寛太郎＠北九州市戸畑区：戸畑ちゃんぽんが有名ですが、ラーメンもおいしいお店です！ : 寛太郎

沖台通り沿いにあります。
戸畑駅方面の浅生二丁目交差点より、始めのほうは一方通行になります。
普通に行けば問題ないと思いますが。

駐車場は戸畑駅方面からは、お店の先50ｍほどに3台分あります。

ここに来るのはかなり久々になります。
商店街のさらに先にいったところにある、戸畑ちゃんぽんとラーメンのお店です。
まあこのあたりも商店街と言ってもいいのですが。


店内はカウンターとテーブル席があります。
雰囲気としては、普通のラーメン屋の感じです。
キャパは20名弱ほどかと思います。

メニューはラーメン530円、味噌ラーメン550円、醤油ラーメン550円、
野菜ラーメン630円、チャーシュー麺700円、牛すじラーメン700円などがあります。
なんとなく牛すじラーメンは食べてみたいです^^;

戸畑ちゃんぽんは630円、味噌ちゃんぽんは650円などです。
他には焼きうどん580円、あんかけ焼きそば630円などがあります。

セットは寛太郎定食はラーメン、焼飯小、ギョウザ小で930円、
ちゃんぽんに変わると1030円になります。

ラーメンセットはラーメンと焼飯小で730円、
ラーメン定食はラーメン、ギョウザ小、めしで830円です。
ちゃんぽんの場合はそれぞれ100円プラスになります。
あんかけ焼きそば、焼きうどんなどにもセットメニューがあります。

なかなかバラエティに富んだメニュー構成だと思います。


2012年9月

今回はごぼう天入り戸畑ちゃんぽん700円にしました
トッピングは豚肉、キャベツ、人参、玉ねぎ、かまぼこ、ちくわ、キクラゲ、
そしてゲソ天にごぼう天が入ってます。
ゲソ天とごぼう天はこのお店のオリジナルです。

スープは豚骨ベースだと思われます。
豚骨に具材のエキスが入った濃いめのスープですね。
匂いはそんなに強くはなく、食べやすそうな印象があります。

それではいただきます。
野菜などのエキスが入ってますので、そんなに豚骨は強く感じられません。
さっぱりとはいきませんが、サラサラといただきやすいタイプだと思います。
ただスープ自体には色々溶け込んでいそうな気がします。

口当たりはそれなりに濃度を感じながらも、
ひっかかりなく通り抜けていきます。
ざらざら感はあまりない感じですね。

口の中では、ブレンドした味わいが広がって行きます。
豚骨系の味もありますが、野菜などの味わいがあるので、
豚骨の感触はしつこくはありません。
その部分だけを取ると、あっさり目なのかもしれません。
後半は具材の味わいが残る気がします。

後口は程よく、あまり味が残らない感じです。
喉越しはそこそこかなぁと思います。

意外と？いただきやすい印象がします。
ただやはり味を締めるような存在がほしいのですが…
こちらの店にはゲソ天があるので、それが変わりになるかと思います。


トッピングです
ごぼう天とゲソ天を取り上げました。

ごぼう天はうどんではあるのですが、
ちゃんぽんやラーメンに入れているのはここぐらいかもしれません。
しかもラーメンにもごぼう天はトッピング出来ます。

どちらも味と食感でいいアクセントになっていると思います。
コリコリとした食感にややビターな味が、ちゃんぽんの幅をさらに広げるような気がします。
ゲソ天は食感はもちろんですが、味が強いのでスープを締める役割があります。
ラーメンのチャーシューのような存在ですね。

具材がバラエティに富んでおり、面白いなぁと思いました。


麺のアップです
同じ田中製麺所蒸し麺の為、「福龍」と同じような感想になります。

食感はもっちり感はありませんが、
プツプツとした歯切れのよい麺だと思います。
コシはそんなに強くはありません。
口先でツルッと感じられるのは、心地よいですね。
スープとの相性も良く、さっぱり感を演出していると思います。

ラーメンだけでなく、ちゃんぽんもいいなぁと思いつつお店を後にしました。


個人的嗜好：Ｂ＋
具材により、うまくバランスがとれていると思います。
アイデアあふれるちゃんぽんだと感じました。


※※※※※


2011年6月

今回は味噌ラーメン550円にしました
トッピングはチャーシュー、ネギ、わかめ、もやし、メンマ、胡麻、味玉などとなってます。
550円にしてはかなり大盤振舞なトッピングですね！

色合い的にはとんこつベースに味噌を溶かした感じがします。
以前伺った荒尾の武蔵に似ているような気がします。
まああちらの方が洗練された印象がありますが…

匂いは味噌の香りがそこそこしてきます。
どちらかと言えば甘い感じの匂いです。
九州系の味噌を使っていると思われます。
色合い的になかなか濃厚そうな感じがします。

それではさっそくいただきます。
おぉ、これは味噌汁系？ラーメンの感じがします。
インパクトというより、コクと味わいある飲みやすいタイプですね。
先ほどの荒尾の武蔵と似た味わいがします。
スープ自体の温度は温めで、札幌系とは違うかと思います。

脂はそんなに多くはありませんので、
口当たりはいい感じで、するりと入っていく感触があります。
やや甘い感じが残りますが、気になりすぎるレベルではないと思います。

口の中では味噌の麦のような感触が最初にしてきます。
やや香ばしさはありますが、甘めにシフトされており、九州的な味噌の味わいがします。
その味噌がだんだんと豚骨と相まって来ると、より豊潤で甘みが増してくる感じがします。
この味わいが口の中を回るごとに、どんどん増してくる印象です。

カドはまったくと言っていいほどなく、安心していただける感覚です。
こういった意味でも味噌汁系ラーメンと勝手に名付けております^^;
個人的にはこういう系統の味噌ラーメンも好きですね。

喉越しはいいほうだと思います。
後口は甘みが残る気がします。
味噌の他に、トッピングによるものもある感じです。
武蔵と比べると、このあたりが大雑把かもしれません。

というのが、食べていくうちにだんだん甘い感触が残ってきます。
甘ったるいと言ったほうがいいのかもしれません。
個人的にやや気になるレベルなのが、残念なところですね。
それでも十分おいしい味噌ラーメンだと思います。

チャーシューです
やや硬めの仕上げとなってます。
味付けはやや甘い感じがします。
先ほどのスープの甘みに影響を与えているような気がします。
とんこつスープだけならばいいのかもしれませんが、
味噌だと甘さが増幅されてしまう感じがあります。

硬めなのが、アクセントとしてはいい感じだと思います。

味玉です
甘めのタレに付けている感じがします。
ただ卵自体の味により、うまく融合出来ているかと思います。
中はとろりとはしてませんが、柔らかめでなかなかいい感じです。
ちょっと冷たいのが、アクセントになるかならないかはなんとも言えませんが。

麺は中細麺のストレートです
麺の硬さは指定しませんでしたが、
普通からちょっと軟めかもしれません。

スープとの絡みはいいほうだと思います。
ガツンとくるスープではないので、太麺だと麺が際立ちすぎる気がします。
細麺過ぎると絡みすぎるので、ちょうどいい太さだと思います。

スープと相まって、小麦系の甘みをうまく引き立てている印象です。
ややレトロな懐かし系の味わい？がしてくるのも、麺との絡みとも言えそうです。

そのほかにわかめは食感が面白くなる感じです。
スープにぬめりを出すようなところがあり、より味噌汁系に近づけているような気がします。
あ、メンマも甘めで龍王ほどはありませんが、スープに影響を与えそうな気がします。
このあたりが、だんだんと感じてくる甘味の要素になっているかもしれません。
これらも懐かし系に寄与しているのではと思います。

今度はちゃんぽんをいただきに行こうと思いつつ、お店を後にしました。


総合評価：Ｂ＋
甘味がやや強い感じですが、
食べやすい味噌ラーメンだと思います。
ハマると好きになれる要素があるかもです。

寛太郎
福岡県北九州市戸畑区浅生3-14-21
093-881-5483
月・水・木　11:00〜16：00
金・土・日　11：00〜20：00
火曜日休み
駐車場あり

北九B級食いまくり記ブログ記事URL：寛太郎
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