやテーブル席がありました。

1人での訪問の旨を告げると店員さんから、共用テーブル席を勧められます。

空いている席は2席。

どちらも惣菜が置かれた端っこに隣接する席です。

一瞬、嫌な予感がしましたが、これからお客さんで、店内が混むのは明らか。

さすがに、1人でテーブル席を要求するのは気が引けます。　(>_<)

で、不本意ながら共用テーブルへ。

とりあえず、出入り口から遠いほうの席を考えましたが、その隣に置いてある惣菜は「天かす」。

お客さんが自由に取るもんですから、テーブル周りに天かすが飛び散ってます。　(一一")

で、仕方なく出入口に一番近い、「おから」の惣菜が置いてある隣に席を取ります。

共用テーブル席には背もたれなし。

まだ、温泉効果で体がポカポカしています。

上着を脱ぎましたが、椅子にも掛けれず、下にカゴもありません。

仕方なく、膝の上に・・・。

メニューを見てみます。

すると地元（筑前町）産の蕎麦を使った二八蕎麦が食べれるとのこと。

せっかくですので、ざる蕎麦でいただくことに。

値段を見ると830円。

割と強気なお値段です。　(^^;

もし、えび天をトッピングするとなると+400円。

合計すると千円越え。

さすがに、躊躇します。　（汗・・）

さらによく見ると、大盛は+270円で2玉と書いてありました。

同じ千円越えなら、大盛にした方がCPがよさそう。

と、言うことで「ざる蕎麦大盛（1,100円、込）」を注文します。

その後は、料理が来るのを待つだけですが、やはり懸念していた2点の問題が発生します。

まず、出入り口に最も近い席なので、全てのお客さんが、自分の後ろか横側を必ず通ります。

お店に入るお客さん、食事を終えて店を出るお客さん、そしてそれらを案内し料理を運ぶ店員さん。

この全てが自分の後ろか横を通り過ぎていきます。

それなりの繁盛店なので、常にザワザワして落ち着きません。

そして、最大の欠点が、寒風直撃。

お客さんが外に出入りするたび、ドアから吹込む寒風が直撃します。

ほんのさっきまでのポカポカ体が嘘のよう。

すぐに上着を再度はおって、寒さ対策です。

つい先ほどまでのポカポカ体が、逆に湯冷めし、風邪ひきそうです。　(T_T)

こうなると1分1秒がやたら長く感じます。

そして、供された大盛ざる蕎麦。

蕎麦カリカリがついてます。

どうせなら、料理待ちのアテとして、先に出して欲しいですネ。　( ｀ー´)ノ

（気も紛れますし・・）

それに、なぜか蕎麦湯も一緒に出されています？

思った通り、最後にざるつゆで割る頃には、蕎麦ぬる湯となってました。　(－－〆)

熱くもなく、かと言って冷えてもおらず、なんとも中途半端な蕎麦ぬる湯。

残念です。　（きっぱり！）

さて、肝心のお蕎麦ですが、料理が来る前に既にテンションマイナス状態。　(>_<)

食べる前から、今日来たことを後悔している状況のなか、蕎麦に箸をのばします。

まずは、なにもつけずにいただいてみます。

・・・・？

北海道産と同じお蕎麦の味がする。　（笑）

特段、味の違いや香りの個性はわかりません。

蕎麦自体の色は、いわゆるスーパーなどで売っている「そば」色に近いんですが、微妙に新蕎麦特有の緑がかったようにも見えます・・・？

なにしろ、蛍光灯ではなく、暖色系の電燈ですので、色合いがよくわかりません。（きっぱり！）

蕎麦つゆは、あと味がさっぱりした優しいつゆです。

蕎麦湯で割らずに、このまま直でも飲めそうです。

半分（1玉）までは、順調に食べ進みましたが、途中で食べ飽きます。

と言いますか、常に後ろや横を人が通るので落ち着きません。

しかも、頻繁に起こる寒風攻撃。

正直、帰りたい・・・・。　(T_T)

しかしながら、希少な筑前産のお蕎麦。

残してしまったら、食べれなかった人に申訳ない。

箸休めに無料のお総菜（おから、漬物など）をつつきながら、完食しました。

地元産の素材を使って営業される姿には共感しますが、もう少し、どのお客さんも快適に食べれるよう、環境にも気を配って欲しいですネ。

（訪問したのが小雪ちらつく日でなく、違った席に座ってたら全然違う☆になってた気もします・・・）

ごちそうさま。