ココは黒崎屈指のバー。再訪レビューは「懺悔の間」で。。。ん？ : バー クラスター

「裕の輪」での還暦祝いは、いつの間にか説教部屋と化していました。
次は場所を移して懺悔の間、であります。（ナンのこっちゃ）

黒崎のバー、クラスター。
そう。不肖タヌキめが生意気にも帝王カラヤンの音楽とスイカのソルティードッグ、などについて
語ってしまったお店、であります。(;^_^A

ココは黒崎屈指の人気バーですが、ナゼか「懺悔の間」（？）が用意されていました。
マスター、なかなかノリが良いようです。
で、今宵はどなたが懺悔を？（´・ω・`）
・・・へ？ワタクシめが？えーっ？((((；❤Д❤)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ（←その嬉しそうなお目々はナニ。。。）

てなカンジでしたが、一応ココでも「誕生祝い」のケーキが登場しました。
大相撲・千秋楽の三役揃い踏みのように、お祝い組３人のナマエが書いてあります。
あ。。。還暦が３人というワケではありませんよ。念のため。
（こう書いておかないと、また説教部屋に。。。）

どうやらマスターの奥方様のご実家がケーキ屋さんのようで
ケーキのカタログも置いてありました。
そのケーキ、結構美味しかったようです。
（タヌキはケーキの味など分からないので）

飲み物は、「ざくろのカクテル」
そういえば「ざくろ」、果物として戴いた記憶は、遠い昔の子供の頃まで遡ります。
野生的で酸っぱさのほうが強く、子供ではオイシく感じなかったですねぇ。
今なら美味しく戴けると思うのですが、あまり見掛けないような。。。(･o･)

ほかの皆様は「栗のカクテル」
これ、ちょいと味見しましたが、スイーツのように美味しいカクテルでした。

ナンだかケーキ屋さんで呑んでるみたいになりましたが、
楽しい（？）懺悔タイムを過ごせました。
北九オフ会の皆様、ありがとうございました。

へ？
で、いったいナニを懺悔したのか？
えーっと。。。レビューが周回遅れになってるコトとか。。。ですかね。f(^.^)
それ以上のコトは。。。ごにょごにょ。(｡☉౪ ⊙｡)

歌舞伎の女形は、「本物の女性」以上に「女」を演ずると云う。
ヅカスターの男役は。。。それとはちょっと違う。
表現しているのは実在しない「オトコ」である。
つまり本物の男性以上でも以下でもなく全くの別物。
云わば偽物の男なのだ。

ちなみに高校野球で良く云われる「高校生らしさ」は、
いまどき存在しないような架空の「高校生」を勝手に想定しているだけなので論外。

宝石は、イミテーションのほうが光り輝いていると云う。
専門家に云わせれば「不自然なほどに強い輝き」らしいのだけれど
素人目には、より輝いているほうがキレイに見える場合もある。

(不自然に)光り輝く美術工芸品は、云わば超ド級の偽物である。
ということを、あの帝王カラヤンの音楽に例えていた評論家も居た。
超ド級の偽物は、時には本物を凌駕する。とも書いていた。

そう考えると、「本物」とは何なのだろうか。「偽物」との違いは。。。


さて。こちらで「スイカのカクテル」を呑んだときに
そんなことを考えた。
この時に呑んだスイカのカクテルは、とてもオイシくて
まさにスイカの味を感じたのであるが
果たしてどっちだったのであろうか。

「本物のスイカ」以上にスイカを演じていたのか、
あるいは「全く別物のスイカ」を演じていたのか。。。

しかし、そもそもがソルティドッグだとすると
グレープフルーツよりも甘く輝く「超ド級の偽物」にもなってしまう。


そんなことを考えるほど、スイカ以上にスイカを感じたカクテルだった。
もちろん良い意味で。

北九州・黒崎。

ココは「本物の大人のバー」の街。
「本物」が「大人」に掛かるのか「バー」に掛かるのかは、
呑み手次第である。
さて。。。ワタシはどうかな。

・・・

などと考えていたら、ナンとオバちゃん軍団が入って来た。
ウムムム。本物の大人のバーと云ってるそばから。。。(￢.￢)

いやまぁ、もちろんオバちゃんも「本物の大人」には違いないんだけどね。
え？「本物の女性」でもある？（＠.＠）
そ、それはまぁそう・・・ですよね。（ナゼかちと棒読み）


スイカに塩を振るのは、甘味を引き立たせるためである。
薄暗い照明は、かすかな明るさを際立たせてくれる。

その薄暗い照明の中、別の意味での超ド級の明るさに支配された。
アレは本物の明るさなのか。。。

うーん。。。
ワケが分からなくなって来たので、おしまい。