飯塚の中心街に誕生した赤身肉専門店 : 牛飯店

吉原町の通りの、東町商店街の入り口から続く道と交差する角地に
先月(2015年11月)オープンした焼肉屋さんです。

僕はいつも一人で食べ歩きをすることが多いので、
焼肉というのは、ほとんど試してこなかったのですが、
今回、気になったので、意を決して一人焼き肉をすることにしました。
結果、大変よい経験が出来たため、
今後も、一人焼き肉の機会が増えると思います。

このお店は赤身肉専門店と謳っており、かなり高級な部位のお肉も出しているようです。

メニューを見ると、シャトーブリアン\2400とか、
よく高級レストランの口コミで名前を見るお肉の名前や、
希少部位と思われる珍しい名前のお肉が並んでいます。

早速生中\500を注文し、オススメなどを聞きます。
・赤身セット\1200(イチボ・ラムヒレ・ランプ)
・朝びき赤鶏セット\500(ムネ・モモ)
これにご飯\200を付けました。（価格は全て税抜）

・赤身セット
イチボなど３種類が来ていますが、細かい違いは分かりませんでしたが、
どれも、ほどよく脂肪がついており、あっさりと食べやすいのに、
独特の旨みがあります。

いろいろと焼き方をためしてみましたが、
完全に焼くのではなく、少し早めに食べるのが一番おいしかったです。
醤油だれと味噌だれにつけて、ご飯と一緒に食べました。

・赤鶏セット
食感が凄くいいです。
いずれのお肉も身が引き締まっていてぷりぷりしているのに、
中は柔らかいです。
塩コショウで味付けしてあるので、そのまま食べられます。
驚くのは、これが500円か、といううまさでした。

もう少し食べたいと思い、追加注文しました。
こういうところで贅沢しなくてどうする、といった気持ちです。
・ハラミ\1200
・ヒレ\1800
これにもご飯\200を付けました。

・ハラミ
お肉の旨みの強い部分と伺ってましたが、
これまで味付けしたものしか食べたことがありませんでした。
こちらも一応味付けは軽くしてありますが、最低限にとどめています。
見ると結構サシが入っていて、うまそうです。
少し焼いてみて、まずは何もつけずに食べてみたのですが、肉本来の味が凄くします。
ああ、本来のハラミはこんな味だったんだ、って感激しました。

・ヒレ
牛肉随一の柔らかい部位、と伺っていましたが、
厚切りで出て来ました。少しずつ時間をかけて、
まずは中に少し赤みが残るくらいに焼いてみました。
よくステーキに使われる部位ということもあり、
牛肉のスタンダードな味わいで、そして、食感が大変柔らかいです。
さっと火を通すくらいが丁度いいともアドバイスを受けていたので、
その通りに食べてみると、確かに、それでも食べられます。うまい。
いい肉はいろんな楽しみ方が出来るな、と思いました。

ごちそうさまでした。

お肉のことを知らない僕に、いろいろ僕が訊いたら教えてくれた店員さん、
本当にありがとうございます。おかげで詳しく口コミが書けました。
こういうことが許されたのも、平日の雨の日の、人が少ない時間帯だったからこそ、ですよね。

とにかく、このお店のお肉は、大変うまかったです。
同じ価格帯のお店に入ったことがないので比較は全く出来ないのですが、
いつも食べ放題の焼肉とかにしか行ったことがない僕にとっては、
目が覚めるものでした。やはり、いいお肉は、お金を出してでも、味わうべきものですね。

焼肉というと、最近は食べ放題のお店が大変増えていて、
家族連れなどでにぎわっていますが、
僕はこういうお店でいいお肉を少量いただくのが一番性に合っていると実感しました。
こんな素敵なお店が、飯塚の吉原町という場所に来てくれて本当に感謝、そして驚いています。
こういうお店があることが、吉原町のステータスにもなると思うので、
ぜひ長続きしてほしいです。

最後に余談。
このお店、なぜか、女性スタッフが多いんです。
接客をしているのがみんな、若いお姉ちゃんばかりです。
僕が写真撮影の許可を取った後、お肉の写真を撮っていると、
「ブログでもされているんですか」という話になり、「一緒に記念写真撮りましょう」という
流れになりました。店員さんと僕のツーショット写真を撮らせていただきました（！）
せっかくなので、この写真もアップします（もちろん掲載承諾済み）。

ただでさえリピーターがつきそうなお店ですが、このようにしてさらにリピーターを増やそうとしているのが
たいへんニクくていいですね。