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神無月サスケさんの他のお店の口コミ
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店名 |
南風荘
|
---|---|
ジャンル | 東南アジア料理、居酒屋、ダイニングバー |
予約・ お問い合わせ |
092-581-8006 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
西鉄下大利駅徒歩5分 下大利駅から207m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
無し |
席数 |
33席 (お座敷18名、テーブル15名収容可能) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 33人 |
個室 |
有 (20~30人可、30人以上可) 団体様でのご利用時のみ個室貸切としてご利用可能 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 お店の外に喫煙スペースあります。 |
駐車場 |
有 3台可能。 近隣にコインパーキングもございます。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、テイクアウト |
公式アカウント | |
オープン日 |
2003年7月7日 |
備考 |
2014年4月1日より、お会計時に消費税を加算させていただきます。 |
初投稿者 |
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JR水城駅から南福岡自動車学校の敷地のそばの道路を通り、道沿いに歩いていると、
整骨院などのお店の並びにあるお店です。
こちらは、生春巻き、ナシゴレン、トムヤムクンといった東南アジア料理がメインの無国籍料理屋さんなのですが、
僕の目を引いたのが、カエルの唐揚げが食べられることでした。
カエルというと日本ではなじみのない食材ですが、中華を中心に、東南アジアなどメジャーな食材のようです。
しかし、アジア系の現地人のお店でも、なかなかメニューにはカエル料理はないのが現状です。
これはひとえに、食材の調達が難しいのが理由でしょう。このため、こういった珍しい食材の料理を食べたい場合、
そういったお店を意識して探す必要があり、例えば、横浜の桜木町近くの野毛の珍獣屋なんかが有名だと思うんですが、
さすがに福岡在住の僕、横浜までは行けません。
そんな中、福岡でもカエルが食べられるお店が登場した!ってことで、早速訪問いたしました。
場所は、JR水城駅から徒歩数分。駅前の片側一車線ながら居酒屋などのお店が並ぶ道を、南福岡自動車学校の側を横切るとあります。
水城駅は、南福岡駅から南に進んで、春日、大野城の次なんですね。大野城あたりには土地勘のある僕ですが、水城駅は初めての訪問です。
このあたりに土地勘のある方は、是非、近いですし、カエルを食べに訪問されてはいかがでしょうか。
店内は、ベトナムあたりの東南アジアを意識しているようで、カウンターの上の屋根は藁葺きになっており、
小上がりの板張りのお座敷も、テーブル席の木製のテーブルも、どこか東南アジアを連想させるつくりです。
実際、ベトナム風の生春巻きやインドネシア風のナシゴレンを味わってみても、それらの特徴をしっかりおさえつつ、
日本人が食べても親しみやすい味になっているため、東南アジアが苦手、って人も誘えます。
パクチーが載っている料理もありますが、苦手な人はそれだけ取り除けば、まあ大丈夫かと思います。
ナシゴレンは、海老とチキンを使い、魚醤など独特の味わいもほんのりするけれどそれは抑え目で、
むしろケチャップかトマトピューレの味わいがして、チキンライスっぽく作ってあるんですね。
チキンライスの懐かしさと、東南アジアの独特のくせをうまい具合に両立していて、大変味わいやすいです。
生春巻きは、サーモンとチーズのを注文しました。あまり現地風のベトナム料理屋では見かけない内容です。
驚くのは、サーモンの存在感。ライスペーパー一杯に巻いてあります。そこにチーズやしそやハーブ類と、
食感を整えるきゅうりや春雨が巻いてあるのですが、やはりハーブはかなり抑え目であり、日本人が苦手なくせを抑えてある代わりに、
そこにサーモンの食感と味、そしてチーズの味が広がります。凄くバリエーションに富んだ、味わいと食感が楽しめるところは、
まさにベトナム風生春巻きの醍醐味であり、それを堪能できます。甘いチリソースと、シーザードレッシングのソースがついてきます。
創作居酒屋の真髄を見せてくれた料理であり、やはり生春巻きがこのお店のウリなのは間違いありません。
他にも、「本日のメニュー」にタイ料理のトムヤムクンも載っていました。こんな風に、日替わりで
いろんな東南アジアの味わいを提供しているんでしょうね。
このように、創作東南アジア料理、無国籍料理もいいのですが、なんといっても一番インパクトがあったのが、カエルの唐揚げですね。
最初に出てきてインパクトがあるのが、やはりそのビジュアルでしょうね。まさに、カエルの脚です。
普段目にしている、あのカエルの脚が、揚げられています。凄くインパクトありますので、試される方はぜひ写真撮影推奨です、
お店の方も推奨しているようです。
早速口に運んでみると、最初に感じるのが、「鶏肉?」といった感じなんです。凄く食べやすくておいしい。
しかも、鶏肉ほど脂っこくなく、むしろ、白身魚を食べているようなあっさり感があるんですね。
揚げ方がいいおかげか、白身魚特有のもっさり感がなく、凄く食べやすくて、おいしく、食感がいい。
かつて僕が中学校の理科の生物の授業で習ったのは、魚が進化して両生類になり、そこから鳥類に進化したということですが、
それに照らし合わせても、カエルは、まさに、鶏肉(鳥類)と白身魚の中間、いいとこ取りの味わいをしているのだと分かりました。
凄い発見です。こちらは、脚の部分がメインであり、凄く身が引き締まっていて、鶏肉のようでいて、白身魚のようでもあるのです。
もし、カエルの別の身体の部分を味わうと、また違った脂つきとか肉感を味わうことが出来るんでしょうが、
おそらくそこは、カエル由来の独特の癖があるんだと思います。それらも海外に行けば味わえそうですね。
食べ終わった後、骨を見ました。鶏肉の骨は見慣れているので、誰もなんとも思わないでしょうが、
カエルの骨を見ると、やはり「今自分はカエル食べたんだなあ」って感覚に襲われましたね。
満足感というか、珍しい物を食べたという不思議な気分。
やはり、注文される方は、骨を眺めて、「カエルを食べたんだ」って余韻まで味わってみてください。
本当に、カエルの肉って、我々が想像している以上に食べやすいです。鶏肉よりあっさりしていて、魚肉より柔らかくて食べやすい、
そういう絶妙なポジションなんです。まさか、って思いましたよ。
仮に何人かに目隠しして食べさせたら、普通のうまい肉、鶏肉かな?なんて思って気づかない人が大半でしょう。
カエルの肉に対するイメージが実食して完全に変わりましたよ、ええ。
このお店は、一般的な東南アジア料理の他に、いろいろあり、牛タンの煮込みを食べましたが、
凄く柔らかくて、茸類やポテトサラダと一緒に出てきて食べやすく、女性を連れて行ったり、皆で盛り上がるにも最適です。
お酒は、ビールの他に、泡盛があり、また、グレープフルーツチューハイは、グレープフルーツを半分に切った物がそのまま出てきて、
その場で自分で絞ることができるというサービスもあり、なかなかこだわりがありますね。
こういう、細かいところまで創意工夫がされていますので、皆で楽しむのはおすすめです。
ただ、普通に楽しみたい皆様も、ネタのためにカエルの唐揚げに一度は誰か、いってほしいと思いますね(微笑)。
ごちそうさまでした。
南福岡から3駅の水城駅近くのこのお店、福岡の中心街在住の人はノーマークかもしれません。
しかし、博多駅で待ち合わせて、わざわざ訪問して、ネタとしてカエルの唐揚げを楽しむ価値は十分あると思います。
なお、このお店以外で、珍しい食材としては、カンボジア料理屋で虫をだすお店の口コミも食べログ上で見かけたことがありますが、
どこの都道府県かも忘れてしまいました。
機会があれば、こういうお店にも積極的にに入り、今後も、珍しい食材をどんどん味わっていきたいと思う僕です。