キタコレ！ハイレベルな本格醤油ラーメンがこの価格で！？新星『中華そば麺すけ』 : 中華そば麺すけ

嬉しい醤油の新星が現れた！ヽ(*ﾟ∀ﾟ*)ノ
関西まで行かなくても、福岡の『はや川』みたいに並ばなくても、上質な本格的醤油ラーメンを食わせてくれる店が飯塚に出来ましたよ！
　
しかも安い！(*>∀<)
大阪を含む関西圏や名古屋だったら、このレベルの醤油食ったら+50円～150円はかかる。
この店は食わなきゃ損だ。
　
今福岡県は醤油ラーメンの波が押し寄せている。
　
豚骨王国福岡において、福岡の食べログラーメンランキングで首位をキープしているのは『地鶏らーめんはや川』だ。
2018年はずっと首位独走だった。
他にも『コムギ』や『大重食堂』『とら食堂』等、ウマい醤油ラーメンの店は増えている。
　
そんな中、飯塚に新星『中華そば麺すけ』出現！
田舎にあって目立たない場所にあるので、ネットの力で盛り上げてあげたい！
支援レビュー投下っス！(*>∀<)
　
　
【訪問経緯】
飯塚方面で未訪店を探していたら、見慣れぬ店名発見。
『中華そば麺すけ』
写真を見ると･･･
おおお！本格醤油じゃないか！Σ(ﾟ∀ﾟ;)
　
しかも、ビジュアル的に本格的な醤油ラーメンですよ！
見目麗しい！
2年間の大阪住まいで、醤油にハマった俺にこの姿は眩しいぜ！
豚骨の大海原に現れた孤島！(`･ω･´)
　
陸だ！ヽ(*ﾟ∀ﾟ)ノ
　
早速上陸して来ましたん♪
　
で、
場所は国道200号線バイパスの『味の時計台飯塚頴田店』のある交差点を西に行った所。
『かっちゃんラーメン』方面。(←ラヲタ向け案内)
この辺では『かっちゃんラーメン』が有名ですね。
　
●場所
①JR筑豊本線「小竹」駅から徒歩22～25分(1.8km)
●専用駐車場は店の前にある。
　
【　外　観　】
シンプルで地味な店構え。あまり飾り気は無い。
白い暖簾と黄色い看板が目印。
大人しいが、そこそこ入り易い。
　
【　店　内　】
● 座席
カウンター席のみの構成
● 内装
白と明るい木目の無難なカジュアルデザイン。
シンプルでスッキリした店内。
大衆感はそこそこで、気兼ねない雰囲気。
明るくて片付いており、清潔感もあった。
　　
【卓上調味料･無料サービス】
● 卓上調味料：柚子胡椒、おろしニンニク、胡椒
● 箸は割り箸、ティッシュ常備、店内禁煙。
　お冷セルフ。荷物かご有り。
　
【メニュー】
食券制で、メニュー表は券売機を眺め、事前精算
「こ、この券売機、喋るぞ･･･。(;ﾟдﾟ)」
　
●「中華そば」　　　　500円
●「特製中華そば」　　680円
●「特製中華そばチャーシュー増し」850円
●「濃厚鶏そば」　　　780円
●「台湾ラーメン」　　　　円(価格未確認)
●「まぜそば」　　　　　　円(価格未確認)
●「替玉」　　　　　　150円
●「ごはん」　　　　　100円
●「トリスハイボール」300円
他、
特製とあるが、他地域ではノーマル＋煮玉子乗せの内容
それで680円は安い！(`･ω･´)
大阪だったら830～880円くらいする内容だ。
　
ワンコインの「中華そば」があるのは、恐らく九州の安過ぎる市場価格帯に合せ、廉価版の貧相な内容のデフォを無理繰り作った為、以前のノーマル中華そばを特製に格上げさせたんじゃないかと予想。多分店主としては不本意な選択。
　
■オーダー「特製中華そば」
　これ食わなきゃ実力が量れません。
　
　ζ ζ ζ
.＿＿＿＿
.＼∽∽／
　└―┘
　
【特製中華そば】680円
●サーブタイム　遅←－－－－－★－－－－－→早
　一人で切り盛りしてたが適度なサーブタイム。
　客は少なかったので、余裕あった。
　
●丼は白いツヤがある大きめの陶器製。
　下敷き皿に乗せてのサーブ
　店名ロゴの入ったオリジナル品で、地味に拘っている。
　
　ビジュアルは整っており美しい。
　琥珀色の澄んだスープ。キラキラ輝く鶏湯。
　九州では珍しい、レアチャーシューも乗っている！
　　　　　　　ヽ(*ﾟ∀ﾟ)ノ
　
≪　一　般　向　け　味　評　価　≫
●大筋情報・ダイジェスト。
　ライトユーザー様は、ここだけ見るのが無難。
　迷ったら詳細情報を参考に・・・
　普段アソコにはガン無視キメましょう！(=ﾟωﾟ)ﾉ
　
①スープ　　　☆４．３　★★★★★★★★
②麺　　　　　☆４．０　★★★★★★★★
③トッピング　☆４．３　★★★★★★★★
④構成センス　☆４．２　★★★★★★★★
⑤満足度　　　☆４．３　★★★★★★★★
　総合評価　　☆４．２　★★★★★★★★
　
●フォーカスポイント！（味の焦点）m9(`☆ω･´)
　
①透明感高い琥珀色のアッサリ鶏清湯スープ。
　しっとり上品で整った美麗な味わい｡
　おしとやかだが、鶏の旨味豊かで厚みを感じる。
　　　　　　　　(*￣ω￣)
　鶏油の上品な香りがゆったり伸びる。
　香り高く、やわらかな醤油がふわーっと広がる。
　心地よい余韻を引いて、すぅーっと消える儚さ。
　
　適度なメリハリがあり、麺を食わせる、レンゲを走らせる。
　ちゃんとラーメンらしい勢いも残す。(=ﾟωﾟ)
　辛子メンマの味変もポイント高い。
　基本的に優しい味、ゆったり癒し系の食べ心地です｡
　
②麺は中細麺やや縮れ麺寄りの麺線
　加水率は高め、全粒粉仕様。
　潤い豊かで艶と張りがある健康的そばかす肌。
　
　ムッチリムチムチッとした弾力に富む
　バネがあってブルルンと震える様だ。
　
　張りとバネが印象的な弾ける食感
　細身なのにバインバインで太さを感じさせる
　噛み応えが愉快で、元気が良い麺
　
③トッピング
鶏レアチャーシュー、豚ロースレアチャーシュー､
辛子メンマ、半熟煮玉子１個、カイワレ、中ネギ
　
● チャーシューは鶏２枚、豚１枚の２種類
　どちらも低温調理のレアチャーシュー
　豚は弾力があり、肉らしい歯応えを残す
　鶏はしっとりやわらかで上品な仕上り。
　
　味は塩がやわらかに効いており、上品。
　鶏はパストラミ風に胡椒を効かせてあるが香り付程度
　素直な肉の旨みが伸びやかで、単体でウマい。
　
● 半熟煮玉子は１個ポコンと乗っている。
　上品な味付けでグッとくるウマさ。(=ﾟωﾟ)
● メンマは何と唐辛子で辛味をつけている
　ピリピリとして、味にメリハリが出る。
　ラーメン全体の食べ心地にも影響を与える高い存在感。
　
● カイワレは上品な辛味を差し込む
● ネギは香味適度で大人しめのアクセント。
　
④円みあり、滑らかに飲める上質なスープ｡(´ω`*)
　素直にスーッと入ってくるスープ。
　繊細なタッチで、上品に整えらえた美麗な仕上り。
　コクが豊かで、心地よい余韻を残す事を重視。
　
　キレも良くて、名残り惜しいので後を引く。
　　
　トッピングがマッチしているので伸びやかに食える
　麺の香りも感じられるスープとの優良なバランス
　キラキラして綺麗で分裂する上質な脂！(`･ω･´)
　工夫と仕掛けも上々。
　
　上品な味の構成で、センスは洗練されて垢抜けている
　完成度も高めで、個性も光る。
　繊細なので、安定感が未確認だが、幅広い客層に合う
　
⑤ボリュームがあって、価格が割安！
　CPに優れており満足度が高い。
　全体的なクオリティの高さが満足度を押し上げる｡
　
単体評価：☆4.2
※評価詳細基準は下記をご参照願います。
【評価基準】
http://tabelog.com/rvwr/neokunno1/diarydtl/36526/
　
.
　
≪　マ　ニ　ア　向　け　味　詳　細　情　報　≫
●以下､分析厨ゆっき～の備忘録。分かる人は分る世界｡
●「傾向グラフ」の見方
　★の位置で傾向偏差を表現。
　大体左寄りがアッサリ系、右寄りだと濃厚系。
　下記の「＋」の位置は、普通・中庸・適度・
　バランス良好・どちらも該当等の意味。
　偏っている程に、個性や主張が強い傾向。　
　　　　　１２３４５　６７８９10
　例）少←－－－－－＋－－★－－→多
　※この場合は、多めという意味
　
≪　スープ　≫
●ビジュアル
①濁度　澄み透明←－－★－－＋－－－－－→濁り
②濃度　　　軽薄←－－－－－＋－★－－－→濃厚
③トロみ　　ｻﾗｻﾗ←－－★－－＋－－－－－→ﾄﾛﾄﾛ
④脂溶込み ﾌﾟｯｶﾘ←－★－－－＋－－－－－→完溶
⑤油脂量(総量)少←－－－－－★－－－－－→多
　　　　(感覚)少←－－－－－★－－－－－→多
[特筆事項]
透明感高い琥珀色の鶏清湯スープ。
脂は全体に薄っすら中小の粒となって展開。
キラキラ輝きながら浮いておりました。
上質な脂です！(`･ω･´)
　
●味
①味付け　　薄←－－－－－★－－－－－→濃
　　　シンプル←－－★－－＋－－－－－→複雑
②印象　　素朴←－－－－－＋－－－★－→優雅
　　　　　地味←－－－－★＋－－－－－→大胆
　　　慎ましい←－－－－★＋－－－－－→荒い
　　　　穏やか←－－－★－＋－－－－－→攻撃的
③メリハリ　弱←－－－－－＋－★－－－→強
④食べ心地　軽←－－★－－＋－－－－－→重
　　　　　優柔←－－－★－＋－－－－－→ｷﾂｶﾞﾂﾝ
⑤センス　洗練←－★－－－＋－－－－－→無骨
⑥鮮度　斬新珍←－－－－－＋－★－－－→ｵｰｿﾄﾞｯｸｽ
[特筆事項]
しっとり上品な印象のスープ。整った美麗な味わい｡
おしとやかだが、鶏の旨味豊かで厚みを感じる。
　　　　　　　　(*￣ω￣)
鶏油の上品な香りがゆったり伸びる。
香り高く、やわらかな醤油がふわーっと広がる。
心地よい余韻を引いて、すぅーっと消える儚さ。
円みあり、滑らかに飲める上質なスープ｡(´ω`*)
丁寧な仕事を感じさせる。
　
穏やかで軽いので、食べ心地もゆったり。
適度なメリハリがあり、麺を食わせる、レンゲを走らせる。
ちゃんとラーメンらしい勢いも残す。(=ﾟωﾟ)
基本的に優しい味で、馴染み易い癒し系の味です。
　
辛子メンマの味変もポイント高いね。
　
和歌山の『和 dining 清乃』や名古屋の『紫陽花』、東京の『らぁ麺やまぐち』、『Japanese Soba Noodles 蔦(ﾂﾀ)』等がこの系統の味だった。
　
　
●味の構成･構造
①飲み口　 ﾏｲﾙﾄﾞ←－－－－－＋★－－－－→ｼｬｰﾌﾟ
　　　　　ライト←－－★－－＋－－－－－→ﾍｳﾞｨ
②口当り　柔らか←－－－－★＋－－－－－→ﾄｹﾞﾄｹﾞ
③飲み易さ　素直←－★－－－＋－－－－－→キツめ
④構成　　　繊細←－－★－－＋－－－－－→力強い
⑤味の流れ　直線←－－－－－★－－－－－→多段
　　　　シンプル←－－★－－＋－－－－－→多重
⑥目立つ味　タレ←－－－－★＋－－－－－→ﾍﾞｰｽｽｰﾌﾟ
⑦インパクト　弱←－－－－－★－－－－－→強い
　種類　ﾊﾟﾝﾁ(軽)←－－－－－★－－－－－→ｷｯｸ(重)
⑧コク　　不明瞭←－－－－－＋－－－★－→豊か
⑨味の広がり　狭←－－－－－＋－★－－－→広
⑩味の深み　　浅←－－－－－＋－－★－－→深
⑪立体感･輪郭 弱←－－－－－＋－－★－－→明瞭
⑫キレ　　　　鈍←－－－－－＋－－－★－→鋭
⑬後口　　　　変←－－－－－＋－－－－★→良
⑭余韻　　　　短←－－－－－＋－－★－－→長伸
⑮抑揚　　　平坦←－－－－－＋★－－－－→ｱｯﾌﾟﾃﾝﾎﾟ
[特筆事項]
カドがなく、やわらかな醤油で、実にまろやか。
素直にスーッと入ってくるスープ。
繊細なタッチで、上品に整えらえた美麗な仕上り。
インパクトでは勝負しないスタンス｡
コクが豊かで、心地よい余韻を残す事を重視。
　
キレも良くて、名残り惜しいので後を引く。
大きく豊かな波があり心地よく、ゆったりと完食に導かれる。
　
トッピングがマッチしているので伸びやかに食える
辛子メンマが有効に働き、完食まで持続する。
　
●卓上調味料
①コショウはスープとの相性は悪くない程度。
　投入は好みで、後半以降が良い。
②柚子胡椒はスープとの相性は悪くない。
　だが、柚子胡椒自体の味がキツくて荒っぽい。
　もう少しやわらかな柚子胡椒があればバランス良い。
　終盤での投入がおススメ。
　
●個性･特色
臭みやクセ、エグミ、嫌味はなく丁寧な仕事。
真面目な姿勢で隙が無い味。
クドさや、しつこさは一切感じません。
食べ易い優等生な万人に通じる仕上りだった。
　
.
　
≪　麺　≫
● 麺線
①太さ　　極細←－－－－★＋－－－－－→極太
②線　　　直線←－－－－－★－－－－－→ﾁﾘﾁﾘ
③断面　　丸麺←－－－－－＋－－★－－→角麺
④加水率　　低←－－－－－＋－－★－－→高
　
中細麺やや縮れ麺寄りの麺線
断面はエッジの削れたスクエア形
加水率は高め、小麦の粒が見える全粒粉仕様。
福島県の「羽田製麺」らしい。
　
● 食感
①表面　ｺﾞﾜｺﾞﾜ←－－－－－＋－－－★－→ﾂｩﾙｯﾂｩﾙﾝ
　ツルツル、スベスベ滑らかな舌触り。
　潤い豊かで艶と張りがある健康的そばかす肌。
②剛性　　　軟←－－－－－＋－★－－－→硬
　クニクニュッムニュッとしなやかな歯応え
③弾性　　　低←－－－－－＋－－－－★→高
　ムッチリムチムチッとした弾力に富む
　バネがあってブルルンと震える様だ。
④伸縮性　　脆←－－－－－＋★－－－－→長伸
　ブツンブチンと切れるダイナミック歯切れ
　伸びやかな伸縮性
⑤コシ　　　少←－－－－－＋－★－－－→富む
　張りとバネが印象的な弾ける食感
　細身なのにバインバインで太さを感じさせる
　噛み応えが愉快で、元気が良い麺
⑥喉越し　抵抗←－－－－－＋－★－－－→ｽﾙｽﾙ
　素直にチュルンと吸い込まれて来る
　
● 麺全般
①麺の硬さ　 ﾊﾞﾘﾔﾜ←－－－－－★－－－－－→ﾊﾘｶﾞﾈ
　標準で丁度良い
②麺の量　　　　少←－－－－－＋★－－－－→多い
　150gあるらしい。
③スープの絡み　少←－－－－－＋★－－－－→豊
　味の持ち上げは申し分ない。
　麺の香りも感じられる良いバランス
　
.
　
≪ トッピング ≫
鶏レアチャーシュー、豚ロースレアチャーシュー､
辛子メンマ、半熟煮玉子１個、カイワレ、中ネギ
　
● チャーシューは豚ロース肉と鶏ササミ肉の２種類
　どちらも低温調理のレアチャーシュー
　豚は弾力があり、肉らしい歯応えを残す
　鶏はしっとりやわらかで上品な仕上り。
　
　カットはやや小さめで、厚みはやや厚め、
　鶏２枚、豚１枚と良心的。
　味は塩がやわらかに効いており、上品。
　鶏はパストラミ風に胡椒を効かせてあるが香り付程度
　素直な肉の旨みが伸びやかで、単体でウマい。
　
● 半熟煮玉子は１個ポコンと乗っている。
　上品な味付けでグッとくるウマさ。(=ﾟωﾟ)
　控えめな塩気が玉子のまったり感を引き締めている｡
　いい感じの味付けだ
　
● メンマは和風の味で、何と唐辛子で辛味をつけている
　ピリピリとして、味にメリハリが出る。
　単体で主張がありウマい。
　ラーメン全体の食べ心地にも影響を与える高い存在感。
　長さは長め、厚みはやや薄めのカットで量適度。
　コリコリした歯応え
　
● カイワレはしんなりして、上品な辛味を差し込む
　量は適度なアクセント。
● ネギは香味適度で大人しめのアクセント。
Review end ( ﾟωﾟ )y─┛~~
　
　
大阪の行列店『燃えよ麺助』とは関係ないよね？
　
ウマかったし、価格も割安なので、マジで良い店だと思う。
同じ価格で大阪にあったら人気が出ていた事だろう。
　
頑張って欲しいなぁ。
　
≪関連レビュー≫
『地鶏らーめんはや川』
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400202/40046222/dtlrvwlst/B292944905/
『とら食堂 福岡分店』
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40044618/dtlrvwlst/B283337410/
『コムギ』
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400202/40048032/dtlrvwlst/B343971209/
『大重食堂(ビッグヘビーキッチン)』
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40026894/dtlrvwlst/B335995111/
『かっちゃんラーメン』
https://tabelog.com/fukuoka/A4007/A400702/40009200/dtlrvwlst/B111838006/
『燃えよ麺助』
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27091454/dtlrvwlst/B204927826/
『サルタヒコ』
https://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40045612/dtlrvwlst/B261917003/
『ﾗｰﾒﾝ･ｶﾌｪ･ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞ温』
https://tabelog.com/fukuoka/A4007/A400701/40043215/dtlrvwlst/B260195683/
『らぁ麺やまぐち』移転前
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13151200/dtlrvwlst/6314592/
『Japanese Soba Noodles 蔦（ﾂﾀ）』
http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13136231/dtlrvwlst/5665830/