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外観。左から。5%って、一体何時から掲げてあるのだろう?
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外観。右から。
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表メニュー。数字が外れて0円になっている。(^^;
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店内全景。
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壁メニュー。良く見たらサーロインステーキとか有った!
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のぞき窓? (^^;
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卓上料理メニュー。
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卓上酒メニュー。
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大きな柱時計。レトロ〜。(^^
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右側の小上がり。
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卓上。
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水槽と冷蔵ケース。
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中身はこんな。ワインが入ってる!
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ラーメン大盛全景。
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スープ。
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麺。
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チャーシュー。
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完食。
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この日は小倉に用事が有ったので、何時もとは違って早めに起きて準備。(^^;
で、ついでに何処かで食事をと出かける前にちょっと調べて見る。
BMしたリストを見て探しても良かったが、何となく地図を開いて適当にスクロールしていたら・・・。
・・ん?
おや?聞いた事の無い店名が引っかかって来たぞ?
しかも、ラーメンと表示されている。
市内のラーメン店は、新店を除けば殆ど制覇している筈だが、これは1度も聞いた事が無かった店名。
もしかして新店?と調べてみたら、どう見ても新店には見えない、イニシエ度たっぷりな外観。
食べログで調べてみると、登録が無い。
へぇ〜?こんなお店が残っていたとは・・。
古いお店は全て北九州レビューアーによって開拓されてしまった、と思っていたが、意外な所に意外なお店が在った。(^^;
よし、それでは私が一番乗りを、と小倉での用事をさっさと済まして向かってみる。(^^
でも、こう言った発見の仕方をしたお店は、大体既に閉店してしまっている場合が多いのだよなぁ・・。
どうかな?と思いつつも行ってみると・・・在った!
しかも暖簾が掛かっていて営業中だった!
8割以上の確率で既に閉店してしまっているだろうなぁ、と期待せずにやってきたのだが、開いていた!
心の中で、やったー!と叫びつつも、はて?駐車場は・・・?
お店の横には割と広い月極の駐車場が在るので、そこに確保されているのかな?と入ってみてみるが、どうもそれらしき表示は見当たらない。
仕方が無いので、付近のコインパーキングにと探してみるが、これが意外と無い。(^^;
グルグル探し回った挙句、結局は駅近くのコインパーキングに駐める事になった。
お店からはかなり離れてしまったが、仕方がない。
運動不足解消の為にも歩く事にしたが、天気の模様がどうも・・。
スマホで調べてみると、1時間後には雨が降る予想。
傘を持って来ていなかったので、早めに帰って来る必要がある。
と言う事で、早足でお店に向かう事に。
場所は、国道3号線の「大川橋」交差点を山側に曲がり、四つ目の信号の「大里東四丁目」交差点を右に鋭角に曲がり、小さな川を越えた左側に在ります。
外観は、むか〜しの田舎の居酒屋っぽい雰囲気もあるが、看板にはしっかりとラーメン、チャンポンと書かれているので、やはりラーメンのお店と思って良いのかな。
店名は見当たらないなぁ、と思っていたら、良く良く見ると「ラーメン、チャンポン」の下に「お食事一二三」と書かれていた。
かなり色褪せているので、パッと見には気づかない。(^^;
さて、どんな感じかな?と期待を込めて店内へ。
入った正面奥が厨房で、その前が短いカウンターだが色々物が置いてあるので使用はされていない様子。
4人掛けテーブルが正面に2つと左に1つ。
右側には、半個室的な小上がりが2席。
平日の午後1時半頃。
先客2人、後客なし。
店内に入ると、お店人の姿は無し。
入店に気付いて奥の厨房から顔を出されるかと思い、手前のテーブルに座ってしばらく待っていたが、その気配は無い。
仕方がないので、カウンターまで行って厨房内が見える小さな窓?から覗き込むと、店主らしき男性の姿が見えたので、こんにちわぁ。(^^;
すると、はい、との返事があったので気づいてもらった様子。
特にそこでは注文を聞かれなかったので、後で注文を取りに来られるのだろうとテーブルに戻る。
先客の女性客2人にはまだ料理は届いていないので、そちらの調理に忙しいのだろうと思いしばし待つ事に。
お店は、80代ぐらいのご夫婦と思われるお二人で営業。
店内は、イニシエのラーメン店かと思っていたが、どちらかと言えば昔の町中華、定食屋、居酒屋、ラーメンの雰囲気が入り混じった感じで、昭和の空気がくっきりと漂っていて、イチゴ柄?のビニールのテーブルクロスが、よりそのイメージを高めてくれる。(^^
メニューは卓上と正面の壁にあるが、ラーメンだけでなく定食や丼物、居酒屋メニュー的な物も有り、店内の印象にも近い。
冷蔵ケースの中には、瓶ビールや日本酒が冷やされていたが、ワインも入っていたのには驚いた。(^^;
又、水槽がいくつか置いてあって、熱帯魚でも入っているのかと思ってみてみたら、その辺の川にいそうな川魚だった。(^^;
そうこうしている内に先客の所に料理が届く。
さあこれで注文を取りに来られるかと思っていたら、また厨房に戻ってしまった。
ん?まだ料理が残っているのかと思ったが、どうも調理されている気配がない。
どう言う事?と不思議に思っていたら、先程の窓?に店主の顔が見えた。
で、私が期待を込めて顔を見ていたら、注文が決まったらおっしゃって下さい、こちらからは声を掛けないので、と・・。
はぁ?
えぇ〜!そう言う事?
それならそうと先に言っておいてよ、と思うが、まあこう言ったイニシエのお店では有りそうな事なので、窓まで行ってラーメン大盛500円を注文。
すると、はい、との返事。(^^
一般的な感覚からすると、余り愛想が無い感じがするだろうけど、ずっと昔からうちはこうだよ、的な雰囲気があったので、特には気にならない。(^^;
で、注文が入って出来上がるまでが早かった。
3分は掛かっていないと思う。
持って来られた時も、お待たせしました、では無く、どうぞ、だった。(^^
まあ、こう言ったスタイルのお店なのだろう。(^^
どんぶりは、一般的なラーメンどんぶり。
具は、チャーシュー、メンマ、ネギ。
スープは、やや茶色味を帯びた黄土色で、サラッとしたスープを予想していたが、意外と濃いめ。
一口啜ってみると、豚骨風味はそれほどは無く、後味に鶏ガラの方が残るので鶏ガラの量の方が多いのかも知れない。
それでも、両方の味のバランスが良く、元ダレもそれらを上手く纏めている感じが有る。
調味料も割りと入ってるのだろうが、嫌味にはならずスープに奥行きを与えている。
インパクトは無いが、何時の間にか飲んでしまう様なスープで、思っていたよりも旨い。
麺は、細麺のストレートで、断面はマッチ箱型。
"つ"とした口当たりで、表面にはちょっと高めな圧が有りそのまま中心まで続く。
噛むとクムっした歯切れ。
麺には、スープに染まった様な味が感じられた。
スープとの絡みも良く、麺とスープの割合が良い量を持ち上げて来る。
大盛らしくちゃんと量が有るので、心置きなく、箸で目一杯持ち上げて食べれた。(^^
チャーシューは豚バラで、タレの味が前に出るので肉の味は余りしないが、タレの加減がいいのでスープとの相性も良い。
メンマは、コリっとした歯応えで中華な味付けだが、わずかに味が強いかな。
総じて、大盛で500円のラーメンとは思えない様な味で、味、量共に満足。(^^
他にも一品ぐらいは注文しても良かったのだけど、雨が振り出しそうなので精算する事に。
先程の窓まで行って、ごちそうさまぁ、と。
でも、返事がない・・・と言うか気配が無い。
ん?と思って窓から厨房内を覗いて見るが、姿が無い。
角度が悪くて見えないのかと、今度は横の暖簾を潜って覗いて見るが、やはり誰も居ない。(^^;
えっ?
裏の扉が開いているので外に出られているのか?
えぇ、こんなんじゃ食い逃げされても判らないよ、と思うがそうする訳にもいかず、またテーブルに戻ってしばらく待っていたら、窓から顔が見えた。(^^;
やれやれ、と心の中で苦笑いをしつつ窓まで行って精算。
そこではちゃんと、ありがとう、の言葉。(^^
色々な意味で、味のあるお店だった。(^^