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あの「満州屋が一番」と関係がある店だった!
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新潟 ケンシン
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店名 |
満一 ゴールドレーベル フレスタ久留米店(GOLD LABEL)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、餃子 |
お問い合わせ |
0942-38-4955 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR久留米駅2F 久留米駅から36m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
電子マネー不可 |
席数 |
22席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ |
https://manichi1.com/%e5%ba%97%e8%88%97%e7%b4%b9%e4%bb%8b/%e6%ba%80%e4%b8%80-gold-label/ |
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青春18切符の旅
小倉~博多~久留米~由布院~大分~中津~小倉(泊)
この日の昼食は久留米で。
まだまだ久留米には入っておきたいラーメン店はたくさんあるが…
久大線のダイヤにあわせて動かなければならないので、駅から離れた店は無理。
そこで今回は、駅構内にある唯一のラーメン店に入ってみる事にした。
久留米駅の構内にラーメン店があるのには気づいていたが、実は、事前情報は一切なかった。
九州新幹線開業を機に久留米駅が新しくなり、何やら(笑)レストラン街が出来たという認識はあったものの…
どんな店が出来たかについては、ほとんど無頓着だったのだ。
→それほど久留米には、「優先すべき行きたい店」が目白押しだという事である。
2016年4月4日訪問
入った店の店名は、満一 ゴールドレーベル フレスタ久留米店であった。
→帰宅後に調べた結果、「祝 OPEN - 満一ブログ」には、「本日明日の九州新幹線開通に先駆けオープン」と書かれていた。
という事は…
こちらは、東日本大震災の日(2011年3月11日)にオープンしたという事になる。
店に入った時点では、全く新しい(グループには属さない独自の)店と思っていた。
ところが…
これも帰宅後に調べてみた結果、あの満洲屋が一番 久留米総本店と、関係がある事が判明!
こちらは食券制になっているので、あっさりラーメン・550円と、今回はハシゴが出来ないので、替玉・120円の食券を購入。
ん?…久留米なのに替玉?
店に入ると、右手がカウンター席に、左手がテーブル席になっていた。
私はテーブル席に着席。
運ばれた「あっさりラーメン」は、とてもシンプルな一品だった。
久留米なのに細麺で、注文しておきながら何だけど(苦笑)、替玉もありとは…
麺の太さもいろいろあっても良いと思うし、替玉大好きな(笑)私としては、ありとは思うけど、気がかりに感ずるところもある。
「久留米にありながらの細麺、さらには替玉もあり」というのは、いずれも(細麺も替玉も)が本来の久留米ラーメンのスタイルとは違うので、「これが久留米ラーメン」と誤解する人を増やしそうで、そこが気になったのだ。
→伝統的な久留米ラーメンの店で、「ここは替玉ないのかよ!」などと、本末転倒な文句をいう客があらわれない事を切に祈っている。
具も実にシンプルで、チャーシュー(とネギ)のみ。
丼・おぼん・レンゲは全て黒かった。
→とてもシックな印象が記憶に残っている。
「こちらのイメージカラーは、黒なのだろうか?」とも思ったが…
厨房内には黒以外の丼も見えたので、必ずしもそうではないのかも知れない。
その他には…
カベに「威風堂々」と大きく書かれていたのが印象に残っている。
その書を見た時点では、なぜ「威風堂々」なのかわからなかったが…
「麺屋 威風堂々」という店が「株式会社満一」の、「満一 ゴールドレーベル」に続く新ブランドである事が判明。
→なるほど、である。
今回は全く新しい店と思ったため、いちばん安い(苦笑)あっさりラーメンを選んだ私だったが…
「満洲屋が一番」の系列なのだから、「とんこつしぼり系」のラーメンにすれば良かったと、ちょっとだけ後悔した。
でもまあ、おいしかった。
ごちそうさま。
【最後の藩主・有馬頼咸の義父は将軍だった】
幕末の久留米藩の立ち位置については、別の機会にふれたが、かいつまんで記すと…
①幕末の久留米藩は藩政をめぐり、家臣団の抗争が絶えず、尊王派・佐幕派が激しく対立していた
↓
②どちらかというと、佐幕色の方が強かった
↓
③久留米勤皇党が、佐幕寄りの久留米藩に危機感を覚え参政を襲い、藩政を倒幕派に変えようと、クーデターを起こすに至る
↓
④藩政は倒幕派に転換し、新政府側について明治維新を迎える事になる
久留米藩は結果的に政府側(勝ち組)に加わったので、結果オーライとなったが…
なぜ藩内クーデターの直前まで「佐幕色の方が強かった」のか?…そこは今まで理解が不充分だった。
→そこで今回、さらに突っ込んで調べてみた結果、腑に落ちる事実が明らかになった。
実は、最後の久留米藩主(11代)・有馬頼咸(よりしげ)の正室は、12代将軍・徳川家慶の娘(実は公家から迎えた養女)だったのだ。
→将軍が義理の父では、幕府にたてつく事など不可能で、佐幕色が強いのも当たり前である。
元々有馬氏は豊臣恩顧の外様大名なので、気分的には反徳川のはず…
→徳川の立場からすると、取り込んでおきたい相手だったという事情があったのだろう。
頼咸(明治維新前の名前は慶頼)の義理の父・将軍家慶は、黒船来襲の直後に死亡、それからわずか15年後には、幕府がなくなってしまう。
→幕府の勢いがいかに衰えていようとも、歴史の渦中にあった彼らには、幕府が倒れるなどという事態など全く想像出来なかったはず。
結果、尊皇攘夷派の真木和泉が藩内での活躍の場を失い、京都に出て、長州藩士と行動をともにした理由も、すんなりと理解出来る。
※参考:ja.wikipedia.org/wiki/有馬頼咸