新旦過の隠れ家、カジュアルフレンチ「えしぇ蔵」！ : えしぇ蔵

福岡県北九州市小倉北区魚町、新旦過内、えしぇ蔵。

北九州の台所と言われる旦過市場。
北側入口には日本初の24時間営業スーパーマーケットの「丸和」があり、200店舗以上が軒を連ね、鮮魚、精肉、青果、惣菜などを扱っています。
料理人も一般消費者も利用するこの市場は、グルメ番組や旅番組でも紹介され、観光客も多く訪れる場所です。
昭和30年代に建てられた木造建築物が密集していて、1960年代を時代背景とした映画「初恋」の撮影ロケが行われました。

【旦過ディープナイト①】
その旦過を散策しようと数名で小倉駅で集合。
この日は雨のため、歩ける距離ではありますが小倉駅からモノレールで二駅「旦過」まで移動。
旦過市場から川側とは反対側の裏手の新旦過へ。
そこは古い木造建築をリフォームしたお洒落な飲食店が並ぶ路地裏です。
目指すは、えしぇ蔵。
目印になる自然木の大きな看板。中に入るとライブで料理の見えるカウンター。
予約席は2階でしたので、全員で2階へ。
テーブル席にかけ、好きなものを注文してシェアしましょう♪と、「えしぇ蔵 本日のおすすめ！」を中心にオーダー。
先ず、ナマビールで乾杯！お通しの自家製生ハムをいただきながら、喉を潤します。

<フード>
・ヒラメのカルパッチョ 980円
・焼き野菜サラダ 980円
・イサキのパリパリソテー 980円
・カキのオーブン焼き(2個) 600円
・しかロースチーズカツレツ980円
・焼き立てパン 300円(18分時間がかかります！)

<ワイン>
白ワイン・ガンマーオーガニック 3000円(ボトル)
赤ワイン・ガンマーオーガニック 3000円(ボトル)

旦過市場の食材が利用されたカジュアルフレンチ。
かしこまった雰囲気が好きではない方にも楽しんでいただける、手軽さが良いですね。
この日は、2時間くらい楽しんで一人4000円ほどでした。写真はブレなかったものだけです。
新旦過。路地裏隠れ家感が最高です。
ディープ旦過ナイトは、この後も続きます。

(2010/06/24)
北九州市小倉北区魚町、新旦過の路地の中。
こんなところに。という場所にカジュアルフレンチ＆バー、えしぇ蔵があります。
前身は魚町の居酒屋。
前の店舗のすぐ近くのこちらへ2年前に越されて現在の形態に。
名刺をいただいたオーナーの青山さんの見た目は、フレンチのシェフです。
店名は、フランスワインのドメーヌの名前「エシェゾー」が由来だとか。
あのロマネコンティを生み出す畑の隣で作られているワイン。
土壌も質もほぼ同じ、価格は安い。
そんなワインのコンセプトは、えしぇ蔵のコンセプトそのままのようです。
オーナーの目指すは、カジュアルに楽しむ本格フレンチ。
店内へ入ると1階はカウンター席。
カウンターの後ろは、人が座ると通過するのも難しい狭さですが、路地裏立地のお店はこんな感じも合います。
ゆっくりコースをいただこうと、2階席を利用させて貰いました。

◆ECHE-ZOUコース 5000円
・ヒラスのカルパッチョ
・甘夏とタラバガニのサラダ仕立て
・ホワイトアスパラガスのブルーチーズ煮
・人参のポタージュ
・鯛のソテー ムニエルソース
・鴨のロースト
・明太クリームのパスタ
・林檎のシャーベット
献立はなく、その日、旦過市場で仕入れた旬素材を使った料理8品とうかがいました。
パンがついていました。食後の飲み物はありません。

<いただいたワイン>
・カヴァ セグラヴュータス フルボトル8000円
・グラス白 600円　フランスワインのエキスだったと思います、覚えてなくてスミマセン。
・グラス赤 600円 パディゴ　南フランスのライトボディな赤ワイン。

ヒラスや甘夏に旦過市場を感じます。ホワイトアスパラガスのチーズ煮は絶品！チーズ煮のスープが美味しくて、クリスピーな食感のパンとの相性も絶妙！
鯛のソテー、鴨のローストともに、表面のカリッと感が強めで美味しかったです。
かなり、お腹が一杯になり出された明太のクリームパスタ。和風パスタは食べやすくて、難なく完食。
〆はシャーベットでした。
他にもアラカルトは沢山用意されていますので、飛び出すメニュー(写真でご覧下さい)から、好きなものを選んで、オススメのワインと楽しむのも良さそうです。
フレンチですが、人気なのはパスタとか。型にはまらない自由な感じです。
この周辺の新旦過の路地裏街は一帯が私有地らしく、独特の雰囲気も納得。
全体が隠れ家の別世界感。夜に迷い込んでみるのも、楽しいです。