馴染み易い味と、ＣＰとサービスの良さが居心地の良いラーメン屋。 ～ でも外観は喫茶店？ｗｗ ～ : 豚黒ラーメン 川津店

俺が飯塚に来てますよｗｗ
　
『創作らーめん しる商人』と、『らーめん翔山』を食って２連チャンをこなした俺なのだが、中距離遠征でもたった２軒で終わったら交通費と時間が勿体無い。
そんなセコイ根性丸出しで、
ゆ 「よし、もう１軒だけ食おう！(｀･ω･´)」
と決意。
幸い、本日の胃袋はフル回転操業で、すこぶる調子が良いので３軒目だろうが、全然余裕だ。
　
さぁフィーバータイムだ！！ヽ(｀☆ω☆´)ノ
　
　
で、
『らーめん翔山』へ行くきっかけとなった「福岡ウォーカーの筑豊ラーメン特集」だが、ここ『豚黒ラーメン』もしっかり載っていた。
更に川津交差点から直方方面に走れば、『らーめん翔山』より先に『豚黒ラーメン』が見付かるので、実に分かり易い位置関係だった。
うむ、取敢えずもう１軒には最適だなｗｗ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
　
　
で、
店の前は広めの駐車場なので、そこに停めて訪問です。
外観は昭和的な喫茶店スタイルで･･･って言うか、元喫茶店じゃね？（ﾟ∀ﾟ；）って速攻ツッコミ入れさせる、分かり易いデザインの可愛らしい造りだ。
古材を使用したようなデカイ木製の看板だけがラーメン屋っぽく、そこ以外はオレンジの外壁に、白い出窓の窓枠などフェティッシュな雰囲気。
看板だけものっそい浮いてるんだよね。。。
更に店の入口には、「リピーター続出！」とイタいアピりも入っており、怪しさ満点であるｗｗｗ
　
そのカオスでアンバランスな格好が、「この店ウマイのか？(ﾟωﾟ；)」と入り難さを演出するが、この程度の負のオーラは、ラーメンレベル４６を超えた俺にはそよ風程度の向かい風にしか感じなかった･・(￣ー￣)ﾖﾕｳﾀﾞｾﾞ
　
　
で、
店内は広く、テーブル席が多く配置され、奥に壁向かいのカウンターがある。
内装も喫茶店ｗｗ一昔前はオシャレだったろうが、今ではレトロ感さえ漂う空気である。
　
照明がイマイチハッキリしない暗めの照度で、家の照明着けたら「あれ？何かちょっと暗いような？」と思って、ぶら下ってる紐引っ張ったら豆球になった･・「あ、半分しか点いてなかったのか･･。」って具合の微妙な暗さですｗｗｗｗ分かるかなぁ？（；´_ゝ`）
もう少し明るい方がいいと思うよん･・(´･ω･`)
　
　
卓上には、紅ショウガ、醤油ニンニク、ゴマ、コショウ、ラー油、秘伝の一味（唐辛子味噌）が置いてあった。
あと、実は入口付近にも無料のトッピングは置いてあって、そこには辛子高菜があった。
うん、食い終わって精算する時に気付いたのよね･･･＿|￣|○
　
　
で、
メニュー表を見ると色々種類豊富だ。
ラーメンだけじゃなくて、一品料理も結構取り揃えてます。
ま、俺は何はともあれ「ラーメン（あっさり／こってり／こてこて）」５５０円なんだが、「半チャーハンセット」７５０円の存在に気付いたので、ソレ頼んだ。
ああああ･･･３軒目だってのに･･･・(ﾉД`)
　
　
サーブは結構早く、手早いです。
　
　　
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【ラーメン】 通常５５０円
　
あっさり／こってり／こてこての３つから選べるので、注文の際に伝える。
まぁ漢は基本コッテリなので、それをデフォとして捉えて注文した。
　
　
スープの濁度は高く、色は薄めの乳白色の豚骨スープ。
豚骨濃度は濃くて、ベース自体にある程度厚みのあるコッテリ系だ。
その証拠に少しだけトロみが見受けられた。
脂は”コッテリ”を頼んだので、全体に２～３mm程の層を成している。
食べ進めると、大～小粒の透明な粒子となって分裂します。
溶け込みはなく、量は多めだが、少しだけクドさを感じる程度で、しつこいまでは行かない後口に収まっていた。
　
味付けはシンプルな旨塩味で、旨味しっかりの濃いめの分量だがキツクは感じない。
何となく少し昔風の味わいに感じて、結構馴染み易い味だった。
ヒネリがない真っ直ぐな豚骨ラーメンって印象ですよｗｗ
　
飲み口はカドを残していて、口当たりも強めだが、フレッシュで濃厚な豚骨スープが当りを緩和していた。
なかなか好感触のベーススープですよ♪
　
案外パワフルなスープで、どちらかと言うとベーススープ先行型に感じる。
インパクトは十分で、パンチ系とキック系両方の衝撃があるが、やはり味の濃さから”押し”の強さが見える味に仕上がっていた。
コクは申し分なく、深みは奥行き方面にあり、ある程度立体感がある。
その為抑揚があって飽きさせない勢いもあるが、味の方向性が単調なので、一気に食わないと前半の勢いが後半まで持続しないと思われ。
余韻は響くけど、長くは伸びず、適度なキレはあるが、脂を少しだけしつこく感じる時があったりします。
臭みやクセ、エグミ、嫌味はなく案外丁寧な仕事が見えて、食べ易いので好き嫌いを分けない仕上がりが好印象だった。
　
　
麺は極細麺ストレートで、加水率は低く、断面はエッジが立ったスクエア形。
典型的博多･長浜ラーメン仕様。
表面は滑らかで舌触り良く、ブツブツ切れる小気味良い歯応えがあります。
喉越しが良くガンガン胃袋に吸い込まれていくのが、極細麺らしい。
麺の硬さは標準でチョイカタの丁度良い仕上げ。
スープの絡みは言うまでも無く上々で、味の持ち上げは申し分ない。
麺の量は普通で丁度良かった。
　
　
トッピングは、チャーシュー、青ネギ、海苔、黒コショウのみの簡素な取り合わせ。
チャーシューは豚モモ肉っぽく、かなり煮込んでるようで箸で持ち上げると崩れるくらいのやわらかさだ。
でも味付けは控え目で味は素直な肉味。
　
　
狙いは”替玉”と、分かり易い構成のラーメンだ。
　
バランス感は悪くなく、完成度としてもなかなか高いレベルに持ち込まれている。
センスは今風ではないが、親しみ易い味が好印象。
あまり個性はないけど、底力があるスープを引いてるので、軸の太さがあって安心感を与えますね。
単品だとちょっと高いが、セット料金だとＣＰに優れていました。
　　
単体評価：☆３．７
　
　
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【半チャーハン】 通常３００円
　
実はこの日、サービスデーで、半チャーハン１００円の日だったｗｗ
なのでセットも安くなってて、異常にお得に感じましたよｗｗｗ
　
ご飯粒のパラパラ感はあまりなく、ちょっとしっとりしてる感じ。
油が多めで少し重いが、しつこくベッチャリはしてないので、無視できるレベルだ。
味の具合はなかなかウマイのだが、香ばしさが少し足りず、もっとインパクトと焼飯らしさが欲しい。
ご飯粒が焼き飯用ではない模様で、ちょっとやわらかいのが要因だろうが、何となく背筋がシャンとしない仕上がりだ。
味の馴染みは上々で、全体に満遍なく、よく混ぜられているが、鍋の振りが弱いのでふんわり感も出ていません。
　
玉子の炒り具合は悪くなく、ラーメンとの相性もそこそこで食べ易い焼飯なのだが、主張が控え目で大人しい仕様だった。
なので単体では普通にウマイ･・くらいの印象で、物足りなさを感じてしまいがち。
一人立ちできる完成度には及ばないと感じてしまいました。ごめんちゃい･・(´･ω･`)
　
単体評価：☆３
　
　
色々とメニューの揃えあったり、ＣＰに優れる部分もあったりで、なかなか魅力的な店じゃないかと。
結構ラーメン屋の多い激戦区で戦っているが、是非頑張って欲しいと思います。
ご馳走様でした！
　　
　
≪関連レビュー≫
『創作らーめん しる商人』
http://r.tabelog.com/fukuoka/A4007/A400703/40013648/dtlrvwlst/2163511/
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http://r.tabelog.com/fukuoka/A4007/A400702/40009205/dtlrvwlst/2163527/